子育て・野口整体・アトピー」カテゴリーアーカイブ

私が玄米ごはんと和食をおすすめする理由 子育て中の食事のポイント 

【癖】

人間というものは誠に面白いもので、癖によって生きているといっても過言ではありません。
昔から「無くて七癖有って四十八癖」といいますから、もう癖の塊が人間だと思った方が現実的です。
しかし、その癖というのを、本人は案外知らないものです。
全部無意識で行われているからですね。

食事に対する癖もあります。
その「癖」の結果として偏りが出ると、本来持っているはずの体力が出なかったり、体調不良に陥ったりします。
それに精神面でのストレスなどが加わると、病気になったりしますから、癖といえども侮れません。

その「食べ癖」を見直したら、もっとあなたはパワーアップできますよ。

 
 

【朝食】

あなたは朝食を食べる派ですか? 食べない派ですか?
もしかしたらそれは癖ですか?
それで体調がよくて、仕事もバリバリできるならそれでよいのですが、そうでないならその癖を見直すのもアリです。
低体温だったり、寝起きがつらい人は、むしろ朝食を軽く摂った方がよかったりします。

また、肉体労働だったり、お昼ごはんが遅くなる人は、朝はしっかり摂った方がよいですね。
あ、授乳中のママもここに入ります。
育児は肉体労働なのです( ー`дー´)キリッ

 
 

【朝食の種類】

朝食は基本的に、その時の自分が食べたいものを食べるのでよいのですが、単純に洋食と和食に分かれますね。
これも癖だったりします。
育てられた環境を引きずっていることが多いです。

これもその人が元気にフル活動できる状態ならよいのですが、そうでないなら反対にしてみることをおススメします。
一般的に洋食は油分を使うことが多く、和食は油分は多くないのですが塩分が多めになります。
しかし、この塩分は体にとって必要なものなので、塩分を気にする人はそのお勉強から始めましょう。
減塩がよいと思い込まされていませんか?

 
 

【ごはんの種類】

ほとんどの人はごはんと言ったら白米を連想されるでしょう。
でも、健康に関心のある人は、分づき米だったり雑穀を混ぜたり、玄米を召し上がっているかもしれません。
私もこれらを全部経験しました。
その結果落ち着いたのは、玄米とたまに白米です。
基本は玄米ごはんなのですが、おかずによって白米を選ぶことがあります。

これは私が何十年も試してみて、体で感じ、塾生さんにも玄米や白米を召し上がってもらって、健康状態をチェックして到達した食べ方です。
玄米ごはんの方がやっぱり体力がつきます。
毎日の積み重ねが下半身を強くしてくれるのを実感します。

塾生さんの中には糖尿病患者さんもいますが、この食べ方で元気に働いてくれています。
玄米ごはんは食後の血糖値が急激に上がらないので、糖尿病の人には強い味方となってくれます。

 
 

【子育て中の食事】

子育て中は断然和食で育てることをお奨めします。
理由は簡単。和食は成長に必要な栄養素を摂りやすいからです。
栄養栄養と神経質になりすぎる必要はありませんが、子育て中は何かと忙しいし、お食事の準備も大変です。
ですから、食材の力に頼った方が育児がうまくまわります。

白米と玄米の栄養素の差は歴然としていますし、ごはんは加工がしやすいです。
つまり、ごはんはおにぎりにすればおやつにもなるし、炒飯にすれば1食まかなえます。
子育て中はこうして、ジャーにごはんがあるだけで救われるのです。
さらに、ごはんにはパンにない栄養素がいっぱいあります。

玄米ならミネラルや繊維質も豊富なので、もっと理想的です。
それだけ玄米には栄養分が多いので、おかずが少なくてもOKなのが嬉しいところです。
ミネラルは現代人が一番不足しているものですから、それを主食から補える玄米は最強ですね。

ということで、忙しい子育て中には、玄米ごはんを炊いて、お味噌汁とお漬物(できれば糠漬け)があれば7割完成です。
常備菜があれば、あと1品を作って百点満点!
これならなんとかなりそうだと思いませんか?

