マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

「第38回 愛クラス」が終了しました

本日「第38回 愛クラス」を開催しました。
梅雨の真っ只中の京都は湿っぽい朝を迎え、愛クラスが始まるお昼頃には一時的に強い雨が降りました。
栃木県1名・東京2名・滋賀県1名・大阪2名・神戸2名・広島県1名・香川県1名から、一人の欠席者もなく集まってくださいました。
この中にはパスポート取得者が2名含まれています。
もう一度中川さんの玄米ご飯の炊き方を確認したいとご参加くださいました。
ちょうど今回からTプラス3.0での炊飯も加わったので、皆さんに喜んでいただけました。
ねっ、3.0って使いやすいでしょ?
今回は3台のTプラスで炊き比べをしましたが、見事にお鍋の特性が出ていて面白かったです。
その結果、やはり3.0があっさり目に炊けて、お鍋の形状を反映しているなぁと感心しました。
私はこのお鍋で炊いた玄米ご飯が一番好きかも知れない。
これから夏を迎えるにあたって、このお鍋の玄米ご飯はイチオシです。
とにかくさっぱりしていて食べやすいです。
今回の愛クラスでは、10代の受講者さんがいらっしゃいました。
お母様は第1期幸せコースの修了生です。
第2期の幸せコースにも、同じように1期修了生のお嬢様がいらっしゃいます。
こんなふうに親子2代でむそう塾にいらして下さる人が登場してくれて、私も中川さんもとっても嬉しいです。
このような方々のためにも、むそう塾をほんまもんのマクロビオティックと美味しいお料理の発信基地として、育てて行きたいと改めて思ったことでした。

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なぜ今包丁砥ぎなのか?

昨日で「第2期 幸せコース」の6月授業が全部終わりました。
皆さんお疲れ様でした。 
今月は「切る」ことに加えて包丁砥ぎがありましたから、凄くハードな内容でした。
でも、どうしても包丁砥ぎまでお伝えしておきたかったのです。
それは、包丁が切れるようになっていないと、桂剥きは出来ないからです。
そこで昼食が遅くなっても、包丁砥ぎを練習していただいたわけです。
しかし、一番の理由は、美味しいお料理を作るために包丁が切れる状態であってほしいのです。
たとえばピーラーでジャガイモの皮を剥いてみてください。
次に包丁で剥いてみてください。
ジャガイモの表面が違うはずです。
ピーラーで剥くとザラザラした感じで、包丁で剥くとツルッと光った感じがするはずです。
こんなふうに、包丁で剥くと切断面が違うように、切れる包丁と切れない包丁でも切断面が変わります。
切れる包丁は切断面が鋭角で、食材の細胞をつぶしません。
ですから、お料理の味のしみこみ具合や、舌触りも違うのです。
さらに、煮崩れ防止にも繋がります。
つまり美味しいお料理を作るには、包丁が切れることが第一条件なわけです。
昨年1期生の方が仰っていました。
「包丁が切れるようになったら、うちのお料理が美味しくなりました!」
そうなんです。
美味しくなるんです。
だから幸せコースで包丁砥ぎを教えているんです。
今はステンレスの包丁が使い捨て感覚で使われている時代ですが、切れ味はやっぱり鋼に適いません。
ステンレスはすぐ切れなくなってしまいます。
錆びないというだけでステンレスにするのではなく、どうか切れ味重視で包丁を選んでください。
包丁は調理道具の中でも別格です。
大切に丁寧に、いつも綺麗な状態で使えるよう、きちんとお手入れをする癖をつけましょう。
その姿勢が美味しいお料理に繋がります。
錆びる包丁を錆びないように使う心。
それが大事な時代でもあります。
今あちこちで包丁砥ぎ講習会なるものが人気だそうです。
先日もデパートの包丁砥ぎ講習会(有料)が、キャンセル待ちだと売り場に書いてありました。
そろそろ使い捨てではない、本物に触れたい人が増えて来たのでしょうか。
そうだったら嬉しいな。

