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夫の買い物癖が判明! 便利な結露シート

私が埼玉の家を留守にしている間に、なにやら物が増えているのですが、見ないふりをしていました。
でも、さすがに狭くなってきているので、昨日は夫の部屋の一部を片付けました。(まだ一部…)
ベッドの下の敷物も取り除いての片付けだったので、結構大変です。
重い家具も動かさなければいけないので、こういうときに息子の存在はありがたいです。

色々私の知らないものが出てくるので、その都度「これは何?」と聞いてみなければ判明しないものもあります(泣)
・伸び縮みする携帯椅子
・買ったけれど履いていない靴
・健康器具
出てくる出てくる、訳のわからないものが(笑)

私は必要でない物は家に置かない主義なので、夫には一つひとつ「これ使ってる?」と聞きます。
すると、使っていないものがほとんどです。
「じゃ、どうして買ったの?」と聞くと、「あったらいいかな〜?と思って」と言うではありませんか_| ̄|○

なるほど!
これで判明です!
夫の買い方は、必要に迫られて厳選の上に購入するのではなく、なんとなく雰囲気で購入していたのです。
今までそういう癖を知らなかった私は迂闊でした_| ̄|○

なぜ知らなかったのかと考えてみました。
そうすると、以前は何かを買う前に私との会話があって、「そんなのいらないよ〜」と私が言うので買わなかっただけでした。
でも、私が京都にいる時間が長くなって、夫婦の会話が減っているので、勝手にあれこれ買ってしまったようです。

それにしても、「あったらいいかな〜?と思って」買っていたら、いくら広い家でも狭くなります。
我が家は65㎡の狭いマンションなので、相当工夫しなければ住めないのですから、この買い癖は直してほしいと強く思いました。

というわけで、今日は夫の部屋の残っている本棚の整理と、押入れの中を片付けまくります。
きっと押入れの中もひどいことになっているんだろうなぁ……。
それからリビングの窓や物入れ、息子の部屋もあるし、お正月返上で「片付け&お掃除」に明け暮れること決定です(泣)

主婦が家にいないと、こうも酷くなるのか(泣)
私にはなかなかゆっくりしたお正月が来ないようですが、片付けたあとのスッキリ感が好きなので、今日も頑張ります!

 
 

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今日は窓にこの「結露シート」を貼ります。
私が在宅しているときは、タオルで結露を拭き取っていたのですが、夫はそんなことをしないので、このシートを貼ることにしました。

 
 

コジット 結露 窓 ガラス カビ 防止 結露シート テープ 結露対策 結露吸水 貼るだけ

 
 
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リモートワーク時代のお部屋と古い物件探しの注意点

家事アドバイスの記事が続いて恐縮なのですが、以前、塾生さんからお引っ越しの相談をされたことがあります。
現在一人暮らしをされていて、不自由なく暮らしておられるのですが、働き方が変わったために住まいを変えてみようかなと思ったのだそうです。

もしかしたらそういう人が多いかもしれませんね。
例のコロナ騒動で、リモートワークになったままの状態が続いている人も多いことでしょう。
そうなると、お部屋だけでなく、住む地域まで変えてしまう人もいます。
ですから、働き方が変わることによって、住まい方を変えたいなと思うのは当然のことなのです。

今までは寝るだけでよかった空間(陰性が必要)に、仕事をする(陽性が必要)要素が求められるのですから、お部屋の役割が一つ増えることになるわけです。
ですから、引っ越したいと思われた塾生さんは敏感な人だなと思っています。

事実、ご家族のいらっしゃるお住まいでリモートワークをされる人のために、リモートワーク用の物件が貸し出されていたり、ホテルでもリモートワーク用のプランが用意されているのですから、今は住まいに二面性を求める時代になったのでしょう。

 
 

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そこで、お部屋探しのことについて、少しだけ書かせていただきます。
ポイントはいくつもあるのですが、都会と地方では断然条件が違うので、東京は難易度が最高になります。
私もかつて東京に住んでいて思ったのは、東京23区内は家賃のために働く感じがありました。
それほど家賃が高かったのです。

そこで家賃を抑えようと思うと、必然的に都心から外に向かうか、古い物件になります。
誰しも広さは落とさないほうがよいでしょう。
古い物件の場合は、リノベーション・リフォームされていたらラッキーです。
ただし、その場合でもドアノブや窓の鍵などは交換していない場合が多く、そこが気に入らないかもしれません。

