マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

マクロ美風のブログが12年目を迎えるにあたって

2005年8月15日。
この日から私はブログを始めました。
最初の記事は「大森英櫻先生に捧ぐ」でした。
その次は「ハンドルネームの決定」です。
そこにもありますように、私がブログを始めようとした直前に恩師の大森英櫻先生が亡くなりました。
そこで私は「風」を意識してハンドルネームを決めたのでした。

今では「マクロビ」という言葉も好き勝手に使われている感じがしますが、マクロビという言い方は某教室が商標登録をして使われているので、私は途中から使わなくなりました。
私が書く内容とその教室の指導内容とでは若干の違いがあるため、記事内容の混乱を避けるためです。

明日からこのブログは12年目に入ります。。
よくもまあほぼ毎日記事を書き続けてきたものだと思います。
でも、ちっとも飽きることなく、ますます面白くて書きたいことが列をなして待っている感じです。
今では授業の日数が多いため、なかなか思うように更新出来ないのですが、サイトの方とブログの方で毎日何かしら書いています。
<サイトの記事>
マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし

*   *   *

8月15日は私には忘れられない特別な日です。
大好きな父が、戦死した戦友を想って長い間黙祷を続け、頬に涙が伝うのを子供の時から見ていたからです。
普段は一切戦争の話はしない父でしたが、8月15日だけは特別の父でした。
父の死に想う(2)  2005.10.6

今なら父と話したいこともいっぱいあるのですが、それも叶わぬ今となっては、せめて次世代に父と同じような空白の人生が入り込まないように、どんな時代になっても生き抜けるように導いてあげたいと思います。

どうか日本が戦争に突入しない国でありますように。

 
 

マスカットのみぞれ和え マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マスカットのみぞれ和え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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マクロビオティックの考え方と甘いもの耐性

私ね、いつも思うんです。
本当に人ってそれぞれだから、これっていう健康法はないよなぁって。
甘いものを食べて煙草を吸って、お食事に無頓着でも100歳まで生きる人もいるし、お食事をはじめとしてあらゆることに気をつけていても早くに亡くなる人もいるし。。。
これは持って生まれた寿命といってしまえば身もふたもないけれど、最大公約数的な健康法はあると思うのです。
しかし、その健康法に夢中になるのもいかがかなと思います。

というのは、人間って気にすれば気にするほどそのことに氣が集注してしまって、その集注したところに別の変化を生み出すからです。
野口整体で「愉気」というのがありますけど、あれはまさしく愉しい氣を集注させてその部分を良い方向に導くわけですが、じゃ、心配の氣を集注したらどうなるか?
ここですね。
健康法というのは、下手をすると心配を注入することになりかねないので、健康に無頓着な方が良かったりするわけです。
氣を集注するなら必ず愉快な氣を!

*   *   *

ところで人それぞれですから当然甘いもの耐性が強い人と弱い人がいます。
私はかなり甘いもの耐性が弱いです。
ですから、フルコースの最後に出てくる甘いものは限りなく不要です。
でも、たま〜に体に悪い甘いものを食べる時があります。
そんな時には直後に必ずミネラル補給をして体を応援してあげます。
自分の弱点を知っているから。

今は甘いものが過剰に出回っていますから、マクロビオティックを知っている人なら敬遠してしまうような甘いお菓子を平気で食べている人が圧倒的多数です。
そういう人たちのうち、甘いもの耐性の弱い人は体調が思わしくない日が来ることになったりしますので、そういう時にはその甘いものを止めてみましょう。
それでかなり体調が上向くことが多いです。

世の中にはストレス耐性の強い人と弱い人がいますが、それと同じように甘いもの耐性も個人差が著しいです。
まずは自分の体の特徴を知って、過保護にならない程度にさりげなくフォローしておくことが過集注にならない健康法かと思います。
しかし甘いものの摂取には誰しも甘くなってしまう傾向があります。
それほど甘いものは魅惑的なんですね。

今年の「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」を受講されたかたは、甘いものの力に身震いされたかと思います。
体の中ではあれと同じことが起きているのです。
そんなことを思い出すと甘いものへの認識は変わりますよね。
あれから新人さんも増えたので、また開催してあげたほうが良い講座ですね。
「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」も開催してあげたいな。
関連記事:「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」を終えて

*   *   *

あ、そうそう。
先日の愛クラスに来られた新人さんで、毎日お食事の直前に250ccの野菜ジュースを飲んでいるという人がいました。
「癌患者には生ジュース」がお約束だと思っていたそうですが、癌にも陰陽があるし、飲む人の体質にも陰陽があるので、判で押したように生ジュースが良いとは言い切れません。
そのように指導している癌患者さんに人気のクリニックも知っていますが、マクロビオティックの陰陽で考えるとゾーッとする指導法も含まれています。

