食べ物あれこれ」カテゴリーアーカイブ

吉兆(ホテルグランヴィア京都店)

【先付】

412A4819
412A4820

412A4824

宝珠文 蓋物
紅白なます
数の子直鰹
菜の花浸し胡麻だれかけ 土筆
大根唐墨 金箔色紙
田作り(ごまめ) こうばしく上手に炒ってありました

 

【煮物椀】

412A4825 412A4831 412A4835 412A4839

真塗 平椀 裏蒔絵 丹頂鶴
海老真薯 花弁餅仕立て
人参牛蒡
板餅
松葉柚子
鶯菜
金箔

 

【お造り】

412A4843 412A4844

クエ
ハリイカ
マグロ(小寿司 生姜醤油漬け載せ)
紅白人参大根
水大根
刻み水菜
山葵
莫大海寒天寄
肝醤油
造り醤油

 

【八寸】

412A4849 412A4850 412A4853 412A4854 412A4855

八角縁高 春慶蓋
紅白水引
(向かって右から・・(笑) 上級幸せコースでお教えしましたね)
新年の寿ぎは毎年何回も続いて欲しいから結び方は花結び(蝶結び)となります。
生雲丹出し酢ジェル
茶振海鼠生この子 芽甘草
車海老
慈姑
伊達巻
黒豆巾着
香母酢フォアグラ

 

【焼き物・油物】

412A4859 412A4861

かれい西京漬
海老蓑笠揚げ
堀川牛蒡含め煮る
松葉大徳寺納豆

 

【温物】

412A4863 412A4865 412A4868

かぶら蒸し
おろし蕪
銀餡
おろし山葵
ぐじ(甘鯛)

 

【ご飯と味噌汁つけもの】

412A4871 412A4872 412A4873

鯛飯
賽ノ目大根
三つ葉
赤だし 生湯葉
漬物5種
大根
しば漬け
壬生菜刻み
日野菜
塩昆布

 

【水物】

412A4876 412A4877

フルーツ羹
和風カスタードソース

 

【紅白きんとんとおうす】

412A4878 412A4880

紅白金団
(ここでもむかって右から・・・(笑))
7割作りしてある(大きさや甘さ)

 

【床の間】

412A4841

(写真&料理説明:中川善博)

 

「吉兆 ホテルグランヴィア店)

IMG_1628

 

昨日修了式会場の下見に行って、吉兆さんで今月のお食事をいただいて来ました。
盛り付けや切り方の参考になると思いますのでご紹介します。
松葉柚子には笑ってしまいましたが(笑)
幸せコースでも、上級幸せコースでも松葉柚子の切り方には時間をかけてお伝えしましたので、正しく綺麗に切ってくださることを期待しています。
むそう塾の修了式をなぜ吉兆さんで開催するのか?
それは吉兆さんレベルのお味をお伝えしたからです。
どうぞ修了式でご確認くださいませ。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 2件のコメント

揚げ出し豆腐二種類

027A2528

(揚げ出し豆腐 木綿豆腐を使用)

 

027A2677

(揚げ出し豆腐 絹ごし豆腐を使用)

木綿豆腐を使った揚げ出し豆腐は形にシャープさが残りますが、絹ごし豆腐の場合は揚げてしばらくすると写真のようにふにゃっとなります。
これはお豆腐の性質が影響するもので揚げ方の違いではありません。
木綿豆腐の場合は厚揚げに近い感触になり、絹ごし豆腐の場合は中の柔らかさが美味しさを誘います。
初心者は揚げるときの油はねが心配なら木綿豆腐でも良いですが、慣れてきたら絹ごし豆腐の美味しさも試してみましょう。
中川式の万能天つゆで天ぷら・揚げ出し・天丼などをお楽しみください。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | コメントする

ポテトチップスをマクロビオティックの陰陽で考える

027A2486

(ポテトチップス by 中川善博)

今の子供達はポテトチップスが好きですね。
いえ、子供の時からポテトチップスを食べて育った大人もポテトチップスが好きです。
おビールを飲む時にもポテトチップスを食べている光景が見受けられます。
つまり現代人はそれほどじゃがいもをよく食べると言いたいのです。

