京料理人が作る「菜の花のからし浸け」が絶品!

菜の花のからし浸け マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(菜の花のからし浸け 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

玄米稲荷寿司講座のお昼ごはんに出された「菜の花のからし浸け」。
すでに上級幸せコースで習った人たちばかりですが、茹で加減が違っていたなんて声が聞こえてきました。あれれ?
この菜の花は授業で使用した菜の花の種類とは少し違って、昔からある京都の菜の花なんだそうです。
ちょっとクルクルッと丸みがあって、愛らしい菜の花でした。

それにしてもこの「菜の花のからし浸け」は、毎日食べても飽きない美味しさですね。
お口に含んだ時に、じゅわ〜っと出てくるお汁の味がたまりません。
私は京都の菜の花を知ってから、関東の菜の花を一切買うことがなくなりました。
それほど京都の菜の花はやわらかくて美味しいです。
お吸い物にも、お味噌汁にも、麺類にも、炒めものにも、揚げ物にも、もう何に使っても美味しい菜の花。
私は京都の菜の花ラブです(^^)

ちなみに、京都では「菜花」と書いて「なのはな」と読むのだそうな。

 
 

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第227次「むそう塾 パスポート取得者」を発表します

<第227次 むそう塾 パスポート取得者>

It(94-2)さん

<寸評>

◆中川善博より
とうとう炊けるようになりましたね。
今日の作品はこの米をおいしく食べたいという素直な気持ちがよく載っていました。
素晴らしい作品でした。
あっちこっちブレずに正しい主食を一途にまず100日食べ続けてください。
そこから本当の健康が始まります。お楽しみに。
おめでとうございます。

◆マクロ美風より
やれやれ。やっとパスポートを取得されましたね。
あなたは最初から勘違いをされることが多かったので、パスポートまで難航すると思っていました。
これはあなたの特徴なので、今後はそれを踏まえて、念には念を入れて確実に完全コピーする形で炊飯をなさってください。
費やした時間は無駄ではありません。
あなたの学びが深くなって、他の人より経験をたくさんされました。
今後はこの経験を生かして、誰よりも美味しい玄米ご飯を召し上がる日を多くしましょう。
多くの情報に惑わされず、一歩一歩ご自分の体で確かめながら前に進んでくださいね。
おめでとうございます。

 
 

マクロビオティック京料理教室 塾生作品の玄米ご飯

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯)

【関連記事】
「マクロビオティック京料理教室  むそう塾」の玄米炊飯指導の過去記事はこちら、パスポート取得者発表の過去記事はこちらのカテゴリーからご覧いただけます。

 
 

【これから開催予定の講座一覧 最新版】


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天然わらで発酵させた本物の味「吟醸ふくふく納豆」

息子が京都から帰って、冷蔵庫をのぞいたら、あれれ? 封を切った納豆が残っていました。
食べさせてあげれば良かった〜。。。

吟醸ふくふく納豆1 発酵食品

 
 

吟醸ふくふく納豆 株式会社フクダ)

吟醸ふくふく納豆2 発酵食品

 
 

この納豆、本当に美味しいんです。
というより、本物なんです。
一般的にスーパーなどで売られている納豆は、発酵の工程が違うため、本当の納豆の味がしません。
でも、この納豆は、昔から納豆を自宅で作っていた匂いそのままで、糸引き状態も天然そのものなんです。
北海道の十勝で育った私にとっては、納豆は故郷の味であり、母の味でもあります。
皆さんにも本物の発酵食品を召し上がってほしいな。

色々なタイプがありますが、私は「吟醸ふくふく納豆」が好きです。
フクダさんのサイトを読むだけでも、発酵の勉強になりますよ。
きっとむそう塾生なら、「糠床と同じだなあ」と思われることでしょうね。
そうなんです。中川式糠床も納豆も発酵の世界ですから、同じように考えれば良いのです。

ということで、納豆の入っていた藁を捨てるときは、厳重に密閉して糠床の近くには捨てないでくださいね。
それから、納豆を触った手で糠床を混ぜないこと。
中川さんは納豆が大好きだそうですが、糠床のために我慢しているそうです。
皆さんの大切な糠床をお預かりしているのでね。

 
 

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中川式糠床の今(産膜酵母がびっしり!)

