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検索結果: マクロビ井戸端会議
改めてマクロビオティックの伝え方を考える
昨日は「マクロビオティック わの会」で、大事なディスカッションがありました。
新型コロナウイルスの広まりを受けて、急遽Zoomでの開催となったものです。
マクロビオティックの指導者たちが、現時点での自分の考えを述べるのはとても貴重な機会なので、私もとても参加したかったのですが、あいにく授業が入っていて参加出来ませんでした。
17名のパネラーと70名を超える一般視聴者との連絡を引き受けて、会を開催してくださった永井邑なかさんや千葉芽弓さんは、ものすごく大変だったと思います。
私もいくつものイベントを主催してきましたから、そのご苦労はよく理解できます。
心からお礼を申し上げます。
早速当日のうちに、会の様子を収録したメールを送ってくださったので、仕事が終わってから深夜に録画を観ていました。
冒頭30分くらい録画のボタンを押し忘れたとのことで、そこが聴けなかったのがとても残念でしたが、3時間の会の内容はとても有意義なものでした。
ニューヨークからご参加してくださった先生もお二人いらっしゃって、まさに「輪(わ)」になれた時間と、それぞれの師の影響を感じながら、感慨深いものがありました。
これだけ大勢の人たちが直接会おうとすると、主催者側も参加者側もそれはそれは大変なのですが、文明の利器というのは素晴らしいもので、地球が小さく感じたひとときでした。
【高桑智雄氏の記事】
Facebookに、司会を務められた高桑智雄氏の記事がありますので、そちらもお読みいただくと、これからのマクロビオティックの方向性の参考になるかと思います。
『どうしようもなく上から目線な』 2020.4.30
この中で高桑氏は次のように述べておられます。
ー引用はじめー
この世界には二つの思考法がある。
一つはこの現代社会のほとんどの人が採用する正邪、善悪、正誤とみる「水平思考」と、もう一つは、すべてのものに陰と陽、表と裏をみる、いわば△形の頂点で俯瞰した「垂直思考」である。
マクロビティックの実践者はこの「垂直思考」が自然と身についてしまっている。
ところが、「水平思考」で考える人たちにとっては、この「垂直思考」は、とんでもなく上から目線で、偉そうで、ふてぶてしい感じに見えてしまうのである。
ー引用おわりー
【私とマクロビオティックの出会い そして全国で知ったマクロビオティックの現状】
私は息子の重度のアトピーで困っているときに、マクロビオティックの考え方を知りました。
それまで野口整体の考え方で子育てをしてきたのですが、食べ物から入っていくマクロビオティックの陰陽の考え方はすんなり理解できて、特に精神的に太い柱が出来たことは、野口整体と相まって私の生き方の両輪になりました。
以後ずっとマクロビオティックを続けていて、途中からブログでの発信も始めました。
しかし、「マクロビ井戸端会議」と称して、全国にお邪魔しているうちに、むしろマクロビオティックで苦しんでいる人たちに沢山出会うことになりました。
マクロビオティックの食べ方を徹底して実践したがゆえに、人付き合いがしにくくなり、夫婦や親子間で意見が食い違い、離婚に至るケースもありました。
北海道から沖縄までお邪魔しましたが、どこでも同じような状態で、私が東京のマクロビオティックスクールで学んだ夢のある世界とは別世界で、マクロビオティック難民が大勢いました。
雑誌やネットではマクロビオティックの良い面が強調されていましたが、それを実践する人たちはむしろマクロビオティックを知らない方が幸せだったのではないだろうかと思える人もいたのです。
【むそう塾のスタート】
多くの人に接していると、「これはいけない! このままだとマクロビオティックが誤解されて広まって、死者が出ることになる」という危機感を持ちました。
独学で間違ったマクロビオティックをして、病院にかつぎこまれたり、マクロビオティックの先生についていても体調が悪くて、私のところに相談のメールがたくさん寄せられました。
それらの人は、マクロビオティックを本で知ったり、ネットで知ったりして、自分にとって都合の良いやり方にしてしまったケースが多く、可哀想でなりませんでした。
ご自分の体質を見極めることなく、陰陽の判断が正しくなかったために起きた事例がいっぱいありました。
中でも、健康になりたくてマクロビオティックを始めたのに、そのマクロビオティックで体調を悪化させていたケースでは、マクロビオティックは罪作りだなと思いました。
