マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

鉄火味噌でこんなことがありました

むそう塾生の“子象”ちゃんからメールをいただきました。
とっても嬉しい内容だったので、記事にさせていただきます。

 
 

<子象ちゃんのメールより>

昨日、実母から電話がありました。
体調を崩していて、ようやく今日から動けるようになったとの連絡でした。

普段、どんなに体調を崩しても、食べないと元気にならないからと、
何かを口にする母なのですが、
今回ばかりは、食べると下痢か嘔吐。
食べたいという欲求が全くなく、2日間ほぼ絶食状態。
一昨日、ようやく何か口にしたいとおかゆを作って食べたそうです。
そこに、鉄火味噌をふりかけて。

母はもともと自分の知っている味しか受付ない人で、
馴染みのものではないと進んで食べようとはしません。
ごま塩は両手を上げて欲しいと言ってくれたのですが、鉄火味噌は好んで受け取りませんでした。
ただ、気が向いたら食べるかもしれないと、ごま塩と一緒に実家に置いて帰ったのです。

母はこう言ってくれました。
「おかゆは温かくて消化も良いから作って食べてみたけれど、
どうも味気なくって。
ごま塩を入れてみたけれど、塩気じゃなくてもう少し違った味、、、
で、恐る恐る鉄火味噌を入れてみたの。
そのおかゆが美味しいこと、美味しいこと。
こんなに美味しいものをいただいたのは久しぶり。
ありがとう。」

母が繰り返して言ってくれた「美味しくて。」と最後の「ありがとう」。
その声のトーンやテンポで、ほんとうに美味しかったということが伝わり、
電話口でじーんとしちゃいました。
しかも、翌日は嘘のように下痢と嘔吐が止まり、動けるようになって、
こうして私に電話を、とのことでした。

日帰りで京都にわざわざお料理を習いに行くなんて。
せっかく洋菓子を習ったのに、いまさらどうして?
といつも言っていた母が、
「こういうお料理を習いに行っているのね。」
「◯◯ちゃん(夫の呼び名)は幸せね。」
と、今の私を理解してくれた日でもありました。

約3時間、集中して作る鉄火味噌。
正直、楽ではありません。
でも、この3時間に込める想いが母の身体と心に届いたことは、
私にとって大きな糧となりました。

私が作る鉄火味噌はまだまだ野菜の甘さを引出し切れていません。
美味しいといってくれる人がいる。
喜んでくれる人がいる。
心待ちにしている人がいる。
だから、教えていただいたあの鉄火味噌が作れるようになりたいです。

プロの味に健康をプラス。
ほんとうにすごいもの、一生の財産になるものを教えていただいているのだと改めて実感しています。

なんども試作を繰り返した上、私達に口伝下さる中川さん。
1日では難しい講座を実現して下さった美風さん。
お二人の想いを引継いで、自分の手と心で再現できるように引続きがんばります。

このような宝となる体験をさせていただいたこと、心より感謝いたします。
ありがとうございました。

 

<マクロ美風より>

子象ちゃん、メールをありがとうございました。
こんな形で鉄火味噌の良さを知ってもらえて本当に嬉しいです。
「腸から陽性になる講座」の企画を中川さんに話した時、陽性な中川さんは「えーっ! 鉄火味噌〜? 」といった感じでしたが、ご家族で陽性を必要としている人が絶対いるからお願いします」と頭を下げたのでした。
ですから、こうしてお母様に鉄火味噌を喜んでもらえて、翌日元気になられたことは、私にとっても中川さんにとっても最高のプレゼントになりました。

実はね、私は過去に鉄火味噌を作る時、「なんでこんなお料理を考えたんだろう?」とか、「どうしてこんなに小さく刻んで、どうしてこんなに時間をかけるんだろう?」とか思いながら練習していたのです。
もちろん目的とその理由は知っていたのですが、なぜ?という思いがつきまとっていました。
でもある日気がついたんです。
それは「想い」なんですね。
良くなってもらいたい、元気になってもらいたい、そんな想い(愛)を3時間あまりも持続して集中するから、その氣が鉄火味噌に入って行くんですよね。

