今年もかつらむき月間がいよいよ折返し地点に来ました。
この時点でまでは雲の中だったでしょうが、そろそろ雲間から進化を感じ取れるようになってくる頃です。
毎年登場する過去記事なのですが、今年も登場させましょう。
桂剥きの高度の技術「大根を引く」状態を理解するために 2014.7.1 必見!
この記事で理解してほしいことは、先頭の機関車が「大根を牽引」していることです。
これと同じことを「大根を引く」という言葉で下記に説明します。
【先輩の写真から】
ここで登場するのは、むそう塾生の先輩である舞さんの手元写真なのですが、これが「大根を引く」状態になっているところです。
見方は、左手の親指が包丁の刃を越えて右の方に伸びていることです。
別の先輩の写真を見てみましょう。
黄色い部分が「大根を送る」状態で、緑の点線(包丁の刃)から右の青い部分が「大根を引く」状態です。
同じ先輩の動画です。
満足コースの授業で撮影したものですね。
【中川さんの写真から】
では、中川さんの手元を見てみましょう。
指が塾生さんより太くて短いので、判りにくいでしょうから、2枚に分けます。
まず、「大根を送る」場面。
次は「大根を引く」場面。
【中川さんの動画】
動画はこちらなのですが、左右両方の手を漫然と見ているとポイントがわかりません。
そういうときには、左手の動きばかりを分解写真を見るように分析しながら追っていきます。
次は、右手の動きばかりを追っていきます。
それが理解できたら、右手の親指がどこにあるときに、左手の親指はどこにあるかを確認します。
私なら、一時停止ボタンを使いながら瞬時の動きを何度も確認します。
指を切ったときに、穴があくほど中川さんの動画を見ていたら、再開したときとても上手になっていた先輩がいました。
何事も取り組み方が大事なのです。
美風さん
ありがとうございます!!
「引きの動作?」だった私には熟読必須な記事を書いて下さり感謝です。
先日の桂剥き投稿に参考になりそうな動画のおまとめに続き、自分では探し切れなかった記事でした。
「桂剥きの高度の技術「大根を引く」状態を理解するために」のリンクから過去の先輩方のコメントまで読んでしまい、胸が熱くなっています。
今もっとできると思っていた自分と、もっとできないと思っていた自分がでてきて面白いです。
桂剥きだけでなく、今人生において「困難越え」の時なので、日々のできたできなかったに一喜一憂するのでなく、大事なことを確認しながら、やるやるやる。です。
ほんと、Just do itですね。
後半もドラマチックになってきました。
よろしくお願いいたします。
彩生ちゃん、こんばんは。
桂剥きは1か月で完成するものではありませんが、それほどの技術を1か月でどこまで会得できるかということが学びでもあります。
どうやって練習時間を作り出すか、いかに効率の良い練習をするか、そんなことにもその人なりの生き方が出てきます。
今は「自分を知り」、「弱点を克服する」ことに努めましょう。
そうしたら、あと2週間後にやりきった感の涙に酔えることでしょう。