何でも信じてしまう受け手の問題もあるのですが、マクロビオティック教室の先生が勉強不足である例もあって、マクロビオティックを伝える者として間接的に責任を感じました。
そこで、「人から人へ手渡しで」と「徹底したフォロー」を実現するべく、「むそう塾」を開いたのでした。
そして、マクロビオティック本来の「考え方」や「生き方」をしっかり伝える教室にしたのです。
お料理はその人の生き方を実現するための道具であり、いかにそれを使いこなすかに力を入れて授業を続けて来ました。
すると、まったく家庭不和は起こらず、むしろ、ご家族様が応援してくれるようになって、結果としてお料理が美味しく作れるようになって、笑顔の塾生さんを多く輩出することができるようになりました。
【マクロビオティックの伝え方】
人は誰でも自分の考えや暮らし方や生き方を否定されると面白くありません。
それは親子であっても、夫婦であっても、兄弟であっても、友だちであっても例外ではありません。
ましてや上から目線で言われたら当然のことですが、「何様?」ということになります。
私は人づきあいというのは、まずは相手を肯定するところから始まると思うのです。
それなくして良好な人間関係なんて望めないと思った方がいいでしょう。
ですから、水平思考が世の一般なら、まずは可能な限り水平思考を理解することに努める姿勢が必要だと思います。
そのうえで、水平思考で行き詰まりを感じているようなら、こんな考え方もありますよと垂直思考を提案するのがよいタイミングになると思っています。
呼吸を例にあげますと、相手が息を吸おうとするときに話しかけても、聞き入れてくれる姿勢ではありませんが、相手が息を吐ききったときなら、スーッと話を聞いてくれる流れができます。
これなどはまさに陰陽なんですよね。
ですから、マクロビオティック実践者は井の中の蛙になるのではなく、オープンな世界で一般の人と同じ土俵で光り輝けばよいのです。
そうしたら、息を吐いた人がふと気づいてくれて、良ければ採用してくれるということだと思うのです。
ま、現実的には、説得力のある生き方を常々しておくことに尽きると思います。
(大阪のとある公園にて 中川善博撮影)
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カテゴリー: マクロビオティックわの会
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マクロビオティックと夫 そして私との距離感
久しぶりに埼玉の自宅に帰ると、夫に会うのも新鮮な感じがする。
夫からは色々な人の近況を聞いたり、世の中の出来事に対する考え方を話したりするのだけど、ある意味で私の対局にいる感じ(笑)
彼は歴史が好きなので、本があれば退屈しない。
新聞もテレビもお友達なので、情報源は私と大きく異なる。
大晦日にはずっとボクシングを観ていたし、あとはゴルフ番組が流れていた。
ふと夫がロータリークラブで仲良しだった人の話をする。
もうその人は息子さんに事業を引き継いで、悠々自適の生活をされているのだけど、一つだけ不満があるという。
奥さんがなんでも一緒を求めるのだという。
TV番組も一緒に並んで同じものを観て、その感想を話したがるのだそうな。
出かけるのも一緒。
だから、ご主人は、私たち夫婦の距離感を「理想的じゃあないか」と羨ましがるのだとか。
夫に「理想的だと思う?」と聞いてみたら、「まあまあいいかも知れないね」と言うので、「私みたいのがずっと家にいたら、片付けにうるさくていやになるかもね」と言ってみた。
すると夫は、「それはあるだろうね」とすんなり(笑)
だから、埼玉に帰宅したら、あっちこっち散らかっているけど、何も言わないことにしている。
話の中で夫はこんなことを言っていた。
「僕がお母さんと結婚を決めたのは、明るくてお料理が上手だったから」とか、「ああ、この人だったら一生美味しいものを食べられるなあ」と思ったとか、「でも、途中からあらららってなってるけど(笑)」なんて言葉もあった。
(へ〜、そんなの初耳)
(途中からあらららはゴメン)
私がむそう塾を始めてから不在の日が増えてしまったことを謝ると、「いや、いいのさ、豪華な宝石も毛皮もタンスも買ってやれないから、せめて自由にさせてあげてるだけ」と言う。
私は別に豪華な宝石や毛皮がほしいわけではなく、一度もそんなものをおねだりしたことはないのに、夫の口からはそんな言葉が出てくる。
きっとそれらを買うことが男の甲斐性だとでも思っているのだろう。
彼はきっと「男」として筋を通したいのだと思う。
だから私は感謝して、彼の好意に甘んじている。
