マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

うれしかったこと 玄米ごはんを炊いてくれるご主人さま

昨日の講座でとても嬉しいことがありました。
久しぶりに受講してくれた塾生さんのことです。
Aさんとします。

Aさんは昨日の「煮物講座」を受講したかったそうなのですが、開催日が平日なので、子どもを預かってくれる人がいません。
その気持ちを察したご主人さまが、「休みをとって子どもを見ているから行っておいで」と背中を押してくれたのだそうです。
素敵ですねぇ。これが本当の大人の行動ですね。

Aさんはとっても幸せそうで、しっとりしていて、本当に見惚れてしまうほど素敵になっていました。
独身のときにむそう塾のコースに2年間通ってくれたのですが、その後結婚されてお子さんを出産されました。
お仕事も続けておられたのですが、出産後Aさんがとても大変そうなので、ご主人さまが自分でもなにか助けてあげたいと、玄米ごはんを習いに京都までこられたことがあります。

「せめてごはんだけでも炊いてあげたら助かるかな」と思って、ご主人さまの判断で申し込まれたのでした。
2020年2月のことでした。
それから4日後にパスポートを取得されて、今でも玄米ごはんを炊いてくれているそうです。

Aさんがこんなふうに話してくれました。
「すっごく美味しい玄米ごはんを炊いてくれるんです」と。
ああ、だからAさんはこんなに素敵な女性になっているんだなあと大いに納得です。

ちなみにご主人さまは、珈琲講座も受講してくださっているので、仲睦まじい時間を過ごされているのだろうなあと想像しています。

嫁いだ娘がご主人さまに大事にしてもらって、仲良く暮らしているような嬉しさでいっぱいになりました。
久しぶりに里帰りをしてくれたAさんの姿を見て、本当に安心しました。
やはり男性の態度は、家族の幸せに大いに影響するなあと思ったことでした。
Aさんのご主人さまにも感謝しています。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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稲荷寿司の折り箱への詰め方 京料理人中川善博の動画あり

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」では、毎年「玄米の稲荷寿司」を教えています。
これが本当に美味しいので、お知り合いの人に差し上げるととても喜ばれます。
玄米で作っているのに、玄米嫌いの人も喜んで召し上がってくれます。
玄米とは思わずに(笑)

ところが、これを折り箱に詰めるのが結構難しいのです。
折り箱を汚さないように。
稲荷寿司の形を崩さないように。

今日、中川さんが稲荷寿司を作りました。
急に思い立って、詰めるところを動画に撮りましたので、参考になさってください。
お弁当投稿をされる皆さんへの応援になったら嬉しいです。

 
 

 
 

【稲荷寿司の折り箱への詰め方 京料理人中川善博】

最後に左端にガリを入れます。

 
 
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秘伝コースの「鱧しゃぶしゃぶ」の授業を終えて 動画あり

鱧の骨切り練習をしていた人にとっては、必ず作りたいお料理が「鱧しゃぶしゃぶ」です。
中川さんがお料理屋さんをしているときに大絶賛されたメニューを、さらに美味しくして伝授しています。
当時のメニューはこちらの記事に載っています。
過去が活きてくる生き方 中川善博の場合 2015.9.30

お魚屋さんで骨切りされた鱧を買っても、骨がチクチクしたり、綺麗に花が咲かなかったりして残念な経験を持っている人もいて、この日を待ちわびていました。
朝から鱧をおろしたり骨切りしたり、教室の準備も大忙しですが、皆さんに美味しいのを召し上がってもらいたい一心で授業が進みます。

今年は鱧しゃぶの前に「鱧管牛蒡」を作りました。
昔の秘伝コースではこのメニューがなかったため、これを習いたくて秘伝コースを再受講された塾生さんは、残念ながら身内の告別式があって欠席されました。
どんなに残念だったことでしょうか……
とっても美味しいお料理なので、なおのこと。
いつかお伝えできる機会があることを祈ります。

 
 

(鱧管牛蒡 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

さあ、いよいよ鱧しゃぶです。
まずはお野菜と松茸、お麩などです。

 
 

そして鱧!

