マクロ美風の家事アドバイス講座」カテゴリーアーカイブ

マクロビオティックの考え方をお片付けにも活かそう

ふっと、久しぶりに家事アドバイス講座もいいななんて思ったり、望診法講座もいいななんて思ったり、開催したい講座はたくさんあります。
でも、日程がなかなか厳しいですね。
よくお片付けが苦手とおっしゃる人が多いのですが、それは心の整理がついていないからですね。
片付けるという行為は結果であり、その前に判断と決断を必要とするからです。
その判断と決断部分でウロウロしている人が家の中もゴチャゴチャしているわけです。

心も脳ミソもゴチャゴチャ。
いやですねぇ。
片付けの判断なんて瞬時に出来なければ陰性が多すぎます。
もし決断が出来ているのに散らかっている場合は、片付けの方法が分からないわけですから、この場合は簡単に片付けられるようになります。

私はいつも「お片づけはハイハイを始めた赤ちゃんでも出来る」と言っています。
親が片付けのお手本を示すと、ハイハイしながらちゃんと片付けます。
そのしぐさは本当に可愛いものですよ。

片付けの延長で引っ越しをされる人もいます。
先日も引っ越しをされて心機一転し、実に爽やかな笑顔になった塾生さんがいました。
引っ越しは最高の片付けチャンスですね。
陰陽でしっかり土地と家と間取りとそれらの氣を考えての引っ越しでした。
住まいからは大きく影響を受けます。
ぜひ陰陽で考えてみましょう。

マクロビオティック料理にこだわっていても、家のことやお片づけやお掃除がイマイチでは、マクロビオティックの精神を反映した生き方とはいえません。
お料理の効果も薄いです。
心のスマートを実現するためにも、身の回りはいつも綺麗に整理しておきたいものです。
それでこそ初めて氣の流れがスムーズになって、陰陽バランスの取れたマクロビオティックな生き方が軌道に乗ります。

食べ物から哲学へ。
マクロビオティックの奥義を探る旅をしませんか?

 
 

教室の掛花 むそう塾 マクロビオティック

(教室の掛花 むそう塾)

 
 
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マクロ美風の家事アドバイス講座(45) 緊張感のある時間を増やす

久しぶりに家事アドバイスの記事を書きます。
というのも、秘伝コースへの実技試験をしてみて感じたことがあったからです。
昨日ですべての受験者の試験が終わりました。
2回の試験をとおして感じるのは、いかに皆さんが緊張に弱いかということです。
単純に言えば度胸がない、ということになります。
その理由は簡単です。
緊張する経験が少ないからですね。
いかに幸せに時間に追われずに暮らしているかが一目瞭然でした。
それからもう一つは、体験が少ないこともあげられますね。
多くの体験は度胸を生み出します。

 

カモメ

 

「スタート!」の声で始まった桂むきのテスト。
刻みに至る時間配分が一番上手だったのが写真の彼です。
仕事で厳しい場面を経験されているからだと思います。
反対に刻みまで到達出来なかった人が2名いました。
後者は完全に時間配分が頭にありませんね。

常々思うのですが、専業主婦をしていると時間がたくさんあるのに、その割に多くのことをこなせません。
それは追われていないからですね。
子育てをしている人と子育てをしていない人では、はっきりとその差が出ます。
でも、ただ追われるだけでは駄目なんですよね。
自分で積極的な時間の使い方ができているかどうかがポイントです。
つまり、時間をカウントダウンして使うのです。

24時間を何に何時間、何に何分、と大きく割り振って、「何分でこれを仕上げよう!」というふうに取り組むのです。
ということは、いつも自分の行動を分単位で把握できていることにもなります。
むかし某先生と打ち合わせをしていた時、原稿の催促電話が鳴って、すっかり原稿の締め切りを忘れていたその先生は、「◯分待っててね、原稿を書いてくる」と言って席を立ちました。
そんな時間で書けるのかなあと思っていたのですが、予定の時間で戻って来られました。
後日その時の原稿を本で読むと、なかなかうまくまとまっていて、さすがだと思いました。
それは何百字を何分で書くという目安が出来ているからですね。

そんなふうに、自分のするべきことをいつも「何分でできる」という感覚を養っておくことが大事です。
例えば上記の桂むきですが、ただ漫然とむき進むのではなく、時間を意識して練習しておくことも大事なのです。
それが家事についても当てはまります。
一日かけてのんびり家事をするのではなく、暮らしに必要な家事はさっさと片付けて、その残りの時間をいかに使うかがその人の生き方の問題ですね。
案外と時間は生み出せるものです。
それにはスピードアップしかありません。

