たくさんお料理を習っているはずなのに、作りたいお料理が浮かばず困っている塾生さんがいました。
そういう人は大抵「体の声」を聴き逃しています。
体の声を大事にしていると、四季のある日本では、その季節に食べたいものがなんとなく浮かんでくるはずです。
昨日の食事が動物性だったから、今日は野菜をいっぱい食べようとか、お昼に食べすぎたから今夜は麺類にしようというようなことも、体の声を反映しています。
しかし、単純に「今夜は何を作ろうかな?」「明日のお弁当のおかずは何にしようかな?」というときには、作れるお料理のリストがあると便利ですよね。
幸いにむそう塾生さんの場合は、習ったお料理一覧の記事がありますから、ここからご自分が習ったお料理を振り分けていけばよいのです。
整理上手な塾生さんは、すでにそれをPDF化して、いつでもスッと取り出せるようにしています。
それがまだ出来ていない人は、ザックリと春夏秋冬に分けて、可視化しておくのがオススメです。
習ったけれど案外作りそびれているお料理もあったりしますから、この際、整理されるといいですね。
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【むそう塾で京料理人中川善博が教えた陰陽料理名一覧】という記事がありますから、そこからご自分が習ったお料理を季節ごとに振り分けます。
あとは、それを可視化して壁に貼っておくと、一目瞭然で便利です。
私は昔、コクヨの集計用紙が大好きで、計画を立てるときも、結果を記入するときも、そのB4の集計用紙に記入していました。
今はエクセルがあるので、簡単に作れますが、それでもプリントアウトして、いつでも目に触れるようにしておいた方が便利です。
壁に傷をつけたくない場合は、コルクのボードを掛けて、それにプリントアウトした用紙を貼るといいですね。
iPhoneの中にあるからいいや、パソコンの中にあるからいいや、という人もおられるでしょうが、常に目に触れる状態のほうが陽性なので、実行力が上がります。
画像はこちらのサイトからお借りしました。
厚みがあるのでいいですね。