マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

中川さんの桂剥き

きのうの授業から。
TwitterにUPするために、私がiPhoneから撮った写真です。
5年前はiPhoneで撮影した写真をブログに載せていたなぁなんて思いながら。

中川さんの大根の芯がどんどん細くなって、ついには鉛筆のように細くなってしまいました。
桂剥きにトライした人なら誰でもお分かりと思いますが、芯に近づくにしたがって剥きにくくなるんですよね。
ですから、この画像はとても凄い場面を写しているのです。

 

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ピンぼけやらブレやらですみませんm(_ _)m
何しろ中川さんは速いので、一瞬に写さないとチャンスがなくなるのです。
腕を上げねば・・・。

 

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むそう塾名物「桂剥き投稿」が始まりました!

毎年この季節になると、むそう塾名物の桂剥き投稿が始まります。
中川さんは料亭時代に某調理師学校へ教えに行っていたそうです。
その時、「それでは出来るようにならないだろう」という現場の桂剥き授業を見た経験から、あるいは沢山のお弟子さんを育てた経験から、絶対に出来るようになる方法を編み出して教えているのが、むそう塾の桂剥き投稿のスタイルです。
教える側がもの凄く負担を背負いますが、教わる側は自分が何をすれば良いのか細かい指示が出るので、確実に改善しながら練習をすることが可能になります。
ずぶの素人がたった1ヵ月間で驚きの進化を遂げるのがこの方法です。
きっと全国の板前修業中のかたでも、この投稿記事や動画を食い入いるように見ている人がいると思います。
そんなアクセス数字が叩き出されていますから。

過去の先輩の変化をちょっと覗いてみましょう。
まずは幸せコース2期生のKuさんです。
その後結婚されて、今は1児のママで子育て奮闘中です。
ブログ上はkyoroちゃんで、次のような記事を書いておられます。
「幸せコース 6月」
中川さんのブログではこんな感じ。
「練習は嘘をつかない 桂剥き」

幸せコースの2期は8クラスでしたから、64人から桂剥き投稿がありました。
むそう塾の桂剥き投稿でも最も熱い年だったかも知れません。
64人の1ヵ月間の成果を記事にしてありますから、ぜひご覧ください。
「一挙公開ビフォー・アフター」
この中でIs(25−2)さんは、その後まさに涙の出る努力をされて、むそう塾ナンバーワンの桂剥き技術を習得されました。
ビフォー・アフターにある写真は、まだその序の口の段階です。
ブログ上は子象ちゃんです。
桂剥き上達の写真や記事を子象ちゃんのブログで探していたのですが、時間切れになってしまったので、子象ちゃんの自己申告を待ちたいと思います。
子象ちゃん、よろしくね。

こんな先輩もいます。
「最後まで諦めない」
美しい涙ですね。
必死に頑張ったら泣けるのです。

今年は24人の皆さんが桂剥き投稿に挑まれます。
先輩の汗と涙の投稿が中川さんのブログにはびっしりと詰まっています。
動画も含めて沢山の参考資料が載っていますから、それらをじっくり見ながら上達してください。
この1ヵ月間は、人生でどれだけ頑張れるかの試金石みたいなものです。
この桂剥き投稿が良くて幸せコースの再受講をされる先輩が何人もおられます。
下の写真のYa(さっちん)さんも再受講されて、昨日こんなに素敵な腕と笑顔を披露してくれました。
初めての皆さんもYaさんに続いてください。
頑張りましょう!

 
 

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子供の味覚は本物!(中川式拉麺を食べる姿)

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可愛いですねぇ。
嬉しいですねぇ。
重いでしょうねぇ。

ちいちゃなお手々で必死に支えてスープを飲む姿に胸が熱くなります。
子供だからといって、プラスチックの容器にラーメンを盛り付けなかったのが偉いです。
幼い時からほんまもんを。
これがむそう塾スタイルです。

子供は本当に美味しい物は凄い勢いで食べます。
まずい時にはお箸が進まず、遊び始めます。
子供の味覚が健全な証拠ですね。

このラーメンスープは、ぜひ透明の器で召し上がっていただきたかったので、ちゃんと用意されて偉いですね。
ご主人は新たに丼を買うことに当初は難色を示されたそうなので、二つにしたそうです。
でも、盛りつけられたラーメンを見て、「いいやん〜」と器を褒めてくれたそうです。
もちろん、拉麺も絶賛!
お子様の分もこれから買い足すそうです。