さらに午前11時までにお水を2リットル飲むようにヨガの先生から言われたとか。
いやもう勘弁して下さいと言いたいです。
この記事の最初に書いたように、人の体は個人差が大きいのです。
画一的な指導法はむしろ危険ですらあります。

親とお子さんが同じものを口にして良いのかどうか、男女の体質や体調を観察して、それぞれ口にするものが違って良いのが当たり前であることを知ってほしいです。
そんな「食べ分け」でも健康になることが出来るんですよ。

 
 

中川式玄米ご飯と中川式鉄火味噌 マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(息子の炊いた玄米ご飯に鉄火味噌をかけたマクロ美風のある日の昼食)

毎日玄米ご飯にごま塩をかけて食べていると、甘いものが止められないどころか増える人がいます。
私は鉄火味噌が好きなので、時々こうして鉄火味噌をかけてシンプルなお食事にすることがあります。
でも、鉄火味噌をかけ過ぎると甘いものが欲しくなりますのでご注意くださいね。
陰陽ですねぇ。

結論としていえることは、玄米ご飯を食べると甘いものへの欲求が減りますので、主食を玄米ご飯にしておくと、甘いもののコントロールが容易にできるようになります。
玄米(白米も)に含まれる炭水化物の糖質があるからですね。
玄米に含まれる糖質はお菓子に使われる砂糖類と違って、繊維質も一緒に摂っているので体への負荷が異なりますからご安心ください。
すべて陰陽バランスの問題なので、甘いものが止められないからといって、あなたの意志の弱さのせいにはしないでくださいね。

 
 

【これから開催予定の講座案内】

 
 
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マクロビオティックの料理教室も変わってきましたね

むそう塾が動物性のメニューもカリキュラムに入れてマクロビオティックの料理教室をスタートしたのは丸8年前。来月からは9年目に入ります。
当初は「マクロビオティックの料理教室なのに動物性のお料理を入れるなんて!」という声もありました。
でも、日本の伝統料理を伝える目的もあったため、どうしても動物性のお料理も外せないと考えていました。
そして、動物性をかたくなに拒否して体調の悪い人を多く見ていたので、本当の陰陽バランスを伝えたいとも思っていました。

2004年の5月、山梨県小淵沢に「クシ インスティテュート オブ ジャパン」が出来て、日本での普及活動が始まると一気にマクロビオティックの様子が変わり始めました。
雑誌でもマクロビオティックが取り上げられるようになり、それとともに誇張されたマクロビオティックが拡がり始めました。
それまであった食養イメージのマクロビオティックから、華やかでお洒落なイメージのマクロビオティックへとチェンジし始めました。

しかし、東京の日本CI協会や大阪の正食協会は依然として従来どおりの教え方を続け、同じマクロビオティックの名のもとに二つの流れが出来たのです。
どちらかというと地味なマクロビオティックより華やかさを伴うマクロビオティックを実践する人が増えて、その辺りから体調が思わしくない人が増え始めました。
もちろん、体調が良くなる人もたくさんいたのですが、マクロビオティックをする前より体調が悪くなった人も増えました。

そんな状態を見て、私はブログで発信しつつ駆け込み寺(むそう塾)を作ったのですが、2004年から12年あまり経って、そろそろ指導者たちも気づき始めたようです。
塩分に頼りすぎたり、塩分を減らし過ぎたり、油を使いすぎたり、油を控えすぎたり、動物性を邪食といって避けすぎたり、指導者たちがもうゴチャゴチャになっていたのですが、やっと最近になって動物性をメニューに取り入れるマクロビオティックの教室が出始めました。
昨年あたりから一部にその動きが出始め、今年はあちこちにその動きが広まっている感じです。

いいじゃないですか。
日本人が鰹節を否定してどんな良いことがあるのでしょう?
日本人とお刺身を切り離してどれだけ幸せな家庭が増えるのでしょう?
笑顔で食卓を囲める家族と、旬の食材がそこにあれば、それだけでいいじゃないですか。

マクロビオティックが逆輸入されてきて一昔経ち、やっとこれから次のステップに進めそうな時代になりましたが、頭の硬い指導者は未だに古いマクロビオティックにしがみついているかもしれません。
しかし、マクロビオティックの細部は常に変わりつつあるのです。
それは対象の陰陽が変化しているから、対応(指導)も変化させなければならないのです。
大枠のマクロビオティックは普遍ですが、細かな調整は必要になります。
それらのことにあちこちの料理教室が気づき始めたことが嬉しいなと思っています。

 
 

ラタトゥイユ マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(ラタトゥイユ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「病気」や「症状」は、環境と自分の間でのバランスが崩れている信号機

マクロビオティックはとかく分かり難いものとして、先輩たちはその伝え方に苦慮されてきました。
しかし、高桑智雄氏はその難解なマクロビオティックをとても分かりやすく説明できる人で、私も高桑氏からいっぱい教えていただきました。
Facebookでまたまた素晴らしい文章を書かれていますので、ご紹介させていただきます。