また水栓金具にも流行というのがあるので、あまり古い物件だと時代を感じて寂しい気持ちになることがあります。
手に触れるものの感触は結構重要です。
設備機器はどんどん新しくなってくるので、新しいものほど便利になっているのは確かです。
そういう意味では築10年ぐらいなら新築同様の感じで使えます。

ちなみに、私が今京都で借りているマンションは、築7年の時に入居して今は築15年が過ぎたのですが、すでに給湯器が交換の時期に来ている感じです。
トイレの部品は今年交換しました。
洗面台の蛇口パッキンは昨年交換しました。
大体水回りは10年すぎたら何かしら部品交換が必要だと思った方がいいです。

というわけで、新築でよい物件に出合えたらラッキーですし、その家賃を払える自分を褒めてあげましょう。
あ、新築物件はシックハウス症候群になる可能性もあるので、できれば築1年〜3年が安全というところでしょうか。

 
 

(スッキリしない富士山)

 
 
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“サンサンスポンジ”がお気に入り!

かつて、塾生の“キラキラ”さんが教室に持参してくれた「サンサンスポンジ」ですが、使い勝手がとても良いので感動しています。
教室ではもちろん、中川さんも、私の自宅でも使っているのですが、何がすごいかってその耐久性でしょうか。

従来のスポンジにはない良さがあるので、惚れています。
毎日使う物なので、その使い勝手がいいとご機嫌になれますね。

もう使っている人も多いと思いますが、色によって弾力が違います。
私は黒を気に入って使っています。

 
 

サンサンスポンジ

 
 
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住まいに自分の居場所を作るのはなぜ必要か? 陰陽で考えてみよう

家の中が汚れていたり、散らかっていると、人は外に出たくなります。
これは、汚い・散らかるという状態が悪い陰性なので、そこから遠ざかろうとする本能なんですね。
反対に、家の中が心地よいと、外より自宅のほうが落ち着きますので、自宅で過ごす時間が多くなります。
これは、心地よいという良い陽性の効果なんですね。

ですから、家は綺麗にして気持ちのよい空間にするとよいのですが、綺麗な空間でも自分の居場所がないと、そこでは癒やされません。
少々散らかっていても、自分の居場所があると、人は落ち着いたりする
から面白いです。
よくいますよね。自分の机周りはすごく散らかっていても、ご機嫌なご主人が(笑)
これは「自分の机」という居場所があるから、良い陰性エネルギーが働いているのです。

 
 

私は、過去の「マクロ美風の家事アドバイス講座」で、奥様も机を持つことをおすすめしてきました。
たとえばこのように。
マクロビオティックの陰陽を活かした家事アドバイス講座(83) カウンター下収納・机 2017.8.13

これは「自分の居場所」を作る典型的方法です。
狭くて自分の部屋を持てない場合でも、「自分のコーナー」を作るだけで居場所になります。
お子さんが入学されると子供部屋を作らなくちゃと思う親が多いのですが、案外子どもは「コーナー」で満足する場合が多いです。

 
 

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先日、親と一緒に住んでいる塾生さんが、自分のためにマンションを借りましたと連絡がありました。
いいですねぇ。
外で仕事をしていると当然人の目があります。
家に帰っても家族の目があります。
そうすると、一人になる時間がないんですよね。
これは、「人」という陽性の存在があるので、家の中でも神経が休まらない状態になります。

では、家族はどういう状態がいいのかというと、空気のような存在がいいのです。(良い陰性)
必要だけど、存在感がありすぎるとつらい。

ですから、自分の部屋(マンション)を借りることによって、完全なる自分の居場所ができるので、陰陽バランスが整うわけです。
よい選択をされたと思いました。

 
 

(富士山 2023.12.26)

 
 

息子が珍しく富士山の写真を送って来た。
「夏の富士山は好きじゃないけど、冬の富士山はいいなと思う」のだそう。
確かにそれはある。これも富士山の陰陽バランスがよくなるから感じること。
新幹線の車内灯が反映しているのが惜しい。
外の景色を写すときは、窓ガラスにピタッとiPhoneを押し付けるのがコツ。

 
 
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家の心地よさを追求するとどうなるか?

