「マクロ美風の陰陽落としこみ講座」の2回目で一番理解してほしかったこと。
それがレジュメの5ページにある10です。
そこに書いてある文章を繰り返し読んでいただいて、確実に自分のものになさってください。
とかく陰陽バランスというと、シーソーの例のように固定的に考えがちなのですが、「揺れ」を含んだ「変化」が必要であることを落とし込んでほしいのです。
東京会場でもこの解釈に感動してくださったIさんが、メールで感想を伝えてくださっていました。
ブログにコメントをすると、京都会場のかたの楽しみを奪ってしまうからとのご配慮で。
メールには素晴らしい内容が含まれていて、私たちも勉強になりますので、京都会場での講座が終わった今、記事にさせていただきます。
<Iさんからのメール>
美風さん、こんにちは。
第二回落とし込み講座、とても面白かったです。ありがとうございました。
地球は動き続けることで安定している、私たちも地球と一緒に動き続け安定を保っている。
だから変化し続ける事は当然でそれこそ自然なのだと、しっくりと理解出来ました。
10番目の陰陽バランスとは。。の文章に感激しました。
この文章を読んで連想したのが、胎児心拍です。
胎児の心拍数は分娩の最中などに母体の腹壁を介して確認する事ができます。
その状態で胎児が健全な状態か、危険な状態か判断しているのですが、その心拍数がまさに『常に変化している』のです。
変化していることが健全な所見なのです。
『ゆらぎ』と表現されますが、ある一定の範囲のなかで心拍数は常に増えたり減ったりしていて、変化しない(できない)状態は胎児に強いストレスが長期間かかった状態と判断します。
ですから、レジメの文章を読んで、『これだ!』と思いました。
中庸にとどまり続けようとすることではなく、それを軸に自然と変化し続ける事が宇宙の法則として連綿と受け継がれている事実なのだと分かりました。
この常に一定ではなく変化し続ける状態というのは、強い変化に柔軟に対処する準備状態なのではないかと思いました。
よいリズムで揺れている事で大きな変化が来たときに、陰にも陽にも自在に変化して対処する。
そのためにこのゆるやかな波はあるのかもしれません。
もう1つ、コピーをいただいた文章も印象的でした。
488ページ、中程の『大自然の与え給う。。。。このことを私たちは本当にわかっていない。』の部分。
人間がしていることがいかに間違っていて、そのせいでいろいろな問題・病気が起こっているという事実。
病気はどこからか勝手にやってきて、勝手に体をむしばんでいくわけではない。
自分のしていることに原因があること、この現実を理解出来れば解決出来る問題が山ほどあるのに
どんなに言葉をつくしても伝える事は難しい。
『本当にわかっていない』という言葉に、『本当にそうだ』と悲しくなりました。
自分に何ができるのか?毎日暗澹たる思いもしますが、それでも命の動きみたいなものを見つめ続けていようと思います。
常に変化する事が当たり前と言っても、環境が大きく変化する時は不安が伴う事もありますね。
でもこれからは、楽しんで変化出来るようになれるかもしれません。
本当はコメント欄に書き込めば良かったのですが、これから京都で受講される方に内容が分かってしまうし、長い文章になりそうでしたのでメールにしました。
お忙しいなか、読んで頂いてありがとうございました。
来月京都に伺うのが本当に楽しみです。
※マクロ美風より
お仕事のご都合で、Iさんは3回目を京都で受講予定です。
(秋茄子のあぶらだき 料理:中川善博)
陰陽調和はお料理でも同じことです。
同じ名前のお料理であっても、夏に作る場合と秋に作る場合では変化しなければいけません。
中川さんはこの秋茄子のあぶらだきを作るときに、「みたらし」にして仕上げました。
みたらし団子のみたらしです。
汁がとろっとしていて、茄子の表面に濃い味がからみ、中は茄子の美味しさをキープしている味付けです。
実に美味しかったです!
イメージはつかめましたか?
つまり陽性を強めに仕上げるのです。
これは玄米ご飯でも、お味噌汁でも、糠漬けでも全部共通しています。
これが「宇宙の秩序に調和する」ということですね。
マクロビオティックの大事な原則です。
美風さん、再び失礼いたします。
私も昨日、「10」を読んだとき感動し、実は涙が出そうになっていました。
すでに12の定理のなかでも言われていることだったのかも知れませんが、自分の中に落とし込めておらず、無意識で絶対の○○を求め苦しかったのだと思います。
それがパーッと晴れていくのがわかりました。
そして、Iさんがおっしゃっている「ゆらぎ」と合わせるとますます納得です。
次回京都でご一緒できること、とても楽しみです。
記事にして下さって、ありがとうございました。
じゅん子さん、こんにちは。
わあ、涙が出そうになったのですね。
そのお気持ち、よ〜く分かります。
一生懸命に探し求めていた答えを見つけた時の、あの感覚と似ていますよね。
私の場合は鳥肌がたちました。
最終回にIさんが京都会場で受講されるのは、何かのご縁ですね。
充実した時間となりますように。
美風さん、こんにちは。
記事にしていただきお恥ずかしい気持ちもありますが、あの日の感動が蘇ってきました。
そうか、そうだったんだ!と自分のなかでいろいろなものが繋がった瞬間でした。
あの日以来世界の捉え方にも変化があり、周囲の空気の流れが変わってきたように思います。
大変な時も、無理にあらがう事なくでも自分らしく。
地球が存続してこれた意味を考えれば自ずと選択すべき答えが分かるので、迷ったり固執したりする事もなく。
とてもとても楽になりました。
美風さんがこれまで培われた知識や実践に基づいた確信がなければこのような真理に自分が触れることはできなかったでしょう。
このことに感謝しきれるものではありませんが、この出会いをほんとうに有り難いと感じます。
そしてこの学びを無駄にせず活かしきって生ききりたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
てんこさん、こんにちは。
あの日にいただいたメールを読んだ時、すぐ記事にしたい気持ちを抑えつつ1ヵ月近くが経過しました。
本当にあのメールは嬉しかったです。
>地球が存続してこれた意味を考えれば自ずと選択すべき答えが分かるので、迷ったり固執したりする事もなく。
とてもとても楽になりました。
そうなんです!
