子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

三人って嬉しいものだね

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息子の彼女が遊びに来てくれたので、私も入って3人でお食事をして来ました。
夫は仕事の打ち合わせがあったので欠席です。
まずはカンパーイ!
こうしてお食事をする人が増えるだけで嬉しいのだから、結婚して家族が増えたらどんなに嬉しいことだろうかと思いました。
彼女は年齢が息子より8歳年上であることをとても気にしていました。
ご縁ってどうなるのか分からないので、これからの展開が楽しみです。

もう1軒お酒を飲みに行きました。
彼女はお酒がめっぽう強いそうなので、「ハートランド」を奨めておきました(^^)
飲み過ぎて体を冷やさないようにね。

 
 

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マクロ美風の体験的マクロビオティック おっぱいと食べ物

私の息子は2,670グラムと小さく産まれました。
妊娠したら野口整体で育てようとしていた私は、助産院で出産したかったのですが、39歳の初産ということもあって受け入れてもらえませんでした。
何軒かあたったのですが、距離的に遠すぎたので、市内で評判の良い産婦人科で産むことにしました。
しかし、可能な限り自力で妊娠出産を経過させたいことを伝え、先生も協力してくださることになって、自然分娩と母乳で育児をスタートさせました。

ところで、妊娠中に病院探しをしていたら、東京で入院費用が100万円を超える病院があってビックリしました。
詳しい内容は抜きにして、退院前のお食事がフランス料理のフルコースで贅沢なものでした。
理由は一生に何人も子供を産まない現代において、出産は女性の大仕事だから、その労をねぎらってリッチなお食事や室内装飾を施したというものでした。
結構な人気らしく、予約でビッシリとのことでした。

一方私がお世話になった病院は通常の和食でしたが、結構おかずの種類が多くて、とても食べきれる量ではありませんでした。
看護婦さんに量が多いですねとお話をしたところ、「お産をすると体力を消耗するから母体の回復を早くするためにこの量なんですよ」とおっしゃっていました。
でも、野口整体で少食に慣れている私は残してしまうので、夕食には夫に来てもらって手伝ってもらいました。
きっとあれを全部食べていたら、私の場合は負担になっていたと思います。
病院側はたくさん食べることが体に良いと判断していたから、あの量になったのでしょう。

今マクロビオティックの視点でそれらの病院のお食事を考えると、どちらも授乳中の人には負担の多い内容だったなと思います。
おっぱいを出す出さないに関係なく、お食事は血液を汚さないものが適しているので、玄米ご飯を主とした野菜中心のマクロビオティック料理は、とても授乳中のお食事に向いていると思います。
むそう塾には助産院で玄米を知ったといって来られる方が多いです。
そして助産師さんのむそう塾生も何人か在籍しています。
彼女たちはお食事とおっぱいの関係を、体験をとおしてよくご存知です。

私がした体験とマクロビオティックの理論を合わせると、おっぱいにも陰陽があって、お母さんの食べたものと精神状態がおっぱいの質に直接反応します。
妊娠・出産を通じて女性ホルモンが大きく動き、お母さんは精神的にも不安定になったりします。
授乳中は寝不足も手伝ってその不安定さは極地に達します。
この私だって涙を流しつつ産後を過ごしました。
頼れる人もいなく、たった一人で責任ある育児を乗り越えようとしていたからです、
そんなおっぱいは美味しいはずもなく、子供にはよく泣かれました。
そういう時のおっぱいはシャバシャバしていますね。
ちょうど生玉子と同じで、陽性なおっぱいはキュッと盛り上がって高さがあります。
しかし陰性なおっぱいは平たくて表面張力が弱いです。

さて、先の記事の乳腺炎についてマクロビオティックの見解では、タンパク質の多いものや油脂類は乳腺を詰まりやすくさせるから控えた方が良いとされます。
それは血液の質が悪くなるからですね。
お母さんにはピンと来なくても、体と赤ちゃんは敏感なのですぐ血液の質が判るのです。
特に赤ちゃんは命がかかっていますので、血液(おっぱい)の質に敏感になるのは当然です。
ですから、先の記事でてんこさんが指摘されたような乳首の問題や抱き方の問題を除くと、乳腺炎の原因は食べ物と精神面の影響を考えるのが妥当かと思います。

