マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

「第84回 むそう塾 愛クラス」の様子から

昨日は「第84回  むそう塾 愛クラス」を開催しました。
今回の参加者は東京3名・神奈川3名・静岡1名・三重1名・愛知1名・京都1名で、京都より西の方がいないという珍しい回でもありました。
初めての方が4名、再受講の方が6名で、子育て中に玄米ご飯の炊き方が迷路に入ってしまわれた方や、先月に引き続いて連続受講してくださったお二人もいらっしゃいました。

毎回思うのですが、愛クラスはむそう塾の原点の講座で、ここから始まりここに帰るという内容です。
美味しいお料理を習っても、生活の基本は日々の主食にあることを再認識して、また愛クラスを再受講されることは、人生の土台づくりに匹敵すると思います。
そのくらい主食は重要です。
今回も濃い自己紹介があって、あちこちで涙を拭いました。
他の方のお話をお聴きしながら、それぞれが我が身に置き換えて学ぶことも多く、心がスッキリする講座でもあります。
私も中川さんも、この人たちを健康にしてあげたいという気持ちがいっぱいになって、自分たちのするべきことが再確認できる一日になります。
ですから、愛クラスは何度開催しても新鮮で、それぞれがエネルギーをもらえる大切な講座です。

では、昨日の様子を何枚かご紹介しましょう。
昨日は特別に中川さんが枝豆の茹で方をデモしてくれました。
玄米ご飯以外のデモがあるのは、愛クラスが始まって以来のことです。
この枝豆は丹波黒豆なので、一般に夏の盛りに出る枝豆とは違って少し陽性になります。
これからが美味しい季節です。
あっと驚く茹で方は、京料理人というより陰陽料理人の面が色濃く反映された方法でした。
なるほどね〜。玄米炊飯の理論と同じだよね、というのが私の感想です。
一般的な常識をくつがえす方法でした。

丹波黒豆 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

次は福ZENです。
大人気の「あらめビーフン」は錦繍の季節を思わせます。
蒟蒻も陽性な作り方&切り方で、OBENTERSの参考になることでしょう。
福ZEN マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

腹ごしらえも済んで、自己紹介で泣き笑いをして、いよいよ玄米ご飯の炊き方を学びます。
玄米の炊き方教室 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

お鍋の蓋のチェックも行ないます。
お塩やお米の診断もして、その人の体調にピッタリの食材を選びます。
愛クラス マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

全部終了したので、記念写真を撮りました。
たった一日のご縁で終わるか、これから幸せコースでのご縁が始まるか分かりませんが、むそう塾はいつもあなたの健康をお祈りしています。
気になる時はいつでも帰って来てください。
一緒に健康と幸せを目指しましょう。
マクロビオティック料理教室 むそう塾 愛クラス記念撮影

 
 

この後、楽しい懇親会がありました。
あれこれ話しながら確信したこと、決断したこと、いろいろおありだと思います。
将来の夢を叶えるためにも、まずは健康です。
健康な心身を土台に大きく羽ばたける人になりましょう。
まだTwitterデビューしていない方は、早くデビューしてくださいね。
「macro88」をフォローしてくださるところから始めましょう。
お待ちしています♪

 
 
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葉取らずりんごに思うマクロビオティックの陰陽

あなたはどんな林檎を選びますか?
どんな種類がお好きですか?
私は「葉とらずりんご」に興味があったのですが、Facebookで次のようなコメントを読むとなるほどなぁと思いました。
マクロビオティックの陰陽を考えると、最後を太陽(陽性)に当てて甘味(陰性)を引き出すのは納得できたから。
参考までに「葉とらずりんごの誕生秘話」をリンクしておきます。

<Facebookの水木たけるさんの文章より>
ある程度の大きさに成長したりんごは果肉にでんぷん質を十分に蓄えますので葉っぱの役割は終わるのです。
そして葉を適度に落としてやり果実の表面に日光をしっかり当ててやって、高い温度で熟成の期間を長く与えてやる事で早く甘みが乗ってきます。
だから百貨店などに行く高級なりんごはしっかり葉をとって果実を日に当て赤さが強く熟したものが行くのです。
葉とらずは熟成タイミングがとても遅くなるやり方で味を乗せる為ではなく人件費削減の為にやられているものです。量を捌きたい農家が作るものであって本物の味を作るプロはやりません。

