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あなたを不調から救う 「腸もれ症候群」80の基礎知識

先日、「腸もれ症候群」の方からご相談がありました。
多いですね、腸に関するご病気の方が。

「腸もれ」なんていうと、「尿もれ」みたいで聞こえがよくないのですが、「リーキーガット症候群」というと「知ってる!」という方がおられるかもしれません。

昔はこういう人は少なかったのですが、今の時代は腸に悪い環境が多すぎて、腸が悲鳴をあげているのでしょうか?

なんといっても腸に影響するのは、食べ物とストレスです。
この2つが改善されたら、この病気のことは忘れられるだろうと私は思っています。

食べ物の改善は案外しやすいのですが、厄介なのはストレスの方です。
こちらの方が根が深くて、いくら周りがよい方向に誘導しようとしても、本人が頑固な牛のように動こうとしないことがあります。

「そこ」を直したらいいのに、と外野が思っても、当の本人は「そこ」が分からなかったり、「そこ」が絶対譲れないところだったりします。

例を書き出すとキリがないほどたくさんあるのですが、ずーっと体調が思わしくない場合は、ちょっとこの病名のことを気にしてみるのもいいかもしれません。
案外あなたに当てはまることがあって、妙に納得されるかもしれませんよ。

私はあなたを別に病人扱いにしたいわけではありません。
不調の原因を探した方が、手のうちようがあるので、早く元気になれると思うからです。

 
 

<隠れ病は「腸もれ」を疑え!>
あなたを不調から救う

「腸もれ症候群」80の基礎知識

 
 

もう亡くなってしまいましたが、藤田紘一郎先生の本がヒントになります。
新型コロナウイルスで大騒ぎしている今、先生がご存命だったら真っ先に「新生活様式」に異を唱えたことでしょう。

コロナ禍による「うつ」も増えてきていると聞きます。
そりゃあ当然だと思います。

あ、そうそう。
あなたはトイレでビデを使用されますか?
ビデを使用する方が病気になりやすいことを知っていますよね?

そんな日常的な暮らし方も含めて、この本から学んでみてはいかがでしょうか。
一つでも不安を減らすために。

今私が元気でいられるのは、25年前に藤田先生先生にお会いして、不潔を認めてくださったおかげです。
それまでの子育て方針にも自信が持てました。
だから、コロナでも何ら迷いはありません。
藤田先生、ありがとうございます。

 
 


隠れ病は「腸もれ」を疑え! 藤田紘一郎著

2017年に出版された本ですが、とても参考になります。

 
 
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「満足コース」の「満足ドレッシング」がすごい!

むそう塾が今まで教えて来たお料理の数は、2021年11月1日現在で651種類になりました。
毎月「自由人(びと)コース2」で増えつつあって、いったいどのくらいまで増えるのか誰にもわかりません。

その中にいくつか、絶対これだけは外したくないお料理があります。
それは一つのお料理のみではなく、他のお料理にも使いまわしが出来たり、嬉しい美味しさの発見があったりして、何倍にも助けられる内容です。

上級幸せコースの「うどん屋さんの出汁」は、これを習えただけでも上級幸せコースに来た甲斐があったと言われました。

そして、満足コースの「満足ドレッシング」。
これは古いコースでは教えていなかったので、このドレッシングを習うために満足コースを再受講をしてくださった塾生さんがいらしたほどです。

やっと習えた塾生さんは、「やっぱり再受講してよかったです! 満足です!」と笑顔でおっしゃってくれました。
そして、冷蔵庫に常備されているのだとか(^o^)
野菜嫌いの人でも野菜が食べられるようになる、不思議なドレッシングです。

 
 

この満足ドレッシングは、揚げ物にはもちろんですが、生野菜にかけても、お魚にかけても、パンに塗っても相性がバッチリなのです。
本当に美味しいので、私なんかお皿やスプーンもナメナメするほどです。
そんなお料理はなかなかありません。

それもそのはず、このドレッシングは体によいものばかりで作られているので、毎日摂っても良いのです。
私は冷蔵庫に必ず常備しておいて、大さじ1杯ほど飲みます。

それが体に与える影響は、授業のときにご説明します。
体力に自信のない人は、このドレッシングを習って、あなたの体調に活力を注入しましょう。
このドレッシングにはその力があります。

 
 


(帆立のフライ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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かかとつるつるしてますか? 動物性の多い食事は毒消しを!

