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文章が書けない理由 感想文のこと
幸せコースの皆さんから送られてくる感想文には、判で押したように「文章を書くのが苦手で」とか「うまくまとめられません」とかいう言葉が並んでいます。
謙遜の意味で使われているのかも知れませんが、中には「文章力」の本を数冊買って、それから書こうとしたけど書けなかったという人までいてビックリするやら可笑しいやらです。
一言で言い切りましょう。
文章が書けないのは、「うまく書こうとするから」です(`・?・´)キッパリ!!
思っていることを文字に託すことが文章を書くという行為なので、うまく書こうとしなくても書けない場合は、普段なにも思っていないということになります。
ということは、頭の中で物事が整理できていない可能性があります。
常々物事の整理がついている人は、結論を出すのが早くて決断力もあります。
ですから、おそらく文章を書くのが苦手ではなく、その前の整理ができていないから「何を書いたらよいのか分からない」状態になるのだと思います。
整理とは、大なり小なり決断を伴います。
普段から決断を他人任せで、自分の意志をあまりもたない生き方をしていると、文字に託す感情もあまり出てこなくなります。
でも、皆さんは何かしら感じながら生きているわけですから、ちゃんと文章が書けています。
感想文を読ませていただくと、ちゃんと書けているのに過小評価されている人がほとんどです。
突然、宇宙だの陰陽だの、マクロビオティックだのと、馴染みのない言葉が並ぶ本を読んで感想文を書くなんて、ハードルが高過ぎることは重々承知しています。
でも、むそう塾の授業に入るには、陰陽のことを輪郭だけでも知っておいてほしいから宿題にしているのです。
なお、幸せコースの感想文の締切日は次のとおりです。
24時まで受付けます。
・土曜クラス 5月27日(金)
・日曜クラス 5月28日(土)
・火曜クラス 5月30日(月)
(瀬戸内海 岡山から高松へ 2016.5.24 12:08)
(瀬戸内海 高松から岡山へ 2016.5.24 17:36)
カテゴリー: 講座のご案内・連絡事項, こころ・想い
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日々の生活でも陰陽を感じてみましょう
マクロビオティックの陰陽は難解だとして、マクロビオティックのお料理教室でも力を入れて教えているところが少ないですね。
ひどい場合は食材の陰陽だけ教えて、お料理方法の陰陽も曖昧なまま、まずいお料理を「美味しいでしょう?」と教えているところもあります。
もし「まずい」と言ったら、「それはあなたの体に問題がある」というようなことを言われたりして、素直な人はまずいお料理を作るために時間を費やしたりします。
そのうちに体調を崩してしまう人も出てくるありさまで、なんともマクロビオティックは厄介な存在になっているのが現実です。
むそう塾にはマクロビオティックのことは知らなくても、美味しい玄米ご飯を炊けるようになりたい人たちが集まって来てくれます。
最低限、健康を意識し始めた人たちが集まってくださるので、健康のためにマクロビオティックの陰陽を知っていただくようにしています。
最初は食材の陰陽だけでも良いのですが、幸せコースに通ってくださる人たちには、食べ物だけでなく日々の生活でも陰陽を感じてもらうようにしています。
なぜなら、これこそがマクロビオティックの醍醐味であり、人生に希望や愉しみを感じるようになれるからです。
