講座に関する記事ばかりが続いてしまいました。
今日は1月15日。
小正月の今日まで松飾りをしている地方は主に関西圏で、関東圏は1月7日までというのが多いようです。
でも、全国各地には1月20日までというところもあるそうですね。
ちなみに、私の育った北海道の実家では、1月15日まで松飾りをしていました。
しかし、自分の家と隣の家で風習が異なることもあって、全部同じというわけではありませんでしたから、お雑煮の中身はビックリするほど違っていました。
北海道開拓によって、あちこちの県から移住して来たためなのでしょう。
では、なぜ関東では1月7日で松の内が終わるかというと、どうやら江戸時代に徳川幕府が「正月飾りは1月7日までとする」というお触れを出したからだそうですよ。
武家社会ではいつまでもお正月気分に浸っていられなかったのかな?
【小豆の力】
なにはともあれ、今日は15日。
ということで、小豆を召し上がって体を労ってあげましょう。
小豆は水分の排出力が強いので、甘いものの摂りすぎでむくんでいるような人には絶対食べてほしいです。
今は糖尿病の人も多いのですが、マクロビオティック仕様の小豆南瓜で、お父様の糖尿病を治してしまった人もいますよ。
私はマクロビオティックを知るまで、そんなに小豆を日常的に食べていなかったのですが、小豆の産地で生まれ育ったので、小さいときから母がよく小豆料理を作ってくれました。
そして、母への感謝とともに、せっせと小豆入り玄米ご飯を食べていた時期があります。
玄米ご飯に陰性さが増して、陽性になっていた体にはとても美味しく、1年位食べ続けていました。
あ、そうそう。
もし小豆を単独で茹でる場合は、ぜひ茹で汁を飲みましょう。
この茹で汁こそ、小豆の効能がしっかり入っているので、ザーッと捨てないようにしましょう。
市販でオーガニックの「小豆茶」というのも売っていて、美容にうるさい芸能人も飲んでいるとか。
自然食品店でも売っていると思いますが、やはり小豆そのものを汁ごと使えるお料理をしましょう。
下の写真は、満足コースの2月の授業で小豆を茹でたときの煮汁です。
やさしい甘味があって、とても美味しいんですよ。
(小豆の煮汁 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
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