マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

家族がマクロビオティックを受け入れる時

ミクシィで、きららさんが感動的な日記を書いていらっしゃいます。
きららさんは、現役の栄養士さんとして、保育園で働いているのですが、マクロビオティックと現実の社会の間で、悩みながらマクロビオティックを続けて来られました。
何度も苦しく、つらい経験をしながらも、何とか子供たちにマクロビオティックを、そして保護者にもマクロビオティックをお伝えしたい一心で、試行錯誤の日々でした。

そんなある日の出来事です。
お父様が、きららさんに話しかけて来ました。
            *    *    *    *
               「おっさん栄養士」 (2007/4/1) 

 
 

今日、夕飯の準備をしていると、珍しく父親が寄ってきて
「おまえ、花粉症はどうした?」といきなり言って来ました。
私、花粉症ひどくて毎年この季節は、窓を開けられなかったんです。目も鼻もただれたようになっていたなぁ?
私:「治ったよ」
父:「なんでよ?花粉症って、治るのか?」
私:「乳製品やめたら治った」
父:「それだけで治るのか?」
どうやら、会社に花粉症のひどい方がいるらしく、メモまで取り出してきて、他にも、何かないか聞いてきて、その方に電話かけていました。。
マクロ始めたころは「肉を喰わせろ」と暴れて(?)いたのに…変わるものですね。
この間は、会社の副社長の息子さんに喘息の対処法を説明していました。会社の栄養士のおっさんです。
家族の理解が得られないと悩んでいる方も多いと思いますが、自然とこちらの肩の力が抜けると、こんなに自然と穏やかな日がやってくるみたいです。
始めたばかりの3年前には、想像できなかったけど。
今では、家族や親戚の為に、野菜も作ってくれるようになりました♪
父に感謝。今まであきらめずに続けてくれた母に感謝。
理解が得られなくて苦しかったときに、支えて下さった皆さんに感謝。
たくさん、たくさんありがとうの気持ちの日曜日です。
             *    *    *    *
きららさんは、今、鹿児島から大阪までマクロビオティックのお勉強に通っています。
きちんと働きながら、遠い所まで学びに行くその姿が、きっとお父様の心を動かしたのでしょう。
そして、何よりも、きららさんの体の変化を、実際に身近で見て納得されたのだと思います。
これが一番説得力がありますよね?。
ところで、きららさんは、20代なのにしっかりしていて、胆が据わっていて、最高に明るくて、本当に惚れ惚れするお嬢さんです。
細かい気配りができて、独特の明るい笑い声は、周りの人を必ず和ませてしまう力を持っています。
年齢の釣り合う息子がいたら、絶対お嫁さんになって欲しい女性です。
イヤ、歳の差なんて乗り越えても結婚してほしいと、私は本気で思っているほどです。
ところが、彼女には、お嫁さんとしてのラブコールが、あっちこっちからかかり、かなり競争率が高いのです・・・・・。
そんな彼女が書いた日記。
とてもグッとくるコメントもついていますので、ご家族にマクロビオティックを理解してもらえなくて悩んでいる人達に、ぜひ、読んでいただきたいなぁと思います。
ミクシィに入っていない人は、コメントが読めませんので、お入りになりたい方は、下記までメールをください。
招待状をお送りいたします。
macro21@mail.goo.ne.jp

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 7件のコメント

「親子deマクロビ井戸端会議@善右衛門的。カフェ」開催のお知らせ!

4月29日(日)に、「マクロビ井戸端会議@善右衛的。カフェ」を開催しますが、お店のスペースの関係で、お子様連れの方には参加を見合わせていただきました。
マクロビオティックは、子供を育てる時、もっと言えば、妊娠している時、さらにもっと言えば妊娠前の男女にこそ、実践していただきたいものです。

その一番の対象者が参加出来ないことに、私はずっと心を痛めておりました。
しかし、この度、善右衛門さんの寛大なご配慮により、井戸端会議の翌日にもう一つの井戸端会議を開催して頂けることになりました。
名付けて「親子deマクロビ井戸端会議@善右衛門的。カフェ」です。
*     *     *     *
子育て中は何かと悩みが多いものです。
ましてや、マクロビオティックで子育てをしようとすると、家族の理解すら得られないことも多く、精神的に参ってしまう人も多くいます。
そんなマクロビオティックや子育てに関する悩みを抱える方々が、お子さんを連れて気軽に参加できる会が、「親子deマクロビ井戸端会議」です。
東京では、このような会がいくつもあって、お母さん同士が仲良くランチを共にしています。

 

小さいお子さんがいると、なかなか思うようにマクロビオティックの料理教室や講演会に行けないものです。
しかし、本当は、そんな人達こそがマクロビオティックを必要としているはずなんですね?。
そこで、今回の井戸端会議では、善右衛門さんと私が少しだけお話をすることになりました。
そんな大袈裟なものではないのですが、子育ての経験とマクロビオティックに対する姿勢みたいなことを語り合えたらいいなぁと思っています。

 

父親の視点から、母親の視点から、そして善右衛門さんには、お料理のことも語っていただくつもりです。
このコラボ、初めての企画です!
さて、どうなりますことやら。

 

