無駄とマクロビオティック

一見無駄に思えること。
しかしそこには大いなる「宝」が詰まっている。
無駄だと思えば無駄になり、宝だと思えば宝になる。
その最たるものは子育てだ。
子育てに注ぐ時間を無駄だと思うか宝だと思うかで、その膨大な時間は天と地ほど違って感じる。
世の中に無駄なことなんて何もない。
強いて無駄というなら、勉強するチャンスが目の前にあるのに、それを受けとめられない感性を無駄と言いたい。
それでもそれすら見方を変えれば、「今はその時ではない」と言い切ることができる。
誰にもその人にピッタリのタイミングがある。
その時に「今だ!」と思って行動できる陽性さは持ち合わせていたい。
死ぬまで学びのチャンスはある。
自分を変えるチャンスもある。
あとは自分が本気で取り組むか否か。
凝縮した想いのあるところには変化の風が起きる。
これはマクロビオティックの当然の原理だ。
どこまで本気度を凝縮できるか。
無から有を生むことができるか。
そんな気迫のある人生が素敵だ。


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新しい命の誕生

幸せコース1期修了生のNさんに男の赤ちゃんが産まれました。
おめでとう!
これからの育児に先輩ママ(さっこさん)の言葉を贈ります。
私も子育てで自分を育ててもらいました。
こうして新しい命を育みながら人は成長し続けるのだと思うと感動します。
<さっこさんのブログ記事の「無垢」より>抜粋
彼はとても純粋で
素直でまっすぐで
なんにでも興味を示して、たのしそうにしています。
その姿を見ていると
わたしはなんて、余計なものをたくさん持っているんだろう という気持ちになります。
そうしてそのたびに
あたまの中をからっぽにして
彼に寄り添い、わたしはいつもその無垢な心をおすそわけしてもらいに行きます。
彼はわたしの先生です。
イライラもモヤモヤも、うまくいかないことのすべての原因は自分にある。
他の何かのせいにしては、いけない。
いつもいつも、大切なことを教えてくれます。
わたしは彼を見つめているようで
実は自分自身を見つめているのかもしれません。
 


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出し巻き玉子におけるお箸の持ち方いろいろ

中川さんのところに出し巻き玉子の動画や写真が送られて来ますが、お箸が正しく持てない、玉子に対するお箸の角度が間違っている、箸使いが荒い、そんな人が後を断ちません。
YouTubeを何度も見てくだされば必ず判ることなのですが、それがなされないまま「丸投げ」で送っても上達は望めません。
さらに火元からどんどん離れてフライパンを上げたまま巻いている人もいます。
これらは中川さんに送る前に自分の動画と中川さんのYouTubeを見比べれば一目瞭然です。
まずは自分で確認して自分で問題点を探し出す癖をつけましょう。
そうでないと他力本願になってしまい、上達できないばかりか、材料も無駄になってしまいます。
注意点のうち写真に残っているものを掲載してみますので、ご参考になさってください。
お箸の持ち方の基本形。

くるくる巻き上げるときの箸使い。

出し巻き玉子で一番大事なのは、最初の芯作り。
ここが綺麗にできないと後々うまくできない。


玉子が重くなって来たら箸の使い方を変える。

玉子を立てるときにも箸の使い方が変わる。

玉子はやわらかいもの。
傷つきやすいもの。
破れやすいもの。
そっとやさしく赤子のほほに触れるつもりで、静かに丁寧に巻いてほしい。
色気のある手つきで。


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脱力のしかた(具体例)

こちらの記事にいただいたコメントの内容を多くの人と共有したいと思って新しい記事にさせていただきます。
コメントのやり取りの中で大事なことがいくつも散らばっています。

