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「マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ
気がついたら甘いものへの欲求が変わっていた
昨日の「陰性さ 陽性さ」のご質問にお答えしての記事に、Naさんからいただいたコメントで嬉しい文章がありました。
まずはそれをお読みください。
玄米投稿当初、本当にたくさん玄米がからだに吸い込まれていきましたが、愛クラスの時の美風さんの言葉に従い、からだに玄米をとりあえず入れてみました。
玄米投稿後半からは、本当に食欲は落ち着いています。
そして、デパ地下のスイーツ売り場に立っても、すっくと立ったまま、なんら心が揺れることがありません。
快感です。
どうですか?
この変わりぶりは見事でしょ?
Naさんが愛クラスを受講されたのは5月23日でしたから、まだ20日間しか経っていません。
でも、2週間でパスポートを取得され、今では甘いものに対する反応が上記のように変化されたのです。
愛クラスの時に私は言いました。
「中川式玄米ご飯には素晴らしい効果がありますから、玄米ご飯をお代わりして食べてください」と。
それを実践してくださったNaさんは、ご自分の体で中川式玄米ご飯の力を感じ取ってくださいました。
これなんです。
この体験こそがマクロビオティックそのものなんですね。
頭で甘いものを止めようとするのではなく、玄米ご飯を食べた結果、自然に甘いものへの欲求が減って来た。
これが本来のマクロビオティックのあり方です。
自然体で体と心のバランスが整って行くのです。
陰陽の理に適った食事と生活をしていれば、人間は体への負担が少なくなるよということをマクロビオティックは教えてくれます。
そして、そんな生活から最高の氣が発せられることも。
Naさんはこれから大いに体と心が変化し始めるはずです。
甘いものが体に与えていた不都合から、徐々に解放されることでしょう。
嗜好の変化も起きるでしょう。
その他諸々の変化があるでしょう。
そんな変化を楽しみ、マクロビオティックと遊んでみてください。
充実した日々になること間違いなしですよ。
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 体験談
20件のコメント
「陰性さ 陽性さ」のご質問にお答えして
昨日「陰性さ 陽性さ」の記事を書いたところ、Naさんから次のようなコメントが寄せられました。抜粋です。
>でも「女性はやや陰性よりに」と聞いたなあと思い。
>ちょっと女子的にふと気になってしまいました。
コメントのお返事としては長くなってしまいますので、記事にさせていただきます。
まず、陰陽は相対的なものの見方考え方であることを頭においてくださいね。
その上で女性を考えると、「男性に比べて」という構図になります。
この世の中で女性は男性と一緒に生きて行くわけですから、男性に比べるとちょっと陰性寄りの方が、陽性さのある男性とのバランスが良いということになります。
また、女性は子育てと言う重要な仕事があります。
この時にはあまり陽性だと、陽性な子供とぶつかってしまうのです。
さらに一家の和を考えたときには、少しおっとりしたお母さんの方が、家族の心が休まったりします。
そんな諸々のことを考えて、女性はやや陰性寄りにと言われることが多いのです。
これは男性社会で女性が潤滑油的な存在としてみた場合は納得できるかも知れません。
しかし、男性も女性もみんな同じタイプばかりではありませんから、時には女性っぽい男性もいるし、男勝りの女性もいるし、女性でも男性的な役割を求められることもあるでしょう。
そんな時には、いつも女性はやや陰性寄りを貫くのではなく、一時期やや陽性寄りになることも必要だと思います。
つまり、いつも同じモードで生きるのが良いのではなく、陽性が求められるときには陽性になることが出来、陰性が求められるときには陰性になることが出来るのが、本当の中庸だと思っています。
そのように考えた場合、現代社会はちょっと陽性に振っていた方が楽かなというニュアンスです。
つまりこのちょっと陽性というのは、中庸の中の陽性という位置づけです。
また、やや陰性寄りというのも、中庸の中の陰性という位置であることをご理解ください。
図で示せたら簡単にご理解いただけるのですが、文章でこのことをご説明するのは解りにくいですね。
正確には陰性・中庸・陽性があって、その中庸の幅の話をしているのですが、ご理解いただけましたでしょうか?
マクロビオティックで陰陽の話をするときには、陰陽の言葉を前面に出して中庸は織り込み済みのことが多いので、先の記事のような文章になりました。
Naさん、ご理解いただけましたでしょうか?