私は京都と埼玉を毎週往復していますから、専業主婦の方と同じように家事をしていたのでは、とてもむそう塾を運営することはできません。
すべては要領よく、計画的に、スピード勝負の毎日です。
皆さんにもその力が必ずあります。
それを眠らせているだけなんだと思います。
訓練次第でいくらでもその能力は向上しますので、ぜひ今日からでも取り組んでみてください。
案外ダラダラしていた自分を知るはずです。

ま、暮らし方に陽性を!
ということになりましょうか。
時間は結果として「かかる」ものではなく、何分「かける」かです。
自分の意識次第でその時間は何とでもなることを日々の家事でお試しください。
時間がないから出来ないというのを口実にしておられるかたは、「かける」意識が足りない場合が多いです。
ですから、お仕事を持っていても、子供がいても、やりたいことに取り組むのは可能なのです。

きょうは時間の使い方についてのアドバイスでした。
この記事を読んで実行されるかた、されない方、様々だと思いますが、その蓄積が間違いなくあなたの人生になるのです。
一日の過ごし方は一生を左右することに気づいてほしいと思います。
その土台は、自分を知ること。
客観的に知ること。
そして、経験を多くすること。
これに尽きます。

 

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Yシャツのアイロンのかけ方(家事アドバイス)

先日の幸せコースの放課後、アイロンかけの話が出ました。
子象ちゃんが「美風さんの方法でYシャツのアイロンかけがうまく出来るようになってね」と話していたら、麗可ちゃんがその方法を知らないとのこと。
あれま。そういう人のために記事にしておきます。

ちょっと流派の違いもありますが、私がオススメする順番は次のとおりです。
1 襟(裏→表)
2 ヨーク(肩の部分ね)
3 カフス(裏→表)
4 袖(袖下→袖口→袖山)
5 身頃(右→後ろ→左へぐるっと一周)

コツは最初に全体を霧吹きで湿らせることです。
それから手早くかけること。
モタモタしていたら乾燥してきちゃうから。
試してみてね〜♪
アイロンかけとエプロン)より

*   *   *

それから、余計なことですがブログ上で家事アドバイスをしておきます。
お稲荷さんの包みに使われたバンダナですが、これは水分が足りない状態でアイロンかけがされています。
もっと湿らせてから高温度と圧力を加えると、小じわがとれてバシッ!と仕上がります。
アイロンをかける前に生地をしっかり確認しましょう。
綿100%なら相当水分が必要です。
このバンダナは綿100%です。

 

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氣の良し悪し

GWの前半が終わって、きょうはお仕事の人も多いかと思います。
あなたのGWの後半はどんなご予定でしょうか?
そもそも休みというとなぜ旅行に行きたがるのか?
それは非日常を求めるからですね。
日常が満たされていても、気分転換のため旅行をする人も多いでしょう。
反対に日常が思うように行かないので逃避の意味で旅行をする人も多いでしょう。
あるいは定期的に刺激を求めて旅行を楽しむ人もいるでしょうね。
どんな目的であれ、そこには氣の変化があります。

大抵の場合、旅行の目的地になるところは氣の良い場所が多いです。
「氣が良い=バランスが取れている」ことがほとんどなので、その場所や物は安定感があるのです。
それゆえその安定感を求めて人は集まるんですね。
その人の陰陽度で目的地の選び方に差があるのですが、それがまた面白いのです。
旅行に行かれた方の後日談報告を楽しみにしております。

さてさて、このブログをお読みくださっている方の中には、旅行に行かずにお片づけ実行中の方も多いと思います。
まずはお疲れさまでございます。
そして、何より日に日に気分がスッキリとして来ているのではないでしょうか?
それは紛れもなく氣が良い方向に向かっている証拠ですね。

場所・物・人すべてに氣は宿ります。
自分の住む場所の氣を調え、氣の良い人や物に触れていると、知らず知らずのうちにあなたの氣が浄化されて行きます。
そういった暮らし方をしていると、後天的であっても瞬間的に氣の良し悪しを見抜けるようになります。

人生は長いようで短いです。
限られた時間を氣の悪いことに奪われるのではなく、愉しく心躍る瞬間の連続にして、人生を遊び抜こうと提唱しているのがマクロビオテッィクです。
マクロビオテッィクを実践するという言い方より、マクロビオテッィクを生きるという方がぴったりな感じがします。