今日は今年初めてのゴルフに出かけた。
一緒に資格試験を勉強した友達と一緒に。
今月中には、伊豆の川奈に泊りがけで行くゴルフの予定がカレンダーに書いてあった。
このホテルはお料理が美味しいし、景色もいいので、いつか私を連れて行ってあげたいと言っていたっけ(笑)
富士山を眺めながらするゴルフが最高に気持ちが良いそうな。
夫は今年歳男。
猪突猛進のイノシシとは似ても似つかぬ羊のような人。
丑年の私の方が強情かもね(汗)
でも、何よりも嬉しいのは、マクロビオティックに深い理解を示してくれることだ。
マクロビオティックの本を買って積んでおくと、夫の方が先に読んでしまうこともしょっちゅうだった。
膨大な量の本なのに。
お料理よりも考え方に興味を持ったようで、日本CI協会の単発講座もいくつか自発的に受けてくれた。
当時は大森先生もご存命だったので、大森先生に惹かれたらしい。
だから、私がどんなに遠くまで受講に行っても文句は言わなかった。
むしろ、講座の話をしてあげると面白そうに聞いてくれた。
実は、学んで来たことをこうしてアウトプットできるのは、力をつける上ではとても有効で、私がマクロビオティックの学びを深める上でも夫は貢献してくれたと思う。
私が「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」で全国を飛び回っても、文句一つ言わないで気持ちよく送り出してくれた。
今は「むそう塾」のために京都滞在が長くなっても、先ほどの「自由」の認識でいてくれる。
ありがたいことだ。
このまま健康をキープして、好きなゴルフに行けるよう応援してあげたい。
ちなみに、夫は玄米ご飯が大好きな人だ。
今では動物性のものもいただくけど、3週間玄米ご飯とごま塩とお味噌汁で過ごした時が、今までで一番体調が良かったそうな。
納得。
(ねじり梅 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
中川さんが舞扇の見本として並べました。
横用です。
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カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い
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甘いものを減らしてマクロビオティックの考え方を知ってみよう
昨日、京都からの埼玉への帰り道、東京でデパートに寄りました。
お洋服売り場でのこと。
何やらプレゼントがあって、中身はお菓子(クッキーのような感じ)ということなので、お断りしました。
「あら、どうしてですか?」と聞かれたので、甘いものの作用と体への影響を話しました。
そのうちに、「もしかしてマクロビのことですか?」と聞かれたのです。
そうですよ〜(^^)
その人は甘いものを毎日食後に摂っておられるとのこと。
きゃ〜、それは大変。
知らないというのは怖いですね。
甘いものはどんなに譲歩しても、ひと月に4回まで。
つまり一週間に1回くらいならいいけど、毎日は自殺行為だと話しましたら、たいそう驚かれました。
* * *
ふと、懐かしくなりました。
10年以上前に「マクロビ井戸端会議」で全国を飛び回っていたときのことが。
あの頃はどこへ行っても、甘いものの質問が絶えることがありませんでした。
それほど今の時代は、甘いものの影響を受けている人が多いですね。
甘いものは1か月でもいいから、スパッと止めてみるとその影響がよく分かって納得してもらえるのですが、なかなかやめられない人が多いですね。
そういう場合は、せめて「減らす」ことをしましょうということで、ひと月に4回までの譲歩案を提案しているのです。
たったこれだけのことですが、お菓子や砂糖(甘味料すべて)が体に及ぼす影響を知ってお菓子を食べるのと、その影響を知らずにお菓子を食べるのとでは、天と地ほどの差があります。
マクロビオティックを知らない人は、まずは甘いものの食べ方を変えてみると、女性なら生理が楽になることを実感されるでしょう。
でも、一番大事なのは「なぜ甘いものがほしくなるのか?」、そこを知ることですね。
マクロビオティックの陰陽を知っていると、その人が甘いものを食べたくなる背景がわかります。
手に取るようにわかります。
そこまで入っていただけると、体調管理がとても楽になるんですけどね。
出来れば、主食を白米から玄米に変えると、ググッと体調が良くなる人が多いです。
まずはそのあたりを皮切りに食生活を変えてみてはいかがでしょうか?
