「塾生の声」のつづき。
【Mo(8−3)さん】
(1期幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中 東京都 2012.11.1記)
マクロビオティックを始めたきっかけは、自営業を営む夫の健康管理です。 私が初めて通ったマクロビオティックの教室は、完全穀物菜食を忠実に行う事が基本的な考え方でした。 忠実に実行した結果、私については重だるい事が当たり前の体調が改善し、夫についてはメタボ寸前だった体重が劇的に減りました。 始めてから一年経つ頃には、マクロビオティック生活にもある程度は慣れました。 しかし、日々の暮らしの中でいろいろな違和感を覚えることがたくさんありました。
例えば・・・ マクロビオティックをしない人と自分の間に無意識に線を引くようになり人づきあいがやりづらくなること、完全穀物菜食にこだわりすぎるあまり外での食事が楽しめないこと、ケミカルなものを避けるがためにおしゃれを楽しめないこと・・・など。 私をとりまく世界が日々狭くなっていくように感じ、息苦しさを覚え、いつしか自分から女性らしい輝きや楽しみが失われていくようでした。 夫についても、玄米を食べることが苦手なことは変わらず、なんとか美味しく玄米を食べてもらいたいと、私なりの工夫をしてみたものの、なかなか思うようにはいかない日々が続きました。
そのような日々が続く中、ある時「むそう塾」の存在を知り、愛クラスに参加しました。 愛クラスに参加して、ブログによる玄米投稿の指導を受けることで、次第に玄米をおいしく炊くことができるようになり、玄米を食べることが苦手だった夫が、2食に1食は玄米を食べてくれるようになりました。 そればかりでなく、玄米投稿の指導を通して、中川さんの京料理の職人が持つ高い技術と鋭い感性に触れるとともに、美風さんの長年にわたるマクロビオティックの経験から発せられる言葉に触れ、マクロビオティックの認識が自分の中で少しづつ変わっていきました。
さらに、玄米投稿で合格のパスポートをいただいた後、「幸せコース」に参加し、私の中のマクロビオティックに対する考え方が決定的に変わりました。 私が「幸せコース」で学ばせていただいたことは、 伝統的な和食の精神と技術はそのまま、中川さんがそれを陰陽をふまえた調理プロセスに再構築し、それを学ぶことで本当の意味で美味しいお料理ができるようになること。 お料理をする際の心の持ちようが、生き方にもリンクすることで、日々の生活に良い循環が生まれること。 単なる陰陽の考え方にとどまらず、「氣」「中庸」を意識して暮らすことにより、物事の本質を見極める目を養い、生きていく上で最適な判断ができるようになること。
これまでの、表面的で頑なで息苦しいマクロビオティックではなく、私が知りたかった本当の意味でのマクロビオティックが「むそう塾」にはありました。 おかげ様で、心身ともに健康で元気で充実した日々を過ごすことが出来ています。 今は「上級幸せコース」を受講しています。 幸せコースよりさらに進んだ上級コースを修了したとき、自分はどのように変化しているのか、今から楽しみです。