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「マクロビオティックと排毒について」~続き~

先日「マクロビオティックと排毒」の記事を書いたところ、お悩みの方が多かったので、もう少し追加記事を書きます。
マクロビオティックをするとなぜ排毒が起きるのか?
それは玄米が持つ排出作用によります。
ですから単純に考えると、玄米の量を増やせば増やすほど、体の中の余計なものが外に出てくるわけです。
白米にする時には捨てられる米糠部分にその力があるので、玄米で食べた方が体のために良いのはもうお解りですね。
さて排毒ですが、現実問題としては皮膚のあちこちにブツブツが出来たり、炎症を起こすのは女性の場合は困ってしまいます。
そこで玄米ご飯を止めてしまう人がいるのですが、せっかく体がいらないものを捨てようとしているのに、それを止めるのは勿体ないですね。
ですから、なるべく頑張ってその時期を乗り越えましょう。
ストイックにマクロビオティックをして、早くその時期を通過するのも良いですが、お手当てと平行しながらある程度の時間をかけて乗り切るのもアリです。
だって、本当につらい時があるんですよ??(泣)
高熱の排毒だったら寝込んでしまう場合もありますしね。
排毒は陰性のものから出てくることが多いです。
その次に陽性。
陰性である指の先とか、指の間、頭のてっぺんなどですね。
私の場合は過去につけたアトピーの薬が大量だったので、その排毒に最後まで時間がかかりました。
それはそれは酷いものでした。
そんな時にはちょっと親を恨んだものです。
私が小さかった時とはいえ、治してやりたい一心で薬を使った親の気持ちさえも、感謝の思いでは受け止められないくらいでした。
私の場合の陽性の排毒は圧倒的に玉子です。
胎児の時に母親が大量に摂っていましたから。
お魚も比較的多かったようですね。
膝から下にブツブツが出てきて、かなり長い間くるぶし近くがボロボロになってつらかったです。
足の指の間も、まるで水虫のように汁が出て、ジュクジュクしていました。
同時期、足と手の爪からも排毒がありました。
私はあまりお肉の摂取が多くなかったせいか、背中からの排毒は少なかったです。
大森英櫻先生が仰っていましたが、陽性の排毒と砂糖の排毒は時間がかかるそうです。
それは確かにそんな感じがします。
育ち盛りの食生活の面でいうと、夫の方がマクロビオティック的でないものを沢山摂り入れているのに、排毒は私より簡単なものでした。
親からもらった体が割と丈夫だったのでしょう。
しかし、鼻の排毒がありました。
私は鼻より目に来ました。
ですから花粉症の季節には、それぞれが弱い部分で反応していました。
そうそう、マクロビオティックを始めて一番早く家族で結果が出たのは、花粉症がほとんど出なくなったことでしょうか。
花粉症は杉が原因というより、人間の体が原因と考えた方が良い問題だと、つくづく感じたものです。
ちなみに、私はマクロビオティックを始めた翌年に花粉症とおさらばしました。
アレルギーは腸の弱い人が発症しやすいので、腸の状態を改善してあげれば良いのです。
そのための食生活をが大事なのですが、案外これをマクロビオティックは実現してくれるんですね?。
恐るべしマクロビオティックです。
あれ、もうこんな時間になりました。
思ったより沢山書けませんでしたね。
また機会をみて排毒のことを書いてみます。
排毒ネタは多いです。
きょうは「幸せコース 土曜Cクラス」の授業があります。
最後の桂剥きを楽しみます♪

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桂剥きの向こう側

きょうは「幸せコース 金曜Cクラス」の授業日でした。
朝から雨の京都でしたが、遠くからの塾生さんも無事到着。
話題は早くも桂剥きの話が出ています。
(お?予習している感じね)
いよいよ桂剥きの時間がやって来ました。
おお!
上手な方がいます。
仙台からお越しのTaさん、秋田からお越しのSaさん。
上手ですね?と声をかけると、「練習しました!」「ユーチューブを何回も見ました!」と笑顔で答えてくれました。
良かった。
ユーチューブをアップしておいて。
ユーチューブを繰り返し繰り返し見てくださると、間違いなく上達することを証明してくれました。
他にもSoさんが左手で大根を送ることが出来るようになっていたので、これから上達してくれることでしょう。
このクラスは桂剥きの上手な人が多かったです。
Cクラスともなると、予習効果が出てくるのでしょう。
そこで皆さんが少しでもユーチューブで桂剥きが上達できることを願って、新しいユーチューブをアップしました。
なかなか見られない「桂剥きの向こう側」です。
桂剥きをしている中川さん自身、初めて見た手元だそうです。
「お! 俺ってなかなかやるじゃん! ちゃんと送れてて良かった」との感想。
この貴重な動画で、あなたの桂剥きは飛躍的に上達すること間違いなしです。
ぜひお役立てください。

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桂剥き注意報!

