マクロビオティック京料理教室 むそう塾」カテゴリーアーカイブ

包丁砥ぎと桂剥き特訓講座の「桂剥き投稿」について

8月18日19日に開催した「包丁を泥で砥ぐことと桂剥きの面圧を理解する特訓講座」は、凄い光景を目にしました。
あれほど「力を抜いて」と言ってもなかなか抜けなかったのに、中川さんの考えた方法によって、見事に静かな音に変わったからです。
「自分を知る」ということを徹底させた結果、静かな音が生まれたのです。

18日は満足コースや秘伝コースの人たちですから、そういう結果はあって当然なのですが、翌日の幸せコースや上級幸せコースの人たちはきっと賑やかな音を立てるだろうと思っていたのに、見事に予想は裏切られました。
あんなに静かな包丁砥ぎ講座は初めてのことでした。
それにしても今年の幸せコースの人たちには上手な人が多いです。
特に火曜クラスはやる気がありますね。

包丁砥ぎは包丁の形(構造)をよく知ることが大事なので、そのための時間も設けました。
この視点は今後何を学ぶにおいても重要です。
戦(いくさ)だって「敵を知る」ことから始まるのですから。

次は面圧です。
いかにして面圧を解除しないで剥けるか?
このことを指の位置と順序を見せながら丁寧に解説しました。
それが出来ると「途中で切れる」現象が格段に減るはずです。

この講座を受講された方々は、受講前に出来なかったことがいっぱい「出来ること」に変わりましたね。
ご自宅でもその「出来ること」をキープしてください。
そして、その上を目指してください。

*   *   *

<桂剥き投稿の方法>

①幸せコースの桂剥き投稿方法に縛られず、自分が診て欲しいところを写真や動画に収めて送る。
②動画は5分以内に収める。
③1本の動画に包丁砥ぎも桂剥きも刻みも収めてよい。
④動画を撮る必要のない人は写真だけで良い。
⑤投稿回数 10回
⑥投稿期間
・8/18受講:9/18)の21時迄
・8/19受講:9/19)の21時迄

 
 

蓮根の桂剥き  マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(蓮根の桂剥き 剥いた人:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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マクロビオティックの盲点
塾生のきょうの100点お弁当
陰陽を感じる日々の暮らし

 
 
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マスカットのみぞれ和え

マスカットのみぞれ和え マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マスカットみぞれ和え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

「あの〜、マスカットのみぞれ和えってどんなお味なんでしょう?」
そんな一言から始まった昨日の瞬速料理講座
期待に違わず、お味は文句なしの美味しさでした。
あちこちから歓声が上がっていましたよ。
「あったりまえだー!」という声がどこかから聞こえて来そうですが(笑)

次回は8月15日。
「あの〜」と言い出されたご本人が登場されて、どんなお顔になるのか今から楽しみです♪

 
 

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へぎ切り・すりこ木の回し方・辛子酢味噌のかけ方(動画集)

幸せコースの8月の授業は酢の物と和え物です。
酢の物が苦手という塾生さんでも、中川さんが教えてくれる酢の物なら食べられるという人が毎年いらっしゃるのですが、昨日もそういうかたがおられました。
不思議ですねぇ。
きっと酢の物が苦手というかたは、あのツンと来るきつさが嫌なのだと思います。
明日の授業でもそういうかたがおられるでしょうかね。

ところで、授業でお教えする技術は、教室ですぐに出来ない人も多いので、動画を何本もアップしてあります。
先輩たちもこの動画で上達していったので、ぜひ動画からも学んで、教室での授業の補習をなさってください。
真の学びは自宅での練習にあります。
頑張ってください!

 
 

九条ねぎと蛸の辛子酢味噌和え マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(九条ねぎと蛸の辛子酢味噌和え 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

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<へぎ切り>
授業では生姜のへぎ切りをお教えしましたが、いきなり生姜だと難しいので、生姜より柔らかい胡瓜で練習すると良いです。
その後大根や人参に進むとスムーズです。

【胡瓜のへぎ切り】
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【人参のへぎ切り】
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【人参のへぎ切りを別角度から】
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<蛸の切り方>
授業で使った蛸は、お魚屋さんで美味しく茹でてくれたものです。
蛸の選び方も美味しさにつながりますので、美味しい蛸を売っているお店を見つけてくださいね。
生に近い茹で上がりの蛸の方が美味しいです。

【蛸の薄切り】
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<すりこ木の使い方>
今のかたはすり鉢やすりこ木を使えない人が多いですね。
でも、むそう塾では上級クラスに進むにしたがって、よく使う道具です。
今のうちにしっかり会得しておきましょう。

【すりこ木の回し方】
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<辛子酢味噌>
【辛子酢味噌を作る時のスピード】
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【辛子酢味噌のかけ方】
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他にも過去記事がたくさんあります。
先輩たちがたくさんの情報を残してくれました。
他のお料理教室とは違って、むそう塾では帰宅後のフォローが第二の授業なので、動画を有効活用して来月までに出来るようになっておきましょうね。
来月にはまた新しいお料理が待っていますから。
ナント! 来月はトンカツとキャベツの千切りです!