私の場合は乳首が小さかったので子供がうまく吸えなくて、しばらくは搾乳して飲ませました。
赤ちゃんの体重が3キロを超えると吸う力も強くなってちゃんと吸えるようになるという言葉を支えにして。
その間は桶谷式の乳房マッサージを受け、張っていた乳房を揉みほぐしてもらった快感はとても良いものでした。
氣がグーッと通って行く感じが判ります。
授乳の快感ってこの「氣の流れ」でもあります。

あ、そうそう。
乳腺炎を防ぐ食べ物って、結局は私達全員に当てはまるものなんですよね。
そりゃあそうです。
きれいな血液を作る食べ物は、どんな人にも合うからです。
ということは、授乳期だからといって特別なことは考えないで、いつもと同じくバランスの取れたお食事をすれば良いわけです。
ただ、授乳期は喉が乾きますので、水分補給はこまめにした方が良いです。

もっと書こうと思っていたのですが、時間切れになってしまいました。
これから「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」があります。
この続きはまた明日。

 
 

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(麗可ちゃんとにっちちゃんの赤ちゃん)

 
 
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乳腺炎とお食事の関係 お医者さんの立場で思うこと

てんこさんからメールをいただきました。
ブログの記事を読んでくださって、こうして感想やお仕事との関連を文章で送ってくださることがとても嬉しく、また勉強にもなって心から感謝しています。
早速記事にさせていただきます。
なお、私も乳腺炎について書きたいことがあるのですが、長くなってしまうので別記事にします。
これらの記事は女性だけでなく、男性にもお読みいただいて、ぜひおっぱいのことや体の仕組みを知っていただきたいなと思います。

 
 

<てんこさんからのメール>

先日美風さんのブログで赤ちゃんのお写真を拝見して、おっぱいについて考えるきっかけとなりました。
産後の乳腺炎について最近感じた事を書いてみます。

お産の後、おっぱいにしこりが出来て、熱・腫れ・赤みなどを伴うと『乳腺炎』と診断されます。
私も第一子の時一度経験しているのですが、結構な痛みがあり辛いものです。
原因は乳腺の『つまり』なのですが、なぜつまるのか?という点が肝心ですよね。
赤ちゃんの乳首への吸い付き方が悪かったり、だっこの仕方が適切でないと乳管が折れ曲がったり傷ついたりしてつまる、とされています。
それに対して赤ちゃんの口に乳頭を含ませるやり方や、いろいろな角度から吸い付くようにだっこの方法が指導されています。
(乳腺炎は医師よりも助産師さんがかかわることが多い疾患です。)
私が勤務している施設では食事についても少々触れられており、生クリームなどのカロリーが高い物はつまりやすくなるので和食にしましょうと指導しているようです。
症状により解熱剤や抗生剤が処方される場合もあります。

最近の事ですが、比較的重傷の乳腺炎を繰り返す方がいて、マッサージを受けたり(つまりを取るため)薬をのんだりしていましたが、短期間のうちにまたすぐつまってしまって受診されるのでした。
その方の食事を間接的にですが聞いてみると、チョコレート・ホットケーキ・てんぷらなど。てんぷらは確かに和食ですけど。。。。

この方について考えてみると、授乳になれていない間は赤ちゃんの吸い方やだっこの仕方にも改善点はあったかもしれませんが、お産後何か月も赤ちゃんが上手におっぱいを飲めないはずがなく、他に原因があると考えるほうが自然です。
何が一番の原因なのか?
おっぱいが血液から出来ています。
美風さんが血液の質、というお話をして下さいますが、この血液の質が悪いからつまってしまうのだと思います。
つまり、動物性油脂や糖分など血液がどろどろする物を多くたべているから、つまってしまうのではないでしょうか?
おっぱいは人工乳と違ってお母さんが食べた物の風味がするので、その日その日で味が違うという事も言われます。
赤ちゃんが飲んで美味しいと思うおっぱいを意識して食事することはとても大切だと思います。