 
 

いただきま〜す♪
湯気が美味しさを誘います。

 
 

では、動画もどうぞ。
皆さんの嬉しそうな雰囲気が伝わるでしょうか?
BGMに中川さんが切る骨切りの音が聞こえます。

【鱧の骨切り音をBGMに「鱧しゃぶ」 マクロビオティック京料理教室むそう塾】

(iPhoneから動画を観る場合は携帯を横にしてご覧ください。)

 
 

最後に、授業ではお伝えしなかったかと思いますので、動画で金串の研ぎ方を載せておきます。
管牛蒡を作る前にこの方法で金串を滑りやすくしておきましょう。

【金串の先端のとぎ方 京料理人中川善博】

(iPhoneから動画を観る場合は携帯を横にしてご覧ください。)

 
 

これからは季節的にも鱧しゃぶがピッタリです。
お鍋は人の心を解きほぐして、笑顔にしてくれます。
骨切りをまだ習っていない人は、お宝さんDIRECTでご注文ください。
ご家庭でも楽しくお鍋を囲めますように。

 
 
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京都 「麩嘉(ふうか)」さんの花麩と季節による色づかい 

先日、塾生さんとお話をしていたら、むそう塾で使っている「花麩」の色合いが季節によって変わることを知らない人がいらっしゃいました。
以前、記事に書いたのですが、読まれていなかったのかもしれません。

「京都らしい食材 麩嘉さんの花麩 そして京文化の一端」 2021.3.30

この記事で使われている写真を下に並べておきます。

 
 

【春 桜の頃のみ】

 
 

【初夏から夏】

 
 

【秋の始まり】

 
 

【秋本番】

 
 

「麩嘉(ふうか)」さんは、京料理人中川善博によると、ここ一択なのだそうです。
授業でもここの「粟麩」「蓬麩」を使ったりしますが、いつも大人気です。

ネットによると、ここの「麩まんじゅう」がとても美味しいのだそうですが、なぜか私はまだいただいたことがありません。
明日、お散歩がてらに買いに行こうっと。

 
 
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2022年度 出汁巻き玉子の投稿指導が終わりました

本日の21時をもちまして、幸せコースの「出汁巻き玉子投稿」が終わりました。
4名の方が最後まで投稿を頑張ってくれました。
他のかたもご自宅では練習されていたと思いますが、投稿をためらってしまわれたのでしょう。
投稿は強制ではありませんが、大きく進歩するには二人三脚で頑張った方が効率的です。

投稿期間は終わりましたが、投稿した人もしてない人も、ご自宅で練習した成果を見てほしい場合は、写真と動画を添付して中川さんに送ってください。
いつでもご指導します。

昼間はお仕事をして、夕飯が済んでからの練習は大変だったことでしょう。
でも、頑張って最終日まで投稿を続けてくださった皆さんは、どんどん上達されました。
でも、まだ出汁巻きの入り口に立ったところなので、これからもいっぱい上達することができます。
ここからが本当に理解しながら練習できる段階です。
どうぞここで終わりにしないで、スピードアップを目指して出汁巻きを続けてみてください。
早く巻けただけでも美味しくなる人ばかりですから。

 
 

出汁巻きは日常のテンポでお料理するのではなく、100メートル走だと思ってください。
いかに早く走り抜けるか。
1秒を争う競技なのだと思えば、動作も早くなると思います。
そのために、油の敷き方や、お箸の持ち方や、コンロの向きや、卵液の流し方などが工夫されています。

そんなことを意識しながら、10秒縮める、7秒縮める、5秒縮めるお気持ちで今後も出汁巻き玉子に向き合うと、いつの間にか上達していることに気づくでしょう。
何歳になっても挑戦できるものがある幸せ。
何歳になっても上達できる対象がある幸せ。
そんな幸せをこれからも楽しんでくださいね。

まずは、投稿をお疲れさまでした。
今夜はゆっくりお休みください。

 
 

(出汁巻き玉子 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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