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玄米は炊き方次第、食べ方次第で毒にも薬にもなるから注意しよう
ちょっと過激なタイトルをつけましたが、これが本当に実感なのです。
玄米に関しては、賛否両論が飛び交っていますが、長年玄米と真剣に向き合ってきたむそう塾としては、すべては炊き方次第、食べ方次第と言い切れます。
まず玄米は、とにかく硬い炊きあがりで食べてはいけません。
胃腸を傷つけるからです。
そして、こういうのはまだ胃腸が未発達の子どもに食べさせてはいけません。
よく、硬い玄米ごはんは「よく噛んで食べてね」と指導するところがありますが、これが一番実行しにくいことです。
大人だってよく噛まない人が多いです。
でも、よく噛めと言われるとストレスになるし、噛んでいる間に温かいおかずは冷めるし、なんだか悲しくなってしまうんですよね。
だったら、白米と同じような感覚で食べられる玄米ごはんを炊けばいいじゃないかと、考え抜かれたのがむそう塾の炊き方です。
何も特別なことはしていません。
単に炊き方だけを工夫したのです。
と、簡単に書いていますが、この炊き方研究は並大抵なことではありません。
炊き方をほんのちょっとだけ変えながら進めていく、気の遠くなる作業です。
京料理人中川善博は、この作業を何百回もこなしました。
当然のことながら、お米の種類や季節による違いも考慮します。
こうして炊き上げた玄米ごはんは、胃腸を傷つけませんし、小さなお子さんも喜んで食べてくれます。
現に幼稚園のお弁当に玄米ごはんを持参しているお子さんも多くいます。
***
つぎに食べ方ですが、年がら年中玄米ごはんばかりだと飽きませんか?
そこは陰陽バランスが大事ですから、白米と白米にピッタリのおかずを楽しめばよいのです。
麺類もいいですね。
パンもいいですね。
私が長年観察していて、玄米を食べて体調が悪い人は、次のような人たちです。
1 玄米ごはんが硬い
2 ストイックに玄米菜食をして動物性をいっさい食べない
3 長年毎日玄米ごはんを食べ続けている
4 まずいと感じるのに玄米を食べれば健康になると信じて食べている(玄米信仰)
5 玄米ごはんを楽しめていない
6 偏った健康方法にのめり込んでいる
もしあなたが5つのうちの1つでも該当するなら、それを変えていきましょう。
変える手段はむそう塾に全部あります。
まずは玄米を柔らかく炊くところからですね。
そのためには、「絹玄米ごはんの炊き方教室」を受講されるのが一番です。
驚きの柔らかさですから。
***
ところで、「絹玄米ごはんの炊き方教室」ですが、この講座で使っているお鍋がついに入手できなくなりました。
製造されなくなってしまったのです。いいお鍋だったのに…
それで、泣く泣く別のお鍋でただ今研究中です。
また、「次の玄米ごはんの炊き方教室は、いつ開催されますか?」というお問い合わせが来ております。
少し間があいて申し訳ないのですが、7月17日(月)はどうかなと思っています。
この頃に開催したいおかずの単発講座もあるのですが、むそう塾の原点である玄米ごはんも大切にしたいのです。
この日に間に合うように、すでに中川さんは新しいお鍋で研究を始めています。
どなたが召し上がっても、薬になるような玄米ごはんを目指して。
楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。
(絹玄米ごはん 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, 玄米の炊き方講座, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ
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コロナワクチンによるスパイクタンパクの怖さ 荒川央先生の本より
最近、ワクチン接種の後遺症と思われる病気になった人の報告が多くなりましたね。
マスコミでも少しずつ取り上げられるようになりました。
むそう塾生のご親戚でも、そのような例が相次いでいて心を痛めています。
塾生さんにはワクチン接種はおすすめしない旨をお伝えしていましたが、塾生さんだってご親戚の人たちまでは働きかけられません。