それは相手だけでなく、作る人の健康も上向きにしてくれます。
それが証拠に鉄火味噌を作り終えた時、皆さんが疲れているはずなのに爽やかで明るい笑顔になっています。
あれは達成感からくる満足感でもあるのですね。
それは作った人を限りなく元気にして自信をつけてくれます。

子象ちゃんは29日にもう一度鉄火味噌をデモ見学のご予定ですね。
きっと前回の見落としや新しい発見があって、もっともっと美味しい鉄火味噌が出来るようになると思います。
そうしたらまたお母様に送ってあげてくださいね。

ところで、お馴染みのものでないと召し上がらないというお母様が、まったく未知のお料理に手を伸ばしたのは、それが身体の声だったのです。
下痢も嘔吐も陰性な症状です。
そこに極陽性の鉄火味噌はまさにピッタリの特効薬になります。
おかゆは普通のご飯に比べて陰性ですから、鉄火味噌を加えるとしっかり陰陽バランスが調和します。
胡麻塩にはない油のカロリーと旨味、それに根菜のエネルギーが加わって鉄火味噌に軍配が上がったのでしょう。
これがマクロビオティックの食養という考え方です。

29日にはご家族に緊急の陽性が必要なかたが複数来られます。
経験者として鉄火味噌の素晴らしさをお話ししてあげられるといいですね。

(鉄火味噌 by子象)
なんとまぁ、性格のよく判る盛り付けですこと(笑)

 

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2013年度幸せコース・上級幸せコースの予約状況

今夜から2013年度の幸せコース上級幸せコースのご予約を受け付け始めました。
本当はHPからの受付をしたかったのですが、今回は複雑なフォームになるため予約システムでは対応しきれず、従来どおりのフォームからのご予約となりました。
迷われた方、申し訳ありませんでした。
また、HPのトップ画面でお待ちくださっていた方、ブログでのアップとHPでのアップにはタイムラグがあり、少しHPの方が反映が遅くなりますのでご心配をおかけしました。

幸いに皆様が第一希望でご予約できておりますので、中間報告として現在のご予約状況を記事にさせていただきます。
これから満席になるまでの間、席数の変化がありましたらその都度記事でご報告させていただきます。
なお、愛クラスの受講がまだであるにもかかわらず幸せコースにお申し込みをされた方がいらっしゃいました。
幸せコースは愛クラスで玄米ご飯の炊き方を学んでパスポートを取得した人のみが通えるコースです。
これから開催される愛クラスを受講なさって、春の開講日まで目標を捨てることなく頑張ってみてください。
キャンセル待ちで望みを叶えられるかもしれません。
チャンスは待ち続けた人におとずれます。

ただいま愛クラスの玄米投稿をされている方は、頑張ってパスポートを取得なさってください。
懇親会で幸せコースに通いたいと手を挙げてくださった方がおられましたので、その方の玄米投稿を毎日期待して待っております。

<現在のご予約状況>

【上級幸せコース】
・Aクラス(金) 残席4名
・Bクラス(土) 残席4名
・Cクラス(日) 残席6名

【幸せコース】
・Aクラス(土) 残席2名
・Bクラス(日) 残席3名
・Cクラス(月) 残席6名

 

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「2013年度(第3期)上級幸せコース」の予約開始

お待たせいたしました。
2013年度(第3期)上級幸せコースのご予約を開始いたします。
再受講や再々受講、あるいは幸せコースとのダブル受講も可能でございます。
受付は原則として先着順ですが、同じクラスにご予約者多数の場合は諸事情を考慮してクラスのご移動をお願いする場合がございます。
予めご了承くださいませ。
また個人のご都合によるクラスの振り替え受講は認めておりませんので、確実に受講出来る日程でお選びください。
お申し込みにあたって、習熟度についての不安やその他のご心配がある場合には、お気軽にご相談ください。
なお、現段階ではご予約となり、来年の1月に受講費のお振り込みが済んだ時点でお申し込みの完了となります。

