講座のご案内・連絡事項」カテゴリーアーカイブ

「2014年度じっくりコース・満足コース」のカリキュラム発表

すでにお申込みいただいている幸せ再受講コースと満足コースの講座内容が最終的に決まりました。
それに伴いまして幸せ再受講コースの名前を「じっくりコース」に変更することにしました。
理由は幸せコースの復習のみならず、上級幸せコースの復習もカリキュラムの中に取り入れているためです。

両コースはお料理の基礎を徹底的に身につけることを目的としていますので、幸せコースや上級幸せコースに比べてハードな内容になります。
それは毎月個人別の弱点を洗い出して、その克服指令が出され、その結果を翌月の最初に確認試験をする形になるからです。
その試験で合格しなければ、またその内容が翌月までの弱点克服内容になります。
そしてまた弱点克服試験を繰り返します。

こうしてじっくりコースは1年間をかけて、満足コースは半年間でお料理の基礎を確実にレベルアップ出来るようにして行きます。
幸せコースや上級幸せコースがインプットのコースだとすれば、じっくりコースと満足コースはアウトプットのコースになります。
自分の今の実力を外に出して(弱点克服確認試験 下記の)、勘違いを修正したり理解不足を補ったりして、上級幸せコースまでに教えられた内容の重要ポイントを正しく落とし込んで、高いレベルのお料理をキープ出来るようにするものです。
これはいわゆる「自動変換」を克服するために強力な力を発揮することになります。

じっくりコース満足コースも5月〜11月までは同じ内容で進みます。
内容は次のようになります。

【5月〜10月】<じっくりコース><満足コース>共通
 幸せコース&上級幸せコースの2014年度のカリキュラムに沿って、自宅でお料理の復習をして疑問点をまとめておき、講座日に口頭で質問する。
 の復習したお料理のうち、味見をして欲しいものを講座日に持参する。
 毎月自分の包丁を持参する。
 OKが出るまでは砥石も持参する。
 最新の糠床を持参する。
 毎回講座の最初に弱点克服確認試験をする。
 幸せコースと上級幸せコースでお伝えしたメニューのポイントを、陰陽理論を含めて確認し合う。(中川善博とマクロ美風の二人を含む) 主に座学中心だが実験を伴うこともある。
 翌月までの弱点克服内容を各自に伝え、個別診断カードに記載して塾で保存する。
 食事は16時前後になり、食事内容は塾長が用意した玄米ご飯・お味噌汁・季節の一品・糠漬けで一汁一菜を味わう。(体調管理を徹底するため)
10 17時まで自由質問&相談時間とする。
11 17:30退室(時間厳守)

【11月】<じっくりコース><満足コース>共通
1 中間試験(合格者は秘伝コース受講可能)
2 弱点克服指令

【12月〜3月】<じっくりコース>
上記の1〜11を繰り返す。上達具合をみて、新メニュー伝授(デモにて)の可能性あり。

【12月〜3月】<満足コース>
上記11の他に次のような料理デモが加わる。
ただし、11月の試験で実力が満たない場合は、料理デモの有無、内容に変更あり。
【12月】
・本物の西京漬けを覚えておせちに間に合わせよう
・谷中生姜の漬け方
【1月】
・天ぷら専門店の天ぷらを知ろう
・天丼
【2月】
・本格的な葛仕事を覚えよう
・胡麻豆腐 本わらび餅 白玉だんご ぜんざいを炊く
【3月】
・筍料理を身につけよう
・中川式筍の茹で方 木の芽和え 土佐煮

【4月】<じっくりコース><満足コース>共通
・修了試験
・塾長デモと鯵料理

以上

魚のおろし方

(お魚の授業で使ったイラストです これが理解出来ていますか?)

