マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

陰性だけど陽性に(焼き葱)

 

写真は群馬県特産の「下仁田ネギ」を焼いているところです。
アロエの茎を折ると出てくるゼリーと同じく胃腸やお肌に良いだけでなく、殺菌作用をも併せ持つので、インフルエンザの予防のためにも寒い季節にはどんどん摂りたいものです。
常々お肉を食べている人にはぜひ召し上がってほしいと思います。

葱の白い部分は加熱されることによって甘味がグンと出てきます。
その甘味はきっとお子さんでも喜ぶはず。
葱はユリ科(独立してネギ科に分類する説もあり)なので、ニンニクやラッキョウも仲間です。
とてもパワーがあって血液の循環も良くなるため、免疫力を高めてくれる食材です。
マクロビオティックではネギを陰性に分類しますが、料理法をグンと陽性にした食べ方で元気に冬を乗り越えましょう。

 

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飾り切り(梅人参)

 

上級幸せコースの12月の授業には「飾り切り」があります。
型で抜いてしまう人も多いでしょうが、むそう塾では三徳包丁1本でなんでも出来ることを教えています。
もちろん桂剥きだって三徳包丁でしてしまうんですよ。
きっとプロの人も真っ青だと思います。
でも、幸せコースの桂剥き投稿で鍛えられた塾生さんたちは、真剣に飾り切りに挑戦してくれます。

 

(仙台から通ってくれた 絹子 さん)

 

(神戸から通ってくれた みーま さん) 笑顔が素敵ですね〜。 

 
 

今年はどんな笑顔が登場するでしょうか?
皆さんの頑張りを楽しみにしています♪

 

【おまけ】
あなたも腕を磨いてこんな年賀状はいかがでしょうか?

 

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授業のこと

昨日で今年の単発講座はすべて終わりました。
お伝えした「椎茸昆布」「柚子味噌」「ふろふき大根」「モバイル味噌汁」は、どれも体の陰陽を調えてくれる大切なメニューです。
講座でもお話ししたように、大根料理は体内に溜まった古い塩分を外に出す働きがあるので、汗をかきにくい冬場にはたっぷりと召し上がっていただきたいです。
古い塩分は外に出して新しい塩分を摂ることによって、体内の陰陽バランスが理想的になります。
冬にはそれにふさわしい野菜たちが甘味を増して美味しくなるなんて、まさに自然はマクロビオティックそのものだと思いませんか?
いえね、マクロビオティックが自然をお手本にしているだけですが。
寒い季節こそ野菜の力を上手に利用しましょう。

さて、今月はあと4クラスの上級幸せコースの授業を残すだけとなりました。
上級幸せコースの内容は「お雑煮」「あちゃら漬け」「膾(なます)」「飾り切り」です。
どれもお正月を考えて構成されています。
幸せコースで習った「筑前煮」や「里芋のたいたん」「出汁巻き玉子」なども登場すれば美味しいおせち料理が出来るようになっています。
今月の上級幸せコースは、いかにも上級といった感じのレベルの高い内容ですから、感度を磨いて授業に臨んでくださいね(笑)
夢々風邪などひかないように。

 

 

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祝 ご出産! kyoroちゃん

待って待って待って待ち望んだ赤ちゃんが産まれました!
kyoroちゃんが無事出産を終えて写真を送ってくれました。

 

kyoroちゃんの目に浮かぶ涙にもらい泣きしてしまいました。
この写真を撮ってもらった時のこともメールに書かれていましたが、ここでは割愛させていただきます。
とにかく命がけで大変な出産を乗り越えてくれたkyoroちゃんにお疲れさまでしたと言いたいです。
では、赤ちゃんとご対面!

