東京での善右衛門さん

12月9日(日)、東京の御茶ノ水。
冷たい木枯らしが、綺麗なイチョウをアスファルトに落とします。
でも、まだ、綺麗なイチョウが木々に残っていて、何となく嬉しくなります。
そんな中で、善右衛門さんのトークショーが開催されました。
イベントのタイトルは、「影響を受けた本について語る”私の五冊”」です。
善右衛門さんがご紹介された本は、やはり、善右衛門さんのお人柄の土台になっている本ばかりだなぁと納得しました。
静かに、でも熱く語る善右衛門さんを拝見していると、今の私達が忘れかけているものを、引きずり出してくれたように感じました。
また、善右衛門さんの人生における反省点を、正面から捉えて話されるお姿を拝見していて、本当に善右衛門さんって強い人だなぁと改めて思いました。
善右衛門さんには、腹が決まって生きている人の凛とした美しさがあります。
そうは言っても、善右衛門さんは悩みながら、苦しみながら日々を送っておられるそうです。


みんな苦しみを抱えながら美しくなっていくんだよね。
そんなことを確認した善右衛門さんのお話でした。
               *    *    *    *
ところで、この日は嬉しいことがありました。
男性の方が3人いらしたのですが、うんうんと頷きながら善右衛門さんのお話に耳を傾けていらっしゃったのです。
とても善右衛門さんのお話が心に響いているようでした。
それから、直前の私のブログ記事を見て、新潟から駆けつけてくださったstunさんとemikoさんに再会出来たことです。
本当に嬉しかったです。
イベントの後、善右衛門さんを囲んで5人でお茶会をしました。
それから、皆さんとお別れして、善右衛門さんと二人でお食事に。
お話はたっくさんあったのですが、あっという間に新幹線の時間になってしまいました。
きっと、電車に飛び乗ってすぐ発車したのでは?
有意義で、嬉しく、楽しい一日でした。
色々な巡り合わせに感謝します。


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善右衛門さんのトークショー

すでにお知らせしましたが、明日(12月9日)、東京・御茶ノ水のGAIAさんに、善右衛門さんがお出でになります。
善右衛門さんファンは、お出かけになってはいかがですか?
当日券もOKだそうです。
私も出かけます。


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「第2回尾形妃樺怜先生のお話し会」が終わりました

きのう(12月7日)は、イチョウが綺麗に映える穏やかな一日でした。
今回のお話し会は、尾形先生のお話だけでなく、参加者からのお話(ご報告)もありました。
お一人は、ダウン症児をもつお母様が、マクロビオティックを始めたいきさつとその変化を話されました。
当初はT先生の療法を導入されていたそうですが、何かおかしいと気づき、リマ・クッキングスクールに通い始めた最初の日に、尾形先生にご相談されたそうです。
それから、懸命にマクロビオティックを実践した結果、ダウン症のお子様がイキイキとして生活に変化がみられる様子を、詳細にお話ししてくださいました。
ダウン症のお子さんをお持ちの方には、朗報ともいえる内容で、マクロビオティックの素晴らしさを知ると同時に、お母様の真剣な取り組み方に感動したお話でした。
もうお一方は、ベルギーから一時帰国されている方で、ナチュラルフードショップ&レストラン「Den Teepot」で、お料理教室もされています。
ベルギーのみならず、ヨーロッパのマクロ事情などもお話ししてくださり、とても参考になりました。
彼女は、リマ・クッキングスクールの卒業生で、私の先輩にあたります。
お二人とも、しっかりとご自分を持っていらっしゃって、素敵だなぁと感じました。
               *    *    *    *
ところで、尾形先生のお話は、いつも奥が深くて、記事にするのが大変なんです。
つまり、ブログを読んでくださる方に、正確に伝わるように書こうとすると、果てしなく長くなってしまいます。
 (そんなに長く書く時間がとれない。。。)
ちょっとした一言に、とてつもなく壮大なテーマが含まれていたり、発見や答えがあったりします。
でも、大切なお話を一つだけ、書きましょうかね。
「マクロビオティックの真髄は無双原理をつかうこと。陰陽が働いていることを発見していく宝探し。それを見つけていく一生の遊び。」
つまり、自分の体の状態だけにとらわれていたら、マクロビオティックの良さは解らないということですね。
              *    *    *    *
お話し会の後、尾形先生やアシスタントさん、ベルギーからの参加者を囲んで、8名でお茶会をしました。
ここでのお話は、とっても有意義でしたね?。
国内のマクロビオティック最新情報や、海外でのマクロビオティック最新情報が交換され、それを昔からの経緯を踏まえて今後の展開などを話し合ったのです。
途中から健康綜合開発株式会社の社長さんも加わってくださり、もう一軒はしごしてお蕎麦までご馳走になってしまいました。
勉強になり、楽しく充実した一日でした。
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なお、次回は、2008年1月11日(金)を予定しています。
改めて告知いたしますので、それまでお申し込みはお待ちくださいね。


