玄米ご飯の炊き方秘伝(第70回愛クラスのご案内)

腸の状態がその人の健康を左右することに、最近は多くの人が薄々気づくようになって来たような感じがします。
それはその類の本も多く出版され、商品も販売されているからです。
しかし、中には怪しい商品もあり、それを使うことによってかえって腸の働きが弱まると思えるものまであります。
人間にはもともと自然治癒力が備わっているのですから、それを最大限に引き出せば良いのであって、それをせずに安易に何かの方法に頼るのはおすすめしません。

そこで、現実的にはどうしたらその自然治癒力を高められるのかということです。
方法は何通りもありますが、一番簡単で効果的なのが食べ物を見直すことです。
多くの人は一日3回のお食事をし、毎日それを繰り返します。
この繰り返すというところが一番効果的で、他の方法のようにわざわざ感がありません。
ここをターゲットにして食の改善をすることが最も健康への近道となるわけです。

日本人で繰り返す食べ物といえば主食です。
それもご飯。
それを見直して玄米ご飯にしてみる。
たったそれだけのことでも、あなたの腸は雄弁に体調を物語ってくれます。
今まで気にしなかったであろう腸との対話。
これが玄米ご飯では可能になるのです。

むそう塾では、そんな自然治癒力を高めるための入門として、玄米ご飯を白米のように軟らかく炊く独自の方法と指導法を確立しています。
一度京都にお出でいただくだけで、後はご自分で炊いた玄米ご飯を写真撮影してメールで送っていただくだけです。
それを「玄米炊飯投稿」(略称:玄米投稿)と呼んでブログに掲載し、玄米ご飯をなぜ軟らかく炊く必要があるのかを懇切丁寧にご指導しています。

そこには教える方も教わる方も愛なくしてたどり着けない場面が多々あります。
なぜなら玄米は白米より炊き方が難しいので、その難しさに挫折してしまいそうになるからです。
でもむそう塾では、ご縁のあったかたにほんまもんの健康を手に入れてほしい一心で、この講座を開いています。
聞きなれないでしょうが、「愛クラス」とはそんな講座です。

なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

*   *   *

【講座名】
「玄米ご飯の炊き方秘伝 第70回愛クラス」

【開催日】
2013年5月3日(金)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・2回の炊飯デモ&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・火加減の調節体験(1名ずつ)
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・お漬物・三年番茶)

【特典】
・ブログによる「玄米投稿」の写真指導
(パスポート取得者の投稿期間:5月13日までのうち3回まで)
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)

【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~12:15 お食事&撮影指導
12:15~14:30 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
14:30~17:30 玄米炊飯デモ&試食/火加減調節体験/お米・お塩の診断
17:30 記念撮影・解散
18:00~20:00 マクロ美風との懇親会

【定員】
10名

【受講資格】
・飲食店/お料理教室関係者を除く一般の方
・パスポート取得者の再受講もOK

【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用している玄米とお塩を少々(診断用)

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
26,250円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
2013年3月20日(水)21:00よりHPの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

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(イタリアの玄米 炊飯&写真:中川善博)

 


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「いなり寿司と春夏きんぴら」追加開催のお知らせ

本日募集しました「いなり寿司と春夏バージョンの金平牛蒡講座」は、あっという間に満席になってしまいました。
その後申し込みに間に合わなかった方からのメールもありましたので、追加開催をすることになりました。

【講座名】
「中川式いなり寿司と春夏バージョン金平牛蒡講座」追加開催

【追加開催日】
2013年5月4日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・中川式稲荷寿司(デモ&一部実習&試食)
・春夏バージョン金平牛蒡(デモ&試食)
・昼食(玄米ご飯・春のおかず・お味噌汁・糠漬け)
・お土産稲荷寿司(一人前)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30〜12:15 昼食
12:15〜12:45 自己紹介
13:00〜17:00 デモ&実習&試食
17:30 解散

【定員】
10名

【受講資格】
・上級幸せコース修了者(1期生)
・上級幸せコース修了予定者(2期生)

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
52,500円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
HPの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

以上

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京都 いづ重 稲荷寿司 鯖寿司 ぐじの潮汁

甘さ控えめのいなり寿司を求めて、京都の「いづ重」さんに行きました。
ここは先日行った「いづう」さんから暖簾分けされたお店で、八坂神社のすぐ前にあります。

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(鯖寿司 いなり寿司 二人前)

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(鯖寿司は昆布を取ってからいただきます)

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(ぐじの潮汁 絶品!)

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(ちらし寿司)

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(あちこちにお花が さすが京都です)

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(あれ? お稲荷さんが減っている! さっきは10個だったのに・・笑)

いなり寿司のお味は好き好きなので一概には言えませんが、ちらし寿司は「いづう」さんの方が食後のバランスが取れているように感じました。
その原因は中のご飯の違いと、木の芽の枚数も影響しているなと思いました。

でも、もっとバランスが取れているのは中川さんの教えてくれたちらし寿司でした。
なぜ中川さんのちらし寿司に木の芽をたっぷり載せ、花蓮根を添えたか、「いづ重」さんのちらし寿司をいただいて初めて納得しました。
そして、極め付きは錦糸玉子です。
錦糸玉子の細さと長さを中川さんはあえて変えてあります。
その理由は口頭で授業の時に説明されましたが、こうして実際に他のちらし寿司を口にしてみると、中川さんが変えた理由がよく分かりました。
う〜ん、やはり唸ります。

 


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「いなり寿司&春夏バージョン金平牛蒡講座」開催のお知らせ

