ずっと前から感じていたことなのですが、まわりに風邪ひきさんが多くなったので、ちょっと一言。
マクロビオティックを始めて間もない人に、多く見られる傾向なんです。
・ マクロビオティックがカラダやココロにいいらしい。
・ このとおりにやればいいらしい。
ということで、マクロビオティック(らしき)ことを始めます。
しかし、病気の根本をもう一度見直すことを忘れたまま、「薬をマクロビオティックに置き換えただけ」という人が多いんですね?。
つまり、「なぜ病気になったか?」は追求せず、「病気になったらマクロビオティックをきちんとやればいいんだ」と思っているんですね?。
あるいは、「マクロビオティックをしてたら病気にならないんだ」と思っている人もいます。
(いえいえ、病気はそんなに甘いもんじゃありません)
ですから、自分の体が自分の思うとおりにならないと、すぐ、誰か(何か)に答え(薬)を求めます。
最初は分からないことだらけですから、誰かに尋ねるのは当然ですし、むしろ、そうしながらマクロビオティックを理解してほしいと思っています。
でも、体の不調には、何かしら必ず原因があるはずです。
その原因を探ることが、第一になされるべきだと思うのです。
それをしないで、すぐ何かに飛びつくのは、「マクロビオティックをしている」ことにはならないと思います。
* * * *
分かりやすい例で言うと風邪かも知れません。
特にインフルエンザは、予防接種に始まって風邪薬うんぬんまで、考えることがいくつもあります。
でも、病気は「治す」のではなくて「治る」のです。
体には病気を治そうとする力があるのです。
ですから、「その力の邪魔をしない」ことです。
もし、何かをするのなら、その力を最大限に尊重して、その力を引出すお手伝いをするくらいでしょうか。
もちろん、病気によっては西洋医学のお医者さんに診ていただくことも必要でしょう。
しかし、その時でも、決してお医者さん任せでは本当の快復ではないと思います。
病気を克服するのは、人間の遺伝子に組み込まれているプログラムであることを充分認識したうえで、そのプログラムがきちんと動作できるような環境を整えることがマクロビオティックなのではないでしょうか。
マクロビオティックは、精神の自立への道でもあります。
◆参考記事
風邪?おめでとう!
「H5N1」強毒性新型インフルエンザウィルス
強毒性新型インフルエンザウィルス の記事の補足
再びインフルエンザについて
◆追記(11/24)
病気によっては、どのように考えても原因が見当たらないものもあるように思います。
そのような病気に苦しんでいる人を何人も見ていると、不可抗力のような病気もあることを認めたいです。
不条理というか、無常というか、そんなどうしようもないやるせなさを、いつも感じます。
マクロビオティックの陰陽理論で病気の原因を追究して行ったとき、何だか、どうしようもなくせつなさを感じてしまう病気があるのです。
本当にすべてが必然と言い切っていいのだろうか?
本当にすべてに原因があるのだろか?
そんな想いも去来するのが、今の私の正直な気持ちです。
ですから、今病気で苦しんでおられる方は、私の記事によって落ち込んだり、ご自分を責めたりしないでくださいね。
私の書いた記事があてはまる病気の場合はいいのですが、そうでない病気の場合は、患っている方を苦しめてしまうことに気づきましたので、追記いたします。
◆参考記事
マクロビオティックに優しさを!
そうですよね。病気になったなら、まずはそうなってしまった理由を考えなくてはいけませんよね;;
私の場合、拒食症で心の病気になるのですが、それも一緒ですよね?ちゃんと自分に向き合わないといけないな…と思いました。
美風さんが言うように、「あれがいい」というのがあれば、なんでもしていました。どの情報を信じていいのか分からずに、ただただ聞いたままの事を、なんでもしました。でも、結果何も解決しないで、また悩んで・・・その繰り返しです。
病気になると言うことは 何か原因あるのだと言う事
そこで気づいて どう病気とむきあうのか・・・
そんな事を考えながら 必死に今を生きている人が近くにいます。
私の尊敬する人であります。
マクロビオティックをしていても病気になります。
何かを学ぶために 病気になったんですよね
そこで 何に気づくかが 大切なんですよね。
そんな事を しみじみ感じています。
美風さん、こんばんは♪
病気って、本当に体からの様々なサインですよね。
お恥ずかしながら、私は大小・重軽様々な
病気や怪我をしてきました。
過敏症になりまして、やっと気が付いた感じです。
日常生活等に、困難なことが多いですが、
過敏症になりましたからこそ、気付けましたこと等がありますから、
そのことを無駄にせずに、いこうと思っています。
マクロビオティックがブームになり流行るのは嬉しいですが、形だけが広がり、根本が薄らいでますね。
マクロビオティックは、無双原理を基礎とした考えによる理想の食事方法。
どれを食べればよくて、どれを食べてはいけないのでなく、陰・陽のバランスをとることが重要。
マクロビオティックが認知されてる今、多くの人に、先人の本意を伝えることが大切ですね。
がんばって下さい。
病院に行けば、『お医者さんが』何とかいてくれる。
歯医者に行けば『歯医者さんが』虫歯を治してくれる。
マクロビオティックをすればいいと、『○○さんが』言ってくれたからやってみる。
大概病気が治らない方は、第三者が主語になっている方が多いように思います。
当院に来院される方でも、松見歯科診療所に行けば何とかしてくれる。と思われている方は、治りが遅く、虫歯・歯周病などの病気を繰り返す方が多いです。
またそのような方は、自分が病気を作ってしまっっていることに気付かれていないように思います。
なぜ病気になったのか。
どうすれば病気が治るのか。
自分と向き合って考え、自分の行動を見つめ直せる方は治りが早いです。
自分以外のどこかに主語を持っていき、
『家族が作ってくれたからお肉を食べちゃいました。』
『お家にあったからお菓子を食べちゃいました。』
『誰かがくれるから断れなくて。』…
罪悪感を感じてはいらっしゃるようですが、治りが悪い方が良く使われるお言葉です。
これって実はすごく楽だし簡単な逃げ道なんですよね。
私もいまだに逃げていることもあるので心苦しいのですが…。
私はできるだけ、主語が自分になるように気をつけています。
…気をつけているつもりです…
これからも気をつけます
何かが起こったら、自分と向き合ってみて下さい。
美風さん不適切なら削除なさって下さい。
以前コメントしたものです。
マクロビやってても漢方でも効かないなどといってるが、君の忙しすぎる仕事を見なおせばいかがかな?
