中川式糠漬け」カテゴリーアーカイブ

糠床の調子はいかがですか?

暑くなって来ましたね?。
毎回幸せコースの放課後には、持参した糠床を中川さんに味見してもらう光景が恒例となりました。
ところが、お塩が足りないと言われている人の何と多いことか。
中には腐っていることも気づかずにいる人もいます。
そのくらい糠床の正しい状態と異状な状態の判断が出来ない人が多いということですね。
これは無理もないでしょう。
親世代から受け継いだものがない人もいるのですから。
中川さんは糠床を診断して、的確に指示を出しておりますが、よ?く考えれば解ることが解らない人もいます。
乳酸菌はどんな状態が好きで、どんな状態が嫌いなのか。
それをよ?く考えたら、今自分は何をしなければならないのか、自ずと答えが出て来ます。
また、糠床の気持ちになることも大事です。
どんな所に置かれて、どんなふうにされたら糠床は嬉しいのか、そんなことを考えても答えは見つかります。
面白い塾生さんがいました。
幸せコースが始まる時に、お店のドアを開けて入って来るなりNさんは、「美風さ?ん、わたし前科者になっちゃいました?」。。。
????何ごとぞ!
話を聞けば、糠床を腐らせて中川菌を殺してしまったからだそうな。
「あの陽性な中川菌を殺すのは、相当な陰性よ」と言ったら、「そうなんです?、クスン(/_;)
はあ?、また一人糠床をダメにしちゃった。。。。
こんな調子で気温が上がるにつれて、乳酸菌のご機嫌に振り回される人が多くなります。
涼しい置き場所がない人は、クーラーや冷蔵庫を上手に利用して、乳酸菌が暴走しないようにしましょう。
美味しい糠漬けは男性陣にとても好評です。
ちゃんとした糠漬けを食べたことのない男性も多く、初めて食べた糠漬けに感動してくれたとメールが届いています。
この夏に摂った乳酸菌は、あなたのお腹と腸を守り、夏バテ知らずになるはずです。
さあ、頑張って糠床のお手入れをしましょう。
中川菌は強力です。
中川菌の力であなたも腸美人になってください。

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可哀想な糠床。。。

ああ・・・・・
やっぱり・・・・・
今年も早々と糠床を腐らせてしまった人が出て来ました。。。
なんと、その人達は去年も同じように腐らせていたのです。。。
まったく同じ人達が、また同じことを繰り返す現実に、やはり氣の存在を感じてしまいます。
ご本人たちは腐っていることも感じていなくて、ご家族から匂いの変化を指摘されて、そうかな?と思っているありさまです。
あのフルーティな中川菌の匂いは、イヤな臭いになってしまったのですね?。。。
他にも匂いに変化のある人はいませんか?
気温が上がって来たので、管理には神経質になってくださいね。
中川さんの覚え書きに答えはあります。
よ?く読んで考えてみてください。

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「糠漬け勉強会」「第6回 炊こう会」を終えて

29日の「糠漬け勉強会」、30日の「第6回 炊こう会」が終わりました。
糠漬けは今年最後の講座です。
中川さん、2ヵ月間の漬物屋のおっちゃん、お疲れ様でした。
毎日糠床をお手入れするお姿がお嬢さんの心をとらえましたね。
素晴らしい教育だと思います。
大きな容器のお蔭で、見事な糠床が出来上がりました。
ありがとうございました。
糠床をお持ち帰りくださった皆様。
どうか糠床の気持ちになって、大事に育ててください。
中川式玄米ご飯と糠漬けで夏を乗り切り、夏バテ知らずで秋を迎えしましょう。
*    *    *    *
一方「炊こう会」は、今回で6回目になりました。
お申し込み者のお名前を拝見した時、うわッ、凄いことになりそう・・・って思いました。
そして案の定、期待どおりに凄いことになりました(笑)
何が凄いかって、それは想像を絶する硬いお米の競演だったからです。
何とかしてその硬い玄米を食べられるようにするため、中川さんは事前にそのお米を送ってもらって、日夜研究をしてくれました。
その結果、超オーダーメイドの炊き方を伝授したのです。
はぁ?、やっとこれで食べられる玄米ご飯になる。
当事者も私も安堵の思いに包まれました。
良かったね?。
やっとこれでパスポートが取れるね。
もう迷わず、悩まず、一直線でパスポートをゲットしてください。
それにしても今回は、中川さんの底力がものを言った指導内容でした。
あらゆる観点から解決方法を探って行くその姿勢に、改めて中川さんの研究心の凄さを感じました。
本当に素晴らしい内容でした。
中川さん、ありがとうございました。
そして、ご参加くださった皆様、、お疲れ様でございました。
美味しく健康な毎日を維持してくださることを願っています。