小さいお子さんは、じっとしていられませんから、ほんのちょっとだけのお話ですが、楽しみにしていてくださいね♪
*    *    *    *
日時:2007年4月30日(月・祝日) 12:00?15:00
◆会場:「善右衛門的。カフェ」
京阪「三条駅」下車徒歩約3分
京都市営地下鉄「京都市役所前駅」下車徒歩約5分
      (地図はこちら

 

      御池大橋東詰から鴨川上流に向かい24時間パーキングが目印
角を曲がって3軒目

 

◆会費: 親子で 5,000円
お料理は善右衛門さんにおまかせ + 三年番茶

◆定員: 8組
16名 やむを得ない場合は2名のお子様も可)
      先着順
◆申込:
ananさんまで(4月29日の世話人さんと同じ)
      ハンドルネーム(ニックネーム)明記の上、下記までメールを。
       anan06@snow.ocn.ne.jp
◆備考
?名刺・名札を持参のこと

(手書きでもOK、お子さんの名前・性別・年齢も)
 ?ブログをお持ちの方はブログ名と簡単な自己紹介

 ?「本豆餅・本蓬餅」(冷凍品)をお土産用にご用意しております。
お買い求め予定の方は、お持ち帰り容器のご持参にご協力をお願いします。
お子さんがぐずったり、騒ぎ出した時には、1分で鴨川ですから、そこで遊ばせると気分転換になって、お子さんも喜ぶこと間違いナシです!
(どんなに走っても大丈夫。ただし、親の息が切れるかも?)
どうか、良いお天気でありますように。
関連記事
マクロビ井戸端会議@善右衛門的Cafe」
マクロビ井戸端会議
  ・マクロビ井戸端会議始まります
  ・マクロビ井戸端会議の運営方針
  ・マクロビ井戸端会議のコンセプト
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カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 15件のコメント

「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会@にいがた」のメインテーマ決定!

新潟市の素敵なマクロビカフェ、「marilou」(マリールゥ)さんのオーナーであるemikoさんと、ご主人様のstunさんが、5月5日・6日に素敵な会を準備してくれています。
尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会@にいがた」がそれですが、先日、その会場の下見に行ってくださいました。
とても趣のある建物なのですが、エラク古いので、しっかりお掃除をしないと・・・・・なのだそうです。
こんなワケなので、新しくて便利な会場を探すのかな?と思いきや、なんと!、emikoさんstunさんご夫婦が前日から大掃除をするというのです。
感動しました!
元々感性の素敵なご夫婦だなぁ?と思っていたのですが、この一件で、その感性が本物であることが証明されたと思いました。
自分達が汗を流してでも、ここを会場に」との想いが、ヒシヒシと伝わって来ます。
こんなに素晴らしいご夫婦が中心になって、「土鍋の会」が開催される予定です。
メインテーマもきまりましたよ!
「女は女である。男は男である」
名付け親はemikoさんです。
らしいでしょ?
詳しくは、stunさんのブログでどうぞ。
(名付けのヒントは書いていなかったかも?)
関連記事
「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会」の予告
「尾形妃樺怜先生とマスタークックの土鍋を囲む会」の最終お知らせ!
「尾形妃樺怜先生と土鍋を囲む会」を終えて 」
追記(4/3)
 お掃除スタッフとして、ご協力くださる方はいらっしゃいませんか?

カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪ | 2件のコメント

マクロビオティックにおける「過食」の悩み

マクロビ井戸端会議」で各地をまわっていると、次のような相談がとても多いんですよ。
 ?マクロビオティックを始めたけれど、少食に出来ない
 ?マクロビ食にしたら、過食が止まらなくなった
 ?おかずの量を減らせない
 ?マクロビにしてから生理が来なくなった

            *     *     *    *
???を大雑把にみると、?は「少食にしなければいけない」と思い込んでいます。
でも、体がその態勢になっていない時には無理です。
私の経験で判断すると、少食に出来ない人の手相を観せてもらうと、生命力の旺盛な人が多いです。
それだけ、沢山食べても消化・吸収できる体である証拠なのですから、このタイプの人はあまり少食に振り廻されない自由さがあってもいいと思います。
?の「おかずの量を減らせない」問題は、一つは今までの癖・習慣が原因です。
もう一つは、主食の割合が少ないか、主食の吸収が上手くいっていないために、おかずから不足分を補おうとしているためです。

?については、どこの井戸端会議でも、10人に1人は必ずいます。
真面目にマクロビに取り組んでいる人ほど、その率は高いですね?。
この問題は、別の記事で取り上げますね。
             *    *    *    *
きょうの本題は、?の「過食」です。
過食になるプロセス、原因を書くと長?くなるので、結論だけ乱暴に書いてしまいます。
過食になる理由 → 結論:体の要求に応えていない