 
 

【和食のメリット】

なんといっても一番のメリットは、主食の概念があることです。
まずご飯で5割程度を摂り、その残りを植物性や動物性の割合を考えればOKなのですから。
その比率を崩すと偏りが出て、長い間には病気へと発展してしまうこともあります。

それから和食には水分が多く含まれていることです。
そもそも和食を料理するときには、蒸したり茹でたりする工程が多いので、出来上がりに水分が多いのも納得ですね。
またご飯もパンより多くの水分を含みます。
こういう点が食べやすさにもつながっていることに気づけたら、パンとのつき合い方も上手になると思います。

これは、お食事全般だけでなく、一日中にどんな水分を摂るかという問題とからめて、とても重要なことなのです。
お食事に水分が含まれていれば、別途飲み物を補う必要がありません。
しかし、パサパサのものばかり食べると、必然的に飲み物をほしくなります。
この飲み物が健康に与える影響はとても大きいのです。
ここまで考えて「何を食べるか?」を選択するようにしましょう。

 
 

【上級者】

むそう塾では上のような食べ方をマスターされた塾生さんには、パンの焼き方も教えています。
時々軽いものをほしい時がありますし、小さいときからパンに馴染んで育った人もいらっしゃるので、そういう人の食習慣も満たしてあげたいからです。

むそう塾で教えるパンは、市販のパンとは違って体の反応が驚くほどよくて、皆さんがビックリされます。
逆に言うと、市販のパンにはいかに色々なものが入っているかということですね。
食材の問題は本当に大きいです。

安心できるだけでなく、ものすごく美味しいパンが自分で焼けるようになって、和洋のお食事を自由に楽しめる食生活。
こんな暮らし方が素敵ですね。

 
 

【コロナに負けないために】

子育て中はなおのことですが、全世代を通じて貝類を摂るようにしましょう。
今はコロナ禍でもあり、マスクをしている人が多く見受けられます。
そうするとどうしても酸素不足になるのですが、鉄分が不足していると、体内で酸素を運搬する力が弱ってしまうため、免疫力も下がってしまいます。
子どもの場合は発育にも大きく影響します。

貝類には鉄分が豊富に含まれているので、毎日摂ってもよいくらいです。
ぜひ貝料理にも挑戦してみましょう。

 
 


(しじみのお味噌汁 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

【「玄米の炊き方秘伝講座(愛クラス)」のご案内】

玄米の炊き方をお教えする講座が、2021年7月25日(日)に開催されます。
詳しくはこちらの記事をごらんください。

 
 
カテゴリー: 玄米の炊き方講座, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, 食べたもののようになる, 子育て・野口整体・アトピー, 新型コロナウイルス, からだ | コメントする

マクロビオティックの指導現場から お弁当が育てた子どもの心

検索をしていたら、むそう塾のお弁当写真が出てきました。
ひと目でむそう塾生のお弁当は判別できますね。
理由は簡単、整っているから。

 
 


(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生さんのお弁当)

 
 

懐かしいなあ。
“姫”さんの作ったお弁当です。
クリックすると私のブログ記事が登場しました。
マクロビオティックの指導現場から 「子供のお弁当」(2014.5.15)という記事でした。

姫さんは今年から秘伝コースに通われています。
満足コースまで進んでいたのですが、ご家庭の事情で間が空いていました。
この写真のお弁当は7年前のものですが、当時のお子さんたちも大きくなって、中学生のお子さん(男子)はお料理にとても関心があるそうで、中川さんから玄米の炊き方を習いたいそうです。

そういえば先日、別の塾生さんから、まだ幼稚園児のお子さんの話がありました。
「いつになったら私もお料理を習えるの?」と聞かれたそうです。
どうやら、京都に行って美味しいものを習ってきてくれるお母さんに憧れているようです。
「なんだか、京都には楽しいことがあるらしい」と思っているのでしょうか。

そうしたら別の塾生さんも、「うちの子も中川さんからお料理が習えるのを楽しみにしているの」とおっしゃるではありませんか。
まだ小学1年生になったばかりなのに。
お母さんが中川さんに習って来たお料理を作ってくれると、美味しいのが分かっているからだそうです。

すごいですねぇ、子どもの味覚って本当に正直です。
小さいうちに正しいお料理の味をインプットしてあげると、こんなふうにお料理に関心を示してくれるんだなあと嬉しくなりました。
美味しいって大事です。

子どもは楽しいものや、美味しいものに素直に反応するので、きっとお料理も楽しいことの範疇に入っているのかもしれません。
こう思ってくれたらシメたものですね。

お料理を楽しいと思えたお子さんは、将来が明るいです。
自分を積極的に支えていけるだけでなく、誰かを喜ばせることだってできるからです。
こんなお子さんたちが増えてくれて、心から嬉しく思っています。

 
 
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むそう塾生に赤ちゃんが産まれました!