* * * *
<読者の方々へ>
頭で陰陽を考えていたら解らないかも知れませんが、実際に陰性の強い人とおつき合いをすると、じれったくなったり、どうしてそんなに迷うのかなあと思ったり、時間が無駄になることも多くてイヤになるはずです。
反対にのんびりしたその感覚に癒されたり許してもらえたり、陰性の良さに助けられることもあります。
しかし、大急ぎで何かを処理しなければいけない時には、サッと切り替えて迅速で的確な判断が出来ないといけません。
特に子育て中や人を使う立場の人は、陽性さがないと判断を誤ることがあるし、緊急時に対応できません。
陰陽は頭で考えるのではなく、ぜひ体で、皮膚で、心で感じてみてください。
そうしたら、体の陰陽と心の陰陽が微妙に違うことも知るはずです。
そうなると、体は常々少し陽性寄りの方が楽であることが実感できるでしょう。
そして、心は臨機応変に対応できる中庸が摩擦が少なくていいなと思えることでしょう。
こんなことを、一つひとつ体験しながら自分の細胞に落としこんで行くのがマクロビオティックです。
決して陰陽の奴隷にならないでください。
陰陽は使いこなさなければ意味がありません。
「陰陽読みの陰陽知らず」にならないようにしましょう。
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪
16件のコメント
「シコマチック T プラス 3.0リットル」
シリット社の「シコマチック T プラス 3.0リットル」。
なかなか使い勝手がいいです。
きょうもご飯やおかずを、この3.0で仕上げました。
初めて3.0を見たとき、「あ、浅鍋として使いたい」と思いました。
マスタークックと同様の遠赤外線効果があり、お手入れと耐久性はマスタークックをはるかにしのぎます。
ご飯の炊き上がりは安定していて、玄米ご飯・白米ともにふっくらとした濃厚なお味をキープします。
同じ T プラスシリーズの2.5よりは、ずっと安定しています。
これは大きさによる違いなんですね。
さらに、煮物や炒め物まで出来てしまい、今日もこのお鍋で金平牛蒡を作りました。
最高に作りやすかったです。
また、今までフライパンで作っていたお料理を、3.0で作ってみました。
フライパンよりちょっと深くなる分、油の飛びはねが少なくなって、お掃除がラクチン^^♪
ご飯も炊けて、煮物も出来て、炒め物も出来て、まさに最高のお鍋です。
さあ、今日はこれから京都入りです。
爽やかな季節に、爽やかな気持ちで京都に向かいます。
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪
18件のコメント
陰性さ 陽性さ
マクロビオティックに出会うと、まず陰陽の言葉で?となります。
でも、陰陽の見方って義務教育で教わらなかったから、ちょっと馴染みがないだけなんです。
私達の生活は陰陽の中で繰り返されているのですから。
ところで、その陰性・陽性って、自分に当てはめてみるのは、マクロビオティック初心者には結構難しいですよね。
私も最初はそうでした。
でも、数多くの人を拝見していると、色んな観点から陰陽を判別できて、実に面白いです。
陰陽は別に陰性が悪くて、陽性が良いわけではありません。
両方の欠点が少ないのが良いのです。
これを中庸と言ったりします。
でも、実際には、陰性の時や陽性の時を時間差で繰り返しながら暮らしているんですけどね。
桜沢如一先生がマクロビオティックを提唱し始めたころは、陽性であることが良いように言われていましたが、最近では陰性の良さを強調するマクロビオティック教室が多くなって来ました。
しかし私は、ちょっとだけ陽性に振っていた方が、楽に生きられると感じています。
人間は大勢の中で生きて行くのですから、ある程度は他人を意識して生活しなければなりません。
他人の目を気にし過ぎる必要は毛頭ないのですが、物事をスムーズにこなすためには、やはり陽性さが必要です。
私達の日常には、次から次へと仕事がありますが、その仕事と仕事の合間に休憩時間を取らなくても良い状態。
それが典型的な陽性の塊ですね。
次から次へと仕事を処理して行けるだけのパワーが、陽性の人にはあります。
反対に陰性の人は、仕事と仕事の間に休憩が必要になります。
陰性のうんと強い人は、仕事中にも眠気が襲います。
よく、お食事をしたすぐ後は眠いと言いますが、それも陰性の部類に入ります。
しかし、食後の眠気だけで、自分を陰性だと決めつけないでくださいね。
一日のうちに、陰性の瞬間、陽性の瞬間があってこその陰陽ですから。
ちょっと陽性。
この状態だと実にラクチンです。
良い氣の流れで行動していて、ひゅっと陽性のスピーディーさが顔を出すのが理想的ですね。
このような人の判断力はいつも陽性さがあります。
この判断力の陽性さが、実に気持ち良いものなんです。
そのような人は人づき合いもスムーズに出来ることが多いのですが、ちょっと陽性さが強くなると、人間関係がギクシャクして来ますからご注意を。
さあ、あなたもちょっと陽性を目指して、マクロビオティックの陰陽を楽しんでみてください。
人生が楽しくなりますよ?♪
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪
25件のコメント
マクロビオティック酢豚?
中川さんのブログに「酢豚」の写真が載っています。
昨夜このタイトルのことで中川さんと話し合いをしました。
当初は「マクロビオティック酢豚」となっていたのですが、材料に豚肉が入っているのでマクロビオティックの文字は削除した方が良いのではないかと私が言いました。
食材を見れば一目瞭然ですが、陰性の野菜類がズラリです。
だからこそ陽性の豚肉とバランスがとれるんですけどね。
そのようにして酢豚料理は完成しているわけです。
だから私も酢豚には動物性の物を入れた方が良いと思います。
決して「ベジ酢豚」をお勧めしません。
だって、料理名そのものが豚肉を美味しくいただくようになっていますしね。
お酢という陰性で豚肉の陽性と油っぽさを緩和してくれる、誠に陰陽の理に適ったお料理方法です。
だからこそ、「マクロビオティック酢豚」と書きたかった中川さんのお考えがとても良く理解出来ます。
しかし、動物性を使わないのがマクロビオティックだと思っている人が圧倒的ですから、「マクロビオティック酢豚」のタイトルだと、豚肉を何に置き換えたお料理かなと期待して記事を読む人に対して、裏切りになるような気が私はしたのです。
それで誤解を避けるために、申し訳ないけれどマクロビオティックの文字をはずした料理名にしていただきました。
* * * *
私はそもそも「もどき料理」はあまり好きではありません。
以前にもそのような記事を書きました。
・もどき料理にひと言
・これからのマクロビオティック料理
私はもっと普通の感覚でマクロビオティックを実践すべきだとの思いで、むそう塾を運営しています。
特別に意識したり、食べたいのを我慢したり、わざわざ購入したりするのではなく、気持ちの良いことをしていたらマクロビオティックだったと言うのが理想です。
そうでなければ物事は長続きしませんからね。
それは中川さんも同じ思いです。
日本に昔から伝わっているものを大事にして、その上にもう一つの理論で絞りをかける。
そこに残ったものが限りない精神の安定と安心感、そして健康をもたらしてくれる。
むそう塾はそれをお伝えしています。
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪
6件のコメント