マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

家族の絆・妻編

ちょっと家族のことを書こうと思ったら、結構長くなってしまったので、4つに分けてみますね。
前回のは“夫編”とし、今回は“妻編”、次回は“息子編”、最後は“総集編”にしようかなと考えています。
お時間があれば、最後までおつき合いいただけると嬉しいです。
“妻編”を書こうと思ったのですが、自分のことって分からないものですね〜。
そこで、夫に「私の特徴ってなんだろう?」と聞いてみました。
すると、即座に「強いところ」と、答えが返ってきたのです。
(ムム、いつもカカァ天下だから?)
「強いっていうか、絶対へこたれないところだね」と、ここで、補足が入りました。
(な〜るほど、そんなふうに私を見ていたんだ)ホッ

思えば、自然環境の厳しい北海道で生まれ育った、道産子4代目の私には、“フロンティアスピリット”の血がいっぱい流れているのは明白です。
確かに、「どんな時にもへこたれない」「ダメもとで何でも挑戦していく」気持ちは、毎日家族にも言い、自分でも実行していたのでした。
(その割に、家族の細胞には染み込んでいないなぁ)
もうひとつ、“Boys Be Ambitious”(青年よ大志をいだけ)の言葉が今でも好きで、新たな目標を掲げると、歳を忘れて血が騒ぎます(笑)
それでは、この辺で日常のことを。

私は夫と違ってお酒が大好きでした。というより、お酒を楽しむ「雰囲気が好き」だったのです。
ですから、当然「男性」がいなければ寂しいデス。
男性だったらどんな年寄りでもかまいません(笑)
下戸の夫と結婚してからは、年に数回しか飲まなくなりましたが、マクロビオティックを知ってみると結果オーライだったと思っています(感謝)

それから、性格について。
鍼美人さんがご自分の性格を「石橋を叩いて、叩いて・・・」と書かれていましたが、私は「パパパーッと渡ってしまってから、あれっ?橋があったっけ?」という感じです。
要するに、石橋であろうが、朽ちかけていようが、渡ってしまえ!なんです。
向こう見ずですね〜。
あ、それから初めての人に会うのが大好き♪
新しい発見があるから。

昔、小料理屋さんの止まり木で、一人お酒をのんでいたら、「ほう○い・ほう○い」という男性達の言葉が耳に入ってきました。
当時、私は法律の勉強をしていたので、「法経・法経」と聞き取ってしまい、彼らと法律の話をしたいと思って、トイレの帰りに声をかけてみました。(若い男の子が8人)
すると、「????」
ギャーッと大笑いになって、店中の人に説明することになってしまいました。
老いも若きも、初対面の人もお腹を抱えて笑ったのは、言うまでもありません。
涙をこぼして笑っている人までいたのですから。

若い彼らは、電気学校の気の合う仲間で、男性自身のお話をしていたのでした・・・。
それからすっかり彼らと話が弾んで、3軒はしごをしてしまいました。
もちろん、法律の話は出ませんでしたよ。
あ〜、イケナイ。
ちっとも私のことが書けないではないか。
もう、皆さんに判断してもらおう!!

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家族の絆・夫編

最近は、悲しい事件が多すぎます。
私は、テレビをほとんど観ないので、主な情報源はラジオです。
ラジオは、目を拘束されないので、テレビより自由度があって好きです。

 

ところで、我が家の家族について、ちょっと書いてみますね。

 

