中川式玄米の炊き方指導」カテゴリーアーカイブ

今日の玄米御飯

みなさんこんばんは 美味しい玄米を食べていますか?
今夜も塾生の力作を皆さんと一緒に見て参りましょう。
先ずは東京のIwさん(2?17)です。

前回より随分楽しそうな玄米になっています。 同じデータなのに不思議ですね。
炊きあがりのつやはやっぱり蒸気のコントロールしかないです。
今回のは蒸らしをじっくりされて天地返しのときにたっぷりの蒸気を逃がしておられるのです。 寿司屋がすし飯を作るときに炊きたての米に酢を切り、あおぎながら蒸気を逃がすのを見られた事があると思います。 あれは余分な蒸気を逃がしながら米粒に艶を出しているのです。
それをイメージして天地返しをしてみてください。楽しみにしております。
次はTaさん(6?4)です。

400:500(100:125)ですから2合としては適正値の範囲内でしょうか。
引き続き旨そうに炊けていますねぇ。 あとは好みの問題です。
これからは気温が低く、身の回りがどんどん陰性になっていきますから、そんな陰性に負けない「うまいお焦げ」をコントロールしてみませんか?
あなたならできそうな気がします。 たまに最後の最後に火を数秒強めて焦げを作るとか教えているところがありますが、そのようにしてできた焦げは「美味しいお焦げ」ではありません。 美味しいお焦げは最初と真ん中の8分で作る物です。
興味があればやってみましょう。
次は千葉県のFuさん(5?7)です。
昨日のFuさんはご主人様です。奥様は100:120で炊かれています。

さすがは奥様で手慣れておられます。 増水したぶんのふうわり感がちゃんと出て甘みも出ていますね。 これは旨かったのではないでしょうか?
次回はもう少しだけ水を増やして攻撃的加圧をもう少しヘビーに、蒸らし時の保温をしっかりととってください。 ふたを開けるときに残りの圧を強制的に捨てるくらい保温ができていればピカピカもっちりふうわりが実現するでしょう。
次はMiさん(6?6)です。

水110%で炊かれましたが、少し硬かったのだということです。
確かにすこし硬そうです。 全体に火加減が平たいですね。
メリハリを付けて玄米がほんの少し破裂するくらいで炊いてみてください。
そして蒸らし時の保温も忘れずに行ってください。
次の投稿をお待ちしております。
美味しい玄米ご飯を炊くために迷いをなくす必要があるのなら
どうしたら迷いがなくなるのか?
迷ってる人が居られるようです。
どうしたらよいのか? 簡単な方法を一つ。
「のめり込むこと」です。 簡単でしょ?
人間は火の前では真摯でいなければなりません。
獣と人間の違いは火を使うか火から逃げるかです。
よそ見をしながら、違う事を考えながらでは
火は言う事を聞いてくれません。

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今日の玄米御飯

みなさん こんばんは 美味しい玄米を食べていますか?
今夜の投稿は男性がお一人でした。 がんばれ女性陣!
ではFuさんの作品を皆さんと見て参りましょう。
ミニロイヤルで3合の米を水110%で炊かれています。

前回硬すぎるようなので浸水時間を延ばすようにアドバイス
差し上げました。そこで今回は1時間足して3時間浸水です。
でも召し上がった感想はまだ硬いという事でした。
天気は雨がシトシト降る肌寒い日の午前です。
そんな陰性な天気がそのまま鍋に反映されてしまったかの
ような仕上がりです。
ご主人様もこれで2回投稿されてだいぶ慣れてこられたと
思いますので、次回はもっとオトコメシを炊いてください。
メリハリを付けて男らしく! を目指してみてください。
男性マクロビオティック実践者、応援しております。
ミニロイヤルの2.5リットルをお使いの他の塾生の作品や
コメントを是非とも参考になさってください。

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今日の玄米御飯

みなさん こんばんは 美味しい玄米を食べていますか?
今夜も塾生さんから投稿された作品を皆さんと見て参りましょう。
先ずは京都のMeさん(1?2)です。
昨日半量で炊いてみた元の3合を炊いたときの画像です。

