東京の拡大放課後で模様替えの相談があったTさんから、後日談としてメールが届きました。
大学生の彼女は大学院に合格して、アルバイトの仕事も前の職場から声をかけてもらうなど、素晴らしい氣の流れになって来ています。
この間、たったの1ヵ月です。
(長い記事ですが、下段にアドバイスも書いてありますのでご覧下さい)
<Tさんからのメール>(抜粋)
本日、無事、第一志望の大学院に合格できました。
倍率が四倍を越えていたので、少しドキドキだったのですが、筆記に通った後、苦手意識が強かった面接で、拙いながらしっかり受け答えができ、出せる力は出し切った感があったので、あまりあれこれ考えず、今日まで過ごすことができました。
本当に、部屋の模様替え以降、あっという間に色んな変化があり、ずいぶんよい方向に変わったように思います。
ちなみに、あの後、DKも不要物を全部処分して本棚とコタツ(!)と冷蔵庫とゴミ箱のみのすっきり空間になり、自分の部屋も、改めて本棚と引き出しを見直したところ、小さい方の引き出しがまるまる1個、空になりました…(**)
それから、押し入れですが、なんと圧縮されていない布団が入っていたため、それを圧縮して上段の上段に入れたところ、普段使いの布団を余裕でしまえるようなスペースが出現してしまい、部屋がもっとすっきりしてしまいました…。
変化としては、
・玄米投稿以降も苦手だった、平日の早起き(といっても6時台とかなのですが)が前に比べて随分出来るようになった
・前はほとんど作れなかった煮物がおいしく作れるようになった(ひじき煮や切り干し大根煮など)
・机を使うことが快適になった!
・前に働いていた職場から、タイミングよくお声がかかった
・偶然の再会(それもびっくりするような)が何度もあった
・食事会の幹事をやることになった
・彼氏との仲良し度がアップした
・旅行に行っても、変な現実逃避感が全くなくなった!
・(他の方も書いていたように)お通じがとてもよくなった
などなど、ちょっとびっくりするくらいなのです。。。
美風さんが書かれた家事アドバイス講座の記事を参考に、わたしもあるものを数える、ということを行ったのですが、本以外はたくさん数えるものがほとんどありませんでした。
(そういえば、引っ越しの荷物も、家具以外はみかん箱3つでした…)
つまるところ、先の押し入れの例のように、【少ない物をべらぼうに散らかして至る所で空間を殺してしまう】という、自分の恐ろしい癖を思い知りました。
だらしない癖なので、これからも意識して矯正していきます。。
それから、多分ですが、物をあまり持っていないことに対する、漠とした不安もあったのだと思います。
でも、「それでいいじゃないか」という気持ちになってきました。
必要なものを大事に使っていきます。
それから、今回の部屋に関するお話で、自分が1年前に鬱病となった理由がとてもよくわかりました。
当時住んでいた部屋は、北東向きの1階の1Rで、24時間ほとんど日が射さないとても狭い部屋でした。
部屋の構造的にも布団を敷くのが精一杯のところに無理矢理机を押し込み、入り口を開けてすぐのところに冷蔵庫があったりしたので、文字通り何も通れないようになっていたのだと思います。
そんな部屋で、大部分を過ごしていたのです…。
なんとなく、すごくよくない氣がしていたのですが、氣の流れを考えればどうしようもないほどに必然の結果だったのですね。
職場がストレスとなっていたことも含め、今回の件で、全て、腑に落ちました。
四月から、新しい気持ちでまた学んでゆきます。
とにかく、地に足をつけて、氣の流れを意識して、日々の生活を大切に、大事に過ごしてゆきます。
そうすれば、何か繋がる、と信じて。
<マクロ美風より>
>「氣」って抽象的で難しいと思っていたのですが、日常で感じるものなのだとわかってからは、楽しくなりました!!
これはTさんがTwitterで呟いてくださった文章です。
私は大学生のTさんが、日常生活で「氣」を感じてくださったことが何より嬉しいのです。
「氣」を難しくとらえるのではなく、普通の生活から「氣」の存在を感じることが出来たら、人生は相当変化します。
まだお若いTさんは、これからどんどん「良い氣」を意識して、充実した人生を送って下さいね。
さて、二点ほど気になるところがありますので、アドバイスをしておきます。
●まずお布団を圧縮することですが、最近は狭い住環境に合わせてこのような方法を採用される方がいらっしゃると思います。
しかし、本来はふっくらとしているはずのお布団をギューッとした中に詰めておくと、物によっては元の状態に戻りにくい場合もあります。
あなたのお部屋なら十分にお布団をしまうスペースは確保できるので、そのままの状態でしまわれることをお奨めします。
ただし、形状を崩さないような袋に入れるか、大判風呂敷(布団用)で結んでおくなどの方法をとると、押し入れの掃除をしたり、物を移動する時に楽ですし、お布団の保護にもなります。
人生の三分の一近くをお世話になるお布団は、体の疲れを取り除いて明日への英気を養う大事な物です。
心を込めて大切に取り扱いましょう。
●次にお住まいになるお部屋の広さについて。
家賃のこともあって都会ではどうしても狭い部屋を選びがちになります。
しかし人間は環境に支配されやすい生き物です。
あなたはすでに1階の日当りの悪いお部屋で経験済みですね。
これからお引っ越しをされることもあるでしょうから、次のようなことを頭に入れておいてください。
「4畳半に住めば4畳半の、8畳に住めば8畳の考えが湧く」
ここでの数字は比喩的な意味で、狭さ広さを表します。
必要以上に見栄を張ることはありませんが、住む部屋の広さは人間の思考にも影響することがあると知っておきましょう。
もちろん思考には個人差がありますので、一概に決めつけることはできませんが、無視出来ないことだと私は思っています。