マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

むそう塾の動画チャンネルを参考にしましょう(胡瓜の乱切り)

先日開催したお弁当講座の復習投稿で、胡瓜の乱切りがうまく出来ていない人がいました。
意外に乱切りがちゃんと出来ない人っているんですよね。
そんな塾生さんのために、すでに中川さんがわざとゆっくり切ったお手本動画があって、昨年記事にしてあります。
もう一度その記事をリンクしておきますので、ご参考になさってくださいね。
切り方はお伝えしたお料理の味を正しく再現するために重要なことですから。

胡瓜の中華風ピクルス(乱切りの動画付き)

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(夏から秋の極上お弁当講座メニューより 胡瓜の中華風ピクルス 料理:中川善博)

なお、むそう塾の動画チャンネルを見やすくするため、今、麗可スタッフが目次を作成しております。
出来上がり次第、中川さんのブログに新しいカテゴリーを設けて、動画の一覧からお目当ての動画を探しやすくなります。
楽しみにお待ちくださいね。

 
 
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<重要>煮物講座の内容変更についてのご連絡

先に煮物講座についてご案内をしました。
「前期 煮物講座(全5回)」開催のご案内
「前期 煮物講座(全5回)」追加開催のお知らせ
その後桂むき投稿についてご質問がありました。
当初の予定ではこちらの記事のように、全員に1か月間の桂むき投稿期間を設けるつもりでしたが、お仕事や子育てでなかなか桂むき投稿に時間を割けない人もおられるとのことなので、予定を変更して柔軟に対応することになりました。

<変更後>
【1】桂むき&刻みのチェック
最初の授業で桂むきや刻み(幸せコースで教えた内容)がどの程度身についているかのチェックをします。
その時にその人の修正点を指摘しますので、それを踏まえてもっと桂むきを上達させたいと思われる方は、別講座を受講なさってください。

【2】桂むき&刻みの別講座
桂むきや刻みに関しては幸せコースの投稿期間にすべてをお伝えしました。そしてそれらに関する動画や写真も数多くむそう塾の動画サイトやブログ記事に残っています。
上達するには各自が実際に練習するしかないのです。
練習なくして上達なし。これが現実です。
ですから今回は各自の練習を主として投稿回数を決める別講座を設定します。

【3】別講座の内容
最初の授業で指摘された修正点を改善するために1か月間本気で取り組みたい人が対象です。
受講するかどうかは最初の授業後に決定してください。
・講座内容:幸せコースの桂むき投稿と同様で、メールに動画と写真を添付して送り、中川善博のブログで公開指導をする。
・投稿回数:1か月間に10回迄(投稿日と投稿回数は自分で決める)
・1回の投稿内容:動画1本&写真2枚迄
・受講費:10,800円

【4】講座名の変更
すでにご案内の「前期」の表現があいまいに感じた方もおられるようなので、この際講座名も変更します。
<変更後>
・「煮物コース 秋冬編」
・「煮物コース 春夏編」

以上

 
 

加賀屋 京都店 お椀

 
 

(加賀屋 京都店にて)

 
 
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musooyajibotから技術や生き方を学ぶむそう塾生

Twitterではbotという機能があって、指定された時間帯と間隔で勝手につぶやくのですが、これには勉強になる内容もあって、私もいくつかフォローしています。
むそう塾では中川さんが「musooyajibot」をしています。
musooyajibotについては過去記事でも書いていますが、これをしっかり読み込んで実践に生かしてくれている塾生さんもいます。

たとえば次のbot。
【3年かけて「素人とプロの境界線」をじわじわ消しにかかっているのだ。 「さぁ!消すぞ!」と言うのでは無く。「あれ?気がつけばできているけど、実は凄い事」というのが理想。 なぜ消すのかって? だって旨いものにはプロもアマも無いから。】

こちらの「きょうの100点お弁当」で頑張っている舞さんは、まさにこのbotの言葉どおりになりました。
毎日流れてくるbotを常に意識して生活してくれたそうです。
素晴らしいことですね。
そして、秘伝コースには舞さんと同じように、プロとアマの境界線上をウロウロしながら頑張っている仲間がいます。
このbotのようになる人が登場するかもしれません。

私のお気に入りに次のような文章があります。
【排泄は「どう生きたか」の履歴書です。   食事は「どう生きるか」の計画書です。】
マクロビオティックをしていると、お食事をどのように位置づけるかで生き方が変わって来ます。
その生き方の結果が排泄につながるので、中川さんは上のような言葉をつぶやかれたのでしょう。
マクロビオティックの考え方でも深い意味をもつ味のある言葉です。

中川さんは陽性なので、長い文章を書くより短い言葉で発信するのが性格に合っているようです。
Twitterの140文字の世界を楽しみ、自由に使い、なおかつ指導もしています。
ですから、Twitterからは中川さんの人間味溢れる言葉がドンドン流れてきますので、「中川善博」をフォローするだけでなく、「musooyajibot」もフォローして、人生に悩んだときや困ったときのヒントを得られたらいいなと思います。

なお、musooyajibotはむそう塾生がみんなで流した汗で出来ています。
お弁当投稿もOBENTERSのみんなで作り上げたものです。
一人では出来ないことでも、仲間がいれば出来ることがあります。
それぞれが頑張って毎日を生きていて、その刺激を受けられる仲間たちの存在。
そんな仲間のいるところがむそう塾です。