まず、夫。
この人はなかなか不思議なキャラクターの持ち主で、“”のような存在です。
最近、マクロビ・パパさんへのコメントで、初めてブログ界に一歩足を踏み入れたのですが、ハンドルネームのつもりで、「マクロ風」と書いておりました。
その後、私が「風」と入力したつもりでも、「風」と変換されて、しばし笑ませてもらいましたが。
私と同じく、コンピューターオンチなので、仕事では専用ソフトのお世話になりっ放しです。
毎日、必要最小限しかパソコンに触りません。
(体のためには、ま、いいか)
携帯電話も、高校生の息子に頭を下げて、教えてもらっています。
たまに、ゴルフに行くのが唯一の運動。
家庭では、マクロビ・パパさんと正反対で、な?んにもしません。
あ、ゴミ出しをして、これからの時期なら、窓ガラスの結露を拭いてくれます(感謝)
家の中が汚れていても、「ホコリじゃ死なない」と涼しい顔をしています。
でも、綺麗だとやっぱり嬉しそう(そりゃそうだ)
おしゃれにはまるで無頓着。
結婚してからは、私が毎日「着せ替え人形」をして特訓したのですが、無駄な抵抗だったようです(涙)
「センスは持って生まれた才能」を妙に実感します。
さて、食べ物ですが、これが大問題。
好き嫌いがた?くさんあって、結婚した当初の私はガッカリの連続でした。
まず、私の大好きな「酢の物」がダメ。
「お酢の味は、酢豚とお寿司までならOK」とのこと。
でも、梅干はOKで、さらに夏みかんの酸味は大好きというから分かりません。
何よりも悲しかったのは、私が独身の時から大事にしてきた自慢の「糠みそ」を、まったく評価してくれなかったことです。
糠漬けより市販の漬け物に味覚が慣れていたようでした。
決定的だったのはお酒!
アルコールは、嫌いというより、「飲めない」のでした。
コップに2センチほどのビールを飲んでも、「金時の火事見舞い」なのです。
(あ?、うかつ、確認しておけば良かった)
で、それ以後、我が家には「料理のためのお酒」以外、存在しないこととなりました(トホホ)
何だか、合わない面ばかり出てきたので、彼の名誉回復のために一つ。
性格が非常に温厚というか、ファジーというか、自己主張しないタイプなのです。
近所の人の言葉をかりると、「真面目が背広を着て歩ってる」そうです(確かに)
夫は二人兄弟で、お兄さんは、進学校から現役で東大に入ったけれど、まったくガリ勉タイプではなく、一緒によく遊んでくれたそうです。
デキの悪い弟をバカにすることもなく。
その遊びの過程で、「自分とは違う考え方・見方・器用さなどを学んだ」そうで、後々、自分が社会に出てから、「一歩ひく姿勢」として影響したらしいですね。
「賢兄愚弟」は自分のための言葉だと、よく話しております。
そのせいか、人間関係にも、ビジネスにも「一歩ひく姿勢」がつきまとうのです。
それが良かったり、マイナスだったりするのですが、総合的には○(マル)でしょうか。
少なくても、私のような「イケイケどんどん」タイプの女性と夫婦でいようとすれば、夫のその性格は「」です。
まぁ、マクロビオティックを知った今となっては、すべて「アハハ」で済むことばかりです。
あら、何だか夫だけで、こんなに長くなってしまったので、その他の家族は次回ね。