ご自分の親にですら受け入れてもらえなかった例はいくつもあります。
そして、すでに親を亡くした人もおられます。
当時はテレビを観ている人が先を競うように接種されていました。
新型コロナ騒動から3年間をかけて、やっと今少しずつワクチン接種に疑問を持つ人が増えてきたように思います。(これは私の希望的観測ではないことを祈ります)
それは身近で、元気だった人が急に体調を崩して、考えられないような悪化の一途をたどったり、末期がんになっていたり、急に老けたり、急死されたり、驚くような変化が起きている現実が多いからだと思います。
そして、これらの現象はもっと増えていくことでしょう。
なぜなら、ワクチン接種をした人があまりにも多いからです。
今からでも遅くはありません。
すでにワクチンを接種された人たちは、これから我が身にどんなことが起こりうるのか、あるいは周りの人たちに起きた症状が何を意味するのか、それを理解する努力をしましょう。
テレビや新聞ではなかなか出てこない情報にこそ真実が秘められています。
私は次の2冊の本をおすすめします。
途中で難しいところがあるでしょうから、理解できるところだけでも読んでみましょう。
それでもずいぶん学びになるはずです。
そして、まわりの人たちに起きていることが納得できたり、これからもしかしたらご自分の体に起きるかもしれないことへの、心の準備ができるかもしれません。
・【コロナワクチンが危険な理由 免疫学者の警告】 荒川 央著
・【コロナワクチンが危険な理由2 免疫学者の告発】 荒川 央著
***
では、「コロナワクチンが危険な理由2」から一部を抜粋しておきましょう。
これだけでもブルブルしませんか?
【コロナワクチンによるスパイクタンパクは心臓と脳で検出された】
コロナワクチンは筋肉注射されますが、ワクチンが接種部位に留まるとは限りません。全身に運ばれ、最も蓄積する部位は肝臓、脾臓、卵巣、副腎です。しかも、スパイクタンパクは接種4ヶ月後にも体内から検出されることが分かっています。抗体依存性自己攻撃が誘発されれば、スパイクタンパクを発現する臓器が免疫系の攻撃対象となります。実際、コロナワクチンの後遺症として心膜炎、心筋炎が報告されており、またスパイクタンパクは血管脳関門を通過しますので、脳への損傷も懸念されます。
なお、荒川央氏の文章は、こちらのnoteでも掲載されています。
むそう塾の玄米ごはんはGI革命だ! 1型糖尿病も怖くない
きょうは塾生さんと中川さんのTwitterでのやり取りに泣けました。
「塾生のきょうの100点お弁当」でも取り上げたのですが、とても大事な内容を含んだやり取りなので、こちらでも記事にしておきます。
塾生の“好(このみ)”さんが、初めてむそう塾に来られたのは、2013年3月24日でした。
このとき彼女は、すでに1型糖尿病患者でした。
「福ZEN」の玄米ごはんを全部食べきれなかったことを覚えています。
それもそのはず、糖尿病患者さんの常識では、糖質の食品は少なくするので、むそう塾で出された玄米ごはんは多すぎると感じたわけです。
しかし私は、「白米と玄米は食後の血糖値の上がり方が違うので大丈夫ですよ」と話しました。
きっと半信半疑だったと思います。
2014年からは「幸せコース」に通い始め、今も「自由人コース3」に通ってくれています。
2014年5月21日からは「お弁当投稿」も始めて、いつも後輩のお手本になるようなお弁当を投稿し続けています。
ちなみに、初投稿のお弁当はこちらの記事の7番目にあります。
好さんのお弁当には150g未満のごはんが入っていて、まるで小学生のお弁当のようでした。
でも、それだとおかずとの陰陽バランスが悪いし、何よりエネルギー源が少ないので、玄米ごはんを少しずつ増やすように中川さんから指示がありました。
怖かったと思いますが、少しずつ、本当に少しずつ玄米ごはんの量を増やすように頑張ってくれました。
ついに200gまでOKになったころ、彼女に変化が出てきました。
体調がよくなって、午後も疲れにくくなったのです。
そして何より、表情が明るくなってきました。
あんなに怖がっていた病気ですが、お薬の量も減ってきて驚いていました。
***
彼女が炊く玄米ごはんは、本当に柔らかくて、今日の彼女の言葉を借りれば、「あんなに柔らかくて美味しくて。中川さんの、ご飯も、パンもなんです! 」とのこと。