 
 

<高桑智雄氏の記事より> 抜粋

<引用はじめ>

マクロビオティックにおいて「食」とは、二つの意味があります。狭義には私達が食べている「食べ物」、広義にはその食べ物を成り立たせている「環境」そのものをいいます。

「食=food=風土」とはよく言ったものです(笑)

マクロビオティックでは、私達を取り巻く環境は、物質を取り巻く空間と捉えられ、その物質を成り立たせているのは空間そのものであると考える東洋思想が基底にあります。

つまり私達と環境、物質と空間は、切り離すことができないことが前提となっています。

よくマクロビオティックは「疑似科学」とか「ニセ医学」とかご批判をいただくのですが、そんな時私は「はい、そうですよ」としか答えようがありません(笑)

「科学」や「医学」の基底にある西洋哲学は、物質と空間を切り離すことが前提となっています。

病院は外環境を遮断しますし、実験は研究室の中や試験官の中で、細心の注意を払って空間を遮断します。

ですから「病気」や「症状」に対しても、科学や医学とマクロビオティックでは、まったく捉え方が違うのです。

マクロビオティックは、「病気」や「症状」は、環境と自分の間でのバランスが崩れている信号機とみます。

だから環境と自分をとりもつ狭義の意味での「食」をまず見直すことことから、信号機を赤から黄、そして青へと戻し、再び環境との調和を復帰して行きます。

一方科学や医学は、「病気」や「症状」を異常を起こした部品として、最新の技術で撤去することを信条としています。

ですからまったく前提や目的が真逆的に違うのです。
ただ結果的副産物的にマクロビオティックで「病気」や「症状」が消えてしまうように見えることがあります。

だから、西洋思想を基底に考える人には、根拠のない「疑似科学」とか「ニセ医学」に見えてしまうのも、まったく仕方のないことなのです!

<引用おわり>

*   *   *

これはマクロビオティックを知っている人のみならず、西洋思想で教育された私たちが、何か不都合を感じた時にぜひ読んでいただきたい文章です。
特に、次の部分がとても重要な視点です。

マクロビオティックは、「病気」や「症状」は、環境と自分の間でのバランスが崩れている信号機とみます。

信号機というとらえ方が素晴らしいですね。
体の不調のみならず、心の不調も信号機で説明できます。
それほど環境は自分の体にも心にも大きな影響を与えます。
そのことに気づけたら、今不調で悩んでいる人にも解決の糸口になると思いませんか?

さらに、マクロビオティックの真髄を言い表しているのが次の文章です。

ただ結果的副産物的にマクロビオティックで「病気」や「症状」が消えてしまうように見えることがあります。

ここなんですよね。
この副産物にすぎないものを、受け取る側が「病気治し」と直結してしまったところにそもそもの誤解が生じたのです。
このブログでも何度も書いていますが、マクロビオティックは病気治しが目的ではありません。
生き方のヒントがいっぱい詰まった「考え方」です。

さらにコメント欄のお返事で参考になる言葉があります。
この違いを知っておけば、無駄な悩みは大いに減ること間違いなしです。

西洋視点は物質を見てるし、東洋視線は空間を見ていますよね。見ている方向がどだい違うので、議論しても咬み合わないですよね~

物質と空間。
これも陰陽の違いです。
物質という陽性の考え方に対し、空間という陰性の考え方、つまり、目に見えるものと目に見えないものの世界の差は大きいです。
陽性の考え方だけで行き詰まったのなら、陰性の考え方で解決策を図るのが至極当然な考え方だと私は思います。

 
 

賀茂茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸し

 
 

(ある日の昼食から 賀茂茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸し 料理:京料理人  中川善博)

 
 
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生き方に反映させてこそのマクロビオティック

サイトの「陰陽を感じる日々の暮らし」コーナーに、舞さんの体験記を載せました。
多くの人の励みになる内容なので、ぜひお読みください。
【何も作れなかった私がいろんなお料理ができるようになるまで (36-6 舞)】

マクロビオティックを知っていても食べ物のことだけに終わらせるのではなく、こうして生き方に陰陽を反映させてこそ本物のマクロビオティックと言えます。
自分を変えたいと思う人は、ただ何となく思うのではなく、どこかで陽性になれる時間を作りましょう。
没頭できること、真剣になれること、それはどこかに転がっているのではなくて、自分で作り出すものです。

他力本願であちこち彷徨っていても、それはお金と時間の浪費になります。
たとえば食べることって誰でも毎日することですが、それにどのように取り組むかで人生が変わって来ます。
日々実行できるのはお料理の強みですから、お料理から入るのも案外実益もあって楽しいものです。

男性であっても女性であっても、まずはご飯を炊くことから始めてみませんか?
たったそれだけでも体調や考え方に変化が出てきますよ。

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016.7.4

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 舞さんのお弁当)

【これから開催予定の講座案内 最新版】

 
 
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