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新幹線事故とスパイクタンパクの影響を受けて
昨日の記事を夫がある人に紹介したそうな。
そうしたら、すでに電車の中で読んでくれていたとのこと。
私のブログをよく読んでくださっているらしい。
「私、隠れむそう塾生なんです^^」と仰っていたそうだ。
こういう反応を聞くととても嬉しい。
どんな人が読んでくれるか分からないけど、どなたかの心に残ってくれる部分があったら嬉しい。
【新幹線の接車事故 2021.10.18】
話は変わって先日のこと。
京都駅を出発して間もなく、豊橋駅で「人が接車したため運転停止」のアナウンスが流れた。
岐阜羽島で停車していたが、その後運転を再開して名古屋駅まで進んだ、
そこからが大変。
実際には「接車」なんて生易しい状態ではなかったようで、復旧まで4時間近くを要した。
京都駅から東京駅まで2時間20分かかるところを、実に6時間半かかってしまった。
ずっと車内にいるのは避けた方がよいと思い、名古屋駅で改札を出て外の空気を吸った。
改札を出ようと思ったら、改札の外側に人がびっしりいてビックリした。
ホームが混乱しないように、入場制限しているそうだ。
懐かしい名古屋駅を高島屋方面に歩いていたら、同行していた息子がレンタカーで帰ろうかと言い出し、カード会社のコンシェルジュサービスを使って手配を試みた。
しかし希望の車種はなく、ヴィッツなら用意できるとのことだった。
息子がヴィッツはいやだと言って、レンタカー案は消えた。
1時間後に運転再開らしいアナウンスが流れたので、また元の席に戻った。
私の乗っていた新幹線は、事故の後続便だったので、事故便から移動してきた乗客でいっぱいになった。
運転を再開して30分ほど経ったとき、2号車で急病人が出たとのことで医師を探すアナウンスが流れた。
狭い車内なのに、車掌さんがドタドタと走り回る。
豊橋駅で急病人を降ろすために臨時停車した。
あれ? 接車事故があったのも豊橋駅。
今日の豊橋駅の駅員さんは大変だなぁ。
19時過ぎにやっと東京駅に到着した。
今回の場合は特急料金が払い戻しになるので、特急券を持ったまま改札を出る。
払い戻しは1年以内可能とのこと。
【スパイクタンパクにやられた? 18日〜19日】
私は飛行機・新幹線を含めてよく利用するが、こんなに遅れたのは初めてだった。
しかも、人の死を伴う事故は氣の低下を招く。
気温も急に下がってきて、何やら喉が痛くなって来た。
異常にだるくなって、埼玉の家に着いたら早々と寝た。
翌朝(19日)、目が覚めたら喉の奥がガーン!と痛い。
まずい(汗)
首のリンパも腫れて、グリグリが大きくなっている。
午前中に中川さんから糠漬けと鉄火味噌が届いた。
心配して送ってくれたらしい。(ありがたい)
スパイクタンパクにやられたんだなと思った。
頑張れ、私のリンパ!
何とかここで食い止めろ!
それでも、夫に食事を作ってあげたくて、デパ地下に2回も買い物に行った。
いつも留守にして、不便をかけている罪滅ぼしの意味も込めて。
家族とは1食でも多く食事を共にしておきたいというのが、私の生き方だったし、いつ命が奪われても後悔しないようにと思って。
この日も10時過ぎには就寝した。
いつも午前2時頃まで起きている私にしては珍しいことだ。
そして、今朝(20日)。
喉の痛みは消えた。
体もだるくない。
\(^o^)/
首のグリグリはまだ腫れているが。
峠は越えた。
下の写真は岐阜羽島で写したもの。
豊橋の事故の影響で新幹線が止まっていたから。
こういう平和な日常が、誰しも享受できる世の中であってほしい。
このお二人はノーマスクだ。
これが本来の姿。
もちろん、私はいつもノーマスク。
今夜は期日前投票に行ってこよう。
投票用紙がまだ届かないけど、なくても投票できることを確認したから。
新型コロナウイルスとワクチンのことを学ぶために
新型コロナウイルスとワクチンについては、おびただしい情報が溢れていますが、私は次のサイトから学んでいます。
荒川央(あらかわ ひろし)さんのnote
荒川さんご自身のプロフィールをnoteからご紹介します。
1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て現在分子腫瘍研究所 (ミラノ)所属
荒川さんは2021年6月からコロナワクチンに関する発信を始めていますが、その思いはこちらの記事に書かれています。
ワクチンを接種しようかどうか迷っている人も、すでに接種した人も、周りに接種した人がいる場合でも、多くの人がこのワクチン問題と無縁ではいられなくなって来ました。
あなたのお考えを整理する意味でも、荒川さんの記事はとても勉強になります。
ワクチンの副作用が他人に伝染する?より、荒川さんの記事の一部を下記にご紹介しておきましょう。
「ワクチン接種者は被害者になるだけでなく、身近な方を傷つける加害者になる可能性もあるという事です。」という文章がグサリと来るのではないでしょうか。
