第15期幸せコース桂剥き投稿回数まとめ

2023年7月7日21時で、「第15期幸せコース」の桂剥き投稿が終了しました。
下記に投稿者全員の投稿回数と内訳を表にしてあります。

 
 

【第15期幸せコース桂剥き投稿回数一覧】2021.7.7作成

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今年はクラス全員ではなく、5名のかたが投稿してくださいました。
また、縦ケンのみで、横ケンに進まれた人はおられませんでした。
まな板該当者もおられません。

お仕事でお忙しい男性方も頑張って投稿してくださって、嬉しかったです。
今後は投稿のプレッシャーから解放されて、ぜひ包丁仕事を楽しんでいただけたらと思います。
皆様、お疲れ様でした。

 
 

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マクロビオティックを始めた頃は極端な食事をしてしまうものです

先日塾生さんと、マクロビオティックを始めた頃の食事について話をしていました。

美風 「最初はみんな動物性を抜くよね〜。」
塾生 「私は結婚式のお料理から動物性を抜いてもらいました。みんなに悪いことしてしまいました。」

こういうことありますよね。
最初はとにかく動物性を抜いてしまうんです。
実行しやすいからですね。

それがしばらく続くと、体調面や人間関係で「あれ?」という時期がきて、そこから見直す人が多いです。
それもよい経験です。

 
 

ある人は、つき合っていた彼とレストランの前で何を食べるか意見が一致せず、「俺と野菜のどっちを取るの?」と言われ、「野菜を取る」といってその場で別れてしまったそうな。

またある人は、ご主人の実家からもらった魚を食べたくなくて、ついには険悪な関係になって離婚したそうな。

こんな話には事欠かないほど、マクロビオティックを知った人たちは食べることで極端な経験をしてきたのです。
でも、今はお食事を楽しめる気持ちになって、健康な生活を送ってくれています。

 
 

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私がマクロビオティックを知って、動物性を食べなくなって3年目の1年間、小豆玄米ご飯を毎日食べていたことがありました。
とにかく美味しく感じたのです。
甘いお菓子を食べませんから、小豆の甘みは癒やしに思えました。

でも、今思うと、あの頃の小豆玄米ごはんは陽性な炊きあがりでした。
動物性が入っていなかったからこそ受け入れられた炊きあがりだったと思います。
今も小豆玄米ごはんは大好きですが、もう少し陰性な炊きあがりにしています。

マクロビオティックを始めた頃より歳も重ねたので、質の良い動物性も取り入れて陰陽バランスを取っています。
食べる量とお食事の回数は多くないので、これで体にはちょうどよく、いたって元気です。
少しのお食事をありがたくいただくことと、感謝の気持ちでストレスを抱えないことが私の健康法かもしれません。

 
 

(お赤飯 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

お赤飯は「自由人コース4」でお教えしましたが、お赤飯も健康に貢献してくれる食べ物です。
なんといっても小豆の力が素晴らしいのです。
小豆は良い血液を作ってくれますので、せっせといただきましょう。

 
 

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京都は祇園祭の季節です 檜扇の花があちこちで飾られます

7月の京都は「祇園祭」一色という感じです。
これからはあちこちに鉾が建って、だんだん車が通りにくくなって、街は混雑を極めます。
今年は特に3年ぶりにまともな祇園祭が開催できるとあって、早くから熱い雰囲気が伝わってきます。
観光客も増えているので、いったい全体どんなことになりますやら。

むそう塾の授業で京都に来られる皆さんは、駅も混雑が予想されますので、お時間に余裕をもっていらしてください。
祇園祭の日程をリンクしておきます。

祇園祭2023日程一覧(宵山屋台・山鉾巡行・・・)
祇園祭2023日程表

 
 

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私が京都で借りているマンションには、各階のエレベーターホールにお花が飾られています。
いつも素敵なお花を眺めながらエレベーターを待つので、ストレスゼロです。
その季節を反映したお花と、行事に関する小物も並んでいます。

今朝のお花はもちろん「檜扇」(ひおうぎ)でした。
京都の飲食店ではお花を飾るところが多いですが、7月は檜扇も多く使われます。
むそう塾の教室にも先日登場しましたよ。
きっと今頃オレンジ色の花が咲いていることでしょう。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

こちらの記事に檜扇のことが書かれています。
記事中の動画の説明も参考になるかと思います。

 
 

