マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

氣の停滞とマクロビオティックをMacBook Proから感じる

最近パソコンを買い替えました。
今まで使っていたパソコンのハードディスクがお疲れなのか、急に真っ暗になって作業中のデータが消えたり、熱くなってウィーン!って音がするようになったりして、突然データが全部飛ぶ危険性を感じたからです。
今回もMacBook Proなのですが、今まで使っていたものより薄くなって、私が初めてMacを使い始めた時のMacBook Airみたいです。
あの薄さと曲線と手触りに感動して、まるで美術品だと一目惚れしてMacに移行したのでした。

データの移行にあたって、なかなか思うように行かないトラブルが発生して、すっかり中川さんのお世話になってしまいました。
中川さんがいらっしゃらないと私のパソコン使いは不可能になるほど??なことばかりでした。
でも、無事移行することが出来てやれやれです。

車でもコンピュータでもうまく繋がっているときにはとても便利で良いものなのですが、ひとたびご機嫌斜めになるとすべてがお手上げになってしまいます。
アナログな時代には、まだ騙し騙し使うことも可能だったのですが、デジタル製品はそれが出来ない物が多いので、ちょっと寂しいなって感じます。
私は一つの物を大事に長く使いたい性格なので、デジタル向きではないのかも知れません。
でも、可能性を求めるとそんな情緒的な発想より優る部分にも惚れてしまうのでした。

というわけで、この記事は新しいMacBook Proから書いています。
右が古いMacBook Pro、左が新しいMacBook Pro。

MacBook Pro

 
 

移行が完了するまでの間、「停滞」ということに改めて想いを馳せました。
物事がスムーズに流れている時には色々な処理能力がはかどりますが、ちょっと不都合が発生すると、たちまち停滞が起こります。
その間の時間はとてつもなく長く感じ、非生産的になって精神衛生上もよろしくありません。
こんなことがしょっちゅう起こると、穏やかで平和な日常はあり得ないなと感じます。

ところで、私がマクロビオティックを知って何が良かったかというと、物事がスムーズに流れるコツを知ったことです。
人間関係やお金のことや、仕事や生き方についても、マクロビオティックの陰陽で考えていくと納得の行く生き方が出来るように感じました。
無理に我慢するのでもなく、誰かに媚びるのでもなく、あるがままの自分を陰陽で分析してみて、その運転方法を陰陽で考えてみると、自然体の自分を生きられます。

そんなことが可能になるのがマクロビオティックの良さだったので、あまり目くじら立ててマクロビオティック料理云々というつもりはありません。
しかし、陰陽バランスを取るのに必要な食べ分けは重要です。
そんな食べ分け方は知っていて損はないと思いますし、それで氣や体調の停滞が少なくなればもっと嬉しいですよね。
これからもそんな停滞を減らすあれこれをお伝えできたらいいなと思います。

 
 
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い | コメントする

自分の体を治すのは誰なのか?(三浦直樹医師の言葉も引用)

食べ物をコントロールして健康な身体に近づこうとする場合、場合によっては一時期制限した方が良い食べ物もあります。
しかしそれは我慢ではなく、自分の意志で「健康になろう!」とどれだけ真剣に思えているかで結果が異なります。
なぜならそこにはストレスが介在するからです。
ストレスほど厄介なものはありません。でもこのストレスはとても個人差があります。
不健康の原因をしっかり突き止め、それを改善すべく前進するときは、ストレスは軽減されることが多いはずです。
気持ちが前向きになれるかどうかが大きな鍵を握ります。

自分のことは自分でする。
これは日常生活では当たり前ですが、体調不良や病気になった場合でも同じで、誰かに頼るのではなく自分で改善するように動くのは当たり前です。
病気になったことを不幸だと思うのではなく、自己改革のチャンスだととらえられたら良いのですが、なかなかそんなふうには行きません。
病気になった者にしか分からないつらさも痛みもあるし、複雑な心理状態もあるので、軽率なことを口にすることは出来ませんが、人間はどんな場面であっても前向きに考えられる方が強いことは確かです。