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育てる=我を捨てる

子供を育てる
植物を育てる
動物を育てる
糠床を育てる
環境を育てる
玄米ご飯を炊く 
  ・
  ・
すべて相手を知ることから始まる
「敵を知る」
これは戦いのイロハだけれど
「育てる」ことも同じだ
自己中心的な生き方は「育てる」から程遠い
己を忘れて相手の身になれること
それが「育てる」には必要だ
そんな気持ちが少しでもあったなら
玄米ご飯がふっくら炊き上がる
糠床も上手に維持できる
               *    *    *    *
先日もこんな話をしてくれた塾生さんがいた。
ご主人が炊く玄米ご飯がなかなかふっくらしない時、「玄米をコントロールしようとしない方が良い」と妻がアドバイスした。
すると見事に玄米がふっくらとした!
玄米ご飯がふっくらしない時、ご主人が赤ちゃんをお風呂に入れようとしたら、赤ちゃんは泣いた。
しかし、玄米ご飯がふっくらしてからは、赤ちゃんは泣かない。
これは見事な例だね。
自分本位の考え方をしている限り、皮肉なようだが物事は自分の思いどおりにはならない。
我を捨てた時に初めてまわりが上手く動き出す。

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糠漬けいろいろ

「中川式糠漬け」を伝授して、糠床のタネを渡し始めてから2ヵ月近くが経ちました。
その間にさまざまなご質問が中川さんに寄せられています。
多くはとても基本的なことです。
それほど皆さんにとって糠漬けなるものが未知の世界なんですね?。
ハンバーグを食べたことはあっても、本物の糠漬けは食べたことがない人が多いですね?。
日本人として悲しいことです。
たとえば天ぷらを自宅で揚げなくても、天ぷら屋さんに行けば食べられます。
しかし、自宅で糠漬けを漬けないからといって和食のお店に行っても、美味しい糠漬けが出て来るのは稀です。
お料理屋さんですら糠漬けをちゃんと管理していないところが多いです。
おかずは沢山並んでいるのに、お漬物が貧相だと何とも悲しくなります。
以前私が横浜に住んでいた時、ある鰻の美味しいお店がありました。
・ご飯は炊きたて
・鰻はもちろん割きたて
・お漬物は食べ頃の糠漬け
このどれかがなくなると営業終了です。
その上、土用の丑の日は営業しないというお店でした。
ここの糠漬けが天下一品でした。
意外な小料理屋さんで、女将さんが漬けている糠漬けが美味しかったりします。
古?い呑み屋さんのおつまみに、美味しい糠漬けがあったりします。
本来糠漬けはポピュラーなものなんですが、だんだん食生活の変化と共にその味を知らない人が増えて来てしまったのですね。
悲しいなあ。。。
*    *    *    *
ちなみに私は高校1年から自炊していたので、高校生の時から一人で漬け物を漬けていました。
しかし、真夏でも30度近くになる日が数えるほどの北海道・十勝だったため、塩漬けがメインでした。
20代になって関東で暮らすようになってからは、糠漬けに挑戦しました。
ところが、茄子だけは難易度が高かったのです。
時間の経過とともに変化する色のために、様々な工夫をしました。
食べ歩きで得た情報も大いに参考にしました。
そんな私が中川式の漬け方を伝授してもらったら、あら不思議!
綺麗な色がずっと持続するではありませんか!
そして何より美味しい!
これはぜひ幸せコースでお伝えしたいと思って、カリキュラムに入れました。
糠漬けに含まれる乳酸菌は、健康のために欠かすことの出来ないものです。
マクロビオティックでも発酵食品の摂取を最重要項目にしています。
発酵食品というとすぐ乳製品を思い浮かべるのではなく、日本人に最も合った発酵食品=糠漬けで摂取してほしいと思います。
そして、その糠床を維持出来る人になってほしい、というのがむそう塾の願いです。
さあ、糠漬けで腸美人になりましょう♪
<昨年の中川式糠漬けの写真をどうぞ>
どぼづけ(2009年7月16日)
迷える糠ドコニストへ(2009年7月22日)
茄子のどぼづけ(2009年7月26日)
Asさんの茄子(2009年8月1日)

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