学びとお金

私はお金を気持ち良く使いたいと思っている。
つまり「生きた」使い方をしたいなぁと。
これはまだ独身の頃だったけれど、「なるほど?、お金ってこういうふうに使うものか!」と思える人に出会って、以来その方法を採用している。
結果としてその方法は出費がかさむけれど、気持ちはとても良いものだった。
そうこうしているうちに、「あ、私はお金で気持ちを買っているのかも知れない」と思うようになった。
そういえば昔、母から「物はいつでも買える。でも心は買えないから物には執着しないように。」と教えられたことがある。
とてもすんなり心に入って来る言葉だったので、そのとおり物には執着しない人生を送っている。
こんなことがあった。
私が持っているビデオのうち、もう入手できない貴重なものがあった。
とても中身の濃いもので、勉強になることがいっぱい含まれているから、DVD化して保存しておこうと思った。
自分ではその機械がなかったので、業者に頼むことにした。
そのDVDをある人にプレゼントしようと思ったら、「勉強は自分のお金でしたいから費用は自分で出します」とのことだった。
つまり「自分で身銭を切ってこそ初めて身につく」ということなのだ。
そこにその人が真剣に物事に接して技術を習得してきた心意気を感じて大いに納得した。
余談だが私が夫と結婚したのも、レストレンの支払いの時に「あ、この人は生きたお金の使い方が出来る人だな」と思ったからだ。
しかし、いざ結婚してみると、確かに使うことは出来るのだけど、大きく稼ぐことは難しかった(笑)
(いえ、私が使いすぎるだけですが。m(_ _)m)
 

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