乳腺炎になると痛いだけでなく、お母さんが40度近い熱をだしたりします。
体力的にはかなりつらい状態です。
乳腺炎をきっかけに母乳育児を断念してしまって、人工乳にする方もいるくらいです。
でも、乳腺炎の苦しみがなかったら、授乳って最高に楽しくて気持ちのいい行為ですよね。
私は息子が生まれて4ヶ月で仕事復帰して夜勤もしていましたが、出来る限り授乳していました。
日中、授乳時間をもらって職場の保育園に走っていくと息子がお腹をすかせて泣きながら待っていました。
懸命に吸い付いてきて、ごくごく音をたてながら母乳を飲む姿は癒しでした。
この時間があったから、いま子供たちと過ごす時間が少なくても何とか絆が切れずにいるのかなと思います。
全てのお母さんに授乳を喜びとして感じていただきたい。
だから乳腺炎で母乳育児をやめることにならないよう、お食事の指導がもっと乳腺炎治療の中心にならなければいけないと思います。

でも単純に和食、といっても先ほどの例のように、母乳に合わないメニューもあるわけで。
若い助産師さんが、あまり和食を意識した事のない若いお母さんに食事指導するには限界があります。
私も具体的に指導する力がまだないのですが、食事が『一番』大事なんだよ!という主張はしていきたいです。
皆さんが自然に母乳育児を楽しめる環境が整うよう、願っています。

 
 

赤ちゃん むそう塾

 
 
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マクロビオティック赤ちゃんはエネルギーで判断する

玄米赤ちゃん

 
 

Is(11−12)さんからメールが届きました。
お子さんが4か月になったそうです。
(出産時の写真はこちら
色白のお肌が女の子らしくて可愛いですね。
後ろの方に高く上げた足が見えます。
これからグングンと動きも活発になってくることでしょう。

母乳のみの育児ですが、体重がまだ5キログラム未満なので、ドキドキしながら3か月健診を受けたそうです。
でも、ミルクの強要もなく、ホッとしていると書かれてありました。
マクロビオティックの赤ちゃんは、母子手帳の曲線では下の方に位置することが多いのですが、そんなに気にすることはありません。
順調に発達しているかどうかは、大きさではなくエネルギーで決めます。
体の大きい過熟児よりよほど安心です。

毎日があっという間に過ぎていき、できていないことも多々ありますが日々成長を実感しながら娘との時間を重ねていけることを嬉しく思います。

分かります分かります。
子育て中は本当に忙しいんです。
だから出来ないことがいっぱい出てきます。
でもいいんです。
一番大事なものから優先順位をつけてください。
それですべて良し!です。
今が一番大変な時期ですね。
寝不足の毎日でしょうが、頑張って乗り越えてください。

 
 
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子供の成長は遅い方が良い ゆっくり大人になりなさい

こちらの記事で赤ちゃんの衣類についてコメントが続いておりましたが、赤ちゃんを育てるにあたって大事なことをお伝えしたいので、新たに記事にさせていただきます。

“にっち”さんのコメントから抜粋>

布団に入るときヒヤっとするのが嫌でポリエステルの敷き毛布をひいていたのですがそれをとっても劇的に寒くなるということもなく、自分自身もどれだけ不自然な格好で寝ていたんだろうと思いました。
素材を改めてから娘は今までより寒くなったはずなのに、やたら布団を蹴ったり自分で布団から寝返りもできないのに体をゴロゴロして布団から出てみたりと動きが活発になりました。
足の裏同士を合わせる仕草も再びよく見るようになり、今まで不快な思いさせていたんだなとすごく思いました。

