マクロ美風の陰陽落としこみ講座」カテゴリーアーカイブ

「マクロ美風の陰陽落とし込み講座@京都」のご連絡

京都で開催する「マクロ美風の陰陽落とし込み講座」は29日が最終回になります。
今までは会場の都合で10分前入室だったのですが、最後ぐらいは皆さんとゆっくりお話がしたいので、午前の部も会場を借りました。
お部屋は2回目と同じく広い方です。
午前10:30には開場しますので、お話のあるかたはお早めにお越しください。
なお、講座終了後はまたパスタでも食べに行きましょう。
楽しい一日にしたいと思います。

 

陰陽落とし込み講座 京都

 

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ママ友との飲み会をマクロビオティックの陰陽で考えてみましょう

こちらの記事に関連して、さっこさんから新たなメールをいただきました。
そのメールですが、実は陰陽で考えたらとても勉強になる内容なのです。
そこで「公開  マクロ美風の陰陽落とし込み講座」をしましょうかね。
まずはさっこさんからのメールをお読みください。

<さっこさんからのメール>

美風さん、おはようございます。

記事にしてくださってありがとうございました。
自分にもっと体力があったら、
もっともっと作れたなぁと思っていました。
夏を無事に越えて、すこーしは体力がついたかな?と思っていますが
体力よりも、集中力(陽性さ)をもっと身に付ければ
多くの家事も仕事もこなしてゆけるんだなぁと
先日の陰陽講座で「はっ」としたのでした。

お仕事が終わってお迎えに行くとつい気持ちがゆるみ、
夜は甘いものが食べたくなったり
ごはんを食べ過ぎたりします。

まだまだバランスの取り方がヘタで
誰かに頼るのもヘタです。

でも、今回のように
「あれ作ろう、これ作ろう」
「これは下準備しておける、あれはみんなが来てから仕上げよう」と、
いろいろ考えて行動するのはとってもたのしくて
そういうときは背筋が伸びて、おなかも空かないんだなと
久しぶりにその感覚を味わいました。
自分がたのしいと思えること、陽性になれることを増やしてゆけたらなと思います。

それから、
いつもの居酒屋でのママ飲み会では
みんな職場の愚痴が多かったのですが
今回は子どものことや暮らしのことなど楽しい話ばかりできて、
常にみんな笑顔だったことが印象的でした。
お料理のチカラはすごいです。
いつもありがとうございます。
またご報告させてください^^
がんばります♪

さっこ

*   *   *

まず、
>そういうときは背筋が伸びて、おなかも空かないんだなと
>久しぶりにその感覚を味わいました。
とあります。
これは陽性(集中している)になっている状態ですね。
ということは、日々のお仕事のときには陽性度が低いということになります。
きっとお料理の方が好きなんだと思います。

>自分がたのしいと思えること、陽性になれることを増やしてゆけたらなと思います。
そうなんです。
そんな生き方をしましょうよと言っているのがマクロビオティックなんです。
そのために体調を少し陽性寄りにもって行った方が、夢を実現できる人生になります。
だから桜沢先生は「夢は昼間みるもの」と言い切ります。
夜に夢をみるのは、マクロビオティックでは良しとされません。

陰性な体調では集中力が乏しいので、実行力がドンと落ちてしまいます。
でも人間はそんな体調であるにもかかわらず、欲や夢は一人前に持つので、出来ないことが多すぎて不満ばかりが増えていきます。
不満もまた陰性ですから、どんどん陰性のスパイラルにはまっていきます。
そんな人って魅力的ですか?
お友達になりたいと思いますか?
やはりお友達になりたいのは、元気そうで笑顔があって、前向きに人生を生きている人ではないでしょうかね。
その人と一緒にいると気持ちが軽くなったり、落ち着いたり、希望がもてたり、パワーをもらえたりする人の方が良い印象ですよね。

そこなんです。
そこが人生を分けるのです。
自分はどんなタイプの人間なんだろうって、冷静に自分を診断して、運を引き寄せられる自分になることをマクロビオティックは可能にしてくれます。
そのために陰陽を落とし込んで、自分が生きるステージをアップさせましょうというのが陰陽落とし込み講座の目的です。

*   *   *

>いつもの居酒屋でのママ飲み会では
>みんな職場の愚痴が多かったのですが
>今回は子どものことや暮らしのことなど楽しい話ばかりできて、
>常にみんな笑顔だったことが印象的でした。
>お料理のチカラはすごいです。