その土台になるのがマクロビオティックの考え方であり、陰陽の視点です。
なお、こちらのコーナー(マクロビオティック京料理教室の盲点)にマクロビオティックのことが色々書いてありますので、お読みいただけるとあなたの人生がきっと変わると思います。
(京都 鴨川 三条大橋のたもとの桜 撮影:中川善博 2018.3.14)
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「おしゃべり陰陽カフェ Vol.1」に参加して
昨日は東京で懐かしい人とお会いしていました。
私の第二の師匠である高桑智雄さん、オーガニックライフスタイル・ジャーナリストの吉度ちはるさんが主催する「おしゃべり陰陽カフェ Vol.1」に参加してきたのです。
高桑さんとは「マクロビ井戸端会議」の第1回目から、気軽に話しながらマクロビオティックの陰陽に気づいて行くことを目的に行動していましたので、私にとっては原点にかえる懐かしい時間でした。
吉度さんともお久しぶりで、2014年8月13日に内海聡先生のオフ会に一緒に参加してから3年ぶりでした。
高桑さんはこの集まりについて、事前にFacebookにこのように書かれていました。
コーヒーカップの中に宇宙がある。
そのくらい気軽に「陰陽」を語り合うイベントができたらと思っていたところに絶好のタイミングで、オーガニックライフスタイル・ジャーナリストの吉度ちはるさんに声をかけてもらい、あれよあれよと10月31日に「おしゃべり陰陽Cafe Vol.1」の開催が決定しました!
マクロビオティックの基本的な姿勢は特殊なものではなく、すべての対立物を陰陽で捉え、それを調和させることによって心の平穏を実現してきた私たち日本人が長らく身に付けてきた「和の原理」です。
だからあまり一人で考えあぐねるより、みんなでワイワイ話しているうちに自然とみんなが納得の行く道筋が見えてくることこそ陰陽の世界なのだと思います。
これからの世界は、必ずこの日本人の伝統的メンタリティーである「陰陽思考」が必ず必要になって来ます!
なので、陰陽でいろんな現象をみんなで考えて、ワクワクする場にしたいと思っています。
* * *
これはまさにかつて高桑さんが「マクロビ井戸端会議」を始めようとした時と同じことを言っているのです。
陰陽の考え方に話しながら気づく場として、名前を変えて「おしゃべり陰陽カフェ」がスタートしたことは、今のマクロビオティックに関するきちんとした情報を発する場としても意味があります。
昨日は、マクロビオティックというなら「無双原理の12の定理」をきちんと知ろうということで、まずは「定理3」から入りました。
【定理3】
陽は求心、圧縮性をもち、陰は遠心、拡散性を持つ。(その結果、自然に陽は音、重さ、熱、光と云う現象を生む。陰はその反対、静けさ、軽さ、寒冷、暗さを生む。)
今回のテーマは「根菜」と「戦争」について考えましたが、男性の視点は経済と結びつけて考えていることが多いので、面白かったです。
お坊さんもご夫婦で参加されていました。
また、根菜については、お料理をすれば簡単に陰陽がわかるのに、頭だけで考えているから答えが出ない人もおられました。
お料理からは実に学ぶべきことが多いので、マクロビオティックの考え方だけ知っても、お料理をしない人は勿体ないなぁと思いました。
陰陽のとらえ方が教科書の刷り込みどおりという人もいて、いかに実践で物事を見られていないかを感じました。
* * *
会が終わってから、5名で近くのお蕎麦屋さんに行ったのですが、ここでも無双原理や陰陽五行の話が飛び交って、実に楽しい時間でした。
何だか古巣に帰って来たようで、とても心が落ち着き、そして、私のマクロビオティックの原点に、時間を置いてからまた新しいことを注入できた感じがします。
別れ際に高桑さんから、「風さん、全然ブレていませんねぇ」と言われ、何だかホッとしました。
そうですよね、無双原理ってブレようがありませんものね。
むそう塾の「むそう」って、「無双原理」から頂戴したので、むそう塾を始めてから10年近く、ずっと無双原理を大事にして来てよかったと思いました。
私がずっと大切にしている「無双原理」ですが、お若い方には次の文章でイメージできるでしょうか?