授乳は何度も起きあがることが辛かったことと、産婦人科での指導もあり、寝ながら添い乳をしていました。でも普通寝ながら食事はしませんよね。改めます。

まず私達の衣類や寝具について考えてみましょう。
最近は実に様々な素材が出回っていて、一昔前から見ると隔世の感があります。
しかし新しい素材がすべて良いかというと必ずしもそうではなく、昔ながらの物の方が優れているものもたくさんあります。
便利・簡単ということで、場合によっては人間そのものを退化させる方向に向かっている商品もあります。
大人になってからならいざ知らず、少なくてもこの世に生を受けて間もない赤ちゃんには、可能な限り人間としての発達を妨げない物で包み込んであげてほしいと思います。
そのような視点でこの赤ちゃんの変化を見てみましょう。

素材を改めてから娘は今までより寒くなったはずなのに、やたら布団を蹴ったり自分で布団から寝返りもできないのに体をゴロゴロして布団から出てみたりと動きが活発になりました。
足の裏同士を合わせる仕草も再びよく見るようになり、今まで不快な思いさせていたんだなとすごく思いました。

赤ちゃんは泣きながら、よくかかととかかとをこすり合わせていますね。
蹴るような弾みをつけたりしながら感情を表しています。
また、ご機嫌で一人遊びをしている時でも、お布団の上で足を宙に動かしています。
時にはその足を自分のお口に持っていって舐めたりします。
自分の体の位置より高く足を上げ続けているのは、結構な運動になることは大人も試してみればよく分かるはずです。

赤ちゃんはそんな動きをしながら、これから寝返りを打ったりハイハイする時に備えているのです。
特にハイハイはとても重要な行為で、長ければ長いほど良いです。
よく「這えば立て立てば歩めの親心」と言いますが、成長を急かしてはなりません。
同時期に生まれたよそのお子さんより早く立ったとか歩いたとか言って喜ぶ光景が見られますが、人間の発達は遅ければ遅いほど満たされていると考えましょう。
つまり天敵がいないと急いで成長する必要がないからです。
歯が生えるのが遅いと心配する必要もありません。
野生動物は生まれてすぐ立ち上がるのと対照的ですね。

じゅうぶんにハイハイして、それから立ち上がれば良いのですが、最近はハイハイの期間が短いか、ハイハイをあまりさせないで歩行器に座らせてしまう親が多いと聞きます。
そして、歩行器に座っていたがためにスピードが出て大怪我をしたという事例もあります。
ハイハイは体全体の運動なので、ぜひ靴下を履かないで素足で体験させてあげてほしいです。
そしてその方が安全なのです。

にっちさんのお子さんは、今かかとをこすり合わせて足裏の感触を楽しみながら来るべきハイハイの準備をしているわけですね。
そして、お布団を蹴ったりゴロゴロとお布団から出て行くのは、寝返りの準備なわけです。
日に日に成長するお子さんの成長を妨げないこと。
これが子育ての極意です。
この極意はお子さんが成人に達してもずっと続くものです。

小さくてもお子さんは一人の人間です。
親であっても一人の人間の人生を妨げる権利はないのです。
そんなことを念頭において子育てをされたら、きっとお子さんも親御さんも氣の滞りがないことでしょう。

授乳は何度も起きあがることが辛かったことと、産婦人科での指導もあり、寝ながら添い乳をしていました。でも普通寝ながら食事はしませんよね。改めます。

にっちさんは母乳ですから添い寝をしたまま授乳することが可能です。
寒い季節でもありますから、夜中はそのままお布団の中で授乳しても良いですよ。
でも、昼間は抱っこしてお目々を見つめながら授乳しましょう。
ちなみにミルクのお母さんは、授乳のたびに起き上がらなければなりません。
それでもそれが一生続くわけではありませんから、みんな頑張っているのです。
眠くても寒くても頑張りましょう。
それしかありません。

でもね、お子さんの笑顔がそんな苦労をすべて吹き飛ばしてくれますよ。
子育ては自分育てでもあります。
ぜひ楽しみながら一緒に成長なさってください。
応援しています。

 
 

菜の花の辛子和え マクロビオティック料理教室 むそう塾

(菜の花の芥子浸け 料理:中川善博)

 
 
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