中庸のマクロビオティック 実践編 Aさんの場合

今月「むそう塾  煮物コース  夏秋編  2016」を修了した塾生さんからの復習メールが、まさに「中庸のマクロビオティック」そのものだったので、記事にして皆さんと共有させていただきたいと思います。
お名前をAさんとしておきます。

<Aさんからのメール>  抜粋

わたしの最近の率直な気持ちです。
わたしは経済的にすごくお金持ちになっていませんが
誰より美味しい料理を教えていただき
それはお金より豊かな財産である、という事に気がつきました。
豊かな料理ができる自分がいるのです。
こころ強いです。自分。
それを伝えていただいた中川さんに感謝です。
ありがとうございました。

こころは大金持ちです。

 
 

<マクロ美風より>

Aさんは毎回きちんと復習をされて、包丁研ぎも合格をもらって、最後の授業メニューの一つを投稿されました。
そこにこのような感想を書いてくださったのです。
中川さんも私も何が嬉しかったかというと、「美味しいお料理がお金より豊かな財産である」ということに気づかれたことです。

「美味しい」を追求すると、グルメを連想される方もいらっしゃるでしょうが、実は美味しいって人の心を豊かにするんですよね。
しかもその美味しさとは、お金をかけるものだけではなく、ふだんの何気ない食材からでも生み出せます。
「美味しいものは外に食べに行かなくても、自分の手で生み出せる」というのが、むそう塾が伝えたかったことであり、それが財産になることをずっと言い続けて来たのでした。
ですから、Aさんの文章が本当に嬉しかったのです。

マクロビオティックの考え方には異論のある方もおられるでしょうが、むそう塾はマクロビオティック京料理教室として、伝統的な京料理をさらに美味しくさせるためにマクロビオティックの陰陽を最大限に活用しています。
陰陽というのは見事なまでにお料理に反映しますね。

むそう塾おすすめの「中庸のマクロビオティック」は、こうして美味しい煮物を作れた時により一層感じるのかもしれません。
これが煮物のもつ中庸のエネルギーの結果なのです。

 
 

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(五目豆 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

この五目豆は誰でも知っているお料理ですが、京料理人中川善博の作り方は違っていました。
陰陽をよく考えたうえでの作り方です。
その結果、一般的な五目豆とは大違いの美味しさに仕上がったのです。
他にも五目豆の復習をされた塾生さんから、次のような感想が寄せられています。

五目豆があまり好きではなかったので、一番最初に復習しようと思ったのが五目豆だなんて、我ながら驚きです。

マクロビオティック的にもお馴染みの食材ですが、こんなにも美味しく仕上げるのは、やはり常々「澄んだ煮汁」にこだわり続けた料理方法だからです。
その料理方法とは、気がつけば「中庸」だったということです。

 
 

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