あなたの生き方の参考になることも必ずあると思います。
<kyoroさんのコメントから>
美風さん、こんばんは。
まさに私は目に見えないものに氣を向けることの能力が著しく後退している人のひとりです。
学生の頃も社会人になっても目で見えるもので評価したり評価されたりする生活をずっと送ってきました。
そのため今回の桂剥きでも目に見えないものを要求されてほとほと困っていますし
Air桂剥きも目に見えないものなので、いまだにAirの感覚がわからないのが現実です。
そして、抽象的な文章や言葉も理解できず
具体的に指示をしてもらわないと、なかなか行動できないのも私の特徴です。
こんな自分が本当に嫌になってしまうのですが、
これを克服することができたら自分は変わることができるのでは?と思っています。
桂剥きができるようになりたいと言う想いはもちろんのこと
桂剥きを克服することで、自分自身が変化できるのでは?
という想いの方が強いかもしれません。
抽象的な文章や言葉の理解力に掛けている私には
バランスの崩れを直すことができるかはわかりませんが
バランスの崩れを直すことができるように頑張ります。
<マクロ美風より>
kyoroさん、こんにちは。
kyoroさんは現代社会の申し子のような、典型的な見える世界の人ですねぇ(笑)
順調なときにはそれで良いと感じるのですが、ひとたび歯車が狂うとどうやって組み立てたら良いのか途方にくれてしまいます。
そんなときにはぜひアナログ人間になってみましょう。
デジタル時代にアナログ?と思われるかも知れませんが、それが陰陽のバランスです。
デジタルは便利なものだけれど100%正しいものでもありません。
それはどの分野でもいえることなので、可能な限りkyoroさんの思考にアナログを取り入れてみることです。
それは、無駄と思えることに価値観を見い出すことでもあります。
無駄は悪いことではなく、実はゆとりの部分であることを知ると、もっと考え方が柔軟になって、生きる姿勢も変化してきますよ。
ちなみに、答えを性急に求めないこともアナログ的な生き方です。
*   *   *
<麗可さんのコメントから>
美風さん、おはようございます。
私もkyoroさんと同じく、目に見えない物に氣を向ける事が出来ない人間です
確かに子供の頃からも社会人になってからも
目に見える物で評価されてきました
物事をイメージする事が苦手で、これまで何でも力ずくで力んでやってきました。
桂剥きでは力みが取れずとても苦労しましたし、あまりに出来ない自分に自信をなくしました
力みは上達の敵だと言うことが頭では分かっているのに、頑張ろう!上手くなりたいと思えば思うほど力んでしまいます。
でも、そんな自分を変えたいと思っています。
バランスの崩れを直しながら、桂剥きも諦めずに練習し続けます
いつも有難うございます。
<マクロ美風より>
麗可さん、こんにちは。

力みって陽性なんですよね。
沢山食べることも陽性なんですよね。
情報を集めることに心血を注ぐのも陽性なんですよね。
しかしそうすればするほど苦しくなるでしょ?
それはね、外に氣がいっているからです。
氣って自分の中にあるものだから気づけば良いのに、外に求めようとするからいつまで経っても解決しないのです。

でも、麗可さんの場合の外に何かを求める氣は著しい陰性です。
それは何かを解決するための他力本願的な外向けの氣だからです。
この外向けの氣が恐ろしく多いのです。
ここで陰陽が同居していてバランスを崩しているのです。
つまり陰陽の量が多すぎるのですね。
人間はそんなに食べなくても生きていけるし、そんなに情報を集めなくても生きていけます。
つまり量が増えると質が低下するのです。
これも陰陽のバランスですね。

マクロビオティックを知ったからには、ぜひ量で生きる人ではなくて、質で生きる人になってください。
質は量を満たします。
質を高める日々こそがマクロビオティックの生き方といえるのです。
まずは少量の食べ物でも満足出来る胃腸になってください。
そうすると自然に考え方も変化してきます。
考え方は決して力づくで変えるものではありません。
汗のように身体の中から湧き出てくるものでなければなりません。

何かが上手くなるというのは結果であって、作り上げるだけのものではありません。
頑張れば上手くなると思って攻める姿勢だけで到達できるものでもありません。
そこには氣の集中は必要ですが、脱力も必要です。
物事を力づくでこなすことは金輪際やめて、手放す方に意識を向けてみてください。
意識って凄いですよ。
物凄い力を持っていますよ。

これからはその目に見えない意識と会話してみましょう。
すぐには上手くできなくても良いのです。
かならず出来る日がきますから。そのために桂剥きも出し巻き玉子も利用してみましょう。
いつも言っています。
自分を変えるには二つしかありません。
今までしていたことをやめるか、今までしなかったことを始めるか。
(どちらも本気が必須条件です。)
もし今までしていたことをやめないのなら、その量と質を見直す必要があります。
このやめるか始めるかの二つをうまくコントロールしてこれからの人生を楽しんでください。
マクロビオティックの考え方はこれを可能にしてくれます。



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麦と人生


これは観賞用の麦。
肌寒い時期に種が蒔かれ、寒い冬(陰性)を越して春(陽性)に伸びてくる。
つい人生を感じてしまう。
 


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