私は「家」というものに並々ならぬ関心があるらしくて、先の記事の「お片付け」もそうですが、心地よさを感じるセンサーが強いように思います。
今は埼玉の家も京都の家もマンションなので、共用部分の変化にも敏感に気がつきます。
特に照明の変化は100%的中です。
部分ではなく、全体として空間を認識しているようです。

過去に拘りにこだわった一戸建てを建てたことがあります。
もちろん注文建築ですが、自分で図面を書いてエネルギーの5割はキッチンに集中しました。
だって、キッチンは私の居場所ですからね。
あとの3割は他のお部屋、2割は広大な庭です。

庭の設計は庭師さんと打ち合わせをしながら、いっぱい勉強しました。
そのとき、京都の庭とその他の庭の違いを知りました。
主に魅せ方ですね。

お願いしたのは京都で修業された庭師さんだったので、私の大好きな苔や木々を絶妙に配置してくれて、季節の花々に囲まれる生活は最高でした。
ただし、苔はその土地にふさわしい苔になるまで少し時間がかかるとのことだったので、苔の変化を眺めるのも楽しみでした。
毎月1週間は庭のお手入れに来てくれるので、その時のお茶タイムでまたお勉強ができます。

大好きな和室もたくさんあって、2階は家の端から端まで畳でつながっていたので、息子は畳の上を走り回っていました。
バルコニーも端から端までたっぷりとあるので、お洗濯物を干しているときにも幸せ気分全開でした。

そんな生活をしていると、旅行に行くとき普通のお部屋だと自宅より狭くなるので、ちっとも嬉しくないのです。
特別室か貴賓室でないと自宅より特別感が出ないのです。
それでその頃は旅行代がとてもかかりました。
満足できる家と庭があると、そんなに外に出たくないこともしっかり経験しました。

 
 

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そんなある日、阪神淡路大震災が起きました。
当時は毎朝5時起きで朝食の支度をしていたのですが、ラジオからとんでもない様子が伝わってきました。
テレビをつけると一日中地震情報が流れています。
そのとき思いました。

どんなに気に入った物に囲まれていても、形のある物はいつかは壊れると。
この家も、この庭も、地震が来たらおしまい。
私の価値観がガラガラと崩れた出来事でもありました。

その頃、夫は謎の軽い下痢が何か月も続いていました。
腹痛もないし、食べ物の影響でもないようだし、とにかく軟便が続くのです。
最初は韓国にゴルフに行ったり、台湾にゴルフに行ったりしていたので、水のせいではないかと言っていたのですが、あまりにも長く続くのでちょっと違うかなと思い始めました。

色々考えて私が出した応えは「ストレス」でした。
当時夫は職場と自宅が25キロほど離れていて、そこを車で通っていました。
元々は職場の近くに住んでいたのですが、夫の養母の老後のお世話があるので、家を建てて引っ越したのでした。
毎日片道1時間、高速を使っても往復2時間かけての通勤です。

それにお食事はなるべく家族一緒にしたいという私の希望で、残業があるときの夫は一度帰宅して家族とお食事をして、それからまた職場に向かって仕事をしていたのです。
そうすると一日に2往復。
そんな暮らし方がストレスにならないわけはないと判断しました。
でも夫は、「車の運転は好きだから大丈夫だよ」と言っていました。

しかし私は地震のこともあったので、「これからは住まいは1箇所だけではない方がいいな」と思ったのです。
それで夫の職場近くに家を購入しようと思ったのでした。
新しい住まいには月〜金曜日いて、週末はお気に入りの家で過ごせばいいやと考えたのです。

家探しをして信号待ちをしていたら、ちょうど目の前にマンションのモデルルームがありました。
それでそのマンションを購入したのです。
阪神淡路大震災から3か月後、私たちは夫の職場に近い所で暮らすようになりました。
そうしたら、夫の謎の下痢はピタリと止んだのです。
ああ、やっぱりストレスが原因だったと確信しました。

 
 

***

一戸建ての家は130㎡の広さでしたが、マンションは半分の65㎡です。
夫は「こんなに狭くて住めるの?」なんて言っていましたが、「大丈夫! 寝るとこさえあればなんとでもなるから」と私は明るく答えました。
しかし実際は狭いです。一戸建ての1階部分だけで暮らすのと同じなのですから。
でも、ここで28年間、家族みんなが元気に暮らしています。

欲しい物は自由に買えません。
何しろ置き場所がないのですから。
でも私は、あの地震で価値観が変わりましたから、物への執着はなくなりました。
家への執着もありません。
ほしいのは時間だけになりました。

いかにして時間を有効に使うか。
いかにして時間を生み出すか。
ですから、家は「どこに建っているのか?」が一番重要だと思っています。
そして、満足しすぎない家の方が案外旅行の楽しみがあっていいかもしれません(笑)

 
 

(京都の空 2024.12.26)

今日も京都は快晴です。
気温も上がって暖かいです。

 
 
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