ということはマクロビオティックの陰陽で考えると、現代人は陽性の食べ物、特にお肉を召し上がることが多いのだと考えられます。
その陽性さを消したくて自然にじゃがいもの陰性に手が出ることになります。
しかしポテトチップスのじゃがいもにはお塩がかかっていますから、結果的には期待したほどお肉の毒消しは済んでいないものと想像できます。
この場合はもっと陰性な料理方法の方が毒消しの役目をしますね。

じゃがいもにはカリウムが多いので、その成分を見てナトリウムとのバランスが取れると考えるのは単純すぎます。
どのようにお料理がされて口に入るのかを考えなければ片手落ちです。
マクロビオティックの食材の陰陽は、食材が体に入ってからの作用とその後の体の状態まで考えていますから、食材の持つ性質をよ〜く考えて使い方を間違わないようにしましょう。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 2件のコメント

初一番出汁

一番出汁2013

 

今年初の一番出汁。
ふと思いついてワイングラスに注いでみました。
出汁BARにでも行った気分でグラスを傾けると落ち着くから不思議です。
むそう塾で多くの人の一番出汁を味見したのですが、十人十色の味になるところが面白いです。
忙しくても出汁を引くことによって心に落ち着きと安心感が生まれてきます。
大切なものであることを体が知っているからなのでしょう。

忙しいからこそ端折るのではなく基本を徹底する生き方は、新たな潤いをプレゼントしてくれます。
丁寧ということは時間を奪うものではなく、潤いを生むことに気づかない人が多いのは残念です。

新しい年には新しい生き方をスタートさせるのもいいですね。
たった一度の人生なんですもの。
色々な自分を知りたいと思いませんか?
私は生きている限り可能性を追い続けたいなって思います。
そのためにも健康が第一。

喫茶店でコーヒーや甘いものを飲むなら、出汁BARに行こう!といいたいです。
なお、この記事はこちらのお店の宣伝ではありません(笑)
でも、このようなお店が繁盛するようになると、もっとみんなに活気が出ていいのになぁと思います。

鰹節は日本が世界に誇る発酵食品であることを忘れてほしくないです。
ですからにんべんさんの企業姿勢にはエールを送りたいです。
マクロビオティック云々という前に、日本の伝統食品や伝統料理を大切に守り伝えて行くことにも今年は力を入れたいなと思います。
地方にも出かけられたらいいな。

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 10件のコメント

京都の粕汁(音もどうぞ)

IMG_1509

(粕汁 by  中川善博)

寒い日が続きますね。
こんな日には体の芯から暖かくなるものを無意識に求めていることが多いものです。
イヤ冬でも冷たいものが好きって言う人は相当な陽性さんですね(笑)
私が毎週通っている京都は、日本海側のお天気が流れてきて東京より寒いです。
夏は蒸し暑いし冬は底冷えがするし、盆地特有の気候に当初はひぇ〜!なんて思いましたが、最近ではずいぶん慣れてきました。
引越しが趣味の私はかなり順応性があるのです(笑)

というわけで食べ物も京都独特のものがかなり好きになって、どんどん京都風になってきています。
当初はびっくりした京都の軟らかいおうどんも、今では抵抗なく食べられるようになりました。
すぐきのお漬物も大好きです。
白味噌のお雑煮も美味しくいただきます。
ただしこれは中川さん作のお雑煮ですが。
来年のお正月は中川さん作でない白味噌のお雑煮をいただいてみようと思っています。
果たしてどんな結果になることでしょうか?(楽しみ)

さてさてこのような粕汁はとっても体が温まります。
途中まで飲んでいるうちに体がぽわ〜っとしてくるのが分かります。
せりがなければ粕汁は作らないというほど粕汁にせりは必須と中川さんはいつも言います。
美味しそうでしょう?
音もどうぞ。

[youtube]

 

カテゴリー: 食べ物あれこれ | 2件のコメント