これらの記事を読んでいてふっと思い出しました。
岩手県出身でマクロビオティックの指導者である山村慎一郎先生が、「美風さんさあ、俺達が子供の頃って、学校から帰ったらポケットに林檎を入れて、遊びに行ってさ、服でキュキュッと拭いておやつに食べたもんだよなあ」って仰ったことがあります。
そうなんです。慎一郎少年と同じく、私も林檎をキュキュッとして丸かじりしていました。
その時に、林檎の表面の油が林檎を守っているんだと親に教えられたことも思い出しながら。

 
 

葉とらず林檎 マクロビオティック

 
 

(京都の自然食品店から届いた林檎)

 
 
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むそう塾満足コースの授業より

マクロビオティック料理教室 むそう塾 刻みの授業

 
 

むそう塾満足コースの刻みの練習風景です。
写真は茗荷1個を2等分して300枚に刻む練習をしているところです。
包丁が正しく砥げていることの他にいくつもの重要なポイントがあります。
下の動画は桂剥きにした大根を刻んでいるところです。
なかなか綺麗な手つきで、白衣を着たらプロのように見えることでしょう。
手だけを見ていると女性のようにも見えますが、れっきとした男性で、なかなかのフェミニストでもあります。

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10月のじっくりコース・満足コースのお知らせ

今月のじっくりコースと満足コースのお食事についてのお知らせです。
お食事は中川さんが炊き込みご飯を用意してくれます。
どんな炊き込みご飯になるかはお楽しみに♪
(松茸ではありません^^;)
それからお汁はお吸い物になります。
他に盛付け練習のお料理が一品と糠漬けでお食事となり、練習した出汁巻き玉子はそのままお持ち帰りとなりますので、容器をご持参くださいね。
(練習は出汁巻き1本、桂剥き1さく)

なお、10月で前半の練習が終了しますので、少し時間をとって皆さんと一緒に今後のお話し合いをしたいと思います。
いつも塾生さんのためになる講座にしたいと考えていますので、遠慮なくご感想やご希望を述べていただいて、後半が楽しい講座になるようにしたいと思っています。

 
 

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梅干しのクエン酸がカルシウムの吸収を助けてくれます

おぼろ昆布と梅うどん

 
 

先日京都から帰宅する時、家族は外に出ていて私だけだったので、駅に直結するおうどん屋さんで夕食をいただきました。
手打ちうどんのお店で「おぼろ昆布と梅うどん」というのがあったので頼んでみました。
最初ウインドウで見ているとき、あんなに大きな梅干しだと汁が酸っぱくなるだろうなと思ったのですが、梅干し好きな私は気にせず注文したのでした。
おそらく「甘い梅干し」を使っているだろうという予測のもとに。

おうどんが運ばれて来ると案の定梅干しははちみつ処理のされた甘い梅干しでした。
今は梅干し本来のあの酸味が苦手な人が多いらしくて、このようにはちみつ処理をされた梅干しが出まわっていますが、これは絶対食べない方が良いですね。
もし食べるならお菓子を食べるつもりでいただきましょう。
理由は簡単、もう梅干しの効能が半減しているからです。

本来の梅干しはサプリメントと同じくらい力を持つもので、あの酸っぱさのクエン酸が命なのです。
このクエン酸はカルシウムと結合してカルシウムの吸収を助けてくれますから、ミネラル不足と思われる人は積極的に摂ってほしい食品です。
さらに、このクエン酸は体液が酸性に傾かないようにして、乳酸を増やさないようにしてくれるばかりでなく、すでにある乳酸も分解して体外に排出する力を持っています。
昔から一日に一個は梅干しを食べようと言われましたが、それはまさにミネラルを補給して疲労物質を取り除くための生活の智恵だったわけですね。

昔行ったステーキ屋さんで、ステーキに梅干しをつけていたお店がありました。
マクロビオティックの陰陽で考えれば陽に陽と思われるかも知れませんが、クエン酸の力で酸性とアルカリ性のバランスが取れるわけです。
ですから、ステーキを食べたあとに酸味のある果物や梅干しは健康のためには良い組み合わせです。
今食事日記をつけていらっしゃる幸せコースの皆さんも、体の反応を気をつけて観察してみてください。

なお、マクロビオティックでいうところの体質が陽性の人は、梅干しを嫌ったりすることがあります。
動物性がたくさん入っている人も梅干しを嫌ったりします。
そのような人は果物の酸味を積極的に摂りましょう。

 
 
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