マクロ美風の糠漬け容器

私の糠漬け容器は5月初めまでは「ぬか漬け美人」(野田琺瑯製 L)でした。
しかし途中から「漬け物ファミリー」(野田琺瑯製 10リットル)にしました。

先日九州に行っても順調に糠床を守ってくれたのは、この容器のお蔭と言っても過言ではないと思います。
この中には今、大根が丸いままの半分(お守り)・胡瓜の古漬け4本・新しい胡瓜が3本入っています。
全部で容器の七分目くらいになっています。

糠床の状態はこんな感じ。
混ぜた直後の撮影なので水分が少なく感じますが、漬け物を取り出した窪みには汁が溜まるくらいなので、茄子も美味しく漬かります。

なんといってもこの容器の最大の特長は、蓋部分の穴にあります。
この穴が糠漬けにとって理想的な酸素供給をしてくれるのです。
しかし、今は廃盤です。

10リットルの容器にして感じたこと。
やはり大きな容器で空間を残して糠床を育てる方が、格段に糠床の調子が良いと実感しました。
ゆとりある空間で、糠床がのびのびとしているのが伝わって来るように感じます。
安定感を感じます。
それになんたって、むそうグリーンというのが嬉しいです!
今受け付けている「糠漬け講座&糠床宅配」は、中川さんの経験と私の実感を踏まえて、10リットルの琺瑯容器でお送りします。
残念ながら蓋の穴はありませんが、中川さんが蓋の穴がないタイプでも、昨年から美味しい糠床を管理していますので、そのノウハウ付きで皆さんのお手元にお届けします。
私と同じ容器は、ネット上では見かけるのですが、昨年の段階ですでにどこも売り切れでした。
でも、もしかしたら田舎の古?い荒物屋さんの隅っこには転がっているかもね。
腰の曲がったお婆さんが店番をしているようなお店に。

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コメント

  1. koto より:

    美風さん、おはようございます。
    こちらの記事を拝見して、大きく頷いてしまいました。

    私も5月初めまでは糠漬け美人のLサイズを使っていました。
    そして幸せコースで新たに中川さんの糠床を戴くにあたり、一年間育ててきた自分の糠床と合わせるために、ラウンドストッカーにしたのです。
    すると、糠の状態が分かりやすく、どのあたりに乳酸菌がたくさん居るのかがとてもよくわかります。
    容器の形状がこれほどまでに菌の生息に影響することに、改めて驚きました。

    糠漬けを戴くのは私だけなのでラウンドストッカーは7リットルにしたのですが、今では10リットルでも良かったかなぁ…と思っています。

    昔の方々が、深みのある甕で糠漬けをしていたことにはちゃんと意味があるのですね。

  2. マクロ美風 より:

    kotoさん、おはようございます。

    おー、kotoさんもラウンドストッカーにされましたか~。
    そうですそうです。
    大きい方が格段に糠床の状態が違いますね。
    容器の大きさについてはこれから記事を書きますので、参考になさってください。

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