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お肌のはなし

私は高校生のころ、ある絵描きにモデルになってほしいといわれたことがある。
喜んで母に告げると、「そんな話に乗っちゃダメ!」と予想に反したコトバ。
理由は、「絵描きはそんなことを言って、女の人を裸にして、最後は弄ばれるから」というものだった。
何だかいい機会を逃したような気もしたけど、お断りした。
それから、高校を卒業する頃になると、化粧品会社の美容部員がお化粧の仕方を教えに来た。
家庭科教室で、2人ほどの生徒がモデルにさせられて、次々と壁塗りされる。
1社では不公平なのか、3社が来て同じことをした。
モデルは、美容部員がグルッと生徒をみまわして、「はい、あなた、前にきてください」と指名される。
私はなぜか、3回とも指名されてしまった。
まったく美人じゃないのに・・・。
その講習会で、美容部員はこういった。
「社会に出て、お化粧をしないのは、下着で街を歩くのと同じことです」
のちのち社会に出た私は、この言葉を守った。
私は一人暮らしだったので、母や姉がお化粧をしていないことは忘れていた。
会社勤めの緊張感から、胃も痛くなり、肌も変わってきた。
何年かすると、肌にポツポツと出来たので、薬局ですすめられた薬をつけた。
効果抜群!だった。
何年その繰り返しをしただろう。
そのうちに、お肌の色がくすんできて、ファンデーションの色も合わなくなってきた。
と同時にトラブルの多い肌になってしまった。
そのころ、ファ○ケ○のチラシがポストに入っていて、目からウロコが落ちた。
説明が納得できたので、手持ちの化粧品と薬は全部すてた。
そして、毎日スッピン生活をした。
(女にとって、これは結構勇気のいることナノダ)
その生活が今も続いている。
お化粧をするのは、儀式としておめでたい事に出席する場合のみ。
だから、年に何回もしない。
         *    *    *
子育てをしている時は、どうしてもお日様にあたることが多くなる。
子供が17歳になった今、私の顔にはシミ・ソバカスが満開だ。
冗談に「子育てのおかげで、お母さんの肌はこんなになっちゃた」と子供にいったら、「すみません」と言うではないか!
オオ、ウブな子よ。(ちなみに男)
もし今、高校の同窓会があったら、私は別人と思われるだろう。
顔だけ色が違うのだ。
化粧品を塗ったところだけ・・・。
お日様のせいなら、手も黒いはず。
確かに手の甲には年齢を隠せない勲章があるけど、顔の色とは違う。
ああ、やっぱり化粧品のせいだったのね?。
あの画家も、あの美容部員も、“お化粧をしていない肌”を見ていたのだ。
         *    *    *
父の四十九日で、姉妹3人が集まって、お肌の話になった。
92歳になる母のお肌がきれい過ぎるのだ。
いつも顔を洗っただけで、何もつけない母の顔は、私の顔より白くてシミが皆無だ。
何本かシワはあるけど、とても92歳にはみえない。
70代でとおるかも。(腰が曲がっているのがザンネ?ン)
ついでに、足をみせてもらうと、ガツ?ン!!
真っ白で、ツヤツヤ☆☆
姉妹3人、息をのむ。
あわてて、自分達をながめる。
まず、長女。母とほぼ同じ。シミもなし。洗顔のみ。
洗顔後のツッパリ感が気持ちいいという変わり者。
続いて次女。乳がんの手術以来肌が変わってしまい、うっすらと薬をぬる。
う?ん、歳相応かな?
そして三女の私。な、なに? 私が一番汚い肌じゃん?一番若いのに・・・。
と、いうわけで、お肌には何もつけていない人が、一番きれいな肌でした。
        *    *    *


そういえば、父は病院に入院してから、顔も洗えず、看護婦さんがチョチョっと拭いてくれる程度だったけど、きれいなつやのある顔をしてたなぁ。
94歳とは思えないほど、張りのある肌だった。
父も母も、マクロビオティックなんて知らなかったけど、結果として、かなりしっかりしたマクロビ実践者の生活をしていたわけだ。
今の私より本物のマクロビアンだ。
う?ん、お肌にマクロビは絶対いい!!!
これが結論でした☆

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アンチエイジングに思う

しばらく硬い記事が続いてたから、きょうは、ちょっと軽めに。
マクロビ・パパさんが、ブログランキングに参加してる。
そのおかげで、「アンチエイジング」の文字を、毎日たくさん見ることになった。
のっけから、こんなことを言って恐縮なんだけど、私は「アンチエイジング」
って言い方、あんまり好きじゃないの。
「アンチ・・・」っていうと、その対象を意識してる言い方だから・・・。
        *    *    *
私は、ふだん、歳って忘れてるの。
あれは、戸籍法上、人を区別するためのもの。
勝手に、整理の手段として、使うだけ。
だから、そんなの意識してないの。
いわば、不可抗力的に、決められちゃうんだよね。
歳を意識すると、精神的にな?んか不自由になっちゃうような気がするなぁ。
てなワケで、もう一度、私は「歳」って忘れちゃってる。
「自分が、その時イイナ☆♪って思ったに近い)」で、行動してきたの。
だから、服装も、ヘアスタイルも、仕事も、すべてにおいてマイスタイルだった。
他人と一番違ったのは、ライフスタイルだと思う。
こんな生き方、ある意味、エネルギーを使う側面もあったけど、子育て
するには、つよ?い味方になった。
だって、子供は一人ひとり違うから。
それと、もう一つ、マクロビやるには、最高の援軍だった。
ところが、マクロビの勉強が進むと、生年月日の持つ意味に触れるとこが
あって、ムムムとした。
        *    *    *
独身のころ、作家の宇野千代(1897?1996年)の考え方と、とても似ている
ところがあって、共感した。
 (男性遍歴は、あんなに豪華じゃなかったけど)
その宇野千代が、亡くなる1年ほど前に、こんなことを言っていたのを
思い出した。
わたし、なんだか、死なないような気がするんですよ
これって、究極のアンチエイジングだと思うなぁ。
98歳で、こんなセリフ言えるなんて、お見事!
“ワタシ、なんだか、死なない気がする”って、サラリと言ってみたいなぁ。
150歳くらいで???

