Air桂剥きの動きは完璧です。
あなたの動きを見ていて実際の大根や包丁がARのように浮かんできました。
すばらしい。
バンドエイド中なので 大根に触れられずに寂しいですね。
今日は赤ペン先生について少しお話しましょうか。
デートして喫茶店でお茶しているようなつもりで聞いててくださいね。
赤ペンを砥石すれすれで手の三角形ごと前後させますよね? これは実際の包丁砥ぎの腕や関節の動きを身体に覚え込ませるための練習です。 と。
ここまではお話して理解してもらいましたね。
じつは今のあなたの赤ペンの動きは実際の包丁砥ぎの動きとは少し違っているのです。
それが違和感となってあなたに「同じようにできない」という感じをもたらしているのでしょう。
赤ペンを前後させている時、あなたは包丁の右身を砥いでいますか? 左身を砥いでいますか? 意識して砥いでいますか? おそらくいないのではないでしょうか?
包丁砥ぎで実際に砥石に包丁をあてがって前後させる時、右身(竹上側)を砥ぐには手前から奥いっぱいまで包丁を押し進めるときに刃先が泥に触れて研磨されます。
逆に左身(むそう塾 側)を砥ぐときは奥から手前いっぱいまで引くときに刃先が泥に触れて研磨されるのです。
それくらい知ってるよ〜と言われるかもしれませんが その両者の動きに使われる腕の筋肉が違うことに気づいておられるでしょうか? 気づかなくても包丁を砥ぐときに峰から1円玉1枚の隙間を空け続けてくださいという指示を受けて動かしますので自然と違う筋肉をつかいわけているのです。
これが赤ペン時の動きと実際の包丁砥ぎの動きが同じにならない原因です。
解決法としては?
赤ペン時にも今どっちの面を砥いでいるのか?をはっきり意識して動かすことでイメージがシンクロするでしょう。 やってみてくださいね。
押すときに砥げる動き。
引くときに砥げる動き。
2つの動きは そうです、言うと思ったでしょう? はい 陰陽なのです。
では押す時引く時 どちらが陰性でしょう? どちらが陽性でしょう?
バンドエイド中の暇つぶしに考えて見てください。
なぜなのかも考えてくださいね。
中川さん
ご指導ありがとうございます。
大根がさわれないことで、大根のようにAir桂剥きを剥くイメージがいつも以上に強く持てました。そのまま移行できるように、イメージを強く強く。
それなのに赤ペン先生では包丁を砥ぐように、のイメージをしていなかったです。どっちの面を砥いでいるのか?包丁を目の前に浮かばせて練習します!
Namikaさん コメントありがとうございます。
はい、2種類の練習にならないように。
赤ペンのように包丁砥ぎをし、包丁砥ぎのように赤ペンをする。
これですね。 シンプルに。