「2012年度 幸せコース」は満席になりました

「2012年度 むそう塾 幸せコース」はただいま最後のお申し込みがありましたので、これでお申し込みを締め切りとさせていただきます。
お申し込みをくださいました皆様、来年の5月を楽しみにお待ちください。


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8年間待った

きのう息子と一日中一緒に行動した。
家にいるとすぐ自分の部屋に行ってしまうから、外に連れ出した方が話ができる。
息子は私の性格と反対で消極的&部分的に臆病。
そこを何とかしたいとあの手この手の子育てを試みたけれど、なかなか効果が出ない。
そうだよね?、性格はなかなか変えられないし、限りなく不可能に近いのだけれど、ひょんなことからガラっと変わることもあるので、私はずっと待ちたいと思った。
もちろん、性格はその人の個性だから、こうあらねばならないなんて型のようなものはないけれど、親がいなくなっても生きて行けるための最低限の生活力は身につけてほしいと思っていて、そのためにはもう少し積極性が出る方がいいなと思っていた。
要は息子に自信がつけば積極性は自然に出てくるはずだから、自信をつけてやることが先決だ。
勉強の好きな子供は育てやすい。
なぜなら、まず子供は学校という場所で評価の洗礼を最初に受けるから、比較的得意分野で良い評価をされて嬉しい体験ができるからだ。
しかし、勉強の嫌いな子供はなかなかスッとは行かない。
勉強以外で自信の持てる居場所を見つけてやらなくてはいけないからだ。
そんな場合でも体育会系で救われる場合があるけれど、息子はそうではなかった。
親のいくつかの試みは見事に空振りに終わってしまった。
たった一つ、息子はオムツをしている時から車が好きだった。
よく男の子は車が好きな派と電車が好きな派に分かれるといわれるが、息子は完全なる車派だった。
一貫して車が好きだったので、そちらでの道も探った。
大学に入ってドリフトを始め、夜中は山に走りに行き、コンビニの食事をしたり昼夜逆転の生活をしたり、アトピーに悪い食べ物を食べたりして、体はボロボロになって行った。
それでも命さえあればと思って、私は夜中に走りに行く息子に「楽しんでおいで」といって送り出した。
「気をつけてね」とは一度も言わなかった。
無事に帰って来てくれると信じているから。
大学4年間で彼は相当走り続け、大会でも優勝してドリフトの本にも何回か登場し、取材も受けていた。
卒論にはドリフトを選ぶという狂いようだ。
しかし顔も手もアトピーがひどくなって来て、毎夜ひっかき枕もシーツも血と汁で汚れていた。
母の作る食事では追いつかない状態になったので、大学を卒業してから3週間温泉療法に行かせた。
iPad一つを持って、大好きな車と離れ、息子は九州に向かった。
そこでの生活は息子にはつらかったようだ。
食べ物の自由はないし、大好きな車にも乗れない。
私の指示で食事は一日に2回、入浴は1日に4回を守らせ、アトピーの対処についてはメールで送られてくる写真を見ながら指示を出した。
途中で私も九州入りして状態を確認した。
3週間後息子は少し変化して帰って来た。
まだアトピーは劇的に改善したわけではなかったけれど、彼の中でちょっとだけ意識の変化があったことを私は感じた。
食事を変えることが体の変化につながることを、息子は体験上知ったようだ。
今年は体を治す年にしようねという私の意見を受け入れて、息子はもう一度九州に行った。
そうこうするうちに、息子はあれほど好きだったドリフト車を手放した。
もちろんまだ未練はあるけれど、どこかに燃え尽きた感があるような僅かな芽を私は感じていた。
今は「マニュアル車に乗りたい」といいつつも普通のオートマ車に乗っている。
そして、息子が中学の時に私が言った「食べることを大事にしてほしい」という意味を、やっと体で感じてくれたようだ。
九州での体験があって、息子は食べ物に気をつけるようになって来た。
それと同時にアトピーがググっと改善してきた。


この間実に8年の歳月がかかった。
息子を妊娠している時から食事には気をつけ、出来る限り最高の食事で育ててきたのに、みずから体に悪い物ばかりを口にする息子の姿を見て、私は悲しいと言うよりこれが陰陽なんだなぁと、妙に納得していた。
そうして九州という土地で、息子は何かを感じてくれた。
私の母方の曽祖父母は鹿児島の出身なので、私は九州に出かける息子に「ご先祖様が護ってくれるから大丈夫」と言って送り出した。
そして今、ご先祖様は5代後の息子をあるべき方向に導いてくれた。
これをマクロビオティックと言わなくて何と言おう。
本当にマクロビオティックが完成するには7代かかるそうだ。
つまり私たちは今を生きているのだけれど、3代後7代後の子孫のために生きている部分もあるのだ。
そして、父や母や祖父母や曽祖父母や多くのご先祖様の部分も生きているのだ。
私は最善を尽くして息子の変化を待った。
息子はご先祖様に誘導してもらえた。
このつながりを息子はまた次の代につなげてくれたら嬉しいなと思えた一日だった。


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女子栄養大学・早稲田大学・足立区

本屋さんにこんな本が平積みされていました。
前にも取り上げましたが、学食定食ブームなんですね。
全体のバランス食に関心が行くのは良い傾向ですが、いつまでこの人気が続いてくれるのかしら?
マクロビオティックの観点からすると良い傾向なので、新しい流れになって多くの人の意識が変わるといいなぁって思います。
女子栄養大学

早稲田大学

足立区


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「岡部賢二先生の放射能対策講座シリーズ最終回」のご案内

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岡部先生は来年は地方講演を控えめにされるそうなので、関東方面ではあまりお目にかかれなくなるかも知れません。
この機会に岡部先生の貴重な講演をお聴きになってはいかがでしょうか。

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放射性物質がたまりやすい脂肪を代謝する肝臓と、放射線で弱りやすい胃や精神のための食事ケア

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空へ


ふっと見上げたら
夢が空にひろがった


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