寒い季節にはことのほか美味しい蕎麦がき。
陽がギュッと込められているからですね。
このお店で初めて蕎麦がきを注文したらとても美味しかった。
その次に注文すると、それほどでもなかった。
そのそれほどでもない日が続いたけれど、また最初の美味しい蕎麦がきの日があった。
これはきっと作り手が違うのだろうと思って、「きょうは作っている人が違うんですね」とお店に伝えていた。
美味しい時には「今日のは素晴らしく美味しかったです!」とも伝えた。
そうこうするうちに、いつ頼んでもいつも美味しい仕上がりになった。
きっと厨房で技術指導があったに違いない。