コロナにも通じる「風邪の効用」と甲野善紀先生の考え方
甲野善紀さん。
私が甲野先生を知ったのは、一冊の本からだった。
当時日本CI協会の書籍コーナーで、マクロビオティック関連の本の中にあった。
2003年頃のことで、「ナンバ歩き」というのに興味をひかれた。
今は文庫本になっているらしい。
ナンバ歩きというのをご存知ない方は、こちらの動画をどうぞ。
【甲野善紀先生と野口整体】
その甲野先生が、先日とても重要なことをTweetされていた。
はしかの下りでは、私の息子がはしかに罹った時、当時整体の指導者になっていた友人が、「羨ましい! 宅急便で送ってほしい!」と言っていたのを想い出す。
コロナに関しても、「避ける」のではなく「利用する」ぐらいの気持ちになれたら、精神的にも楽になれると私は思っている。
野口整体に50年も関わっている私としては、とても納得の行く内容だった。
私が人生の様々な面で多大な影響を受け、私にとって大恩人とも言える社団法人(現公益社団法人)整体協会の創設者である野口晴哉先生には『風邪の効用』の名著がある。
この本は、上手く風邪を利用して体を改善しようということが説かれているが、野口先生は、風邪に限らず、ハシカは上手に経過すれば呼吸器が丈夫になり、耳下腺炎も上手く経過させることで生殖器がちゃんと育つということを説かれていて⇒
そのため、この「病気を使いこなす」という整体思想を身をもって実感している人達は、ハシカに罹った子がいれば、まだハシカに罹っていない我が子を連れて見舞いに行ったりしていたものだし、耳下腺炎なども同様の対応をしていた。
つまり、野口晴哉先生には、病に罹るまい、罹るまいとして病に怯えるのではなく、病を使ってより丈夫な身体を獲得しようという、現在の医学の常識の上を行く発想と、それを支える整体の観察法と技術があったという事である。
ただ、それは感覚主体の術理であり、当然のことながら誰にも理解できるハッキリとした数値として示すことは出来ない。
こう言うと、多くの人は「何だ、そんな非科学的なものか」と言うかもしれないが、人々が現に暮らしている日常で、その人にとって重要なことは、他の人達との交流であり、自分にとって好ましいと思う人、あるいは好きな音楽や身の回りの物などは、すべて感覚中心で選んでいる。
自分が生きていく上での行動に極めて大きな影響を与えている、これらの感覚を、こと身体のことになると軽視するというのは何ともおかしなことだと私は思う。
ただまあ、いまこうした事を論じていても、現在の世の中の人達の常識が一夜にして変わるわけではないから仕方ないが、人間の身体の調整に関しては今の医学常識では全く及ばない事が、まだまだ色々とあり、いま流行中のCOVID-19に関しても、私のごく親しい知友の中に⇒
COVIDー19のクラスターに巻き込まれ、保健所からPCR陽性とされ、隔離さて、39度近くの発熱に吐き気、倦怠感、味覚嗅覚が失われるという典型的なCOVID-19の症状を呈しながら⇒
一夜で劇的にこの状態を乗り越え、症状もなくなってみると、もう何年か前から失われていた右足が痺れて感覚がなくなっていたところに感覚が戻っていたうえ、実に気分が良くなったという人物がいる。まさに『風邪の効用』を体現している。
詳しくは、この人物からのメールなども引用して、夜間飛行から配信している、私のメールマガジン「風の先・風の跡」で紹介したいと思う。yakan-hiko.com/kono.html
整体協会では「風邪を治す」と言わず「経過させる」と言うが、常に成長し、また老いて死へと近づきつつある人間にとって、元の状態に戻るということはあり得ない。常に変化し続けているだ。それならば、その流れの中でより健やかに過ごすことが何より重要だろう。
現代の医学がとにかく目の前の症状をなくすことに躍起になっているのは、本質的に重要なものを見落としているような気がしてならない。
その辺りに目を向け、人間一人一人の生き方と社会全体の在りようを見つめ、その事と医療との関係を考えてくださる医師の方が、今後一人でも増えることを願わずにはいられない。
幸い近々そうした志のある医師の方とお話し出来る機会がありそうなので、今から楽しみである。
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, 新型コロナウイルス, からだ
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乳製品を摂るときはマグネシウムのことも考えよう
【乳製品は本当に必要か?】
マクロビオティックの食べ方では、乳製品はあまりお奨めではありません。
理由はいくつもあるのですが、今の世代の人は生まれたときから乳製品に囲まれているので、その人達の納得のいく説明の方がいいかなと思っています。
何しろ、学校給食で毎日牛乳を飲まされて育つ世代ですから、昔の人とは大違いです。