そのためにお願いしているのが、課題本を読んでいただいて、その感想文を提出していただくことです。
今はその感想文の提出時期で、毎日次々と感想文が送られて来ます。
(マクロビオティックの陰陽がわかる本 幸せコースの課題本の1冊です)
多くの人が文章を書くのが苦手とおっしゃるのですが、それは相手を意識しすぎですね。
文章なんてひらがなを知っているだけでも書けるのです。
心に浮かんだ気持ちをそのまま文字に託せば良いからです。
多くの場合は「自分を良く見せたい」と思うから書けなくなるのです。
背伸びした文章はすぐ分かりますね。
何を感じたか? どんなことを考えて生きているか? これが大事です。
もし文章が書けないとしたら、日頃流されるままに生きていて、心を失っている場合です。
自分で自分の人生を歩もうと思えば、誰でも文章は書けます。
あなたの周りのすべてに陰陽は存在します。
正しくは、陰陽のエネルギーは私たちが存在するずっと前(宇宙の始まり)からあるわけですから、私たち人間もまた陰陽エネルギーの結果なのです。
私たちは陰陽エネルギーの中で生活していて、その影響を受けていることを知るだけでも、健康にグンと近づきます。
そのことをもう少し詳しく現実的に知るために、むそう塾の授業の数々が存在します。
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い
2件のコメント
アトピーを救った中川式糠漬け 男子厨房に入る
<中川式糠漬けに救われたアトピー>
昨年の10月にむそう塾デビューした竜クンは、生まれて初めて炊いた玄米ご飯を今も炊き続けています。
その後、モバ味噌講座・陰陽実験と個人別食べ方講座・最新の食べ方講座を受講して、昨日は糠漬け講座を受講しました。
彼にとっての糠漬けは、救世主でもあります。
彼がアトピーの再発でズルズルの皮膚だった頃、中川さんの漬ける糠漬けを毎日いっぱい食べ続けて、腸の改善をはかり、見事にアトピーが完治したからです。
顔も手も赤くただれていたのですが、今はこんなに平気で笑顔がこぼれるようになりました。
素手で糠床に手を入れられるようになりました。
(糠床を混ぜる竜クン 照れて少し顔が赤くなっていますが、アトピーのせいではありません^^;)
アトピーを改善するには腸を改善すること。
ストレスを可能な限り排除すること。
これに尽きます。
健康の土台は腸を整えること。
これはマクロビオティックの世界では常識ともいえることですが、一般社会ではやっと今頃腸に関心が集まっています。
かなり遅れているとともに、「やっと今頃そのことに気がついたか」という感じです。
最近ではテレビでも雑誌でも腸のことが取り上げられ、本屋さんにも腸と健康関係の本が並びます。
と同時に「発酵」にも関心が高まっています。
これもマクロビオティックの世界では口を酸っぱくしてその重要性を伝えてきたのですが、なかなか本物の発酵食品が少ない環境になっていることも事実です。
そんな中でむそう塾は、ずっと貴重な発酵食品として糠漬けを塾生さんに教え続けて来ました。
現代の住環境では難易度が高くなってしまった糠漬けですが、毎年工夫をこらして何とか塾生さんの手で糠床をキープ出来るように応援しています。
教材としてお送りしている「じゃい安DIRECT」が功を奏して、グンと越冬率も上がりました。
あとはいかに本家の味に近づけるかですね。
これが難易度が高いのですが、そこには微生物の世界を徹底的に理解することと、暮らし全体を見直す気持ちがあれば不可能なことではありません。
むそう塾に出会ったからには、最高の武器として本物の糠漬けを漬けられる人になりましょう。
竜クンも頑張ってください!