 
 
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「秘伝コースへの実技試験(追加分)」の結果を発表します

本日「秘伝コースへの実技試験」の追加開催をしましたので、結果を発表させていただきます。
上から点数の良い順番に並べてあります。
なお、整理番号は先発組からの連番とさせていただきました。

 
 

【17】44点(4月26日試験)
たけちえ

 
 

【18】42点(4月26日試験)
ゆい

 
 

【19】42点(4月26日試験)
さとゆき

 
 

残念ながら合格者はおられませんので、満足コースで1年間学んでいただくことになりました。
ちょっと分かりにくい試験報告ですが、秘伝コースは実力を要求される内容なので、あくまで実力本位で採点させていただきました。
昨年11月の先発組の場合と同じく、これからみっちり基礎を特訓して、新しいお料理を習える実力をつけていただきたいと思います。
試験を受けられた皆様の勇気と頑張りに拍手を送りたいと思います。
お疲れさまでございました。

 
 
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お弁当は人の心を惹きつける日本文化 #musobento

「お弁当」
この言葉であなたは何を連想されるでしょうか?
今では外国でも日本のお弁当が知られていて、「bento」というデータベースアプリまであるほどです。
日本文化の海外での受けとめ方に驚くと同時に、なぜそれほどまでに人々が惹きつけられるのか考えていたところ、たまたま目にした文章にこのようなことが書いてあって、面白い視点だなと思いました。

<弁当と日本文化(Bento (Lunch Box) and Japanese Culture)>
Maria RODRIGUEZ DEL ALISAL(マリア・ロドリゲス・デル・アリサル) スペイン・マドリード国立外国語学校助教授/日本学研究所  
「序」より抜粋

ー引用開始ー
日本史や、現在の日本人の生活、社会の変化などを学ぶ場合に、弁当文化の研究は非常に有益です。日本人にとって、弁当箱は「グループ意識を失わずに自己を表出できる方法」ではないかと私は考えます。人々にとって、これは他人とのつながりを強調しながら、しかも自分のアイデンティティを主張できるチャンスなのです。それでもやはり、人々は弁当によって自分が所属するグループの中での自分の役割と位置を意識させられます。豊かで洗練された食文化から生まれた道具である弁当箱は、社交の有用な歯車として働きます。そして最後に、弁当箱を通じて、日本社会、日本文化の中に「遊び心」がどのように育ってきたのかを知ることもできます。この「遊び心」は、長い間戦争や国際紛争、国内の動乱などに苦しんだ後で、日本人がいま満喫している平和と大きな関連があります。
ー引用終わりー

私はこの中で次の部分がとても良く表現されていると思います。
1.他人とのつながりを強調しながら、しかも自分のアイデンティティを主張できるチャンス
2.社交の有用な歯車
3.「遊び心」

何と奥深くお弁当のことを研究されているのでしょう。
この論文の表現は硬いのですが、むそう塾ではまさにこれを具現化したことが毎日起きています。
簡単に言ってしまえば、日本文化としてのお弁当を毎日作りながら、繰り広げられ、蓄積されていくことが、上の3つの体現にほかならないのです。
毎日続けているうちに、自分のアイデンティティや社交や遊び心が育って、気がついたら文化の担い手になり、そしてそれを次世代に伝え残すことのできる自分になっているわけです。

むそう塾の目的の一つに「日本文化の伝承」があります。
お料理はもちろんですが、そのお料理を約束事を守りながら美しく盛り付けることも力を入れて教えています。
そこには単なる技術ではなく、まさに先に挙げた3つの視点が絡んでくるのですが、多くの塾生さんがその盛り付けを苦手としているため、どうしたら盛り付け指導ができるのかを探っていました。

そんなある日、塾生のむつみさんがTwitterにお弁当の写真を載せました。
たまたま中川さんがその写真を目にして、お弁当の盛り込みで気になるところをTwitter上でアドバイスしました。
すると、それからお弁当の写真をツイートする人が増えて、中川さんの気になる盛り込みの写真がどんどん登場するため、中川さんと塾生さんのやりとりは日を追うごとに賑やかになって来ました。
どんどん内容が高度になり、まるで弟子でも育てているかのようです。