嬉しいメールが届きました。
塾生の“けいと”さんからです。

 
 

<けいとさんからのメール>

中川さん
美風さん

こんにちは。
ご無沙汰しております。
けいとです。
3/17に第二子となる男児を出産しましたのでご報告します。お陰様で出産はスムーズで時間もかからず、母子ともに大変元気にしています。

第二子は助産師さんも驚くほどおっぱいを飲む欲求が強いそうで、食いしん坊の我が家に産まれた子らしいなぁと思っています。

また、妊娠中から夫がよく玄米炊飯をしてくれて、体調不良の時は本当に助かりました。

これから、2人の男の子を育てるという、私にとって未知の世界が始まりますが、不思議と不安はありません。
折々ご相談させて頂くと思いますがこれからもどうぞ宜しくお願い致します!

けいと Ka43-6

 
 

【生後1日目】
(ようこそ、第二子ちゃん♪ いつか抱っこできますように。)

*   *   *

<マクロ美風より>

けいとちゃん、ご出産おめでとうございます!
大仕事をお疲れ様でした。
お産がとても軽かったとのこと、心からホッとしています。
ご主人さまが玄米ご飯を炊いてくれたんですね。
なんて素晴らしいことでしょうか!
優しそうなご主人さまだったから、けいとちゃんを助けてあげたい一心だったのでしょうね。

そして、おっぱいもいっぱい飲んでくれる第二子ちゃん。
お写真を拝見していると、頑張って産まれてきてくれたんだねって気持ちになります。
しっかりしたお顔立ちに、すでにやんちゃの片鱗を感じてしまいます(笑)
頼もしくていいですね(^o^)

これから大忙しの日々ですが、どうかお元気に乗り切ってくださいね。

 
 
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むそう塾生に赤ちゃんが生まれました!

昨日、嬉しいメールが届きました。
むそう塾生の“ともりん”からです。

 
 

<ともりんからのメール>

美風さん、中川さん、大変ご無沙汰しております。35-2の◯◯です。
今日はうれしい報告があります。2021年2月27日、第二子となる男児を出産しました。

第一子で既に40歳だったところ、今回は44歳での出産でした。
出産は予定日より半月程早く、分娩の途中から赤ちゃんの数値が下がってきてしまったため怒涛のようなお産となりました。直後は産声を聞けずにしばらく処置が続き気が気ではありませんでしたが、その後はまるで何事もなかったようにケロッとし、元気によく泣きよくおっぱいを飲む赤ちゃんです。

妊娠中は、2度目という気持ちの余裕と、その分歳を重ねていることへの不安とが入り混じる時間でしたが、短時間のお産とメスを入れずに済んだお陰でか、幸いにも産後の身体の負担は随分免れたように思います。とはいえ、無理はせずしばらくは身体をゆっくり休めて、これからの男子2人のかあちゃん業に備えます。
また今後もどうぞよろしくお願いいたします。

◯◯(35-2)

 
 

(初めまして! 元気に育ってくれますように。)

*   *   *

<マクロ美風より>

ともりん、ご出産おめでとうございます!
そして、お疲れさまでした!
44歳でのご出産、なんという快挙でしょうか\(^o^)/
お産が軽く済んで、本当によかったです。

これからは男性3人に囲まれて、陽性のど真ん中で暮らすことになるので、環境にどうか良い陰性が登場してくれることを願うばかりです。

ゆきりんさんも大喜びのことでしょうねぇ。
しばらくお会いしていませんが、彼女の笑顔が目に浮かびます。

スヤスヤと眠っているご子息を眺めていると、内なるエネルギーをもらえますよね。
これからのご成長をバアバの気持ちで楽しみにしています。

 
 