<中川さんの言葉より>
練習と言うのは、「毎日 紙一枚分の上達を重ね、ある日気がつけば未踏の高みに居る」ものなのです。

桂剥き投稿が始まってから、笑える(失礼)桂剥きが続々と送られて来ます。
と同時に指を切る人も続出しています。
幸せコースの「切る」授業では、「指を切らない方法」をお伝えしました。
桂剥きも中川さんに教えられたとおりに剥けば、絶対指を切らないはずなのですが、どこかでご自分の癖が顔を出すんですね。
この場合の癖というのは、右手で左に進むというものです。
(以後、左利きの方は反対に置き換えてお読みください。)
右手はあくまで上下にしか動かしません。
桂剥きと言っても、正確には右手で剥き進むものではなく、左手で大根をまわし送りするものです。
まわし送った大根の先には、上下に動く包丁の刃があって、それで大根が剥かれてしまうことになります。
右手は面圧をかけながらの上下運動、左手は右側の刃に吸い込ませるような気持ちで、大根を滑り込ませるのです。
これを同時に行なうのが桂剥きです。
こちらのユーチューブでは、「上げる上げる」と、「送る送る」を別に言っていますが、正確にはこれを同時にするのです。
つまり、包丁を上に上げる時に大根を送るのです。
そして、包丁が下に下がる時に両手の間隔があきます。
親指はセンサーとして、大根の厚みをキャッチします。
ですから、指を切って絆創膏を貼った手では、正確な桂剥きは出来ません。
こんな時には怪我が回復するまで、イメージトレーニングしましょう。
右手の動きと左手の動きを別々に練習するのです。
その時にはユーチューブを繰り返し見て、動きを目に焼き付けましょう。
このユーチューブは、怪我をしたときだけでなく、疲れた時にもご覧ください。
疲れると集中力が欠如して来ますから、そんな時にはまたグサッと切ってしまいますし、剥き方も乱れて来ます。
               *    *    *    *
桂剥き中に右肩が凝る人がいます。
この方達は右手の親指と人差し指に力が入っています。
親指・人差し指はあてがう程度にして、中指・薬指・小指の方を意識してください。
そうすると肩凝りがなくなるはずです。
また、右手の包丁は「面圧」といって、大根に軽く押し当てる気持ちで。
これによって大根が下に落っこちない程度の圧です。
左手の大根は小指が支えていますから、絶対に下には落っこちません。
決して力を入れず、軽やかにまわしましょう。
また、左手・左肩が痛くなる人もいます。
このような人は、大根を力を入れて握っています。
大根は握る感覚ではなく、指の腹で触る感覚でまわします。
こんな練習は指を切ってしまっても出来るので、とにかく一日も桂剥きから氣が離れないようにしましょう。
意識が薄くなった時から進歩は止まります。
なお、桂剥きの練習に使った大根は、大根には申し訳ないけれど捨ててください。
上手になるまでの一時期は、どうしてもそのように処理しなければならない時があります。
それなくして上達はあり得ません。
勿体ないからと言って、大根を食べるだけしか剥かない人は、いつまで経っても上達しません。
また、桂剥きした大根をせっせと食べている人がいました。
講義中にも注意しましたが、これをすると体調が崩れます。
すでに体調が悪くなっている人がいます。
お気をつけください。
             *    *    *    *
上記のようなことに注意しながら1ヵ月間、長い人生の1ヵ月間だけでも、必死に桂剥きに向き合ってみましょう。
そこから新たな発見が必ずあります。
中川さんがIsさんに宛てたブログ上でのお返事がとても参考になりますので、下に引用します。
<中川 → Isさん>

Is(25-2)さん こんにちは
がんばってますね。
桂剥きなんてやらせるマクロビオティックの料理教室なんてないでしょうね。 
出来なくてもマクロビオティックはできます。
でも出来た方が料理が美味しくなって、自分の感性がクリアに研ぎ澄まされる事は間違いないのです。
KYや無神経やガサツ、礼儀知らずなどが改善されるのです。
何百人もプロの修業を見て来た経験ですから本当です。
あなたは神経質なほど細やかな心をもっていますから、頭で考えないで感性と身体で覚えるだけですね。

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