【2013年度(第3期) むそう塾 上級幸せコースの講座内容】

1<料理実習内容> (11:30〜16:00 担当:中川善博)

【 5月】玄米チャーハン あらめビーフン ブロッコリーからめソース
【 6月】ラーメン 煮豚 つけあわせ
【 7月】ラタトゥーユ 賀茂茄子と万願寺の揚げびたし 焼きうどん
【 8月】パスタ三種
【 9月】味噌汁のいろいろ おからのたいたん
【10月】南瓜含め煮 高野豆腐白煮 牛蒡と人参のきんぴら
【11月】うどんだし 餡かけうどん 蓮根ステーキ
【12月】お雑煮 あちゃら漬け 膾(なます) 飾り切り
【 1月】鶏の唐揚げ 揚げと小松菜の煮びたし 切り干し大根
【 2月】ちらし寿司 巻き寿司 菜の花辛子浸け すまし汁
【 3月】ひろうすのデミグラスソース煮込み 菜の花のパスタ 厚揚げのトマト煮込み キャベツの千切り
【 4月】うどきんぴら ひじき豆 しじみの味噌汁 あさりの酒蒸し


2<座学> (16:00〜
17:30 担当:マクロ美風)

毎回一つのテーマについて深く考えることをします。
全員が「気がついたらマクロビオティックだった」生き方が出来るように。
みんなで発言しながら勉強するスタイルにしますので、疑問解消にお役立て下さい。
テーマは塾生さんの状態を観察して決めますので、クラスで異なることもあります。

3<講座日>
◆Aクラス(金)
<2013年>
5月10日 6月7日 7月12日 8月9日
9月13日 10月11日 11月8日 12月13日
<2014年>
1月10日 2月7日 3月7日 4月11日

◆Bクラス(土)
<2013年>
5月11日 6月8日 7月13日 8月10日
9月14日 10月12日 11月9日 12月14日
<2014年>
1月11日 2月8日 3月8日 4月12日

◆Cクラス(日)
<2013年>
5月12日 6月9日 7月14日 8月11日
9月15日 10月13日 11月10日 12月15日
<2014年>
1月12日 2月9日 3月9日 4月13日

4<修了式>
2014年4月29日(火)の予定

5<定員>
各クラス8名

6<受講資格>
・むそう塾の幸せコース修了者(修了予定者を含む)
・幸せコースとのダブル受講も可能(これからパスポート取得を目指す者を含む)
・再受講/再々受講も可能

7<受講費>
600,000円+消費税
【振込期間】 2013年1月22日(火)〜1月31日(木)
【キャンセル料】
・入金前:0%
・2013年1月22日〜3月31日迄:受講費の20%
・2013年4月1日以降:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

8<ご予約>
こちらのご予約フォームから

9<お問い合わせ>
こちらのお問い合わせフォームから

以上

(上級幸せコース12月のメニューより お雑煮)

 

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「2013年度(第5期)幸せコース」の予約開始

お待たせいたしました。
2013年度(第5期)幸せコースのご予約を開始いたします。
来年度からコース制は2年制を原則としますが、幸せコースのみの受講を妨げるものではありません。
再受講や再々受講、あるいは上級幸せコースとのダブル受講も可能でございます。
受付は原則として先着順ですが、同じクラスにご予約者多数の場合は諸事情を考慮してクラスのご移動をお願いする場合がございます。
予めご了承くださいませ。
また個人のご都合によるクラスの振り替え受講は認めておりませんので、確実に受講出来る日程でお選びください。
なお申し込みにあたって、習熟度についての不安やその他のご心配がある場合には、お気軽にご相談ください。
現段階ではご予約となり、来年の1月に受講費のお振り込みが済んだ時点でお申し込みの完了となります。

 

【2013年度(第5期) むそう塾 幸せコースの講座内容】

1<料理実習内容> (11:30~15:30 担当:中川善博)