桜の花が咲き始める気温になると、中川さんは日々糠床の管理に大忙しです。
気温や湿度や気圧、そして気象の変化を読みながら、糠床はどうして欲しいのかを考えます。
「自分が」ではなく、「糠床が」というところが糠漬け成功のポイントです。
ここを100%守れれば糠漬けは健気に頑張ってくれて、実に美味しい糠漬けが漬け上がるのですが、どうしても自分本位になってしまう人がほとんどです。

しかし糠床の乳酸菌は赤子と同じで、小さくてか弱い生き物です。
しかももっともっと繊細な微生物の世界の生き物です。
その世界のことに思いを馳せられればいいのですが、現代人は菌を悪者にしてしまいがちです。
それは頭で偏った情報を得てしまったからです。
しかし、頭も情報も無縁の赤子や菌は、自然界と仲良く共存する術を知っています。
その共存できる環境を整えてあげれば、糠床は元気に働いてくれます。

中川式糠漬けを漬けることは、自分が自然界といかに共存できるかを問い直してくれる作業でもあります。
頭ばかり働かせて来た現代人にとって、糠漬けを自分で漬けて食べることは、食だけでなく、人生を見直すことだと考えています。

中川式糠床の予約者には、4月下旬にお届け予定でおりますが、ただいま樽の中はこんな状態になっています。
一面が真っ白!
この産膜酵母がこれから旨味に変わって行きます。

 
 

中川式糠床2 2016.3.22

 
 

(中川式糠床 丸一日混ぜなかった状態 2016.3.22撮影)

ちょっとほじくってみると、イキイキした糠が顔を出します。
その下にはお野菜がのぞいていますね。

 
 

中川式糠床1 2016.3.22

 
 

このお野菜を「じゃい安DIRECT」としてお送りしています。
どんどん美味しく漬かって来ますので、これから糠漬けを習う方も含めて、ご希望の方はこちらの記事を参考にご注文なさってください。
予め中川式糠漬けのお味を舌に覚えさせておくと、無駄な失敗を防げる効果もありますよ。

 
 

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「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」を終えて

昨日は「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」を開催しました。
遠方からもご参加くださいました34名の皆様、ありがとうございました。
この講座は1月と2月に開催された「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」「マクロビオティックの陰陽実験と個人別食べ方講座」追加開催の各論編になります。
最新の情報を織り込んで、現在の混乱したマクロビオティックの食べ方を是正して、個々人の食べ誤りを解消することを目的とし、食べ方の統一見解を共有するために開催しました。

今の時代は情報はいっぱい入って来るのですが、それを整理して安心できる結論を得るのが難しい面があります。
そんな時、マクロビオティックの陰陽で考えてみたら、すぐ答えの出るものがゴロゴロあります。
悩む以前に解決してしまうものもありますし、妥協点を探るものもあります。
そんなふうに、陰陽の視点は間違いなく人生をわかりやすくしますし、希望が持てる思考を生み出すことが可能です。

昨日は「食べ方とは生き方である」ということを冒頭に申し上げました。
何を食べるか、何を選ぶかということは、すなわち生き方そのものなのです。
その生き方にきちんと向き合うことなくして、お料理だけ作っても片肺飛行になります。
その辺のところを中心にお話をしました。

それからもう一つ、「自分の周りの存在すべてに意味がある」というお話もしました。
実は昨日、このお話を一番聞いてほしい人は欠席されました。
私は彼女の目を見つめてこのお話をしておきたかったのですが、それが叶わずとても残念でした。
物事がうまくいかない時、人はもがき苦しみ悩みますが、ふと、自分の周りに存在する人や環境すべてに意味があるという視点に立つと、この苦しみや悩みはどういう意味を持つのだろうか?と思い直すことが出来ます。

それが出来ると、自分の中に反省すべきことがあったり、不満ばかり口にしていたり、誰かのせいにしていたりする自分を知ってしまうことでしょう。
人は誰しも弱さを抱えているし、完璧ではないし、もろい面があります。
しかし、周りに存在するすべてのことに意味を見出す視点がもてると、感謝の気持ちが溢れたり、落とし所が見つかったり、希望が持てたりするようになります。

私自身もこのことを日々意識しながら、常に足元を見ながら一歩一歩進んでいるところです。
人は他者と関わり合いながら生きて行くのですから、自分の思うように行かないことは当然です。
でも、その中で少しでも氣の流れを良くして、陽の氣を増やした生き方ができれば、思うように行くことが増えます。
今まで意識されなかったかも知れませんが、氣の流れを遮らない生き方は、つまるところ健康に近づくことでもあり、人生を深いところで充実させる生き方につながります。

こんなことを中川さんや麗可スタッフを含めた37名で共有できたことは、私にとっても大変嬉しいことでした。
人はどんな立場に置かれても、その中で強く生き抜ける能力を持っています。
もしそれが出来ない時は、まだその能力を使っていないか、知らないだけです。
これからは、そんな能力とともに、もう一段上の人生を歩んでみましょう。

皆さんの笑顔は私の宝物です。
一緒に笑顔で「食べ方は生き方」を愉しみましょう。

講座の様子は中川さんのブログでまとめられています。
「最新のマクロビオティック食べ方講座 上級編」3月21日

 
 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾

 
 

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2016/3/21)

 
 

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