* * *
<男子厨房に入る>
母の不在中、竜クンは自分で玄米ご飯を炊いて、父親と自分の健康のために頑張ろうという気になりました。
何度か京都に足を運んでいるうちに、中川さんの魅力に惹かれたのも大きな要因です。
同じ男性として、どんな話でも通じるうえに、深い所で自分を分かってくれている中川さんのそばに行くと、なぜか笑顔になれたからです。
自分に出来ることが少しでも増えたらいいな。
そんな気持ちもあることでしょう。
話は変わって、母はこの写真を見ていると感慨深い気持ちになります。
こちらの記事でも書いたように、竜クンは中学校3年の2月あたりから急に髪が抜け始めました。
本人も母も思い出したくないつらく悲しい過去でした。
体中の毛がなくなっていく恐怖は、死を意識した日々につながりました。
その彼が、今こうしてフサフサの濃い髪の毛に恵まれ、眉毛もまつげもあって、笑顔まであることに、もうそれだけで十分と思えるのでした。
まさに「生きていてくれるだけでいい」と思えた日々でもありました。
アトピーや脱毛と闘って来た彼が、健康に関心を持つのは当然のなりゆきかと思います。
ですから、彼がこれから幸せコースでお料理を習って、少しでも自分の健康を自分の手で生み出せたら、生きていて良かったと思えることでしょう。
まだまだ未知数だらけですが、彼の生活に笑顔が増えるなら、母としてこれ以上の喜びはありません。
中川さんから習うお料理によって、彼の人生に新しい命が吹き込まれることを母は願っています。
カテゴリー: 子育て・野口整体・アトピー, からだ, こころ・想い
2件のコメント
地震直後、避難所での厳しい状況 74歳女性のとった行動は
すでにTwitterでご紹介したのですが、多くの人にご紹介したい記事があります。
「地震直後、避難所での厳しい状況 74歳女性のとった行動は」
この記事を読んで真っ先に思ったことは、仕事柄、食べることの重要性です。
誰しも非常事態のときには不安になりますが、その時に食べるものがその不安を和らげてくれるのか、より一層不安にさせるのか、食べ物の影響が如実に表れます。
食べ物の温度だけでも不安を和らげることができます。
大きな不安の中で食べ物の力は小さいと思われるでしょうが、一時でも良いのでホッとできる瞬間が必要なのです。
先の記事でご紹介したむそう塾生も、東日本大震災の時には温かい玄米ご飯とお味噌汁にどれほど救われたかしれません。
暗闇であっても、温かい食べ物を口に出来たことで、人は一瞬であっても精神的に平常を取り戻せるのです。
たとえ1杯の温かい飲み物でも。
ここに登場する木下さんは、避難所で感じた「小学校の床って硬いでしょ。毛布だけじゃ硬いまま。あれは年寄りにはきついって」と言っておられますが、それは本当にそのとおりだと思います。
痩せていて弾力のない体には硬い床はとても堪えます。
でも、多くの人がそれを余儀なくされているのですから、一日も早い地震の収束を願ってやみません。
(熊本市に住む74歳の木下真由美さん)
まわりのすべてに感謝あるのみです
3月はとても忙しかったので埼玉にはなかなか帰れず、29日の深夜に帰宅しました。
そして今はまた新幹線の中ですが、けさ夫が面白いことを言っていました。
私が「留守にすることが多くてごめんね。」と言ったところ、「うん、あんまりかまってもらえないけど、お母さんは尊い仕事をしているんだから、いいんだよ。」と言ってくれるではありませんか。
「? 私なにか尊い仕事した?」と自分に聞いてみたのですが分かりません。
夫に尋ねると、前にスタッフの麗可ちゃんの昔と今の話をしたことがあるのですが、「そんなにも感謝されるのはやっぱり尊いことをしているからだよ。」と言うのです。
麗可ちゃんは自分で頑張って家庭円満を築き上げ、ご主人様にもむそう塾にご協力していただいて、私の方こそ感謝しているのですが、麗可ちゃんはいつも骨身を惜しまずクルクルと働いてくれます。
それなのに、「むそう塾のおかげで私たち夫婦の今があります。」と言い切って、いつまでも感謝の気持ちを持ってくださるのです。
その気持ちが嬉しいのだと夫に話したので、夫は「今どきそんな人間関係を築けるってすごいことだよ。」と言ってくれるのです。
そこから「尊い」という言葉につながったそうです。
ああ、なんて私は恵まれているのだろう。
夫にこんな言葉をもらい、京都では中川さんに支えてもらい、スタッフの麗可ちゃんには献身的なお仕事をしてもらって、感謝してもしきれないほどです。
周りのみんなに支えてもらいながら、少しでも良いお仕事をしようと心を新たにした夜でした。
(瀬戸内海 2016.3.22)