<塾生の皆さんへ事務連絡>
中川さんの新しい言葉をメモされていたら、中川さんにメールで送ってあげてください。
「bot用原稿」として。

 
 

musooyajibot  むそう塾

 
 
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やけどのお手当をマクロビオティックの陰陽で考えてみる

先日パスタの授業中に、グラグラ沸騰している大量のお湯がスタッフの麗可ちゃんの足にかかりました。
麗可ちゃんは運動神経がいいので、とっさに避けようとしたのですが避けきれずにかかってしまったのでした。
すぐシンクの中に麗可ちゃんを入れて、ドンドン井戸水を掛け続けました。
外は35度を超えるような気温ですから、水道水だったら生ぬるいのですが、むそう塾では常に井戸水を使っているので、こんな日でも16度のお水が流れていて本当に助かりました。

やけどの場合はすぐに患部を冷やすのは常識ですが、水道水より井戸水は陽性なので、皮膚のためにはかえって良かったと思います。
やけどで一瞬極陽になった患部に陰性の水をかけて冷やし、さらに患部にアロエを貼りたかったのですが、どこを探してもアロエが見つかりません。
デパートの食料品売場もお花屋さんも探しましたがダメでした。
それで、麗可ちゃんにはじゃがいもをおろしてじゃがいも湿布をするように言って、帰宅後すぐご主人がおろしてくれたじゃがいもをバケツに入れて、そこに足を突っ込んだそうです。

その間に中川さんがTwitterでアロエを持っているむそう塾生さんを探し、姫路の好ちゃんが大阪まで届けてくれることになりました。
やけどは初期の段階での対応が明暗を分けるので、私は麗可ちゃんの足に水ぶくれが出来ないことを祈り続けていました。
なんとかアロエが届くまでじゃがいもで熱を取ってほしいと、じゃがいもにも祈っていました。
夜の11時半過ぎに無事アロエが麗可ちゃんのもとに届けられて、すぐ中川さんから指示が出され、アロエ湿布に切り替わりました。

幸いにじゃがいもで冷やしているときに腫れが引き始めたようだったので、これにアロエが加わればもう安心という状態でした。
朝になっても水ぶくれが出来ていないと麗可ちゃんから報告があった時には、本当に胸をなでおろしました。
と同時に、昔から伝わるお手当てやマクロビオティックの陰陽がどれほど眩しく感じたか分かりません。

マクロビオティックを知っている人なら、すぐ「冷やす=陰性」って連想できるでしょうから、お手当てをするときに迷わなくていいですよね。
とにかく陽性(やけど)の次は陰性(水・アロエ・里芋・じゃがいも)で冷やし、熱が取れたら動物性の油をすりこむのが良いです。
このときは植物性より動物性の油の方が人間の皮脂に近いので効果的です。
特に馬油(ばーゆ)はやけどにとても効きますが、偽物や効能の弱いものがありますので、本物の馬油を入手するようにしてください。

なお、アロエや里芋やじゃがいもは酵素が効き目を発揮するので、里芋の粉末は使わない方が良いです。
どうしてもそれらが手元になければ、胡瓜をおろして応急処置をするのも良いです。
マクロビオティックでは陰性で体を冷やすから避けた方が良いといわれる食材は、こんなとき大いに頑張ってもらいましょう。
とにかく間髪をいれずに冷やし続けなければダメなのですから。

それにしても最後に植物油ではなくて動物性の油というところが陰陽の凄いところですよね。
そうなんです。人間は陽性だから陽性の方が皮膚に馴染みやすいのです。

ところで、中川さんはお店をしている時にいつもアロエを育てていたそうです。
いつ誰がやけどや怪我をするか分からないので、アロエでみんなを治してあげたとのことでしたが、むそう塾ではうっかりしてアロエを置いていませんでした。
今回のことで深く反省して、早速良質のアロエを用意しました。
このアロエが役立つことがないよう、これからも塾生さんに怪我がないことをお祈りし続けています。

 
 

アロエ2

 
 

(アロエ お守り代わりに置いておきます)

 
 
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北大路魯山人の「盛付手帖」とむそう塾の盛付指導

北大路魯山人著作集 料理する心 

 
 

(北大路魯山人の美[和食の天才]より P137)

これを目に見えるように描いたものが北大路魯山人の「料理盛付帖」にあります。
同じ器でもそこに何を盛りつけるかによって器の向きを変えています。
そして、当然のことながら高さも違います。
ここが盛付の極意になると思われますので、特にOBENTERSの人には学びが大きいと思います。

北大路魯山人 料理盛付帖1 むそう塾

 
 

(北大路魯山人の美[和食の天才]より P137)

 
 

北大路魯山人 料理盛付帖2 むそう塾

 
 

(北大路魯山人の美[和食の天才]より P136)

 
 

冒頭の写真にある「料理する心」も、常々むそう塾で中川さんが口に蛸が出来るほど伝え、それでも足りなくて毎朝OBENTERSの指導でも絵を描きながらお伝えしています。
一朝一夕ではないけれど、毎日頑張って続けていると、知らず知らずのうちに見る目が養われますが、それだけではなくて、自分の中に美的センスを養っておかなければ上達は遅くなります。
盛付が苦手という人は、そこら辺に原因がありますね。

 
 
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