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ロハスとホールフードとマクロビオティック

Lohas”、“Whole Food”、“Macrobiotic”、みんな横文字ですね?。
ロハス、ホールフード、マクロビオティック、最近よく見かけるようになりました。
でも、何だかよく分からない、という人もいます。
古い順に並べると、マクロビオティック → ホールフード → ロハス、となるのですが、流れをちょっとみてみましょうか。
まず、マクロビオティックは、石塚左玄が1907(明治40)年に創設した「食養会」から数えると、すでに98年の歴史があります。
(厳密には、石塚左玄はこれより11年前の1896年から運動を始めていました)
桜沢如一も食養会に属していたのですが、同士と袂を分かち、1939(昭和14)年に、現在のマクロビオティックの源流をつくります。
そこから数えると、66年の歴史となるわけです。
発祥の地は、もちろん日本。
次に、ホールフードですが、もともとは、ヒッピー達が有機栽培した野菜を丸ごと(Whole)食べていて、その考え方が1970年以降、一般にも広がっていったものです。
ですから、歴史としては35年ぐらいでしょうか。
また、ホールフードの視点は、暮らし全体をみつめる「ホールライフ」スタイルに、つながっていきます。
発祥の地は、アメリカのボールダー(コロラド州)。
(余談ですが、マラソンの高橋尚子・有森裕子さんらが合宿していたところです)
なお、久司道夫先生は1949年に渡米し、1960年には教育の場(イーストウエストインスティテュート)を開設していますが、最初はヒッピーに教えたと仰っているので、ホールフードの源流にも係わっているのかも知れません。
(この点については、詳しく調べていないので、ご存知のかたがおられましたら、教えて戴けるとありがたいです)
最後に、ロハス
1998年、アメリカの社会学者ポール・レイ氏と、心理学者シェリー・アンダーソン氏が、全米15万人を対象に、15年間にわたって実施した価値観調査を発表しました。
その内容は、アメリカには
 A:信心深い保守派(Traditional)
 B:民主主義と科学技術を信奉する現代主義者(Modern)
 C:Bに続く第三の集団として、自分の体と心、地球の環境を大切にする価値観を共有し、行動する生活
   創造者
(Cultural Creative)の存在があるというものでした。
この第三の集団の概念に魅力を感じた起業家のジルカ・リサビ氏が1999年頃、LOHASと名づけましたが、これはマーケティングの造語です。
LOHASとは、「オーガニックなどの体に本当にいいものを食べ、自分のできる範囲で環境を意識しながら暮らし、ヨガなどを楽しむライフスタイル」ということになりますが、詳しくは解説がたくさんありますので、そちらに譲ります。
ただし、アメリカでは“投資家”の視点もありますが、日本ではまだその人口は多くないそうですね。
なお、ロハスピープルは、すでに、アメリカでは、成人人口の27%(約6,000万人)が該当するという調査結果が出ているそうですよ。
それから、何といっても、LOHASのキーワードは現代的です。
だから、若い人達にどんどん受け入れられているのでしょうね。
 ・気持ちいい
 ・無理をしない
 ・知的
 ・身体にいい
 ・おしゃれ
 ・文化的
 ・市民主義
そこで、LOHASを実践する中で、マクロビオティックをとり入れている人が多いのです。
ブログにもそういう人が多いですね。
         *    *    *    *
今の日本で、私達が安全な食品などを買おうと思えば、お店を探さなければならないのが現状です。
ところが、まだまだ生産者もお店も足りません。
しかし、「生産者は売れなければ作らない」側面があるので、ロハスであろうが、マクロビオティックであろうが、「本当にいいモノを求める」消費者が増えなければなりません。
そうすることによって、生産者も変わってくるのですから、どちらのライフスタイルであっても、仲良く行動してこの経済社会に変革を起こしたいものです。

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