そこには「お弁当」の魅力が世界で認識されだしたエネルギーと同じものを感じます。
心地よい陽性さを持つ日本文化の魅力です。
お弁当はあらゆる無駄を省いて、必要最小限の中で遊ばなければなりません。
そこには機能美や安全性まで求められます。
陽性でなければそれらはクリア出来ません。

それでもお弁当作りが楽しいと言って、中川さんに叱られ(笑)にやって来る塾生さんが後を断ちません。
「みんな正しく覚えたいのね」とTwitterを眺めていて感じました。
苦手なことを克服したい。
そんな積極的な氣の溢れるむそう塾のTwitter仲間が残した「お弁当ツイート」を、最初からまとめて記事にします。
次の新記事からスタートです。
いつまで続くことになるか分からないシリーズ記事の誕生です。

なお、日々のツイートを記事にすることが可能になったのは、むそう塾生の舞さんと祐衣さんのご協力のおかげです。
お二人に心から感謝いたします。

 
 

鮭の幽庵焼き むそう塾

(鮭の幽庵焼き 料理:中川善博)

「極上お弁当のすべてお持ち帰り講座」では、鮭の切り方からお教えしました。
串の打ち方もそれぞれが実習して、体で覚えてもらいました。
お弁当のおかずとしては難易度の高いお料理ですが、お魚のおろし方から教えている幸せコース修了のむそう塾生なら、必ず出来ますから復習をしっかりしてください。
サービスにもう1枚写真をアップしておきましょう。

お弁当の盛り込み例 むそう塾 マクロビオティック料理教室

(お弁当盛り込み例 料理&盛り込み:中川善博)

 
 
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塾長手本の糠漬けを教材としてお送りします!

毎年糠漬けを教えても、越冬できて今もキープしている塾生さんは少数です。
皆さんが熱心に取り組んでくださるのですが、ちょっとした判断ミスでダメになってしまう人が続出します。
そんな難しい糠漬けですが、腸を整えて免疫力をつけるには最適な発酵食品です。
何とかして塾生さんに塾長の糠床状態をタイムリーに知ってもらうべく、「塾長手本」(教材)として糠漬けをお送りすることにしました。
この糠漬けを元に、あなたの糠床の援軍にするもよし、美味しく味わってさらに糠漬けへのスキルを高めるのもよし。
教材として塾長の糠床手本をお役立てください。

なお、これは期間限定・数量限定の試みですから、いつまでもお送り出来るものではありません。
糠床を増やして行ける今の時期だけのものと思ってくださいね。
期間も人数も未定です。
お届け可能な分のみお送りします。
一回分は胡瓜を中心にその時に食べごろに漬かっている野菜を500g前後お届けします。
なるべく多くの方にお届けしたいので、一回に1袋のみでお願いします。

<申込み方法>

【申込み資格】
むそう塾の幸せコース修了者または第6期幸せコース申込者。
【教材代】
2,000円(税込み)(糠漬けを受け取り後直ちに振込みのこと)。
到着するまでお振込みはしないように。
【送料】
教材代とは別で着払い。
【申込み先】
「 order.musojuku@gmail.com 」 までメールをお送りください。
メールは次のように記載のこと。
・件名:「じゃい安 塾長手本希望」
・お名前
・塾生番号
・郵便番号
・住所
・電話番号
【発送】
漬かり具合を確認してメールの受信順にお送りします。

※注意:幸せコース修了者でも、商業目的やお料理教室に関係のある方の申込みはご遠慮くださいませ。

 
 

中川式糠漬け マクロビオティック料理教室

 
 
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「玄米の炊き方秘伝(第82回愛クラス)」のご案内

むそう塾では、心身のバランスを調えるための入門として、主食を玄米ご飯にすることをお奨めしています。
しかし、玄米ご飯は硬いから、臭いがどうも、消化が悪いから、こんな印象をお持ちのかたが大半ですね。
でも、むそう塾では玄米を白米のように軟らかく炊く独自の方法と指導法を確立しています。
料理のプロが本気を出して玄米の炊き方を研究した結果、今までの玄米に関する先入観が見事に払拭されて、その美味しさに驚かれます。