普段二合炊かれてるのですが三合炊いたときの食味向上に気づかれ
ました。 よくふくれています。 愛用のシラルガンですが、
>>土曜日にパッキンや他の消耗品を交換して,お鍋も磨いたら
>>ちゃんと応えてくれているようです。
>>先日のむそう塾のおかげです。
>>ありがとうございます。
これですよね。 道具、ギア、ガジェット、愛用するものは
メンテをしてやればいつまでも新品時の性能をキープできます
し、逆に使い勝手がよくなっていくものです。
磨いてメンテして性能を100%発揮できるようにしておいて
初めて炊く人の良い波動を玄米に伝えられるのです。
Meさんの残りの課題は「ワイルドさ」ですね。
次は兵庫県のYaさん(3?4)です。

米2合に水390ですからほぼ同割り。 同割りでここまでもっちり
炊けているのはやはり新品のパッキンのおかげでしょう。
硬い目がお好みでしたらこのままで良いですが、水をあと
30足して420で炊いてみてはいかがでしょうか。
寒い日は特に蒸らしの保温をしっかりしてくださいね。
次は東京のIwさん(4?4)です。
前回のコシヒカリからササニシキにかえられました。
ドンピシャではないでしょうか? 旨そうです。

あとはお好みで微調整するだけです。 
皆が喜べる炊きあがりを見つけてください。  おつかれさまです。
次は岐阜のYaさん(4?6)です。

玄米を3カップから4カップに増やすと相対的に柔らかくなります。
それが4カップのほうが硬く感じるのは他の条件が同じに揃えられて
居なかったのです。 必ず原因があります。
中心は柔らかく炊けていたのでしたら浸水時間は増やしてはいけま
せん。 増やすなら水を少し増やしてください。
真の原因は案外火加減が同じになっていなかったとかかも知れませ
んね。 1カップ増やしたことを身体が無意識のうちに感じていて
火加減を微妙に強めた。ということは無かったでしょうか?
いずれにしても繊細ですよね。 これが楽しいのです。
京都の紅葉がピークを迎えてきました。 
週末はなかがわも込み合ってしまいます。
ご来店のご予定がある方は なるべくお早い目に
お越しくださいませ。

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今日の玄米投稿

みなさん こんばんは 美味しい玄米を食べていますか?
今夜も塾生の力作を皆さんと見て参りましょう。
先ずは東京のIwさん(2?17)です。

たしかに水が多いですね。 行き場を失った水が蒸らしの保温効果で
米に鋳込められています。 
ササニシキだから光らないとうことは絶対にありません。
蒸気のコントロールができればつやつやになります。
ですから柔らかい玄米がお好みのご主人の嗜好にあったのでしょう。
>>夫に褒めてもらえるのは嬉しいですが、中川さんにOKの貰える
>>炊飯がしたいです。
Iwさんは間違った考えをしておられますね。 私がOKを出した玄米を
ご主人が「まずい」と言われたらどうするのですか? 
それでも私のOKを優先されますか? 私はIwさんと一緒に住んでいる
わけではありません。 自分を含めた家族が美味しければそれが正解
です。  良かったじゃないですか。
ご主人が旨いといわれたら飛び上がって喜んでくださいね。
次は女性の伸び盛りNiさん(3?3)です。
今回は少し悩みある玄米が出来上がってしまいましたね。

やはり米は朝炊いたほうがよくエキスパンドしますね。
なぜだかはわかりますね? おもしろいですねぇ。
米の産地と自分の縁の話を実感してくださったようですね。
身土不二という言葉を聞かれたことがあると思います。
大事なことです。
次は神奈川のNaさん(6?5)です。

