頑固

ここ何日か頑固について考える機会がありました。
頑固というと悪い方に考えがちですが、私はむしろ信念を通す意味で、良い方にとらえたいと思うことが多いです。
では良い頑固とは?と問われたら、まっ先にあげたいのは、やはり政治家の故伊藤正義氏です。
「本の表紙を変えても、中身を変えなければ駄目だ」との有名な言葉は一生忘れません。
あの気骨ある言動を一般の頑固と呼ぶにはあまりにも失礼だと思ってしまうのです。
それにしても昨今の政治情勢をみると、伊藤正義氏と同じような政治家がいてくれたらと思ってしまいます。
頑固は良い場合は信用につながりますが、悪い場合はまわりの氣を乱します。
お年寄りになると後者の頑固が増えますね。
あれはね、悪い陽性が増えるからです。
どちらにしても自分の考え方を通すと敵は多くなるので、その状況に耐えられる強い精神を持っていなければなりません。
強い精神になるためには陽性の力が必要です。
こちらの陽性は良い陽性です。
マクロビオティックの陰性陽性という考え方を知っていると、実に分かりやすくこのことが理解できるので、当然相手の気持ちを深く理解することが出来るようになります。
私がマクロビオティックに惚れ込んでいる最大の理由は、人間関係や生き方に限りない夢が持てるからです。
それは人生を大変化させうるだけの力を持っているのです。
では、なぜ大変化させるだけのエネルギーを持っているのか?
それは宇宙(自然界)の理(ことわり)に適っているからです。
その人にどんなにお金があっても、どんなに体力があっても、宇宙の理から外れていたら、本来の能力を発揮しきれなかったり、悪い結果が訪れたりすることになります。
でも、理から外れることなく暮らしていられたら、そこには平穏な生活があるよと教えてくれたのがマクロビオティックの考え方なんですね。
ですから、信念を通すことと頑固であるということは表裏一体の関係かも知れません。
なお、伊東正義氏を知らないお若いかたも多いでしょうから、こちらをリンクしておきます。

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