突然ですが、「いなり寿司と春夏バージョン金平牛蒡」の講座を開催することになりました。
急な開催でご都合の悪い方もいらっしゃるでしょうね。
でも、春の行事や行楽に稲荷寿司が加わったら嬉しいだろうなぁと思って、中川さんに真剣にお願いしました。
私も評判の良い京いなり寿司のお店にも足を運びましたが、中川さんの稲荷寿司はやはりこれとは異なる結果になりそうです。
あなたのおうちの味として中川さん仕込みの稲荷寿司を一生の財産になさってください。

また、ご希望の多かった「春夏バージョンの金平牛蒡」も特別に加えます。
冬バージョンでは重く感じる人は、春夏バージョンの軽くてサラダ感覚の金平牛蒡をお召し上がり下さい。
ごぼうは腸のためにも毎日摂りたい食材です。
新しい味で腸の健康をキープしてください。
これに糠漬けが加わればバッチリです!
スケジュールの都合上、下記の日程のみの開催となりますので、チャンスを逃さないようにしてくださいね。

【講座名】
「中川式いなり寿司と春夏バージョン金平牛蒡」

【開催日】
・2013年3月30日(土)
・2013年3月31日(日)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・中川式稲荷寿司(デモ&一部実習&試食)
・春夏バージョン金平牛蒡(デモ&試食)
・昼食(玄米ご飯・春のおかず・お味噌汁・糠漬け)
・お土産稲荷寿司(一人前)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30〜12:15 昼食
12:15〜12:45 自己紹介
13:00〜17:00 デモ&実習&試食
17:30 解散

【定員】
両日とも各10名

【受講資格】
・上級幸せコース修了者(1期生)
・上級幸せコース修了予定者(2期生)

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
52,500円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
2013年3月19日(火)12:30よりHPの予約システムから

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前〜8日前:受講費の50%
・開催日の7日前〜当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

以上

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マクロビオティックで体調不良にならないために

私がマクロビオティックを始めた頃は病気治しの人が多くて、先生たちは陽性方向で指導されていました。
しかし最近では陰性方向への指導もあちこちで行われています。
これは食の欧米化にともなって日本人の食事内容が変化してきたことを受けてのことですが、まだまだ日本人のDNAがすっかり欧米人と同じになったわけではありません。
ですからこれから先もずっと陰性方向へのマクロビオティックでは、むしろ体調を崩してしまうことになってしまいます。

コツは調子の良い時の体調をしっかり覚えておいて、そこからちょっとでも嗜好や体調の変化を感じたら、すぐ今までの食事内容を見直すことです。
理想的なのは主食はある程度一定に保っておいて、おかずで調整することですが、早く変化させたいときには主食を調整する方が効果的です。
むそう塾ではその主食を「これでもかー!」というほど追究して、塾生さんにオーダーメイドの主食をアドバイスしておりますが、本当に体調はこの主食で変化します。

次は塩分の問題です。
これが各人さまざまで、実に個人差があります。
古いマクロビオティックでは塩分と油が比較的多く、料理方法も陽性にすることが多かったのですが、ずっとそれを続けていると陽性になりすぎる人も多くなりました。
この状態は体調が悪くなるというより気になる程度なのですが、それが案外重く感じるようになって来ます。
お通じや睡眠時間や行動にも影響するからです。
精神的に窮屈な感じがしたり、頑固になったり、他人に厳しくなったりしたら、ちょっと行き過ぎを考えても良いでしょう。
なお、これらの症状は動物性の摂り過ぎでも起こります。
短気になっている時にはその傾向があります。

それから油の問題です。
マクロビオティックでは脂というより油ですが、これは酸化との関係で上手に使わなければ体にとって好ましいものではありません。
しかし油を使って旨味の助っ人にすると、知らず知らずのうちに炒めたり揚げたりする陽性な料理方法が多くなり、結果的には陽性の方向に行ってしまいます。
しかし油は陰性な作用をもつものですから、結果として体が太ってくる場合があります。
だからといって油を極端に控えると、ホルモンの作用に影響が出ます。

とまあ、こんなふうに陽性だ陰性だとややこしいのがマクロビオティックなのですが、重要な鍵を握っているのは塩分です。
塩分はお料理をしていると一目瞭然なのですが、細胞を締めます。
つまり陽性状態ですね。
塩分の力で陽性になると上記のような不都合がおきてきます。
そこで今度は著しく塩分を減らすマクロビオティックが新しい流れとなっているわけですが、これは減らしすぎて問題があります。

塩分はちょうど良いのが理想で、それ以上でもそれ未満でもいけません。
陰性を抜くのは比較的簡単ですが、陽性を抜くのは大変です。
ですから塩分で陽性になり過ぎないようにして、中庸からちょっと陽性よりを心がけるのが最も心身ともに心地よい人生を送れると思います。
ところが、いわゆる塩抜け状態のマクロビオティックをしている人が最近は多すぎます。
こちらはどんどん陰性症状が進んで、場合によっては入院することになります。
入院して生理食塩水の点滴をされては笑い話の世界です。
どうか塩分の摂取を誤らないようにしてください。

なお、塩抜き断食なるものがあります。
これはちゃんと指導してくださる人がいる状態でしなければ危険です。
蛇足とは思いますが、お塩の種類がこの記事では触れていませんが、そんなことは常識として知っている大前提で書いています。
もし知らない人は自然塩を選んでくださいね。
そして塩にも陰陽があることをお忘れなく。

 

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(京都の夕暮れ)

 


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