うーーん、まだどうしてもコワメシになりますねぇ。
古米とはいえこれだけ水を増やしていればもっと破裂した柔らかい
飯になるはずなのですが。
最初の火加減や蒸気の管理が見えないので確信はもてませんが、
ひょっとしてNaさんのシラルガンはパッキンを交換してこの炊き
あがりですから「故障」しているかもしれません。
一度オーバーホールに出されてはいかがでしょうか?
炊く人の精神状態を映し出すのが玄米なのですが、ここまで
コワメシになるほどNaさんの気持ちは強ばっているのでしょうか?
上記2点のどちらかだと思われます。 よーーく観察してください。
次は大阪のHoさん(6?9)です。

この画像は旨く炊けた夕飯用玄米ではなくその翌朝の玄米です。
昨夜の炊きあがりが口に残っていますから自然と厳しくなりますが
すこし口当たりが硬かったそうです。 
比較的な話ですが、やはり浸水時間が不足していますね。
前夜のものに比べてです。
ご自分で心のどこかで「浸水時間が足りないぞー」と思っておられた
のですね。 無意識のうちに火を強めることを選んでしまって焦げが
できたのでしょう。 最初の8分に火を強めるのは良いのですが、
中後半に強めると蒸気の消失や焦げを招きます。
前半と後半のめりはりをつければもっちり炊けます。
蒸気のコントロールがうまくいくとつやつやになります。
朝炊くときのご自分の状態を思い出してください。 鍋に集中できて
居ましたか? 他の料理や洗濯物やテレビニュースに気を取られてい
ませんでしたか? 
朝は思ったより寒くて水温が低いものです。
次は京都のMeさん(1?2)です。
今回はあえて1.5合という少量を旨く炊く実験をされました。
よいですねぇ。 実験してください 楽しんでください。

ふっくらしてみずみずしいと表現されていますが、おひつに移して
20分たったのにこの水気は完全に水が多すぎですね。
米に鋳込まれることなく米の表面に絡まったままになっている状態です。
もう少し前半と中盤の火を強めると良いでしょう。 水を減らさずにこの
絡まった水をどこへやるか?という課題です。
※昨日三合の画像は届いておりませんでしたが。
次は鳥取のSaさん(5?3)です。

完全に水が多いですね。 行き場を失った水が米に絡んでいます。
水っぽい味がするはずです。
蒸らし時の保温が足りなかったのでしょうか?
全体の加熱が足りないこともあるでしょう。
次はこの水をどこにやるか?に注意して炊いてみてください。
暖かかったり寒かったりと気温が日経平均のように乱高下していますが
間違いなく冬に向かっています。 景気の冬はごめんですが。
朝どなたも忙しいと思いますが もっと「主食を炊くんだ。命の素だ」
という意識を持ってどっしり落ち着いて炊飯してください。
それだけでもうんと美味しくなるものです。

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今日の玄米投稿

みなさん こんばんは。 美味しい玄米を食べていますか?
今夜も投稿くださった玄米画像をみなさんと見て参りましょう。
今夜はお一人です。 しかも男性です。
Taさん(6?4)です。 大学生の彼はミニロイヤルを買い込んで
平和から乗り換えられました。
前回の投稿で私は、
「旨そうだけどすこし硬い目なので、このまま2合
を3合に変えてすべてを1.5倍にして炊いてみてください。」
と助言しました。

そして今回の投稿です。 
前回よりも柔らかく旨そうに炊けています。
しかもメールには なぜ柔らかく美味しくなったのでしょう?」
ではなく、
彼が完璧に結果を理解している文が書いてありました。
(あえて書きません。みなさん考えてくださいね)
私は本当に嬉しかったです。 「居た!」と思いました。
彼はこれから水と火と蒸気を操れる男になるでしょう。
もし料理人になればたいした奴になると思います。
大学を出て何の職業に就かれるのか私にはわかりませんが、
何屋さんになっても確かな判断力と無双理論が彼の行く手を
照らしてくれるでしょう。
そう思いました。
画像の評価になってませんでしたね。 
ごめんなさい。
出会いというのはこういうもんです。 
だから人間は面白い。
また明晩。

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