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2014年に中川さんが撮影した「鉾建」(ほこたて)の動画がありますので、ご紹介しておきましょう。
凄い技術ですよねぇ。
こういう技術はお祭りを開催しなければ消えてしまいますから、技術の伝承の意味でもお祭りの開催は意味がありますね。
「むそう塾チャンネル」に収められています。

 
 

【2014祇園祭 長刀鉾 鉾建て風景】

 
 

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顔も姿勢も生きてきた過去の領収書

人の特徴の一つに「姿勢」がある。
多くの場合はあまり姿勢を意識することなく生活している。

しかし、人に見られる立場の人は、大なり小なり姿勢を意識していると思う。
中でも芸能人やスポーツ選手のように、姿勢が結果を左右するような場合は、徹底的に姿勢を改善していく。
成績や職がかかっているから真剣だ。

習い事も最初に姿勢を指摘される。
目的に合った型というのがある。
その型を習得できると上達が早い。
たま〜に、少し型から外れていても、その人の体の特徴でそれをカバーすることがある。

 
 

姿勢というのは、長い間の無意識の上に積み重ねられた結果だから、姿勢には自分の意識もさらしてしまう側面がある。
つまり、「その姿勢」を良しとしてきた自分が存在するのだ。
それほど姿勢はものをいう。

一言で言えば姿勢は個性になるが、得にも損にもなる。
姿勢の美しい人は、見ていても気持ちがいいものだ。

姿勢を悪くしてしまうと、なかなか直せない。
途中から直そうとすると、なかなか難しい。
補助具などを使って、本来のあるべき姿勢にしようとしても、むしろ体が疲れると訴える人が多い。
いわゆる「悪い姿勢」の方が体が楽だというのである。

 
 

顔は生きてきた過去の領収書であるが、姿勢もまた領収書だと私は思っている。
だから、姿勢を悪くしないような体の使い方をしないといけない。
よく理解できることだが、気持ちが落ち込んでいるときはどうしてもうつむき加減になってしまうし、嬉しいことがあったときは胸を張っていたい気持ちになる。
だから、精神面のコントロールもまた領収書作りには必要だ。

 
 

(姿勢のよい塾生さん 鱧の骨切り特訓講座にて マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

写真の塾生さんは、いつも姿勢がよい。
それは立っているときだけでなく、お料理をするときにも目的に応じた姿勢が自然にできる。
だから、見ていても疲れないし、立ち姿が自然体で美しい。
お料理も上手だ。

見ていて疲れるなんて生意気な言い方だが、そういう人もいるのである。
不自然な立ち方だったり、肩に力が入っている人は、見ているとこちらまで肩が凝りそうになる。
そういう人はお料理に時間がかかったり、うまく行かなかったりする。
ということは、お料理もまずくなる方向に行ってしまうので要注意だ。

むそう塾では包丁や火を使うので、何より怪我をしない姿勢を第一に指導している。
その第一歩が桂剥きにおける包丁の持ち方であり、むき方である。
一つひとつの姿勢も動作も、正しく繰り返すことで身につく。
諦めないで美しい姿勢を目指してほしい。

 
 

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2023年度幸せコース桂剥き投稿の最終日のお知らせ

現在は「幸せコース」の桂剥き投稿月間なのですが、今年は大変静かでビックリしています。
まあ、そんな年もあるということですね。
そろそろ最終日が近づいてきましたが、まだ未投稿のかたもおられますので、投稿についてのお知らせを下記にまとめておきます。

 
 

第15期幸せコースの皆様へ 桂むき投稿の要領 動画のお知らせ 2023.6.11
桂剥き投稿の最終日:2023年7月7日(金)21:00までに着信のこと。

 
 

今後、もし「横ケン指令」が出た場合は、過去の記事を読んで正しく投稿ができますように。
かつらむき投稿 横ケン指令が出た場合の投稿 2021.6.29

 
 

かつらむきがもっと上手になるためのヒント。
「プロが教えるかつらむき上級者向けのアドバイスと動画」 2021.6.28

 
 

今まで投稿しなかった人も、勇気を出して投稿してみましょう。
むくことや刻むことはお料理の基本ですから、これからのお料理が美味しくなったり、楽しくなったりするきっかけにもなりますよ。
7月9日には、全員が笑顔でお会いできますように。

 
 

(刻みの授業中 京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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