マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

2015年度 桂むき投稿回数

昨日の21:00で2015年度の桂剥き投稿が終わりました。
ご参考までに桂剥き投稿の回数を記事にしておきます。
無闇に数をこなすことが上達の秘訣ではないのですが、正しい練習方法で回数をこなすことは上達に欠かせません。
1か月間頑張ったつもりでも結果を出せなかった人は、前段階である包丁砥ぎでつまずいている人が多かったですね。
正確に用意された道具と正しい練習法、その両方をお渡ししていますので、後はご本人のやる気と時間の使い方の問題になります。
ここで終わった終わったと放り出すのではなく、ここをスタートとしてこれからも頑張ってください。
桂剥きも包丁砥ぎも秘伝コースのレベルだって試行錯誤しながら練習しているのですから、それだけ難易度の高い内容なんです。
すぐ出来なくて当たり前です。
でも、難易度が高い分だけ闘志に火がつきませんか?
諦めずにこれからも頑張ってください。
地道な練習は必ず実を結ぶ時が来ます。

 
 

<2015年度  桂剥きの投稿回数>

1 37-5さん 22回(内  大根21回 Air1回 包丁0回)
2 78-3さん 19回(内  大根13回 Air2回 包丁4回)
3 83-1さん 31回(内  大根23回 Air2回 包丁6回)
4 84-3さん 27回(内  大根21回 Air4回 包丁2回)
5 84-2さん 28回(内  大根24回 Air0回 包丁4回)
6 85-2さん 15回(内  大根13回 Air2回 包丁0回)
7 64-5さん 25回(内  大根18回 Air5回 包丁2回)
8 86-2さん 16回(内  大根16回 Air0回 包丁0回)

ちなみに、昨年の投稿回数はこんな感じでした。

 
 

<2015年度 桂剥き・Air桂剥き・包丁砥ぎ投稿回数内訳>
スクリーンショット 2015-07-05 8.54.26
桂剥き投稿回数 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(表作成 スタッフ:麗可さん)

 
 
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京料理人 中川善博によるトマトの皮むき(動画付)

マクロビオティックの料理教室で、桂むきを1か月間にわたってマンツーマンで特訓しているところはないと思います。
一般のお料理教室でさえもそんなことはしていません。
それは限りなく教える側の負担が大きすぎるからです。
それなのにむそう塾ではそのとんでもない負担を引き受けながら桂剥きの指導をしています。
その理由は、「むく・刻む」はお料理の基本であると同時に、お料理の最高レベルに不可欠の技術だからです。
もちろん、美味しく仕上げるための必須要素でもあります。
たとえばトマトの皮をむくときでも、桂むきの技術が必要になります。
ポイントは2つ。
右手で包丁を上下させる。
左手でトマトをまわす

 
 

京料理人中川善博によるトマトの桂むき むそう塾

 
 

(トマトの皮むき 京料理人 中川善博)

では、京料理人の手元をご覧ください。
リズミカルにスルスルとトマトが剥かれに行っている感じがしますね。
これが剥くときの基本です。
剥きたい材料を回す。
頭で分かっていても、なかなか手が動いてくれないのが現実ですが、それは正しい練習量が解決してくれます。

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桂むきの参考画像一覧と「大根を引く」理解のための記事

(むそう塾生 舞さんの桂剥き)
桂剥き マクロビオティック料理教室 むそう塾生

 
 

(むそう塾生の桂剥き 舞さんの手元)
[youtube width=”880″ height=”560″]

今年の桂むき投稿は、まだ誰も「ぴら〜ん」が出来ないまま間もなく6月が終わります。
こんな年は初めてですね〜。
私や中川さんや先輩方が心配になってしまうのですが、当事者たちは当事者なりに一所懸命なので、私からは応援記事だけ書くことにします。
昨年の記事ですが、過去記事を読まない人も多いので、もう一度リンクしておきます。

プロの手元から学ぶ桂剥き上達のための画像一覧
桂剥きの高度の技術「大根を引く」状態を理解するために


蒸気機関車 桂むき むそう塾

幸せコースの皆さん、最後まで諦めず精一杯頑張ってくださいね!
締め切りは7月4日(土)21:00です。

 
 
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「玄米の炊き方秘伝(第89回愛クラス)」を終えて

昨日は「玄米の炊き方秘伝(第89回愛クラス)」を開催しました。
今回は5名の新人さんが集まって、じっくりとお話をすることもでき、なかなか良い雰囲気の愛クラスでした。
お一人おひとりを陰陽で判断して、その人がそれまで抱えてきた心の問題に立ち入らせてもらう場面もありました。
自分では普通と思っていることでも、それはとんでもない考え方だったりします。
みんな自分のことは分からないものなのです。
そんなことをいっぱい吐き出してもらってから、玄米の炊き方デモに移りました。