知人の三浦直樹医師がFacebookで次のような記事を書かれていました。
患者さんが医師に匙加減を求めるお気持ちはよく分かりますが、自分のことを一番よく知っているのは自分なんですよね。
そんな当たり前のことを三浦医師は書いていらっしゃるのですが、それでも具体的に目安を教えてほしいと思う人は後を絶たないでしょう。
そのくらい自分の身体を他人任せにしてしまう人は多いのです。
でもね、私は声を大にして訴えたいです。
たった一度の人生なんだから、自分の身体は自分が責任をもって管理しようよと。

三浦先生の次の言葉をしっかり咀嚼してほしいなあと思います。
医師や専門家の意見を聞くべき部分と、自分で決めるべき部分をしっかり見極めて、自分の体の声もしっかり聞いてあげてくださいね。

 
 

<三浦直樹医師の記事より>

【それを聞く相手は、誰でしょうか?】

食事療法のお話をしているとよく聞かれるのが、甘いもの、アルコール、動物性食品などをどれぐらいの頻度で、どれくらいの量なら摂っていいですか?という、ご質問。

全く知識のない方には、もちろん基本的なお話しさせていただくのですが、当院に来られる患者さんの多くは、そういう食べ物の過食は良くないと知っておられます。

知った上で、『どれくらいまでなら大丈夫でしょうか?』と、私の顔色をうかがうようにお尋ねされる患者さんに対するお答えは、

『自分の体に聞いてみてください。私の中には答えはありません。答えはあなたの体の中にのみあるので、ご自身のお身体と対話して、自分がどういう人生を送りたいかをよく考えて、自分で決めてください』とお答えさせていただいています。

体調や検査データでもある程度分かると思いますし、ストレスの度合いなども個人によって違います。

かなりストイックな生活に他人からは見えても、ご本人の健康になりたいという意思がしっかりしている上なら、そんなにストレスになっていないことも多いようです。

逆にストレスまみれで頑張り過ぎても、これはどうかと。

ですので、本当に個人の判断だと思っています。

(もちろん、摂り過ぎは注意しますが、リスクを知った上で摂りたいと言われたら、それは個人の自由ですよね)

さらに

『私(三浦)がこれくらいまでなら大丈夫ですよ、とか言って、それで症状が悪くなったり、再発したりすれば、あなたは三浦の指導が悪かったせいだと思うでしょ。それで私のせいにしたり、別の医者や治療家の所へ行ったところで、いつまでたっても自分の身体と向き合えないし、自己責任・自己選択で自分の命を全うすることができませんよ。

これは他の治療法の選択に関しても同じですが・・・』

というお話をさせていただきます。

参考データのご紹介や、治療法のアドバイスはさせていただきますが、まずはきちんと自分自身のお体に聞いてみてください。

ある程度、答えは出るはずなんですが・・・

私のお仕事は、『これくらいまでなら、大丈夫ですよ』という免罪符を発行することではありません。

自分の体に、一番責任を持たないといけないのは誰ですか?

一番意見を聞いてあげないといけないのは、誰ですか?

医師や専門家の意見を聞くべき部分と、自分で決めるべき部分をしっかり見極めて、自分の体の声もしっかり聞いてあげてくださいね。

私も時々、飲みすぎる事もありますが、その後は自分なりに調節しているつもりです(>_<)

自分とうまく付き合って、程々に上機嫌で過ごすことが大切だと思いますね(^O^)

 
 

ふろふき大根 マクロビオティック料理教室 むそう塾

 
 

(ふろふき大根 料理:京料理人  中川善博)

 
 
カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, こころ・想い | 4件のコメント

砂糖と乳製品に関する内海聡先生の記事より

Facebookで医師の内海聡先生の書かれた記事が私の書きたいことそのものなので、こちらでリンクさせていただきます。
先生は特定の健康法を勧めているわけではなく、社会と物事の本質を見極めて情報を発信されているのですが、大いにマクロビオティックとリンクする部分があります。
しかし、桜沢先生の不十分な部分はちゃんと指摘しており、ある意味で巷のマクロビオティックの先生より正確にマクロビオティックを分析されていると思います。

私は常々、街で見かける女性たちを望診していて、せめて砂糖と乳製品を控えるだけでも体調が激変するのになあと思っていました。
そして、主食をしっかり摂ってほしいとも。
そんなことを内海先生も書かれています。