つまり、人間の体はとても精巧に緻密に出来ていて、何重にも命を守るようになっているのですが、それらは、すべて体が自然に調節してくれますね。
病気を治そうとする「自然治癒力」は、その最たるものです。
言い換えると、体は自分にとって必要なものを、ちゃ?んと知っているワケです。
ですから、「体の要求に従って」食べていれば、大きな間違いはありません。
ところが、何らかの理由で、その「要求」を無視してしまうと、体は不足分を補おうとして「過食」になるのです。
その「何らかの理由」が、マクロビオティックの理論の誤解だったり、思い込みだったり、感情だったりするんですね?。
???は、原因が違うように思うでしょうが、どれも体が不足しているのものを満たそうとしていることに変わりはありません。
よくあるパターンが、甘いものを止めていたけれど、我慢できなくなって一つ食べたら、止まらなくなったというもの。
これは、甘いものを体が求めていたんですね?。
そんな時には、体に負担のかからないもので、求めに応えてあげましょう。
私がいつも笑ってしまうのは、「一つのつもりが一袋食べてしまった」という場合。
アハハ、これはダメね?。
そもそも、一袋あるからイケナイノダ!
なるべく袋物を買わないこと。
もし袋で買ったら、食べる分だけ取り出して、あとは食べられない状態にして捨てること。
捨てるのが勿体ないと思うなら、そんなモノは買わないこと。
買い方、甘いものの種類、食材などを吟味しましょう。
その上で、より良いものを口にする習慣を身につけましょう。
せっかくマクロビオティックに出会ったのですから、Uターンするのではなく、一歩前進してみませんか?

        *    *    *    *      
ところで、★「過食」の人に不足しているもの
それは多くの場合、ミネラルです。
玄米を食べていても、炊き方・食べ方・消化力によって、玄米のもつ栄養分をきちんと吸収できていない可能性が大いにあります。
胃腸の弱い人甘いものが好きな人は、特にこの傾向が強いですね。
それから、意外に思われるかも知れませんが、良質の油分が不足している人もいます。
悪い油・脂をとっている人は、とても多いのですがね?。
余談ですが、油分をとり過ぎると、皮膚がカサカサしてきます。
(小麦粉・粉製品
の摂りすぎでも皮膚は粉っぽくなりますが)
マクロビオティックの勉強を始めた頃は、皮膚がカサカサするのは油分が不足していると思っていましたから、このことを知った時には、目からウロコでしたね?。
あ、横道にそれました。
本題は「過食」でしたね。

マクロビオティックをしていると、最初の頃は、すぐ食べ物だけで解決しようとするのですが、精神的なことはとても重要です。
食べ物と同じくらい、場合によっては、それ以上に精神面での影響が大きいです。

特に「過食」については、精神面の問題と深い関係がありますから、そちらの解決も不可欠です。
愛情不足★も考えてみてください。
愛情はもう一つのミネラルですよ?。
またまた長くなってしまいましたが、最後にまとめとして。
自分の体を信じて、体と対話して、楽しく自然体で暮らしましょう。
その先には、不自然な「過食」はないはずですよ。

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「マクロビオティック的・新チャイナ」って?

福岡でのサバイバルセミナー最後の夜、大谷ゆみこさんやマナキッチンのオーナーさん達と、夕食をご一緒する機会に恵まれました。
行ったお店は、ベジタリアンの中華屋さんです。
大谷ゆみこさんが「行ってみたい!」と仰って、私も誘っていただきました。
さすが大谷ゆみこさん、お味の研究には余念がありません。
「ほー、福岡でベジタリアン仕様の中華のお店があるなんて、すごいな?」と思いました。
そのお店は、大きなマンションの1階にありました。
住宅街なので、目立たない場所です。
店名は「RuRu」(ホームページがまだのようですね)、経営は「OPA」だそうです。
何でも、昨年の12月にオープンしたのだとか。
4月からは、奥に離れがオープンするそうですよ。
あ、きょうは4月だから、もうオープンしているんでしょうね。
ところで、肝心なお料理ですが、メニューを見ていると、「マクロビオティック的・新チャイナ」という文字が飛び込んで来ました。
見開きの1ページを「マクロビ・シーフード」、もう1ページを「マクロビ・ミート」と見出しをつけたメニューが並びます。
とまぁ、こんな感じの中から、何品か別々のものを注文してみたのですが、お料理を口に運んだ途端、「う、甘い」。
焼きそばも、中華そばも、甘さが舌に残ります。
お店の方にお聞きすると、丁寧に「ヘルシー」のメニューであることを説明してくれましたが、マクロビオティックのことは良く解らないようでした。
ですから、「甘さ」のことも念頭にないようです。
アンケート用紙に記入してくださいと言われたので、「甘さ」のことを書いておきました。
最後にお尋ねしたところ、「甘さを入れないでお願いします」と希望すれば、ご希望に応じてくれるそうですよ。
マクロビアンにとっては甘さが気になりますが、普通のお食事をしている方々には、これでもいいのでしょうねぇ。
結構人気があるようでしたよ。
きっと、「マクロビオティック=野菜料理」「マクロビ=ヘルシー料理」のように受け止めているのでしょうね。
マクロビアンが安心して中華料理をいただけるお店は、全国でどのくらいあるのでしょうか?
調べてみたいものです。

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