コロナ禍で明け暮れた2020〜2021年ですが、京都は少しずつ修学旅行生が戻ってきて、昨日は家の近くの平安神宮にもたくさんの人が訪れていました。
このままコロナが静かになってくれることを祈るばかりです。

さて、季節は11月7日には立冬を迎えます。
まだ比較的暖かな日が続いているので、寒さへの備えがピンと来ていないかもしれません。
しかし、急に北風が強くなって冷えてくると要注意です。

夏のクーラーも体調への影響は大きいのですが、やはり冬はかなり気をつけないと長い不調を招くことにつながります。
絶対に冷やさないようにしましょう。

特に女性は冷やして良いことは何もありません。
着るもの、食べるもの、住まい方、すべてにおいて冷えにつながらないように、もう一度見直しましょう。

 
 

【かかとは生殖器の状態を知る】

ところで、ネットでこんなものを見つけました。
「かかとソックス」
写真のように保湿対策として使ったり、サンダルの靴ずれ防止として使ったりするのが目的だそうです。



ほほう。
これはなかなかいいねぇ。
でも、もうちょっと長くして、三陰交(さんいんこう)が隠れるくらいだったらもっとよいのに。
(でも、それではファッション的にバランスが悪いのよね)

 
 

【かかとの状態で食べ物と体調がわかる】

足の裏にはたくさんのツボがありますが、特にかかとには生殖器のツボが集まっているので、ここを冷やさないのはとても大事なことなのです。
(三陰交を含めて)

しかし、私はこのソックスをお奨めしているわけではありません(笑)
(必要な人はこのソックスの力を借りれば良いと思いますが)
この商品が売れるということは、保湿目的であれば少し悲しいかなと思ったのです。
そもそもかかとというのは、体内に十分な水分があって、内臓もちゃんと機能していたなら、そんなに荒れません。

わざわざ保湿目的でクリームをつけたり、保湿を強化した靴下をはかなくても、自然に保湿が行き届くのが健康な体です。
(赤ちゃんの足を見よ!)
でも、そうではない人が多いから、こういう商品が売れるのかなと思いました。

北風が吹き始めると、空気が乾燥して、肌も乾燥する人が増えるのは当然ですが、お食事内容で乾燥を防ぐことができます。
ですから、お食事内容がかかとの状態に反映しているのだと知って、かかとを美しく保つようにしてみましょう。

ちなみに、私は現在73歳ですが、真冬でもかかとになにも塗りません。
顔も、手も、かかともすっぴんです(笑)
食べ方次第ですから、皆さんも頑張ってみてください!

あ、そうそう。
動物性の摂取が多い人は、かかとがガサガサする傾向にあります。
いや、私はそんなにたくさん食べていないという方は、毒消しがちゃんと出来ていないはずです。
過去に摂取した動物性の排毒が済んでいない人も同様です。

私もマクロビオティックを知る前は、かかとがガサガサしていました。
今よりずーーーっと若かったのに(泣)
でも、マクロビオティックを始めたら、あら不思議!
かかとだけでなく、お肌がスベスベしてきました。
そのまま今に至ります。

 
 

過去記事もたくさんありますので、ご紹介しておきましょう。

「玄米でかかとつるつる」にいただいたコメントが嬉しかった 2020.12.11
マクロビオティックの指導現場からシリーズ 玄米でかかとつるつる 2020.12.11
かかとがザラザラしている人には玄米を試してみてほしいなあと思います 2019.5.23
「かかとは綺麗ですか?」にいただいたコメント 2013.5.22
お肌が荒れたときのお手入れと界面活性剤の問題 2013.4.23
かかとは綺麗ですか? 2010.8.5 必読!