なお、むそう塾では煮物の授業で陰陽の差を目のあたりにして、皆さんが驚かれます。
鍋の中で起こっている現象は、私たちの体の中で起こる現象と同じなんだと知った時、お砂糖に伸びる手が引っ込みます。
甘味料はすべて陰性に作用しますので、このことをしっかり頭に入れておきましょう。

 
 

<内海聡先生の記事より>

美しくなるために♡

女性はいつも美容のことを考えていらっしゃいますが、そのためには食事を見直すことが一番の近道です。そして数ある食べ物の中でも砂糖と乳製品こそ、女性が最も多く食べていながら最も美容を損ねる食べ物だということが言えます。砂糖が脳にいいというのは部分的には嘘であり、筋肉にいいと言っているのも部分的には嘘です。観念的にいえば砂糖は筋肉を緩めるとよく言われます。

これは黒砂糖やてんさい糖や三温糖だから美容にいいなどということはありません。これらが急速に糖分をあげる限り、体の糖化(glycation)がおこり、コレステロールに影響を与え粥状動脈硬化を作り出し、活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され、お肌や筋肉のハリを損ね、性格的にも悪い女性に見えるようになります。

果糖はそれ以上の猛毒になります。フルーツばかり食べていて美しくなれることはありません。フルーツのビタミンやミネラルは確かに健康や美容にはよいですが、昨今のフルーツは糖度が増されているばかりか農薬がてんこ盛りです。なのでできれば無農薬のフルーツをホールフードでうまく食べて、果糖液糖やHFCS(高フルクトース・コーンシロップ)は決してとらないようにしましょう。ジュースやお菓子などによく入っています。

牛乳や乳製品も美容の大敵です。牛乳は骨を強くする作用はなく、カルシウムは逆に失われマグネシウムは入ってきません。栄養価が高い食品だというのも間違いで、子牛にとっては育つための栄養やホルモンが含有していますが、これの人間が取るとむしろ「早熟」と「早老」をもたらします。つまり肌も老化していき癌化しやすく、ビタミンCを使ってしまいコラーゲンの合成にも減ってしまうのです

また、現在の牛乳はホルモン剤や抗生物質やワクチンを多量に使用されており、体にとって猛毒であり乳癌、結腸癌、前立腺癌、子宮癌、卵巣癌などの危険性が増します。特に三大乳業メーカーである明治と森永と雪印は、どんな商品をとっても日の打ちどころがないほどに最悪であり、昔から牛乳利権で人の健康をむしばんできました。美しくなりたい女性の方はこのような食品に手を出すのではなく、発酵食品や野菜、質の良い魚貝類や肉やごまや海草や豆類、玄米や七分つきの米などもうまく活用して、ぜひビューテフォーになってください♡

 
 

ホテルオークラ京都 桃李

 
 

(ホテルオークラ京都 桃李)

 
 
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, マクロビオティックが楽しい♪ | 4件のコメント

料理人中川善博による出汁巻き玉子の盛付け例

せっかく超一流の出汁巻き玉子を巻けるようになっても、盛付けがお粗末では美味しそうに見えませんし貧弱になります。
むそう塾生なら出汁巻き玉子の盛付けも「さすが!」と思えるように盛りつけましょう。
まずは正しいお手本を目に焼き付けるところからスタートしましょう。
どんなお料理の盛付けでもそうですが、一番アピールしたいのは何なのかをはっきりさせることが必要です。
自己主張ある盛付け。でも、全体のバランスを壊さない盛付け。
これって人間関係と同じですよね。
「なんとなく」では美味しいお料理も美しい盛付けも遠い世界です。

過去記事でも登場した中川さんの出汁巻き玉子の写真を集めてみましたので、じっくり眺めて違いを研究なさってください。
そして、ご多分にもれず、この盛付けはあっという間に盛られていることをお忘れなく。
①スピード、②お料理になるべく触れない、という盛付けのお約束事を守って、躍動感のある盛付けができるようになりましょう。

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック6

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック8

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック1

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック2

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック9

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック3

 
 

むそう塾 出汁巻き玉子の盛付け マクロビオティック5

 
 

出汁巻き玉子 中川善博 むそう塾 マクロビオティック料理教室

 
 