これが環境の陰陽というものです。
同じ人間でも環境によって思考も変化することの良い例です。
だいたい居酒屋はそんなに明るくありません。(陰)
お酒が入ります。(陰)
周りもお酒を飲んでいる人ばかりですから、その場の空気にはアルコールを含んだ空気が漂っています。(陰)
そんなところでは建設的な会話も少なくなります。(陰)
当然愚痴話も出ます。(陰)
まあ、酔った開放感から少しはテンションが上って楽しくなることはありますけれどね。

それに比べてさっこさんの家は日常の生活の場であり、子供が5人もいました。(陽)
何よりもさっこさんの氣がこもったお料理でした。(陽)
当然のことながら毒消しを考えながら作ったお料理が身体に負担になるはずはありません。(陽)
居酒屋のような空気でもありません。(陽)
これだけ考えても自然に心地よくなって笑顔が増えるのは陰陽の法則どおりです。(陽)

どうですか?
陰陽って面白いでしょ?
あ〜、こんなことをもっともっと沢山お伝えしたかったのです。
夜中に書いた記事とは別の続編をしちゃおうかなと、記事を書きつつ思いました。

 

sakko
(さっこさん:スカートの裾の色っぽさが見えないのが残念・・・。)

 

カテゴリー: マクロ美風の陰陽落としこみ講座, 体験談 | 4件のコメント

「マクロ美風の陰陽落とし込み講座@東京」最終回が終了

陰陽落としこみ講座 東京1
(中川さんの体験話を聴いているところ)

2013年10月6日(日)、「マクロ美風の陰陽落とし込み講座@東京」3回目を開催しました。
今回は無双原理という難しい内容に挑戦していただきました。
ちっとも落とし込めないと思われたかたもいらっしゃるかも知れません。
でも、それは無双原理が難しいからなのであって、学校でも習ったことのない思考順序をたどるからです。
実はその考え方こそが真実を見抜いて行く力を持っているのです。

桜沢如一先生の言葉として「「陰陽1日、食養3年、真生活7・9年、無双原理は丸一生よ」というものがあります。
それほど難易度が高いことがお解りいただけましたでしょうか。
ですから、わずかな時間の講義でそれを魔法のように解ることはありません。
でも、桂剥き投稿で頑張ったように、1日に薄紙1枚でも良いから進めば、「出来ないことが出来るようになる日」が夢ではなくなります。
精進を続けてください。

 

陰陽落としこみ講座 東京3
締めくくりはいつものお蕎麦屋さんで。
こまきさん(左)と子象さん。

陰陽落とし込み講座 東京2
いつもオシャレなみゆきさん。

「続編を!」という声をいただいて、ありがたいことです。
もし続編があるとするなら、私がしたいのは徹底的な各論です。
具体的には中川さんのお料理のポイントを無双原理で解く講座なんていいなぁと思うのです。
昨日無双原理の十二定理のうち、「陰極まりて陽生じ、陽極まりて陰生ず」の話をしたのですが、中川さんが「◯◯料理の極意やなぁ」と思ったと後で話してくれました。
それを色々なお料理で解説したら面白いだろうなぁと思ったのです。
そしてそれこそが生きた無双原理であり、お料理が確実に美味しくなるポイントでもあります。
私が中川さんのお料理は陰陽料理だというゆえんです。

それから、具体的事例をあげて、片っ端から十二定理で解いて行くのも力がつきます。
できれば誰かが説明をして、私が突っ込みを入れるとグーンと実力アップにつながりますね。
こういうのは泊まり込みで話し続けたくなるほど面白いんですよ。
それも徹夜で。
ま、そんなことも出来ますね、ということで10月29日の京都講座をちゃんと終了することに全力を注ぎます。

東京会場で受講してくださった皆様、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。

 

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陰陽バランス 宇宙の秩序に調和することを胎児の心拍数でも納得

「マクロ美風の陰陽落としこみ講座」の2回目で一番理解してほしかったこと。
それがレジュメの5ページにある10です。
そこに書いてある文章を繰り返し読んでいただいて、確実に自分のものになさってください。
とかく陰陽バランスというと、シーソーの例のように固定的に考えがちなのですが、「揺れ」を含んだ「変化」が必要であることを落とし込んでほしいのです。
東京会場でもこの解釈に感動してくださったIさんが、メールで感想を伝えてくださっていました。
ブログにコメントをすると、京都会場のかたの楽しみを奪ってしまうからとのご配慮で。
メールには素晴らしい内容が含まれていて、私たちも勉強になりますので、京都会場での講座が終わった今、記事にさせていただきます。