【5月】
<夏までに美味い糠床を仕込もう>
・中川式糠漬けを覚えよう
・糠漬けに合う野菜と合わない野菜

【6月】
<切るということを理解しよう>
(まな板の選び方、包丁の選び方・持ち方・研ぎ方)
・斜め千切りした1本の断面を意識してみよう
・回し切りはこれでOK
・かつらむきに挑戦

【7月】
<麺類を美味しく作る>
・熱い麺類 (噂のむそう塾カレーうどんはこれだったのか!)
・冷たい麺類の基本を覚えよう
・めんつゆの作り方
・にゅうめんで寒い日はぽかぽか

【8月】
<和え物、酢の物の達人になろう>
・1+1が3になる
・火通りによる食感の差異
・和えころもの数々
・香りと歯触り
・和え酢のいろいろ
・出し酢 甘酢 からし酢みそ
・海藻・野菜 なにが酢の物になるの?

【9月】
<加熱しないけど生じゃない>
・加塩とは 加圧とは 乾燥とは 加熱ではない陽を覚えよう
・冬に食べるサラダを作ろう
・本当に美味しい車麩のカツレツを作ろう

【10月】
<汁物の達人になろう!>
・料理屋の一番出しを覚えちゃおう
・煮え花を見つける
・エマージェンシーなうまい出し
・丹波栗の栗ご飯を炊こう。
・丹波松茸の炊き込みご飯を作ろう

【11月】
<焚くってこういうことだったのか!>
・味が染みるということは
・落としぶたの有無
・出会いものを考える
・予測調味ができる(時間も調味料である)

【12月】
<焼くってこういう事だったのか!>
・料理屋のふうわり出し巻きを会得しよう
・野菜を焼くときの心得 いろんな焼くを覚えよう

【1月】
<揚げるってこういうことだったのか!>
・天ぷら・フライ・素あげ・揚げ物のいろいろ
・揚げびたしを作ろう
・揚げてから煮る 煮てから揚げる

【2月】
<盛りつけの達人になろう!>
・茶道・華道・写真・絵画・彫刻・自分の得意を料理に活かす
・美味しそうに見えるメソッドを教えよう
・バランス感覚が最重要

【3月】
<お魚のことも知っておこう!>
・魚をおろす お刺身定食を作ってみよう
・魚を焼くって簡単
・カラスガレイの煮付け

【4月】
<お弁当を作ろう!>
・卒業作品としてお弁当を作ろう
・作ったお弁当を料理雑誌のように撮影して修了!

2<座学> (15:30~17:30 担当:マクロ美風)

生きた陰陽を理解できるように、陰陽理論をオーダーメイドで学びます。
身体や心の陰陽の状態をキャッチしながら、勉強を進めて行きます。
一人ひとりの体調に合わせた直接指導付きです。

【5月】
・自己紹介
・マクロビオティック界の現状
・むそう塾とマクロビオティック
・陰陽の宿題(課題本を読んで6月に感想文提出)

【6月】
・陰陽の確認(宿題を踏まえて)
・料理における陰陽

【7月】
・食事の量(最初から少食を実行していないか?)
・主食の割合
・水分の量と種類
・パン&麺類の食べ方
・甘いものの食べ方
・朝食について

【8月】
・体質の陰陽
・体調のコントロール法
・排毒(排出)時の対応方法

【9月】
・陰陽を意識した食事の実践方法
・食事日記のつけ方指導

【10月】
・体調に合わせた陰陽の調整方法
・食事日記を踏まえて各人へのアドバイス

【11月】
・陰陽判断の具体的練習(人間関係・仕事・衣服・住まい方・掃除・行動)

【12月】
・覚悟力と決断力
・ありきたりの大切さ

【1月】
・健康の七大条件
・陰陽五行とマクロビオティック

【2月】
・中庸の価値観
・中庸の人間関係
・中庸の生き方

【3月】
・人生は遊び
・今を生きる

【4月】
・各人の1年間の報告
・記念品贈呈

3<講座日>(追記:12月3日変更)