この自然の法則、陰陽無双原理を体得して幸福な一生を送っているものは、野の草花であり、空の鳥であり、人間界にもいる。
正しく誠をもった成功者や幸せな人は、皆そうである。
一時的に、富を得、幸福そうに見えても、自然法則の体得者でなければ、いずれ浮雲のごとく消滅する。
<無双原理・易>(新編集版:サンマーク出版)214Pより抜粋
(へぎそば 東京へぎそばTAKUMI 六本木店)
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むそう塾での上手な学び方 時は金なり
むそう塾は他のお料理教室とは大きく違うところがあります。
それは、教えた内容に関して常にフォローがあるということです。
フォローの内容は実に多岐にわたり、お料理の技術面はもちろんのこと、体調や精神面のこと、お仕事やご家族のことなど、ありとあらゆることを相談されます。
それに対して、中川さんと私がそれぞれお返事をして行くのですが、これが実に時間のかかる作業なので、「こんなに大変なことは他では真似しないだろうねぇ」といつも話しています。
しかし、お一人おひとりの人生と向き合い、その人にとって最高の人生を歩んでいただくべく、中川さんと私の持てるものすべてを投入して、塾生さんとともに歩んでいます。
ただのお料理教室ならそこまですることはないでしょうが、むそう塾はマクロビオティックの考え方を取り入れた料理教室なので、当然のことながら生き方や暮らし方や生活全般のアドバイスが必要になるわけです。
マクロビオティックはお料理だけではないので。
そもそも私がむそう塾を始めようと思ったきっかけは、マクロビオティックの食事法を実践して、体調不良になる人がたくさんいることに驚いたことと、マクロビオティックの食事法を実践しようとして、人間関係が暗礁に乗り上げる人の多さに驚いたことにあります。
当時は全国各地を歩きながら「美風ゼミ」や「マクロビ井戸端会議」をしていたのですが、そこにはマクロビオティックで悩んでいる人が多く来られて、さながら相談会のようになることがありました。
それで、そんなマクロビオティック難民の受け皿を作ろうと思って、むそう塾を立ち上げたのでした。
ですから、あらゆるご相談にお答えするのは、むそう塾の創立精神でもあるので、昼夜を問わず対応しているわけです。
* * *
ところで、むそう塾でお料理を上手に学ぶには、最低限の道具を揃えるのが一番です。
遠隔での指導には写真や動画の力を借りるのが効果的なので、塾生さんにもそのようにお話ししていますが、なかなかその趣旨を理解してもらえない人が多いですね。
そのために、一番無駄になるのは双方の時間です。
時間の大切さを知っている人は少なく、延々と時間が無限にあるかのように生きている人もいます。
勿体ないですね。
「時は金なり」という言葉がありますが、まさに時間は有効に使うものです。
自分の時間を大切にする人は、相手の時間をも大切にしますね。
それは時間がお金を生むことを知っているからです。
自分のお金を使うことには敏感に反応するのに、自分の時間を無駄にすることには無神経な人が多いのは面白い現象なのですが、案外本人はそのことに気がついていません。
ということで、私はお金にケチになるのではなく、時間にケチになれと言いたいです。
* * *
むそう塾では、写真や動画が綺麗で簡単に処理できてスピーディに送れるので、MacのパソコンやiPhoneの使用をおすすめしています。
特にMacの画像の鮮明さは、お料理の出来上がりを判断する上で命綱のようなものです。
この2つを揃えるだけで、どれほど時間の短縮ができて、お料理の腕が上達するかは、iPhoneのiMessage機能を使いこなすことで大きな差となってきます。
よく、メールで質問するからいいわと思う人がおられるのですが、メールは答える人がパソコンの前まで行かなければなりません。
しかし、iMessageだと手にしているiPhoneから直ちにお返事が出来るので早いのです。
たとえば中川さんが仕込み中でもお返事をすることが可能なのです。
特にお料理の途中で、これ間違っていないかな?と思って、iMessageで確認を求める人は失敗を防げますし、材料も無駄になりません。
また、お料理の工程で不安なところを動画に撮って確認をしてもらえば、正確な判断をもらえるので間違って覚えることがなくなり、美味しく仕上がることになります。
また、器を買いに行ったお店で悩んでいる時、写真を添えて「どっちがいいですか?」と質問することもできます。
あるいは、お魚屋さんから、八百屋さんからお助けiMessageを送ることも可能です。
こんなに便利なツールを使わないのは、大きな損だと思いませんか?
多くの文字を費やすより、何十秒かの動画の方が正確に伝わるのですから、これを使った方が双方ともに良いと思えませんか?
授業では、包丁砥ぎや桂剥き、それに出汁巻きなどで動画が大活躍です。
それを可能にするのがiPhoneなのです。
Androidを使っている人はこの恩恵をうまく受けられず、とても損をしていますね。
携帯電話なんてみんな同じでしょ、と思っている人もいるのですが、今はかなりその差があります。
むそう塾で効率よく学ぶためには、騙されたと思ってMacとiPhoneに変えてみてください。
その画像の綺麗さや、指導の速さと便利さに驚かれると思います。
その時に思うのです。
「ああ、私はなんて時間を無駄にしていたのだろう_| ̄|○」って。
明日から4月です。
時間を上手に使える人になって、新しい生き方をしてみませんか?
(京都御苑の桜 中川善博がiPhoneで撮影 2017.3.30)
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