 

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3人のお子さんを育てているのに、こんなにお若くて、こんなに綺麗です。
当然ながら、ノーメイクです。
私は彼女の見守るような優しさが好きです。
完全にお母さんの優しさですね。
これが独身女性とは異なる色気です。

 

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2013年版中川式拉麺

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向かって左側のTさんは北海道から通っています。
北海道といえばラーメンの本場なのですが、彼女はそのスープが苦手なのだそうです。
体に負担になるからだとか。
でも、昨日はご覧のように美味しそうに召し上がっておられました。
ほらね、こんなに食べ進みました。

 
 

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中川式拉麺のスープはあっさりしていて、負担にならないのが良く判ったそうです。
中川さんが何度も何度も試作して、「え? 何でこれが?」という食材まで入ったスープは、麺との相性をよ〜く考えて創りだされたお味です。
今年は昨年とはまた違った麺を使っての中川式拉麺なので、すでに上級を修了された方のために、HPの「おすすめ商品」欄にもご紹介しています。
今年バージョンを味わってみてください。

 

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「日本人の体力」より (北緯50度の栄養学)

マクロビオティックは完全に動物性を否定するものではなく、玄米のみを推奨するものでもないのですが、その辺が誤解されていて、著しい偏食状態になって痩せ細っている人がいます。
そういう人を見ると、マクロビオティックって罪作りだなと思います。
でも、マクロビオティックの考え方には素晴らしい哲学としての理論があるので、それを知ることによって人生を何倍にも充実させられたらいいなと思っています。

一般的にはマクロビオティックの考え方ではなく、義務教育をはじめとして西洋的な考え方が幅をきかせていて、病気に対しては西洋医学が圧倒的に浸透しています。
食べ物に関しては栄養学が採用され、数値で栄養管理をする時代になっています。
しかし、その医学も栄養学も、日本人にとってはこの辺で見直しをしても良いように思います。
なぜなら、あまりにも不健康な人が多すぎるからです。

私が一番気になるのは、若いのに不健康という事実です。
これは国の将来を考えても由々しき問題です。
つまり、体力的に昔の日本人より今の日本人の方が弱いのではないかという問題です。
これは肉体的な面だけでなく、精神的な面でも弱さを痛感します。
我が子を見ていてもそれを感じます。
つまり逞しくないのです。

原因は色々ありますが、私は体を使わない暮らし方にも一因があると思っています。
肉体は求めれば求めるほどそれに応えるように出来ていますから、使わなければ退化の一途を辿るわけです。
つまり、今の日本人は退化しつつあるということなのです。
心身ともに退化しつつある途中に私たちが生きているのならば、何とかこれ以上退化しないようにして次の世代にバトンタッチしたいと思うのです。

ちょうど昔の日本人の体力について書かれた記事がありますので、それをご紹介します。
日本にドイツ栄養学が導入された経緯なども参考になります。

「日本人の体力」

これを読んで思うことは、やはり日本人には日本に伝わっている食べ方が一番良いのだということですね。
体の遺伝子は急に変われないから、食べ方もそんなに急に変わらないほうが健康でいられるのは当然だと思います。
そして「北緯50度の栄養学」というのがとても納得できます。
私は北海道の生まれ育ちですから、北緯50度の寒さがどの程度のものかは容易に想像できます。
北緯50度と沖縄が同じ食事で良いわけがないのです。

マクロビオティックでは陰陽という二つのエネルギーの違いに注目してあらゆることを考えます。
その視点に立てば、当然のことながら北緯50度の食事と沖縄(北緯30〜20度)の食事は異なるという結果が導き出されます。
しかし、現実にはそれを無視した食事を続けた結果、今や沖縄では見るも無残な長寿県返上の事態に追い込まれています。
沖縄の姿はこれからの日本の姿でもあります。

むそう塾ではこのような状況に対応するため、日本の伝統食を大切にお伝えしています。
写真は先日の糠漬け講座での一場面です。
高温多湿の日本では、「発酵」が健康のキーワードです。
まさに今はその発酵がどんどん力強くなる季節です。
そんな日本の伝統食を大事にして、真に体に合ったお食事をしてほしいと心から思っています。

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