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今年最後の四国行き

これから、四国の高松に行きます。
コメントのお返事が遅くなってしまいますが、お許しくださいませ。

 

12月7日(金)は、尾形妃樺怜先生のお話し会です。
ここでお会い出来る皆様、よろしくね?。


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マクロビオティックに優しさを!

私がマクロビオティックを知ってから、色々な先生に教わりました。
どの先生も素晴らしく、個性があり、博識で、私が残りの人生をかけても到達できないレベルの方々です。
そして、今もその先生方に教えを受けています。
私はどの先生にも可愛がっていただき、親身に相談に乗っていただき、とても恵まれています。
マクロビオティックに出会ったのは遅かったのですが、素晴らしい先生方にいつも接することができて、沢山のマクロビオティックシャワーを頂きました。
このご恩は一生忘れません。
そのお返しとして、先生方から教えていただいたことを、次の人に手渡ししていきたいと思って、「美風ゼミ」を開催しています。
*    *    *    *
「マクロビ井戸端会議」や「美風ゼミ」で色々な人とお会いする度に、いつも思うことがあります。
実際は、「思う」というより、日増しに強くなっていく気持ちが、正直いって空しくなるほどの感情になってしまいました。
私は、桜沢先生の教えに反旗を翻すつもりはまったくありません。
(桜沢先生の教えに異を唱えるほど、私はマクロビオティックを理解できていません。)
むしろ、勉強をすればするほど、桜沢先生の説かれたことの偉大さに、ただただ感服するばかりです。
しかし、一つだけ、たった一つだけ、私の肌が、感情が、悲しくなる部分があるのです。
理論的にではなく、感覚的に揺れ動いているのです。
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マクロビオティックでは、よく「必然」という言葉を使います。
「この世に偶然はない、すべては必然」というわけですが、それを突き詰めていくと、たまらなく空しくなるのです。
例えば交通事故も必然。
火事も必然。
殺人も必然。
地震も必然。
病気も必然。
でも、神戸や新潟でもありましたが、地震で命を落とす人、被災する人を見ていると、すべて「必然」と言い切ってしまっていいのだろうかと思うのです。
同時に何千人という人達が被災していても、マクロビオティックをしている人は、「必然」の理論で片付けていいものなのでしょうか?
そんなにも多くの人に、何の罪があったというのでしょう?
どんな巡りあわせがあったというのでしょう?
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先日、秋田でぢゅんさんに再会しました。
ぢゅんさんはリウマチを患っていますが、私の知る限りの誰よりも人生を真剣に、前向きに生きていらっしゃいます。
いつお会いしても、誰がお会いしても、ぢゅんさんのその姿勢に頭を殴られた思いがします。
本当に清らかなその心が伝わって来る度に、「必然なんて言葉は、ぢゅんさんにだけは解除してほしい」とどれ程思ったことでしょう。
マクロビオティックでは、病気を陰陽で分類していきます。
そして、それに対応したお手当てをすることになるのですが、当然、お手当ての前段階として、病気の原因を判断しなければなりません。
その過程で、陰陽だけでは空しくなってしまうのです。
苦しむ人を前にして、被災者も、ぢゅんさんも、その他の病気の人も、「必然」なんて言いたくありません。
そんな血も涙もないのがマクロビオティックだなんて思いたくありません。
陰陽も無双原理も素晴らしいです。
でも、私は、マクロビオティックの理論に優しさを求めたいです。
◆参考までに
 マクロビオティックと病気追記は、こんな背景があって書いたものです。
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「マクロビオティックに優しさを!」の記事に寄せて


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