 
 

<Iさんからのメール>

美風さん、こんにちは。

第二回落とし込み講座、とても面白かったです。ありがとうございました。

地球は動き続けることで安定している、私たちも地球と一緒に動き続け安定を保っている。
だから変化し続ける事は当然でそれこそ自然なのだと、しっくりと理解出来ました。

10番目の陰陽バランスとは。。の文章に感激しました。
この文章を読んで連想したのが、胎児心拍です。
胎児の心拍数は分娩の最中などに母体の腹壁を介して確認する事ができます。
その状態で胎児が健全な状態か、危険な状態か判断しているのですが、その心拍数がまさに『常に変化している』のです。
変化していることが健全な所見なのです。
『ゆらぎ』と表現されますが、ある一定の範囲のなかで心拍数は常に増えたり減ったりしていて、変化しない(できない)状態は胎児に強いストレスが長期間かかった状態と判断します。
ですから、レジメの文章を読んで、『これだ!』と思いました。
中庸にとどまり続けようとすることではなく、それを軸に自然と変化し続ける事が宇宙の法則として連綿と受け継がれている事実なのだと分かりました。

この常に一定ではなく変化し続ける状態というのは、強い変化に柔軟に対処する準備状態なのではないかと思いました。
よいリズムで揺れている事で大きな変化が来たときに、陰にも陽にも自在に変化して対処する。
そのためにこのゆるやかな波はあるのかもしれません。

もう1つ、コピーをいただいた文章も印象的でした。
488ページ、中程の『大自然の与え給う。。。。このことを私たちは本当にわかっていない。』の部分。
人間がしていることがいかに間違っていて、そのせいでいろいろな問題・病気が起こっているという事実。
病気はどこからか勝手にやってきて、勝手に体をむしばんでいくわけではない。
自分のしていることに原因があること、この現実を理解出来れば解決出来る問題が山ほどあるのに
どんなに言葉をつくしても伝える事は難しい。
『本当にわかっていない』という言葉に、『本当にそうだ』と悲しくなりました。
自分に何ができるのか?毎日暗澹たる思いもしますが、それでも命の動きみたいなものを見つめ続けていようと思います。

常に変化する事が当たり前と言っても、環境が大きく変化する時は不安が伴う事もありますね。
でもこれからは、楽しんで変化出来るようになれるかもしれません。
本当はコメント欄に書き込めば良かったのですが、これから京都で受講される方に内容が分かってしまうし、長い文章になりそうでしたのでメールにしました。
お忙しいなか、読んで頂いてありがとうございました。

来月京都に伺うのが本当に楽しみです。

※マクロ美風より
お仕事のご都合で、Iさんは3回目を京都で受講予定です。

 
 

写真

(秋茄子のあぶらだき 料理:中川善博)

 
 

陰陽調和はお料理でも同じことです。
同じ名前のお料理であっても、夏に作る場合と秋に作る場合では変化しなければいけません。
中川さんはこの秋茄子のあぶらだきを作るときに、「みたらし」にして仕上げました。
みたらし団子のみたらしです。
汁がとろっとしていて、茄子の表面に濃い味がからみ、中は茄子の美味しさをキープしている味付けです。
実に美味しかったです!
イメージはつかめましたか?
つまり陽性を強めに仕上げるのです。
これは玄米ご飯でも、お味噌汁でも、糠漬けでも全部共通しています。
これが「宇宙の秩序に調和する」ということですね。
マクロビオティックの大事な原則です。

 

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「マクロ美風の陰陽落としこみ講座@京都」2回目」が終わりました

昨日は「マクロ美風の陰陽落としこみ講座@京都」の2回目でした。
10月だというのに京都は30度の気温。
そのせいではありませんが、熱く語った一日でした。
お陰で講座終了後はこんな飲み物を口にしちゃいました(^^)

 

IMG_3091

 

東京会場と同じ内容になるように、質問のあった内容も公平になるように気をつかっての開催でした。
それでも京都には京都の面白い質問もあって、充実した時間でした。
赤ちゃんが生まれてくる時の実演も面白かったですね。
呼吸の話などは身近で良いテーマでした。
次回はより具体的な内容で締めくくりたいと思います。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

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