今回はどこかでマクロビオティックを習ったことがあるという人は皆無で、美味しい玄米ご飯が食べたい一心の食いしん坊さん(笑)や、ご病気を抱えておられてそれを改善したい人、さらには幸せコースでお料理を習いたい人などが集まってくださいました。
ですから、陰陽の考え方はほとんどご存知ないので、マクロビオティックの基本の説明から始めました。
でも、時間がたっぷりあったので、通常の愛クラスより濃厚にマクロビオティックの説明ができて、なんだか陰陽落とし込み講座をしているような錯覚にとらわれました。

でもね、私のブログを10年も前から読んでくださっている方がいらして、感激してしまいました。
それから、よくブログを読んでくださっている人が他にもいらして、過去記事のことを結構ご存知なので、なんだか自然に頭を下げてお礼を申し上げました。
嬉しいですね。ありがたいことです。
ご参加くださった皆さんは次のとおりです。
茨城県1名・埼玉県1名・京都府1名・兵庫県1名・岡山県1名。
さあ、玄米投稿を頑張ってください!
全員でパスポートを取得してくださいね。

 
 

マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(福ZENのメニューより 賀茂茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸し 料理:京料理人  中川善博)

 
 
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なんのための桂むきなのか? お料理のキレとは? キレがある生き方とは?

むそう塾の幸せコースでは、いま桂むき投稿の真っ最中です。
今年はのんびり屋さんが多くて、なかなか例年のような盛り上がりがありません。
お料理にはその人のお人柄や生き方が如実に反映しますが、この桂むきにはイヤというほどその人の精神面や技術面が反映されてしまいます。
そもそも桂むきは難しいものですから、普通の人が出来なくても不思議ではないのですが、この桂むきは実に多くの意味合いを含んでいるので、むそう塾では必須の授業なのです。

そもそも桂むきというのは、お料理を作るときの技術の一つにすぎないのですが、これがちゃんと出来て、刻みもちゃんと出来ると、お料理が格段に美味しく、美しくなります。
そして、出来るお料理の種類が増えます。
基本的な目的はそのためなのですが、もっと深くにはお料理のキレにつながります。
キレのあるお料理を見ると、気持ちがシュッと引き締まる心地よさを味わいますね。
それがたまらなく気持ちのよいものなんです。
キレという言葉は皆さんはどんなふうに解釈されるでしょうね。
ちなみにweblio類語辞書で調べてみると、次のようになっていました。

キレがある むそう塾

 
 

おやおや、直接お料理の言葉としては登場していませんね。
でも、だからこそ、かえって分かりやすいかも知れませんね。
お料理にキレがあるということは、それを作り出す人にもキレが必要です。
ボーッとしていてはキレとは無縁の出来上がりになります。
もしかして、桂むきはしたくないけれど、授業に入っているから仕方なくしているのだったら、それはとても損な話です。
早く桂剥きの期間が終わって、次の美味しいお料理を作りたいと思っていると、そんなに美味しく美しい仕上がりのお料理にはなりません。
それは先輩たちが経験しています。

*   *   *

ここでちょっとお料理から離れてみましょう。
私は今までの人生のことを考えた時、キレのある人と接していると気持ちの良い時間が共有できて好きでした。
キレのある人の共通点は、時間を無駄にしない人が多かったからです。
効率的に時間を使い、気持ちの良い時間を生み出せる力って、誰でもほしい力ではありませんか?
キレって言い換えると氣の世界だと思うんですよね。
氣が調って行くほどキレが増すような気がします。

マクロビオティック料理教室 むそう塾 南京のケン 桂剥き

 
 

これは先日の秘伝コースで、中川さんが作った南京のケンです。
パッと見ると胡瓜と見間違える人も多いのですが、これは料理人さんの腕の見せどころでもありまして、あの硬い南瓜を皮ごと桂剥きにして、その薄さに刻んで行く作業は、やはり桂剥きのレベルの高さなくしては出来ないと思いました。
刻み上がったケンは絹糸のように細く、しなやかでした。
一流料亭といえども、ここまで長い南瓜のケンが登場するところはなかなかありません。
かつてむそう塾の修了式で利用させていただいたお店でも、これより短かった記憶があります。

ま、桂剥きに関しては色々な角度から考察が出来るほど奥深い技術ですが、そんなことを教えているマクロビオティック料理教室は全国でもむそう塾だけだと思います。
この機会をチャンスととらえて、ご自分の可能性を追求されるのも良いでしょう。
頑張ったら頑張った分だけ、ちゃんと応えてくれます。
あなたの人生を氣の良い世界に導くために、キレを意識した生き方をしてみましょう。
そんな人生は清々しくて気持ちの良いものです。
マクロビオティックの哲学とともに、技術面でも氣の良い生き方を可能にすることが出来ます。

 
 
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