炊き方は微妙な加減を伴う方法なので、実際に目の前で香りや味や軟らかさなどを実感していただく方法でお伝えしています。
一度京都にお出でいただくだけで、後はご自分で炊いた玄米ご飯を写真撮影してメールで送っていただくだけです。
それを「玄米炊飯投稿」(略称:玄米投稿)と呼んでブログに掲載し、玄米ご飯をなぜ軟らかく炊く必要があるのかを懇切丁寧にご指導しています。

そこには教える側も教わる側も愛なくしてたどり着けない場面が多々あります。
なぜなら玄米は白米より炊き方が難しいので、その難しさに挫折してしまいそうになるからです。
でもむそう塾では、ご縁のあった方にほんまもんの健康を手に入れてほしい一心で、この講座を開いています。
聞きなれないでしょうが、「愛クラス」とはそんな講座です。

なお、この愛クラスは個人がご家庭で美味しい玄米ご飯を炊くことを目的としていますので、残念ながら商業目的やお料理教室関係者のご参加はご遠慮いただいております。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

*   *   *

【講座名】
「玄米の炊き方秘伝(第82回愛クラス)」

【開催日】
2014年6月7日(土)

【会場】
「なかがわ」京都市左京区孫橋町18

【内容】
・プレーンな玄米炊飯デモ1回&試食
・使用する鍋:「シコマチックeコントロールVision(ビジョン)2.5L」
・玄米とお塩の診断(1名ずつ)
・圧力鍋のフタ、部品のチェック(1名ずつ)
・玄米ご飯の写真の撮り方指導(1名ずつ)
・高圧洗浄の方法(デモ)
・昼食(福ZEN:玄米ご飯・おばんざい・お味噌汁・糠漬け・三年番茶)

【玄米投稿の内容】
「むそう塾 パスポート」取得可(一定レベルに達することが必要)
「玄米投稿」の写真指導  期間:2ヵ月間
・パスポート取得者の投稿期間と回数:受講後10日間のうち3回まで

【懇親会】
・希望者のみ(なるべく参加した方が良い)
・費用:喫茶店のメニュー料金による
・会場:京都ホテルオークラ(カフェレックコート)

【タイムテーブル】
11:00 開場
11:30~12:15 お食事&撮影指導
12:15~14:45 自己紹介&マクロ美風のワンポイントアドバイス
15:00~17:00 玄米炊飯デモ&試食/お米・お塩の診断/フタの部品チェック/高圧洗浄デモ/質問
17:00 記念撮影
17:30 解散
18:00~20:00 マクロ美風とのマクロビオティック懇親会

【定員】
10名

【受講資格】
・一般の方(デリバリーを含む飲食店関係者や料理教室関係者を除く)
・パスポート取得者の再受講もOK

【持ち物】
・デジカメ
・炊飯に使用する玄米1カップと塩小さじ1杯(診断用)
・圧力鍋のフタ(新品の場合は不要)
Vision(ビジョン)がない場合は事前に購入のこと

【お子様】
会場が狭いため、申し訳ありませんがご同伴出来ません

【受講費】
27,000円(消費税を含む)

【受講費の支払期限】
仮受付メールが届いてから7日以内

【申し込み方法】
4月22日(火)21:00よりHPの予約システムから
 初めての方は事前に会員登録をお済ませください。

【締切】
定員になり次第

【キャンセル料】
・入金前:0%
・開催日の15日前~8日前:受講費の50%
・開催日の7日前~当日:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

【お問い合わせ】
こちらから

 
 

中川式玄米ご飯の炊き方 むそう塾 マクロビオティック料理教室
(中川式玄米ご飯 さっぱりとして軽い春炊き仕様 料理:中川善博)

 
 
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