 
 
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新しいヘアスタイル

10月21日。
またまた髪を切りました(笑)

今度はアシンメトリーで、刈り上げ。
ツーブロックです(((╹д╹;)))
73歳にしてツーブロックなんて、不良ですよね(笑)

私が髪を短くすると、いつも不機嫌な息子が、今度はなぜか文句を言いません。
あれこれ整髪料のアドバイスをしてくれます(笑)

先日も、神戸のホテルである人と待ち合わせをしていたら、相手がビックリして写真を撮ってくれました。
カットして10日。

さあ、これからどうなりますことやら。

 
 


オリエンタルホテル神戸のメインエントランスにて)

同ホテルのInstagramから画像をお借りします。
私が座っているのは、右側のピンクの椅子です。
シノワズリの陶器が素敵で、この場所がお気に入りになりました。

 
 

 
 
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マクロビオティックをしたいけど家族が動物性を食べたがる場合

マクロビオティック、玄米菜食、玄米食、穀菜食、呼び方は何でもよいのですが、世間一般の食生活とは異なる食べ方を選択する場合は、ポイントがいくつかあります。

(1)家族、もしくは同居する人と考え方が一致するか?
(2)観念だけで家族を説得しようとしていないか?
(3)動物性を食べたい家族のお料理を、外食任せにしていないか?

 
 

一つずつ見ていきましょう。
(1)はとても大事で、生まれたときからの食生活を第三者が変えるのは、考え方が一致しないとうまくいきません。
相当上手に、時間をかけて、丁寧に接しないと、良い結果にはなりません。

(2)の観念だけで家族を説得する場合も、相手の価値観を変える行為を伴うので難しいのですが、時間とともに納得してくれる場合があります。
下手をすると、新興宗教と勘違いされるので、相当勉強しておかないと論破されます。

(3)仮に(1)と(2)に目をつむっていても、動物性を食べたい家族への対応を間違うと、家族でありながら心が離れていくようになります。

割と多いのが、家では菜食料理なので、動物性を食べたい家族は外で済ませてくださいというもの。
こうすると、家でお料理を作る人は満足でしょうが、動物性を食べたい人の健康には赤信号が灯ります。

なぜなら、外食は採算が取れるように食材を選んでいますから、よほどのお値段がするものでないと、なかなか良い食材を使っているお店が少ないからです。

そしてもう一つ。
外ではどうしても動物性の量に対して植物性の量が少ないのと、油の質が悪い場合が多いのです。

 
 

つまり、外食の場合は食材の質と量に問題のある場合が多いので、私は動物性こそご自宅で健康的な食べ方をしてもらうべきだと思っています。

「え〜、私、動物性のお料理苦手なの・・・」とおっしゃる方は、腕を上げましょう。
「同じ釜の飯を食う」ということは、心が通じ合うことにつながります。
笑顔で食卓を囲むお料理こそ、人を幸せにするものはありませんし、活力もみなぎります。

そして、あなたが作ったお料理を「美味しい!美味しい!」と召し上がってくれたら、こんな嬉しいことはありません。
実は、「美味しいねぇ」って魔法の言葉なんですよ。

むそう塾は、そんな魔法の言葉をもらえるお料理を教えています。

 
 

下の写真は、むそう塾生の“好”さんが作ったビビンバのお弁当です。
美味しそうでしょう?

 
 

次の写真は、好さんにお料理を教えた京料理人中川善博のお料理です。
むそう塾の塾長です。
粟麩の煮物です。

 
 

次も塾長のお料理で、唐揚げです。
これが大人気で、男子の胃袋をつかみまくります。

 
 

この唐揚げは、「第2回 京料理人中川善博の料理試食会」で召し上がれます。

 
 
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