◆Aクラス(金)
<2013年>
5月17日 6月14日 7月19日 8月16日
9月20日 10月18日 11月15日 12月20日
<2014年>
1月17日 2月14日 3月14日 4月18日

◆Bクラス(土)
<2013年>
5月18日 6月15日 7月20日 8月17日
9月21日 10月19日 11月16日 12月21日
<2014年>
1月18日 2月15日 3月15日 4月19日

◆Cクラス(日)
<2013年>
5月19日 6月16日 7月21日 8月18日
9月22日 10月20日 11月17日 12月22日
<2014年>
1月19日 2月16日 3月16日 4月20日

4<修了式>
2014年4月29日(火)の予定

5<定員>
各クラス8名

6<受講資格>
・むそう塾のパスポート取得者
・これからパスポート取得を目指す者
・再受講/再々受講も可能

7<受講費>
400,000円+消費税
【振込期間】 2013年1月22日(火)〜1月31日(木)
【キャンセル料】
・入金前:0%
・2013年1月22日〜3月31日迄:受講費の20%
・2013年4月1日以降:受講費の100%
(ご返金に伴う振込手数料はいただきません)

8<ご予約>
こちらのご予約フォームから

9<お問い合わせ>
こちらのお問い合わせフォームから

以上

(幸せコース2月の授業より 盛り付け)

 

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2013年度の単発講座について

昨日2013年度の「幸せコース」「上級幸せコース」のご案内をさせていただきました。
そこでお分かりのように、 来年度は今年度より募集クラスを少なく設定しました。
これは今まで二つのコースを通じて感じたことですが、確実に出来るようになるためには徹底したフォローがいかに必要かということです。
その徹底したフォローを現実化するために、単発講座として 随時対応できるようにしたいと思っています。
したいことは沢山あるのですが、やはり一番実現したいのが東京でのフォロー講座です。
関東から京都まで通ってくださる皆さんにはいつも申し訳なく思っていますので、ぜひ東京で1回でも多く「ためになる講座」を開きたいです。

今すぐにでも開きたいのは包丁砥ぎのフォロー講座です。
多くの塾生さんが放課後に心配そうなお顔で、「あの〜」と包丁を差し出す姿が 毎回見られます。
そのくらい包丁の砥ぎ上がりの判定が難しいからです。
美味しいお料理は切れる包丁から。
これはお料理の鉄則なので、ご自分で自信が持てるレベルまで面倒をみてあげたいと思います。

また盛り付けに関しては幸せコースのカリキュラムに入っていて、その時に中川さんから理論の説明を受けていても、日常の関心事が盛り付けに気がまわっていないと一向に上手になりません。
盛り付けは一朝一夕で上手になるものではなく、日々の暮らし方や感受性や観察力が影響します。
お料理がどんなに美味しく出来上がったとしても、最後の盛り付けが台無しでは悲しいですね。
日本には幸いにして四季があります。
その四季を感じながら暮らすことは、着ることにもお料理にも住まい方にも大切なことです。

グルメの料理教室ではなく、マクロビオティックの原点がしっかり伝えられるむそう塾であるためにも、「ためになる講座」を増やしたいと思います。
マクロビオティックは氣のあり方を重要視します。
充実した氣に満たされ、穏やかで気持ちの良い日々が送れるようにするためにも、もう一度考え方や判断の仕方を見直すきっかけになるようなテーマを一緒に勉強したいと考えています。
お楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

 

これは先日開催された「腸から陽性になる講座」で軽食として出されたお食事です。
食べ始めてみると、小蕪に包丁の切り込みが入っていることに心遣いを感じました。
中川さんのお料理にはそんな心遣いを随所に感じることができて、それが美味しさを後押ししているように思いました。
それはひいては氣を滞らせないことにつながり、美味しさとともに爽快感や満足感で包まれることになります。

一日が終えて眠りにつく時、充実感や感謝の気持ちで目を閉じられるよう、マクロビオティックの考え方とお料理を「むそう塾」から発信する2013年でありたいと思います。
 

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