新しい玄米ご飯の炊き方を学ぶために集まった人たち

5月4日(金)は、「第118回玄米の炊き方秘伝(愛クラス)」を開催しました。
今回は、当初の予定を変更して、急遽開催することになった特別感のある愛クラスでした。
というのは、30年間もマクロビオティックをされていたけれど、体調に気になるところがあるという方がいらして、その方のご都合に合わせて開催したからです。
受講されたいお気持ちの方の体調がとてもよく理解できましたので、大急ぎで玄米の炊き方を変えていただいて、本調子になっていただきたいなあと思います。

それからこの日は、再受講者の方が5人いました。
前日に教室の大掃除をしていた3名が、サードジェネレーションの炊き方を知りたい!と集まってくれました。
元々「私の玄米ご飯はやわらかく炊けているから愛クラスの再受講は不要」と思われていた秘伝卒のユーキさんは、実際に習ってみてサード炊きの美味しさにビックリされていました。
実際に経験した者のみが知るこの感動は貴重です。

お子さんは正直ですから、ちょっとでも玄米ご飯がまずいと食べてくれません。
それは硬さだったり、臭いだったりしますが、美味しいと思えなければ手を伸ばさないのです。
今回炊いた玄米ご飯を、お子さんに食べてもらった人は、白米ごはんのようにご機嫌で召し上がってくれたそうです。
良かった良かった\(^o^)/

それから、もう一つ嬉しいことがありました。
それは3年前に上級幸せコースを修了した彩乃さんが、初めて愛クラスを再受講してくださったことです。
小学生のお子さんを育てながら、片道2時間をかけてお仕事に通う彼女は、練習時間の捻出が一番の課題なのですが、それでも今年から満足コースに通う決心をされました。
頑張り屋さんらしい決断ですね。
精神面を高めようとされる生き方を尊敬します。

ところで、玄米はお米の種類や生育環境によって炊き方を微調整しないと、玄米の本当の美味しさは引き出せません。
というより、不味い面が先に出てきてしまうのです。
それは、玄米が持っている皮の部分の存在感をなくすまでやわらかく炊き上げていないからですね。
ここが玄米嫌いの最大の理由です。
胚乳部分も皮の部分も一緒の柔らかさになってこそ、最高の美味しさになるのです。

こんなふうに。

(中川式玄米ご飯 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

(第118回愛クラスに集まってくれた人たち)

 
 

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コメント

  1. 彩乃 より:

    美風さん

    先日の愛クラスではお世話になり、
    ありがとうございました。

    仕事と家庭でいっぱいいっぱいになっていた3年間でしたが、
    美風さんがずっと気にかけていてくださったお陰で、
    今回再受講させていただくことができました。
    そして、むそう塾の素晴らしさを改めて感じました。

    満足コースでは、時間を上手く使って集中して練習できるように意識してがんばります!

    また一年間どうぞよろしくお願いいたします。

    • マクロ美風 より:

      彩乃ちゃん、おはようございます。

      先日はお久しぶりにお会いできて、とても嬉しかったです。
      そして安心しました。
      多忙な時期と子育てを一人でよく切り抜けましたね。
      これから1年間、スイッチを切り替えてご自分と向き合う時間を作れば、新たな彩乃ちゃんを発見することでしょう。

      おはる先輩は、「むそう塾に来ると元気になれる」と話してくれます。
      きっと彩乃ちゃんも、元気が湧いてくると思います。
      一緒に頑張りましょう!

  2. みのる より:

    ほぼ毎日玄米ご飯炊いてましたがこんなにごはんたくのが楽しみなことはありませんでした。香りも違いますね。ちからがわいてぎます。みんな元気になるといいなぁと思いながら明日もごはん炊きます❗

    • マクロ美風 より:

      みのるさん、おはようございます。

      玄米ご飯を楽しいお気持ちで、そして、召し上がってくださる方の健康も気遣って炊かれているのが伝わってきます。
      そのお気持ちがなお一層玄米をふっくらとさせるんですよね。
      理想的な炊飯姿勢です。
      召し上がっているうちに体調も上向いてくるのが楽しみですね。

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