(中川式出汁巻き玉子の盛り付け例 料理&盛付け 陰陽京料人  中川善博)

 
 
カテゴリー: マクロビオティック京料理教室 むそう塾, マクロビオティックが楽しい♪ | 6件のコメント

ファッションとマクロビオティック 「魅せ場」「肌感」を意識しましょう

むそう塾は「マクロビオティック料理教室」となっていますが、教えるのはお料理だけではありません。
マクロビオティックの名のとおり、人生全般にわたって必要なことを一緒に考えて改善を目指しています。
その中の一つに服装も含まれます。
ファッションは個人の好みがあるので強制はしませんが、ちょっと変えるだけで氣の流れがググッと変わるような時には、なるべくアドバイスするようにしています。
すぐ変えて具体的変化を体験される陽性さんもいますが、なかなか変えられずに何年も経つ陰性さんもいます。

この季節になると毎年思うのが、タートルネックのセーターです。
首をすっぽり覆ってしまって、見るからに氣の流れが窮屈そうです。
タートルネックを着ている人に質問すると、「寒いから」というお返事が多いのですが、そんな時にはスカーフを使いましょう。
シルクやウールのスカーフはとても暖かくて、氣の流れを阻害しません。
この氣の流れを意識するところがマクロビオティックの特徴です。

中にはそんなもので氣の流れなんて阻害されないという方もいらっしゃるでしょうが、ファッションというのは自分だけのものではありません。
自分と関わってくださるみんなのおかげで自分の存在があるわけですから、周りの人たちに不快感を与えないのは当然のこととして、できればその人たちに良い氣をお届け出来る服装の方が理想的ですよね。
私はいつもそんな目と、着る人の陰陽を考えてアドバイスをしています。
ここには色の陰陽、素材の陰陽、デザインの陰陽などが含まれています。

たまたま見かけたMY LOHASの記事に次のようなものがありました。
【マイナス5キロ印象! 大人の着やせ3原則】20141113_landsend25

着痩せして見えるようにとの視点で書かれた記事ですが、この中に「魅せ場」として「肌感」というのが出てきます。
タートルネックはこの「魅せ場」も「肌感」もなくなってしまうのです。
着る人本位のファッションということになります。
なお、タートルネックを着てサマになるのは、よほどの美男美女だと心得ましょう。

*   *   *

<MY LOHASの記事より引用>

人気スタイリストが伝授! 着やせの極意
門脇さんによると、マイロハス世代が上手に着やせするコツは、なんと、「隠す」より「見せる」ことなのだとか。大人女性の着やせの3原則は、

<着やせ美人の3原則>

・ ウェストラインを隠さない
体型変化が如実に表れるのがウェストライン。隠そうとしてゆったりしたスカートを選んでしまうと、よりふっくら見えてしまうことも……。シルエットを隠しすぎず、ウェストラインを感じさせるボリュームのものを選ぶとよいでしょう。スカートやパンツなどのボトムは、適度にウェストにフィットするものをチョイスして。

・ 自分のカラダの「魅せ場」を把握
30代をすぎたら、自分のカラダの「魅せ場」を把握しておきましょう。
魅せ場とは、自分のなかで細く見える場所のこと。他人との比較ではなく、あくまで自分比較でチェック。首もとや手首、足首などがこれに当ります。
シャツのボタンを開けて首を見せる、袖をまくって手首を強調、クロップドパンツを選んで足首を見せるなど、上手に「肌感」を出していくのがスッキリ感UPのコツです。

・ ジュエリーでメリハリ効果をプラス
重ね着やニットで、全体的にコーデがもっさりしがちな秋に取りいれたいのが、トレンドのコスチュームジュエリー。大きめビジューのネックレスや、ボリューム感のあるコットンパールのイヤリングを全体のアクセントにします。ロングネックレスで上半身に艶をプラスするのもいいですね。メリハリが生まれて、締まって見えますよ。

だそう。

「大人女性こそ服のシルエットにはこだわって」と門脇さん。「ボディラインをいかにキレイに見せていくかが、着やせ美人の近道」だと教えてくださいました。

カテゴリー: むそう塾スタイル, マクロビオティックが楽しい♪ | 2件のコメント