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満足コースのドレッシングが子どもに自信をつける うれしかったこと

「マクロビオティック京料理教室 むそう塾」の2月の「満足コース」は、「帆立づくし」の授業でした。
昨年から「満足コース」のカリキュラムが新しくなって、基礎練習期間を6ヵ月から3ヵ月にしました。
そして、お料理を3ヵ月分増やしたのですが、その一つがこの「帆立づくし」だったのです。

中でも、「帆立のフライ」用に開発されたドレッシングが、あまりにも美味しくて、日曜クラスでも、月曜クラスでも大絶賛でした。
早速自宅で復習して投稿してくれたのですが、ご家族様の感動がとても嬉しかったので、記事にして共有したいと思います。

*   *   *

<おたにさんの投稿文より> 抜粋

息子にはサラダとフライを分けて盛り付けようかと思っていたのですが、
お皿に盛り付けていたのを見た息子が、大人と同じように盛り付けて欲しいと
リクエストしてくれたので、授業と同じような盛り付けをしてみました。
「わー!豪華」と食べる前から大喜びで、「ソースを沢山かけて!」とリクエストがあったのでドレッシングを沢山かけて出したところ、黙々とフライもサラダも残さずぺろりと
食べてくれてとても嬉しかったです。
普段あまりサラダを食べないと思い、あまり作らなかったのですが、
中川さんのおっしゃっていたように思い込みは良くないなと思いました。

夫も息子もフライもサラダも気に入ってくれて、「また作ってもらおうね!」と
言ってくれて作った甲斐がありました。
ちょうど息子も食べられるものの幅がグンと広がってきたので、色々習っておいて
よかったなーと日々感じています。

*   *   *

<きよさんの投稿文より> 抜粋

予想通り、主人にも大好評でした。
ドレッシングも、美味しいと言ってくれました!

娘は、ドレッシングの美味しさに感動して、
これなら生野菜が美味しく食べられるねと喜んでいました。
ドレッシングは、1回に4倍量くらいはつくらないと、すぐになくなってしまいます。
「おみそさん」と共に、常備品になること間違いなしです。

*   *   *

<ナッパさんの投稿文より> 抜粋

お弁当投稿で見かけていた帆立フライにこんな隠し味があったとは驚きでした!
〇〇の味が新鮮でとても美味しかったです。

短時間で出来上がるので、また我が家の定番となりそうです。
お弁当にも使わせていただきます。
作っていてフライ自体はすっかり慣れてきたなと感じました。
揚げ物なんて面倒で、自分の家ではほぼしていなかった昔が懐かしいです。

満足ドレッシングも家族に好評で、
生野菜が苦手な子どもたちも、ドレッシング多めにしてあげると食べてくれました!
沢山かけているのを見ても、安心して見ていられるのがいいですね。
フライにも、何にでも合いそうなドレッシングで嬉しいです。

*   *   *

<マクロ美風より>

投稿してくださった皆さん、ありがとうございます。
昨年受講された先輩が、「このドレッシングを習っただけでも満足コースに来た甲斐がある」と言ってくれたドレッシングです。
生野菜にはもちろんのこと、揚げ物にも焼き物にも、お魚にもお肉にも合う万能ドレッシングですね。

私がとても嬉しかったのは、野菜嫌いのお子さんたちがパクパク食べてくれたことです。
無理に強制するのではなく、「美味しいから食べる!」という姿が泣けるほど嬉しいのです。
それはお料理を作るお母さんにとっても、「嫌いで食べられないものがある」と思い込んでいるお子さんにとっても最高に嬉しいことです。

特にお子さんの精神面に与える影響は大きくて、この場合は「食べられた自信」を生み出します。
「食べられない」と「食べられた」の違いは大きいのです。

私は子育ての目的は「子どもに自信をつけてあげること」だと思っています。
そういう観点からも、このドレッシングは親子双方にとって恵みのお料理だなあと感じています。

これからも、お料理を通して子育ての悩みが解決したり、自信を深めることが出来るよう応援しますので、一緒に頑張りましょう。
そして、これから満足コースに進まれる皆さんは、どうぞお楽しみに!

 
 


(帆立のフライ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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