では、なぜ学校給食に牛乳があんなに登場するかといえば、カルシウムを手軽に満たせるからですね。
もしかしたら、ご自宅でも「成長期にカルシウムは必要よ!」と、食卓に登場しているかもしれません。
ところが、牛乳をそんなに摂っていない昔より、牛乳を摂っている今の方が骨折する人が多いのです。
これは、カルシウムはたしかに多くなっているけど、それに見合ったマグネシウムが摂れていないためだと思われます。
【カルシウムとマグネシウムの割合】
人間の体では、カルシウムとマグネシウムのバランスは2:1が理想的なのですが、乳製品はカルシウムがものすごく多いのです。
<乳製品のカルシウムとマグネシウムの割合>
・牛乳 110、10 (11:1)
・ヨーグルト 120、12 (10:1)
・チーズ 630、19 (31:1)
※食品は100g、カルシウムとマグネシウムはmg
すごい割合ですよね。
ですから、もし乳製品を摂るなら、意識的にマグネシウムも摂らないと、カルシウム過多になって、体調不良の原因になってしまいます。
カルシウムは組織を締める働きがありますが、マグネシウムは組織を緩める働きがあります。
これは、マクロビオティックで陰陽を知った人なら、「ははーん」とお解りいただけると思います。
鋼と同じで、固くなりすぎると折れやすいのです。
骨なら骨折ですが、筋肉や細胞なら組織が固くなって、弾力性を失いますよね。
肩が凝ったり、足がつったり、生理痛や偏頭痛がある場合は、マグネシウム不足も考えられます。
あ、そうそう。高血圧もマグネシウム不足が原因の一つだったりします。
【乳製品は嗜好品】
私は乳製品は嗜好品だと思っています。
お料理で乳製品があった方が美味しくなる場合は使えばよいし、その場合はマグネシウムを他で取れるように気をつければよいのです。
乳製品が嫌いな人は、無理して食べなくてもよいし、和食中心の食生活をしていたら、案外カルシウムとマグネシウムは取れるものです。
しかし、添加物の多い食生活をしていると、いわゆるミネラル全体が不足しがちになるので、本腰を入れて食生活を見直すことをお勧めします。
それなくして、サプリメントに頼るのは、ちょっと違う気がします。
(コーヒーゼリー 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
体の声には不思議な声もある チョコレートの場合
【体の声】
マクロビオティックではよく「体の声をきく」という言い方をします。
私もまだマクロビオティックを始めたばかりの頃は、この「体の声」というのがピンと来ませんでした。
その後むそう塾を始めるようになっても、西洋的な考え方一辺倒で来た人は、特にこの曖昧な表現が苦手のようでした。
でも、だんだん陰陽の考え方に慣れてくると、その曖昧な表現の言わんとするところが解るようになって来るので、面白いなあと思っています。
たとえばあなたが、「お味噌汁を飲みたい」と感じたら、それが「体の声」なのです。
白いごはんを食べたかったら、それも「体の声」。
お肉を食べたかったら、それも「体の声」。
アイスを食べたかったら、それも「体の声」。
チョコレートを食べたかったら、それも「体の声」。
というわけで、「食べたい」と感じたものを食べるのが「体の声」に従った食べ方となりますが、実はその後が大事なのです。
「食べたい」と感じても、食べた後体の調子が快適でない場合は、「そんなに合っていない」ことになります。
【チョコレートを食べたいと思ったとき】
たとえば、塩辛いものを食べた後に、お水をほしくなることがありますよね。
これはまさに「体の声」です。
では、甘いものを食べた後に塩味のものが食べたくなった場合はどうなのか?
これも「体の声」です。
しかし、たとえば朝起きたときとか、空腹時にチョコレートが食べたいと思ったときは、表面的には「体の声」であるように思えても、実はマグネシウム不足であることがあります。
チョコレートはカカオの実から作られていて、マグネシウムが豊富なわけです。
だから体は、マグネシウムを求めた結果がチョコレートだったというわけね。
でも、甘いものを食べると、それを体内で燃焼する時にミネラルを消費するのです。
ということは、ここでは甘くないものでミネラルを補えばよいのであって、チョコレートを食べるのは陰陽を知っている者の選択ではありません。
私は食事指導で、甘いものを食べるときはそれに見合ったミネラルも摂るようにアドバイスしています。
甘いもので失われる体内のミネラルを、一緒に補っておくのです。
こんなふうに、「体の声」というのは目安にもなりますが、時々「不思議な声」もありますので、盲目的に従わないように注意が必要です。
(小松菜の胡麻和え 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
マグネシウムは胡麻にも多く含まれます。
粒よりすり胡麻の方が吸収しやすいです。
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