そして、中川さんは次のようにお返事します。
「はい そのとおり。 開発するときにいつも胸にあなたの顔があります。 好ちゃんがお腹いっぱい食べられるご飯を作ろうといつも思っています。」
ここで泣けてしまいました。
なんという愛なんでしょうか。
なんとかして奇跡を起こしてやりたいという、中川さんの執念のようなものを感じます。
彼女は最初のお返事で、次のように書いていました。
「何回お弁当を食べても、小豆ご飯の柔らかな炊きあがりと食後の血糖値のゆるやかな推移に感動いたします。」
ここですね。ここが玄米の力です。
そして、むそう塾の「自由人コース」で教えているパンは、全粒粉を使っていますので、玄米と同じように血糖値の上がり方が緩やかになります。
これは単に血糖値の問題だけでなく、玄米や全粒粉の繊維質が腸内細菌のエサになって、快適な腸内環境を維持できるようになるので、健康的になれるのです。
***
彼女が怖がって避けていた炭水化物ですが、実はこれはエネルギー源としてとても重要なものです。
炭水化物を中心にして、少しのおかずがあれば人間は元気に生きられます。
しかし、その反対はバランスが悪いのです。
ですからむそう塾では、最低でもごはんは200gを切らないように食べましょうと言っています。
白米より玄米の方がおかずが少なくてもよいので、お食事の用意も楽チンですね。
10年にわたって彼女の健康を気にかけてきた私としては、彼女が明るく元気にお仕事をしたり、後輩にも時々お弁当を差し入れするほどお料理を楽しんでくれて、本当に嬉しく思っています。
むそう塾を続けていて、心からよかったと思えます。
そして、彼女のお幸せを心から祈っています。
好さんの今日のお弁当です。
・小豆玄米ご飯190g
・冨貴味噌
・出汁巻
・小松菜お浸し
・蓮根ステーキ
・糠漬け
・モバ味噌
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 好さんのお弁当)
料理ができる人は不安が減る 奉書蒸しの美味しさに感動
昨日は、長崎に住む塾生さんのご主人さまが、釣りの成果を送ってくださいました。
1メートル近くもありそうな大きなヒラマサが、ドーンと送られて来たのです。
中川さんが嬉しそうにお魚をさばいていく姿を見ていると、技術を持っている人は強いなと思いました。
サッササッサと柵取りして、あっという間にお刺身が出来上がりました。
それをたっぷりの大根と紫蘇と山葵でいただきます。
これで毒消しが済んでしまいます。
私は洗い物をしていて気づかなかったのですが、何やら蒸し器から湯気が出ています。
「アッツ!」と言いながら何かが出てきました。
「奉書蒸し」でした。
奉書蒸しといえば、「無双原理&盛付コース」のときに、「氷見の寒鰤」で授業に入っていました。
あれも美味しかったのですが、今回のヒラマサも最高に美味しかったです。
大きめの器に盛ってくれたのに、おかわりして汁を飲み干しました。
こんなに美味しく旨味を引き出せる料理方法に、改めて感動した夜でした。
(平政の奉書蒸し 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)
***
こうして1本の魚から、わずかの間にメチャクチャ美味しいお料理が出来上がるのを見ていると、技術とは本当に素晴らしいものだと再認識します。
今は何かと食べ物がSDGsの名のもとに、おかしなことになってきました。
しかも急激な勢いで。
しかし、人間の味覚や食習慣は急には変われません。
そうなると、従来の商品に見かけを近づけたり、似たような味に加工していきます。
そうするとそこには多種の添加物が使用されることになります。
もちろん、表示義務のあるなしにかかわらず。
ここで私が危惧するのは、名前や食感は似ていたとしても、材料が異なれば名前とは違う食材の影響を体が受けるということです。
これは「もどき料理」にもあることなのですが、体が受けるのは材料の陰陽であって、名前ではありません。
プラントベースフードが広まるにつれ、私はマクロビオティックの陰陽視点から注意を呼びかけておきます。
「食べたもののようになる」のは当然ですが、それは食材の陰陽の結果であるということを、この混沌とした時代に改めてきちんと理解する必要があります。
あなたにとって本当に必要なのは、本物のお肉なのか?