お掃除とは、氣を高めるための手段であることを桜沢如一先生は説いています。
誰のためでもない、この自分のためにお掃除を喜んで出来る人でありたいものです。

 
 

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植物の存在はグンと氣をアップさせます。
陰陽バランスの完成度が高いものほど氣が良いことを頭に入れておきましょう。

 

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掃除とは心を掃除することである(家事アドバイス)

「マクロ美風の家事アドバイス講座」をご希望される方がいらっしゃるようなのですが、今すぐには講座開催の時間が取れませんので、ちょっとだけポイントを。
なぜなら、これからゴールデン・ウイークなので、お掃除やお片づけには最高の季節だからです。
爽やかな季節とともに、あなたのお家にも気持ちの良い氣を呼び込みましょう。

端的に言ってしまえば、掃除とは生き方の原点だということです。
単なる整理術としても巷には色々な方法があって人気者になっている人もいます。
これはお片づけを苦手とする人が、物を整理してお掃除をすることによって、心地よさと気持ちの変化を実感できるからです。
片づけられない人のために、お金を払えば代行してくれるプロまでいる時代ですが、ぜひとも日々のお片づけは自分でできる心を持ちたいものだと思います。
それは片づけることによって心が浄化されていく爽快感があるからです。
それを他人任せにするなんてもったいないですね。

問題は継続できるかどうかです。
いっときは思い立ってガーッと実行するのですが、その後は続かないという人がいます。
こういう人が実に多いですね。
それはね、氣の存在にまだ気づいていないからです。
氣ってなあに?と思われる人もいるでしょう。
見えないけれど大事な存在。
この世は見えないものの方が大事で、見えるものなんてその結果です。
見えないものを感じてこその人生です。

マクロビオテッィクの創始者である桜沢如一先生は、掃除をとても大切に考えておられました。
それは「氣」につながるからです。
ですから桜沢先生のお弟子さんたちは、桜沢先生より早起きしてお掃除に精を出したいきさつなどが本に書かれています。
桜沢先生ご自身がとてもお掃除をなさる方で、逸話も数多く残されています。
それはその空間を綺麗にするためだけではなく、ご自身の氣のためにもされていたのでしょう。
綺麗な空間からは良い氣が入り、汚い空間からは悪い氣が入るからです。
それは「宇宙の秩序」を大事にすることにほかなりません。

むそう塾でもお掃除は重要な位置づけです。
それは精神のありように大きくかかわるからです。
家の汚れはその人の心の汚れです。
ですから、お掃除をきちんとしていないお店は、それだけでも繁盛から遠のいてしまいます。

一般家庭でもそうです。
整理もお掃除も行き届いていないお宅は、それだけ氣の流れが悪いわけですから、当然事故や怪我や災難に遭う確率が高くなると考えられます。
持ち物を整理整頓して、きちんとお掃除して、氣の澄み切った家に住んでこそ、元気に暮らせるというものです。

なぜ新年を迎える前に昔から大掃除をして清めるのか?
それは昔から「氣」の存在を意識した暮らし方をしていたからです。
もしあなたが今、物事が思うように行かなかったり、事故や怪我や災難に遭った経験がおありなら、早急にお片づけをしましょう。
その氣の悪さを払拭するべくお掃除をしましょう。

ゴールデン・ウイークは旅行と決めつけないで、コツコツとお片づけをしましょう。
確実に氣がアップして、その後の展開が違ってきます。
「氣」とはそういうものなんです。
占いに出てくる運気とは違って、いつでも誰でも自分を向上させることの出来る方法としての氣の管理。
それをあなた自身でコントロールできます。

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(鴨川の上の空)

晴れた日は気持ちの良いものです。
家の中にも風を通し、氣を通し、あなたが元気に暮らせる場所として心を込めてお掃除をしましょう。
「掃除とは、心を掃除すること」なのです。

■参考記事
「なぜ掃除をするのか?」

■お掃除やお片づけの参考のために「マクロ美風の家事アドバイス講座」のカテゴリーがあります。
ブログのお引っ越しに伴って過去記事のカテゴリーと記事本文の段落がグチャグチャになってしまって、氣の悪い状態で申し訳ないのですが、コツコツと直して行きたいと思いますので、参考にしていただけたら幸いです。
現在は「マクロ美風の家事アドバイス講座」のカテゴリーとして記事を集めるため頑張っています。
75の記事がありますので、まだまだです。

 

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