昨日ご紹介した「GRIT やり抜く力」(アンジェラ・ダックワークス著 神崎朗子訳)には、たくさんの事例が出ているので、色んな人が様々な面で自分に当てはめて参考にすることができます。
たとえば、第7章の【成功する「練習」の法則】は、まさにむそう塾生にピッタリ当てはまります。
なぜなら、包丁とぎ・桂むき・刻み・出汁巻きなどと、練習する場面が多々あるからです。
その中に「意図的な練習」というのがあります。
それは一般的な言い方をすれば、ただ漫然と時間や回数をこなすのではなく、1回1回弱点を克服する形で練習をすることであり、それは「練習の質」のことを指しています。
このことは、すでに中川さんが何度も口にされて、それがTwitterの「@musooyajibot」でもまわっていますが、それと同じことがGRITに書かれています。
やはり技術を極めようとすると、同じことになりますよね。
よく「仕事を持っているので練習の時間がとれなくて・・・」とおっしゃる人がいます。
そういう人は、【時間の長さより「どう練習するか」がカギ】P176を読むとヒントが得られると思います。
それが「意図的な練習」なのですが、実はこの意図的な練習ってつらいので、最大1時間くらいしかもたないそうです。
そこで挫折してしまう人が多いわけですね。
しかし、「目標設定→クリア」を続けて、フローに入れば楽しいし疲れない状態になると書いてあって、「うんうん」と頷くばかりでした。
むそう塾生なら、すでに中川さんから何度も聞かされた言葉でしょうが、改めてその言葉の正しさを信じて練習に励んでほしいなと思ったことでした。
ちなみにマクロビオティックでは、このやり抜く力は陽性エネルギーが影響すると考えます。
どんなに気持ちだけで解決しようと思っても、体がついて来ないと目的が達成できません。
ですから、日頃から陽性エネルギーの大切さを説いているのです。
精神面も肉体面も陽性エネルギーで満ちた状態にすると、達成率が上がって、人生の満足度が上がります。
そのためにはまず食べ物から改善しましょう。
(GRIT やり抜く力)
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