すこし間が空いてしまうと忘れてしまう逃げ水のような感覚感触に驚いておられるでしょう。 出来ないことをできるように練習するということで同じような経験はあるはずです。
初めて自転車に乗れた時? はじめて逆上がりができた時? あれ?先週できたのに。
ということがよくあります。
記憶には表層で覚える段階と深層で覚える段階があります。
何年ぶりかで泳いでも溺れずに泳げたり自転車に乗れたりするのは深層で(身体で)覚えているからです。
今年生まれて始めて習って練習し始めたのですから急に深層で覚えられるものでもありません。
なるべく多く、なるべく間を空けずに練習することをおすすめします。
もう一つ間を空けずに練習する意味が「秋に向かうと鱧が大きくなっていく」という自然の事実なのです。 初夏に細いうなぎくらいの大きさから市場に出始め、秋には1キロを超えるものも出るほど大きくなります。
大きくなればあなたが持っている骨切包丁では対応出来なくなるので今期にの練習は終えなければならなくなります。
そんなことにならないようになるべく間を空けずに練習する必要があるのです。
血が回っていますね 魚屋さんの締め方がよくなかったのと水洗いまで時間をおいてしまったのかな? という感じです 鮮度も味も落ちるので注意したいところです
刃が左身の皮まで降りていません これは食べたらけっこうホネチクだと思います
1ページが厚いのがわかりますね 湯引きしても牡丹の花びらのようにふわっと咲きません もっともっと薄く深く切れるように 包丁の刃全体を使って切りましょう