お肉もどきなのか?
本物の鶏卵なのか?
鶏卵もどきなのか?
etc.
前(1964年)の東京オリンピックの頃、「タンパク質が足りないよ♪」というCMが流れていました。
今また「タンパク質が足りなくなる」と言い出しています。
その裏には何が?
私たちに技術があれば、納得のいかない暮らし方をしなくても、自分で自分の命を守ることができると思いませんか?
こんな時代だからこそ、私は食料を生産する技術、それを料理する技術が極めて重要だと思うのです。
どんな職業に就いている人でも、自分の食事は自分で用意することができたら、もっともっと人は不安にならずに生きていけるのではないでしょうか。
カテゴリー: うれしかったこと, マクロビオティック京料理教室 むそう塾, 食べたもののようになる, からだ, こころ・想い
4件のコメント
ベッドのポケットコイルの種類とクッション性の違い
今日は、京都にある「京都シモンズギャラリー」に行ってきました。
先日「日本ベッド」のショールームに行ったのですが、ダブルクッションが廃盤になってしまったため、最新のダブルクッション情報を確認するためです。
どちらもポケットコイル専門のメーカーですが、そのコイルの太さや並べ方に違いがあります。
シモンズは平行配列でしたが、日本ベッドでは交互配列でした。
ちなみに、日本ベッドでは一部並行配列の商品もありましたが、これが案外よかったです。
並行配列の特長である柔らかさが出ていました。
シモンズには20種類ほどのマットレスがあるため、それらをコイルの太さと長さ、そして詰め物などで自分にピッタリのものを選ぶことができます。
コイルは太くなるほど、短くなるほど硬くなります。
反対に、コイルが細くなるほど、長くなるほど柔らかくなります。
私が今日体験したのは、コイルの線径が1.7mm・1.9mm・2.1mmの3種類でした。
また、コイルの長さは17cm・19cm・21cmでした。
それぞれに実に面白い違いがあって、よくこんなに考え出すものだなあと感心したものです。
ダブルクッションどころか、トリプルクッションもあって、メーカーの違いによる商品の作り方に面白さも感じました。
まるでハンドバッグのようです。
ちょっとずつ違っていて、それがまた楽しいのです。
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シモンズベッドにも日本ベッドにも共通していることは、スプリングマットレスの上に、別にピロートップを載せて、表層を柔らかくするタイプが増えたことです。
こうすることによって、しっとりとした柔らかさが生まれ、優しさが出てきます。
これが実に心地よくて、まるでやさしく撫でられているかのような感じになります。
食べ物のような表現ですが、「ふんわり もっちり」「ふんわり しっとり」というのがベッドからも感じられて、癒やし度が凄いです。
これが実は人気があるそうなのですから、世の中にはお疲れの人が多いのだなあと思った次第です。
そして、男性も柔らかめのベッドを好むかたが多いのだとか。(違った意味でうなづけます)
しかし、ピロートップはクッション素材でできているので、スプリングよりへたりやすいはずです。
これが今後どの程度の広がりになるのか、興味のあるところです。
なお、ここではどの商品が良いとは書きません。
人それぞれ体型の違いや、お悩みや好みも違うからです。
あなたにピッタリのベッドは必ずあるので、ご自分の健康を生み出してくれるベッドを、丁寧に探してみましょう。
【並行配列】 やわらかめになる
【交互配列】 かためになる
カテゴリー: からだ, マクロ美風の家事アドバイス講座
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