それと自分は相似であることを考えれば、答えはもう出ているんですよね。
そのことを知って生きるのと、知らないで生きるのとでは大きな差になることは間違いありません。
私はこのことをお伝えしたかったのです。
てんこさんにしっかりと受け取っていただけて、本当に嬉しかったです。
お互いにこの視点で人生を謳歌して生ききりましょう。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
美風さん、お返事をありがとうございます。
>そのことを知って生きるのと、知らないで生きるのとでは大きな差になることは間違いありません。
このことを、子供と接する場面で強く感じます。
子供こそ宇宙の法則に沿って生きていて、私たち大人のゆがみを教えてくれている。
これを意識するか否かで子供への反応が正反対にもなってしまいます。
いつも冷静に子供から学ぼうとする視線でいると、間違いが少ないように思います。
もし誰もが宇宙の法則のなかで生きていることを教えて頂かなかったら、私の子育てはきっと苦しく迷宮に入り込んでしまっていたでしょう。
今日、私はおかげさまで誕生日を迎えました。
とても充実した気持ちで、今が一番幸せだと感じます。
昨年も今までで一番幸せだと思いましたが、1年で幸せ度が確実に上がりました。
そしてこれからも毎年今までで一番!を更新し続けるつもりです。
生きるチャンスを与えられている毎日に感謝です。
ありがとうございます。
てんこさん、こんばんは。
>いつも冷静に子供から学ぼうとする視線でいると、間違いが少ないように思います。
はい、おっしゃるとおりですね。
子供の方が大人より純粋な感性を持っているので、私も子供から学んでいます。
子供は育てるのではなく、勝手に育って行くので、そのお手伝いをしてあげればよいだけですね。
それから、お誕生日おめでとうございます。
毎年幸せ度を更新しつづけるてんこさんって、本当に素敵です。
来年のお誕生日の言葉も楽しみにしています。
美風さん、こんばんは。
先日刻みをしていた時に、調和を図るということは
右手と左手を活かし合うことなのだ、とふと思い至りました。
それぞれを活かすように調整することでいいパフォーマンスになり、結果がおおきくなる。
そういえば桂剥きもそうでした。
実は受講してすぐには実感としてわかっていなかったのですが、
それが「10」だったのかも、とこの記事を読んで思いました。
陰と、陽がある。
陰に偏りすぎるのでもなく、陽に偏りすぎるのでもなく、
かと言って陰と陽との動きがなくてはなにも動かない。
陰陽の変化に合わせて調和を図り、
活かし合うことで生み出されるエネルギーを享受しているのだ、そう感じました。
とても自由で、希望があって、嬉しい感覚でした。
ただ、その時の刻みの動画を見直したら???な感じだったので
頭でわかるのとできるのは違う・・・も痛感していますが。。。
活かして生きてゆけるように、意識していきます。
3回めも楽しみにしています。
舞さん、こんにちは。
>先日刻みをしていた時に、調和を図るということは
>右手と左手を活かし合うことなのだ、とふと思い至りました。
あれれ?
中川さんが幸せコースの時からいつも言ってましたよ。
右手に持った包丁が左指を押す力と、左指の背中が包丁を押し返す力の差が刻みの厚みや薄さを決めるって。
その比率も具体的な数字で口にされていましたね。
憶えてくれているかなぁ?
だから、極端な話、目をつぶっていても一定の厚みで刻みができるのだとも。
鉄火味噌の時に、細く小さく刻む「対象物を見る」のではなく、「左指に当たる包丁の感覚」で切る方がうまく刻めることを、先日の鉄火味噌講座でも子象さんが感じたようでした。
ぜひぜひ舞さんにもその感覚がつかめるように。
そして、出来るように。
美風さん、こんばんは。
すばらしい記事に、ゾクゾク、感動しました。
私も昨日の講座で、10番を読んでいて、ハッとしました。
自分の生き方は、揺れないように必死で固まって抵抗しているのだと。
だから、物事がうまく進んで行かない事も多いのだと思いました。
頑固だと言われていた意味も、納得。
そして今日の記事。
本当に感動です。Iさんありがとうございます。
「揺れ」をいつも見せられていたんですよね。
次回も楽しみです。
ののかさん、こんにちは。
あなたに前に出てもらったのは、誰よりも揺れを実感できるお仕事をされているからなのでした。
ですから、揺れをお仕事に活かせたら、あなたのお仕事はレベルが上って、今まで引き受けられなかった内容でもこなせるようになるのです。
さあ、どこまで自分のものにできるでしょうか?
美風さんコメントありがとうございます。
ぜひぜひ自分の物にしたいと思います。
3回目もどうぞよろしくお願いします。
ののかさん、こんばんは。
きっと自分のものにしてくださいね。
ずーっと期待しています。