桂剥き投稿2023   Saさん(139-1)

初投稿ですね がんばりましょう。
おそらくすぐにできるようになられるであろうとは予測はしておりましたが一回目からここまでできるとは思いませんでした お見事です。

何が素晴らしいのかって左手の使い方です 私とお約束した指の角度と回転方向に平行に回す手首の柔らかさです。 もうすでに「左手で剥く」ということを実感されかけていますね。
縦線が起こったり パイロンや逆パイロンになっていくのは面圧が大根にピッタリ同じ圧で当てられていないからです。
Air桂剥きで面圧の感覚を掴んでください。

大根を剥くときはご自分の視線が大根の側面に直角になるように構えて回してください。
大根が切れていく刃先の部分を凝視しないようにしましょう どうしても見たいでしょうが、ふわっとその辺をピンボケで見ておきます その時の刃が大根の細胞を切っていく「音」に耳をすませてください。

それから 今日一番拍手をおくりたいほど感動したのは 包丁砥ぎの途中でのあなたの包丁の「置き方」です もう全塾生に見てほしい瞬間です。
あなたはこれが自然にできるのですから もう私と同じレベルの料理人です。
あとは軽く反復練習をしてくだされば縦線も横線も消えていくでしょう。
「なぜ縦線ができるのか?」を追求していきましょう 私もいまだに追求しています。

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コメント

  1. ようちゃん より:

    中川さん

    ご指導ありがとうございます。
    中川さんと同じレベルなどとは!! あまりに恐れ多い事です。

    包丁の置き方は以前何度か妻に指摘注意された事がありました。それも中川さんの教えが妻経由で私に伝わったのだと思うと嬉しいです。

    桂むきの面圧を一定にするのが難しく、どうしたらいいか悩んでいましたが、わかりやすく教えていただきました。今晩早速やってみます。

    確かに左手の送りと、右手の包丁を上げる流タイミング、そして包丁の面圧が均一になった瞬間は気持ち良い音で全く自然に大根が剥けてゆくのがわかります。そのとっても気持ち良い瞬間を持続できるよう目指していきたいと思います。

    ありがとうございました。

    • nakagawa より:

      ようちゃんさん    コメントありがとうございます
      いえいえ本当です  すこしできる料理の数が違うだけでスピリッツは同じです。
      逆に数多く料理を知っていて作れてもスピリッツが汚い者は真の料理人とは認め難いのです。
      ご夫婦で雑音や破壊音のしないなめらかで涼やかな生活を送っておられるのだろうなぁと想像します。
      動画を見ていて Air桂剥きもリアル桂剥きも上げる下げるがすこし速いように思います。
      もっと焦らすようにじわ〜〜〜っと上げてじわ〜〜〜っと送ってください。
      これはAir桂剥きで練習してから 全く同じテンポで大根に臨むようにしましょう。

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