 
 

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カテゴリー: 京料理人 中川善博の動画, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | 4件のコメント

なりたい自分になるためにマクロビオティックの食べ方を

昨日は幸せコースの8月の授業がありました。
今日も火曜日も幸せコースがあって、私の座学は「マクロビオティックと食べ方」を話すことになっています。
しかし、座学は実習の後なので、実習の終わる時間で座学時間が左右されます。
この実習時間というのが面白いもので、陽性さんの多いクラスだと早めに終わりますが、陰性さんの多いクラスだと時間が遅くなります。

中川さんはいつも早く終わらせて私の時間を確保しようとしてくださるお気持ちなのですが、塾生さんが理解して納得していただかないと帰宅してから復習出来ないので、皆さんの反応を見ながら進行するわけです。
これが実に難しいバランスですが、今の段階ではまだ皆さんの生き方そのものの癖が出ていますから、仕方のないことでもあります。

でも、これからむそう塾でお料理を習って復習する段階で、必ずスピードが要求されますので、ご自宅でお料理をする際もスピードを意識して練習なさってくださいね。
ご自宅での30日間が本当のお勉強であって、京都に来られる一日はチェックする日なのです。
教室で練習しようとすると、新しいお料理に時間を割けませんから、練習はひたすらご自宅でして、疑問点はメールや写真や動画をお送りください。
お料理関係は中川さんに、座学関係や相談事はマクロ美風宛にメールを送ってくださいね。
このフォローこそがむそう塾の特長なので、最大限に活用してお料理の腕をあげましょう。
むそう塾モードにスイッチ・オン!

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ところで、マクロビオティックの食べ方については私のブログでいっぱい発信していますので、過去記事をお読みいただいていると自動的にインプットできるのですが、昨年のこの記事もとても大事な内容が含まれています。
「マクロビオティックにおける動物性と鱧の生命力」

昨日も放課後に動物性の摂取についてご相談がありました。
マクロビオティックでは動物性を禁じているわけではなく、「必要性を感じれば摂る」というスタンスです。
その必要性は個人差があるので、画一的には申し上げられないのですが、一つの目安として「どんな自分になりたいか?」「どんな生き方をしたいか?」というのがあります。
それは、自分の体は「食べたもののようになる」ので、自分の体と精神をどんなふうにしたいかを考えるのです。
そしてそれに見合ったものを食べれば良いわけです。

気分で食べ物を選んで食べ物に翻弄された人生を送るのがいいか、食べ物の影響を知ってその力を最大限に発揮させた人生がいいかですね。
マクロビオティックの考え方は、食べ物の力を知って効率よく人生に反映させることができますので、「なりたい自分になるために」マクロビオティックの食べ方をご参考にされたら良いと思います。

 
 

うざく マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(うざく 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック京料理教室 むそう塾 | コメントする

【大阪府「主食の重ね食べ」は肥満のもと…ダブル炭水化物が気になる】について

マクロビオティックでは粉物の摂取はなるべく減らした方が良いと考えています。
理由はいくつもあるのですが、やはり腸へのダメージが強いことが一番ですね。
そうはいいながらも、マクロビオティックの料理教室では「車麩のカツ」なんて教えています(笑)
むそう塾も以前はマクロビオティック料理として「車麩のカツ」を教えていました。
でも、一般のマクロビオティック料理教室で教えている方法ではなく、何倍も美味しくした料理方法なのですけどね。

 
 

車麩のカツ マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

中川式車麩のカツ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

しかし、この車麩のカツは実は小麦粉だらけなんですよね。
美味しいけど、そういうのを教えるのは止めようということになって、むそう塾ではカリキュラムから外しました。
そして今は、正面からトンカツを教えています。
体に負担にならない食べ方と毒消し方法をしっかり教えながら。
過去記事:「マクロビオティック料理教室なのにトンカツも?」

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むそう塾は京都にありますので、大阪から通われる塾生さんも多いです。
関西方面のかたとお話をしていると、粉物はおかずの中に定着していて、それが食文化を作っていますね。
ですから、一概に粉物が悪いとか粉物は避けろとか言いません。
それが体に負担になるようなら減らせばよいし、大丈夫ならそんなに気にしなくてもよいだけです。
人の体って本当に個人差があるので、杓子定規で答えは出せないのです。

こういう記事がありました。
大阪府「主食の重ね食べ」は肥満のもと…ダブル炭水化物が気になる

「粉もん」とご飯、肥満の人ほど高頻度 大阪府調査 を受けての記事ですが、炭水化物が体にどういう働きをするかを考えたら、すぐ答えが出ますね。
単純に「食べたい気持ち」に従ってしまうと肥満は助長されるので、そこで一つ、「食べた結果」に思いを巡らせると選択の仕方が変わります。
その判断基準にマクロビオティックの陰陽が大いに役立ちます。

極端に炭水化物抜きダイエットに走ると、これまた陰陽バランスが崩れますので、まずはご自分が口にされる食べ物は「何からできているのか?」に気をまわしてほしいなと思います。
そうすることで現代社会のひずみや矛盾を知ることになったり、いっぱい勉強することになるでしょう。

なお、むそう塾の中川善博はお腹が出ていますが、あれはピザ屋さんの商品開発をしていた時代に、粉もんやそれに合わせるドリンクを朝から晩まで試食し続けた結果の負の遺産です。
決して今重ね食いや大食いをしているわけではありません。
ちなみに、京料理のお店をしていた時にはスリムでマッチョな体だったそうですよ。
食べるものによって体型が変わる生きた見本ですね。

チーズは陽性なので、中川さんのようにお腹がリンゴ型に出ます。
一方炭水化物の摂り過ぎはチーズより陰性なので、お腹が少し下がって洋梨型に出ます。
それらとともにアルコールを一緒に摂るとさらに陰性が加わるので、お腹はたるんでブヨブヨになってきます。
「食べたもののようになる」のは本当です。

 
 
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