 

元気な男の子だそうです。
やっと目を開いている写真が撮れたとのこと。
しっかりした陽性なお子さんですね。
まさに「赤ちゃん」です。
最近は食生活の乱れから「赤」ちゃんではない赤ちゃんの出産が多いそうですからね。
なんだか本当の孫のように思えて可愛くて仕方ありません。
「産まれてきてくれてありがとう!」と声をかけたいです。
みんなでkyoroちゃんのご出産にお疲れさまの気持ちを届けてあげましょう。
ご一家がますますお幸せになりますように。
そしてお子様が元気に育ってくれますように。

 

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玄米ご飯でアトピーが治った犬

むそう塾生のFuさんはとっても犬が大好きです。
そして犬の病気を玄米ご飯で治してしまった経験の持ち主です。
初代・二代目と続けて元気になった“りりちゃん”の 写真を送ってくれました。

<Fuさんのメールより> 

犬を飼っていて辛く思うことは、犬が病気になることです。
病院に行くしか手立てはなく、行って治ればいいけどなかなか治らない病気もあります。そばで見ていて心くるしくなります。
それは人間もペットも一緒だと思います。
以前飼っていた犬(柴犬、りり)も病気でした。
若いころからずっと尿路結石を患い、病院が処方するドッグフードを食べていました。
しかし、ただ症状を抑えているだけで、すぐに悪くなります。毛艶も悪く、後ろ足のところに禿げができてしまいました。

そんなとき、愛クラスに参加し、中川式玄米ご飯に出会いました。
たまたま残ったご飯をりりにあげたところ、食いつきがよかったのでそれから玄米ご飯をあげることになりました。
するとしばらくすると、禿が治り、結石の症状も出なくなり、毛艶も良くなり、元気になりました。
すでに13歳でしたがほんとに若々しくきれいになりました。
元気になって私たち家族を楽しませてくれた後、きれいな姿で天に召されていきました。

続いて、2代目りりがやってきました。
生後10か月頃のことでした。目の周りがはれて、とても酷い顔になり、病院に行くとアトピー性皮膚炎といわれました。
獣医さんは「この子はずっとお薬をのませないといけません。
でも治るわけではなくかゆみを抑えるだけです。
かゆみという辛さを取ってあげることがこの子に対する治療です。」と言いました。
その薬はステロイドと抗生剤でした。副作用もきつく、飲ませるとどんどん元気がなくなってきました。
まだ子犬で元気に走り回る盛りなのに…。全身に脱毛が広がり、地肌は湿疹だらけ。現実に目をそむけたくなる日々でした。

病院での療法食をあげても一向に良くならない、これ以外はあげてはだめと言われていましたがこっそりやわらかめに炊いた玄米ご飯をあげました。
先代りり同様、食いつきがよく、それから玄米ご飯をあげ続けました。
2週間くらい経ったころ、うっすらと毛がはえてきました。
そのときの喜びは忘れられません。それから毛はもっと生えてきました。

病院に行くと獣医さんは驚愕しました。治らないはずが治ってる…。それ以来薬は飲んでいません。
皮膚に色素沈着もありましたが、今はなくなってます。これも治らないと言われたのですが。
今日もご飯を平らげてくれました。空っぽになったお皿を片づける瞬間、幸せがこみ上げてきます。
中川式玄米ご飯で2匹の犬が元気になりました。感謝いっぱいです。ありがとうございます。

 

(二代目りりちゃん)

(アトピーの後もなく綺麗になっていますね〜。)

 

<マクロ美風より>

私がマクロビオティックを教わった大森英櫻先生は、犬でいろんな実験をされていました。
その内容は何度も事例毎に詳しく話してくださいましたが、犬の病気が治って毛が生えて毛艶が良くなるのは「あたりまえ」という感じでした。
犬も人間も理論的には同じです。
犬にはドッグフード、猫にはキャットフードが当然と思われている現代ですが、人間と犬と猫の差はなんなのか?
それを踏まえて「同じ生き物」として共通点を考えることも必要なのではないかなと思います。
それを実行されたFuさんは、見事に2回も犬の病気を克服されました。
これは大きな自信になったことでしょう。
Fuさんおめでとう!

なお、アトピーがひどかった時の写真はつらくて撮れなかったそうです。
良く分かります。
私も息子のアトピーがひどかった時、可哀想でカメラを向けられませんでしたから。

 

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