先日京都から帰宅したら、夫の右眼が充血していた。
「どうしたの?」と聞くと、「忙しかったから」とのこと。
年度末で忙しかったんだね。ご苦労様。
そういえば去年にも一度右眼が充血していたことがあった。
慣れない出張が重なって疲れたらしい。
その時の夫の弁。
「お母さんはそんなに京都へピョンピョン行っててよく疲れないね」。
(あのね、私はあなたのように甘いものが多くないのよ。笑)
マクロビオティックを始める前の私は、しょっちゅう眼の充血があった。
視力は良いのに眼は弱いと思っていた。
でも、マクロビオティックを始めたらトンと充血しなくなった。
パソコンに一日18時間向かっていても、眼は疲れない。
肩も凝らない、頭も首も痛くならない。
きっと肝臓が丈夫になったんだと思っている。
夫はといえば、外食が増えて肝臓に負担がかかるようになったのかも知れない。
これでは紺屋の白袴になってしまう。
夫にもなんとか料理をしてもらわねば。(頼む夫よ)
さてさて、陰陽五行説では春は何かと肝臓が忙しい季節。
冬のうちに溜め込んだ毒素を体外に排出するため、主に皮膚に変化が生じる。
背中にも出てくる。
でも、それらを抑えこもうとしないで、早く出せるように助けてやると良い。
一番いいのは汗をかくことである。
体を動かして汗をかくのが理想だが、入浴でも良い。
春の温泉は効果的だ。
大小便をしっかりして、汗をかいて、胸を張って生きる。
意識は将来を見据えて辛抱強く次の用意をする。
「今日」の次は「明日」なので、明日のためになる今日を生きる。
これしかない。

(京都 野村別邸のモミジ)

