と、ひそかにつっこみたい人がいます
本人は原因が見えない場合があるかもしれませんね
はじめまして。
素敵な人生の先輩としてブログを拝見させて頂いております。
初コメントです。ドキドキ
マクロビオティックは「宇宙の真理」の追究かな!?と思います。かなりの事に関して答えが用意されていると思いマス。ありがたい事です。先人の方々の知恵に感謝です。
しかし、人間が考えたものである以上、寸分の間違いが無い訳ではありません。
問題は全て人任せで頼り切ってしまう事。
マクロビオティックがいいから自分の頭で考える事を手放して100%そこに答えを求めたり、100%寄りかかってしまったりする。
…で、違っていたからと言って腹を立てる。
ん…!?何かおかしいですよね。
人は小宇宙、人の数だけ真実があるものだと思います。
なので自分だけの真実を求め、マクロビオティックなどの先人の知恵も手掛かりに、生きて行く事が人生かな!?と思います。(小娘がナマイキにスミマセン
生きていると、どんなに考えても分からない事、不条理な事があります。
だからこそ、最後には「わっかんないなぁ。」と言う良い意味での「諦め」も肝腎かな!?と感じます。
「わっかんない。アハハ。」と笑っている人の方が小難しい理屈を語る人よりも実は真実を語っているのかな?と思う今日このごろです。
宇宙と一人一人が繋がる事。宇宙から真理を頂く事。
マクロビオティックを参考にしながらも、自分の内なる声を大切にする事。
このバランスを崩しちゃうと違うかな!?と思います。
それと同時に伝える側も、かなりの配慮が必要なのかも知れません。
相手には相手なりの真実がある事を常に頭に、常に宇宙には「分からない」部分もあるという事を頭に置いて謙虚にならなくてはならないのかも知れません。
これはマクロに関わらず全てのことにおいて言えるかもしれません。
大切な事を考えさせられました。
ありがとうございました。
マクロビオティックは万能とは申しませんが、心の病にもかなりの効果をあげている現実があります。
どうぞ諦めないで、先日ご紹介した人達に教えていただきながら、マクロビオティックを続けてみてください。
きっと、今より楽しい生活になるのではないかと思います。
残念ながら、マクロビオティックをしていても病気になる人はいますね。
でも、マクロビオティックをきちんと出来ていない人が大半なのですから、当然と言えば当然のように思います。
しかし、仮に病気になったとしても、マクロ的な考え方は治る段階で威力を発揮すると思います。
かなりあさんは、病気のセンサーを搭載しているようなものだから、反応に対応するのが大変ですよね。
私も似たような体質だから、よく分かります。
お互い、このセンサーを活かしましょ。
マクロビオティック歴50年前後の方々とお話をさせていただくと、「無双原理」が細胞に溶け込んでいるのがよく分かります。
しかし、今では「無双原理を知らないマクロビオティック実践者」がいます。
このギャップを何とかしたくて、日夜頑張っておりますが、浅学の身ゆえ、お恥ずかしい限りです。
これからも、先人の教えを多くの方にお伝えして行きたいと思っておりますので、ご指導くださいませ。
応援のコメントを頂きまして、心より感謝申し上げます。
いつもお世話になります。
>なぜ病気になったのか。
どうすれば病気が治るのか。
自分と向き合って考え、自分の行動を見つめ直せる方は治りが早いです。
本当にそう思います。
そして、失礼ですが、「お医者さんは自分の病気を治す助っ人」ぐらいに思えるのが理想ですね。
私が教わった大森英櫻先生は、「感謝の心がない人は病気の治りが悪い」と仰っていました。
改めて心の持ち方を考えさせられると同時に、あらゆることに謙虚でありたいと思う日々です。
確かに自分のことというのは、なかなか見えないものですよね~。
ちょっと距離をおいて、自分をよ~く観察してみれば答えが出ることなのにね。
忙し過ぎるというのは、諸悪の根源ですが、それで体調を悪くする人が余りにも多すぎます。
私も肝に銘じます。
病気って何なのだろう。
マクロビオテックって何なのだろう。
マクロ美風さんの記事を拝見するたびに
最後は、いつも同じ疑問に行き着きます。
nonstrictさん、こんばんは。
突き詰めて考えると、迷路になってしまうかも知れませんね。
でも、「木を見て森を見ず」にならないように、一歩進んでみるのも効果的なことがありますよ。